フォト
無料ブログはココログ

カテゴリー「野の草や木」の記事

2017年11月19日 (日)

ラクウショウの紅葉とメタセコイヤの雄花@神代植物公園

ラクウショウが色づいてます。

Img_7207


赤というよりは茶色。

色づく木はたくさんあれど、なんでラクウショウが気になるんでしょう。

そうかわかったぞ。

杉は針葉樹で、冬でも葉は緑。

略せば、杉は緑。

もう頭に刷り込まれて寸分の揺るぎもない。

赤くなってるのも見たことありますが、枯れた木です。

その常識を打ち破っているので晩秋になるとラクウショウの紅葉に胸の内が騒ぐんだ。

ススキがいい塩梅のアクセントになってます。

右奥の青いのはメタセコイヤ。

行ってみましょう。

Img_7150

ラクウショウよりも遅れて紅葉します。

何やら盛大に下がってます。

ちょうど出会った花仲間が「これが雄花」

なんども通ってるのに気づいてませんでした。

「雄花の先に雌花がつくんですよ」

「じゃあ探してみよう」

残念ながら手が届かないので近くで見られません。

結局、雌花は発見できず。

帰りがけに、なんでも知ってるボランティアさんに「雄花を間近で見たい」と相談。

針葉樹林に連れてってくれました。

雄花が落ちてます。

でも雌花らしきものはわからずじまい。

帰って調べると、雄花と言ってたのは雄花序。

年が明けて早春に開花するそうです。

まだつぼみなのね。

雌花もそのころに見られるようです。

ただし緑色で全く目立たない。

探せるかなあ。

高い梢にしかつかないと書いてあるのもありました。

そしたらなおさら無理。

一応、早春に探してみましょう。


Img_7206

毎年この時期にも花をつけるシャクナゲ。

花数は少ないですが二季咲きになってるようです。


Img_7148

花をつけてるツツジもありました。

ヤマツツジもポツポツと。

ツツジ科は二度咲きの性質があるんでしょうか。


2017年11月18日 (土)

おばちゃんたちとギンナン拾い@野川公園

おばちゃんがギンナンを拾ってます。

すでに大きいレジ袋にいっぱい。

Img_7255

「そんなに拾ってどうするの〜」

「友達にもあげるの。グリーンも鮮やかでおいしいのよ。買ってくるのとは全然味が違うの」

「へー、新鮮なのはおいしいんだ。でも殻を割るのが面倒」

「百均にあるわよ、割るのが。封筒に入れてレンジでチンしてもいいけど」

「そんな道具があるんだ。じゃあ簡単だね」

おばちゃんたち、ここに拾いにくるのは3度目。

毎年、来てるそう。

「じゃあオレも少し拾ってくかな」

「かぶれるわよ。これ使いなさい」

ビニールの手袋を貸してくれました。


Img_7257

まだまだたくさん落ちてます。

葉が緑の木を見ると、こんなに実がついてます。

「上の方のは粒が小さいそうよ」

よく知ってます。

私は20個ほど採取。

帰宅して果肉を洗い流し、タネを新聞紙に広げて天日干し。

3日くらい干せばいいそうです。

粒は市販のものより小さい。

あとはギンナン割りを百均で買ってくるだけ。

週明けには食べる予定。

市販品とどれだけ違うのか楽しみ。


Img_7253

ノササゲのサヤが割れてタネが顔を出していました。

落ち着いたブルーに深みがあります。

さやの薄紫との対比も面白い。


Img_7244

自然観察園入口の黄葉。

カエデが色づく前の黄葉は何色あるんでしょうか。

木によって少しずつ色合いが異なる。

そんな変化を見てるだけでも飽きません。


2017年11月16日 (木)

花弁はどこだ?ヤマトリカブトを解剖@神代植物公園

♬ いけない娘だと 噂されてもいい  (「青い果実」 作詞千家和也)

ヤマトリカブトは全草が毒なのは衆知のこと。

口に持っていかなくても素手で触るのはやめたほうがいい。

傷でもあったら大変です。

Img_7145

ヤマトリカブトの花は見てますが、外から見えるのはがく片。

花弁は隠れていて見えない。

タツノオトシゴみたいなクルッと巻いたのが2つあるという。

隠されると暴きたくなるのが人の常。

咲いてたあたりを見ると花が落ちてます。

しめしめ。

拾ってがく片の衣を剥ぎとります。

「アレーッ」なんて叫ばないでおとなしく身を任せます。

なるほど、タツノオトシゴ様のものがあらわれました。

薄緑色で頂部から出てるのが距。

ここに蜜をたっぷりと貯めてます。

マルハナバチはここまでストローを突っ込んで蜜を吸う。


Img_6917

これがいわゆる花です。

参考までに。


Img_7173

こちらの皇帝ダリアも見ごろを迎えてます。

はぎ園の少し入ったところですので見逃さないように。


2017年11月15日 (水)

植物ランプ展・新作もあるでよ@神代植物公園

年間パスポートを見せるなり、係のおばちゃんが「植物ランプ展、始まったわよ。びっくりするのがたくさんあるから」

私もそれがお目当てです。

そりゃ楽しみだ。

みんなに人気の「植物ランプ展・自然からの贈り物」〜biolamp〜が始まりました。

今年で3回目かな。

すっかり人気展示の1つになってます。

一応はラクウショウの紅葉なども確かめてから植物会館へ。

Img_7201

室内の照明を落としてランプの光を浮かび上がらせてます。

赤紫の不思議な色合いです。

ローゼルだそうです。

切符売り場のお兄ちゃんがいたので訊ねると「切り花なんかに使います」とのこと。

フヨウ属なので似たような花かな。

壁に吊るしてるのはフウセンカズラでしょうか。

Img_7180_2


ちょっとユーモラスな作品。

ホオズキの皮の筋を残して実にランプを仕込んでます。

モグラの素材はなんでしょう。

Img_7181


チャン・イー・モウ(張芸謀)監督が好みそうな落ち着いた赤。

コン・リー(鞏俐)主演「紅夢」の提灯がこんな紅でした。

あるいは鈴木清順監督「東京流れ者」の赤ちょうちん。

「流れ者にゃ、女はいらねえ」と松原智恵子を振り切って渡哲也が去っていく場面。

雪に赤でした。

Img_7185

これの素材は見当もつきませんでした。

クレマチスでした。

そういやあ、こんな綿毛がついてたっけ。

まだまだたくさん展示されてます。

もう1回くらい紹介するかもしれません。

去年まではいろんな貝を使ったランプもありましたが、今年は植物だけです。

19日(日)には「ほおずきランプ工作教室」があるけど、14日段階でまだ締め切ってませんでした。

作者の村木博介さんが教えてくれます。


2017年11月14日 (火)

アオギリの実はおいしいらしい@神代植物公園

おばちゃんグループが落ち葉をかき分けては、何かを拾って食べてます。

はて?

「何してるんですか」

「エノキの実を探してるの。干し柿みたいで甘いの」

私もマネして拾って口に入れてみましたが、おいしくはなかったな。

しなび過ぎてたんでしょう。

ちょっと面白そうな観察グループだね、ついて行ってみよう。

Img_7087

一行が向かったのはアオギリの下。

やっぱり落ち葉をかき分けて探してます。

時期が遅すぎるのか、見つからない。

葉のようなものの端っこにタネがついています。

葉ではなくて実を包んでいた袋果の皮。

心皮というようです。

袋状になっていたのが裂けて風に乗ってひらひらと飛んでいく。

実は炒って食べる。

薬にもしてるから体にいいんでしょう。

戦時中はコーヒーの代用にもしてた。

タンポポもコーヒーがわりにしたというけど、きっとおいしくないんでしょう。

怪しまれるといけないので追尾はこのへんでやめました。


Img_7042

クイーン・エリザベス。

殿堂入りの名花です。

エリザベス女王の戴冠にちなんで1952年に名付けられた。

当時、女王は26歳。

この気品ある桃色がぴったりです。


2017年11月12日 (日)

金色じゅうたん踏みしめて・・@野川公園

日当たりのいい木は黄葉も峠を越えてかなり落葉してます。

Img_7109


おそらく土曜日未明の強風でもっとじゅうたんが厚くなっていることでしょう。

毎年、ここでイチョウの黄葉狩りは済ませてしまいます。

真冬になるまで落ち葉かきをしないので、あたり一面が黄色く輝く。

イチョウは多くの神社仏閣に植えらえてます。

防火樹の役目を果たしてるんですね。

関東大震災の時に浅草の観音様が残ったのはイチョウが防いでくれたためとか。

そういえば落ち葉を踏みしめてもケヤキなどと違ってカサコソ音がしません。

湿ってる感じです。


Img_7103

葉が梅ににてるのでツルウメモドキ。

茶色いのがやがて赤くなるのかと見てたが、茶色いのは果皮。

皮がむけると赤い仮種皮に包まれたタネが出てくる。

マユミ、ツリバナもそうでした。

ニシキギ科の特徴だそうです。

桜の木のてっぺんまで絡み合ってます。

Img_7096

気が付いたときはいつも時期を過ぎてる。

シロダモの花です。

クスノキ科ですので全体に香りがあります。


Img_7114

お隣の武蔵野の森公園。

丘に上がって飛行機の離発着をのんびりながめます。

プロペラ機が離陸しました。

2時過ぎだったので伊豆諸島の新島行きの便でしょうか。

大島1日3便で新島4便、神津島、三宅島各3便。

けっこう多いんです。

事故原因が解明されてないので遊覧飛行はまだ行われてません。


2017年11月11日 (土)

小さなペチコート開いたよ・原種の水仙が2種類@神代植物公園

この時期に咲いてくれるのはとってもうれしい。

ペチコートなんて映画でしか見たことありませんが、そんなふうではあります。

原種の水仙です。

Img_7131

スイセンの原種はイベリア半島から北アフリカの原産ですが、これはモロッコ。

ナルキッスス・カンタブリクス。

花は白ですが、顔を見てみようと下からあおったのでシベの黄色が反射してます。

ペチコートとタイトルで謳うんだったら、もっと横からのショットがふさわしかったかな。

ペチコート水仙として園芸店で売られてるのはナルキッスス・バルボコディウム。

黄色いペチコートです。


Img_7122

こちらは原種交配種のオータムジュエル。

原種の片方は緑色の花だそうです。

日本にスイセンがやってきたのは平安末から室町時代。

中国で水にある仙人と崇められていたのを僧侶が持ち帰ったのでしょうか。

なので学名には中国が入ってます。Narcissus tazetta var. chinensis。

しゃがみこんで写していたら、おばちゃんが寄ってきて「あら、かわいい」

うれしそうにスマホでたくさん写してました。

Img_7137

陽だまりに行ったらシナレンギョウの黄色い花が。

(シナだよね、チョウセンじゃなさそう)

ここのは早咲きで、年が明けるとのぞきに行ってたんですが11月でも咲いてるんですね。

間違って咲いてないかとロウバイも見に行ったんですが、さすがにまだでした。


2017年11月10日 (金)

約6400万年前から生きてる?マルバノキ@植物多様性センター

6400万年前には姿を現していないでしょうが、第三紀(6430万年前〜260万年前)の樹種というから260万年前には地球上に登場してたってこと?

大陸も今の形ではなくてヒマラヤやアルプスが形成された時期。

今の動物や植物の先祖がようやく登場して地球もにぎやかになった。

何ちゅう昔でしょう。

何回かの氷河期も生き残った。

Img_7024

マルバノキが面白い花をつけてます。

手足がたくさんあるように見えるのは2個の花が背中合わせについてる。

ドクダミの匂いがするそうです。

いつ見てもユニーク。

マンサク科マルバノキ属で1属1種。

仲間は存在してないということです。

最終氷期(7万年前〜1万年前)にも耐えて生き残った。

そのため岐阜、広島、高知、岡山など限られた地域にしか分布してません。

落葉する頃に花を咲かせ、春になってから果実、種子を成長させる。

むやみな争いを避けて競争相手のいない時期に花をつけるのも長寿の秘訣なんでしょう。

Img_7077

千葉から静岡の太平洋岸や伊豆諸島に分布するイソギク。

舌状花はありません。

キクの匂いが強いです。


Img_7080

スズメウリの実。

だんだん白くなっていきます。

食べた人の報告によるとほのかに甘いらしいが、タネがたくさん入ってるので食用には不向き。

良い子は口に入れないほうがいいでしょう。

しなびているのは野バラの実です。


2017年11月 8日 (水)

ムラサキセンブリ見頃です@神代植物公園

これが咲くと、今年の山野草の花はおしまいです。

寂しいな。齢を重ねるごとにつのってます。

でもひと月もすればロウバイが甘く誘い、年が開ければセツブンソウだ、ウメだと気分も華やぐ。

少しの辛抱です。

Img_7051

今年は花つきがいいようです。

うまくすれば10個以上の花をつけてくれそう。

近くにセンブリもあったんですが見当たりません。

消えちゃったのかも。

日当たりがよくないのが原因かな。

ムラサキセンブリは、センブリに比べて薬効が少ない。

葉をかじってもそんなに苦くないようです。

花弁は普通は5裂。


Img_7055

隣の丈の低いのをみたら4裂のがありました。

↑(間違いです。写した角度でそう見えただけでした)。

4〜7裂のがあるんだって。

雄しべも避けた数に合わせてる。


Img_7008

イチゴノキ。

赤くなった実と花の両方が見られます。

アカイミハつい口に入れたくなるが、うまいもんじゃありません。

味がしない以前にブツブツのタネが気になってしまう。

「何科なの。バラ科じゃないよね」

いちごはバラ科と知ってる人から聞かれましたが答えられません。

ツツジ科でした。


Img_7050

フウセントウワタ。

上の方に白い小さな花も写ってます。

なんとなく気になるので、ついつい掲載。

2017年11月 6日 (月)

マユミのタネが真っ赤っか@野川公園

♬ 夕焼け空がマッカッカ マユミのタネも真っ赤っか ざんすざんすでさいざんす。

えー、頭が昭和中期になってまして三橋美智也とトニー谷が同居してるざんす。

若い人はユーチューブでトニー谷を見たらぶっ飛ぶよ。

「おそ松くん」のイヤミはトニー谷をイメージしたもの。

興味湧いたでしょ。

と、マクラにならないマクラを振っておいてマユミの実です。

Img_6998

ことしはドングリ類が豊作のようですがマユミの実もぎっしり。

ニシキギ科だとどうしてもツリバナになってしまうんですが、マユミのタネの赤も鮮やか。

包んでいる皮の色がくすんでて気にとめてこなかった。

しげしげとながめてみたらさくらんぼみたいなまっ赤。

こりゃ絵になるとタネが飛び出してるのを狙ってみました。

赤いのは仮種皮。

仮ですが剥くと白いタネが出てきます。

でもマユミには毒があるので気をつけてね。

シラミ駆除などに用いたそうです。

戦後は頭にDDTの白い粉をぶっかけられてましたけどね。

今じゃDDTは使用禁止です。

Img_6986

ずっと地味になってカンアオイの花。

多摩の名を冠したタマノカンアオイの花は遅れて春になります。

カンアオイには多摩の他に天城、鈴鹿、都、越、陸奥など地方名を冠したものが多い。

地方ごとの種の分化が著しいためです。

これはカンアオイ類の分布拡大能力が低いために、それぞれに独自に進化したことによる。

ある調査によると拡大能力は1年に50㎝。

1万年でもわずかに1〜5㎞。

これじゃ広がらないよね。


Img_7002


イチョウ林の色づきはこんな状態です。

来週くらいには金色の小さき鳥たちが足元も染めてくれるでしょう。

より以前の記事一覧

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30