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カテゴリー「野の草や木」の記事

2018年6月19日 (火)

ちゃんと透けてますスカシユリ@植物多様性センター

上から見ると葉の緑が透けて見えます。

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海岸の崖などで見られるスカシユリ。

風に耐えるために草丈は30㌢ほどと低い。

オニユリに似てますが上向きに咲くのが大きな違い。

この色が本来のもので園芸種でいろんなのが作られています。

もうヤマユリのつぼみもふくらんできています。

カサブランカなども開花準備スタンバイの状態。

もう少し雨を辛抱すればヤマユリの強い香りがあたり一面を覆ってくれることでしょう。


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アメリカホドイモも咲いてました。

マメ科の植物で栄養豊富。

明治にりんごの苗にくっついてきたらしい。

それで青森県で栽培されてます。

栄養が豊富でネイティブ・アメリカンの貴重な食料だった。

栄養は「畑のうなぎ」と呼ばれるほどなんだそうです。

ボランティアさんが食べたことがあるというので「お味は?」

おいしいものじゃなかったとの答えでした。

日本にはホドイモがあるが栽培はされてないようです。


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ナゴラン。

多様性センターでむイン培養で育て、毎年この時期に展示してます。

近寄るといい香りです。


2018年6月18日 (月)

水辺の植物の季節です・クサレダマ、ミズキンバイなど@水生植物園

梅雨寒でも水は十分に温まって水辺の植物のシーズンになりました。

水生植物園(神代植物公園の分園)では水辺の植物が水面を覆い尽くしてます。

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クサレダマの黄色い花は周りの黄緑の葉に混じると目立ちません。

草連玉です。

マメ科のレダマというのがあるらしい。

地中海原産で江戸時代に入ってきた。

それに似ているというのでクサレダマ。

サクラソウ科オカトラノオ属。

穂状の花ではありませんが雰囲気はオカトラノオっぽい。

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山地で見られるキンバイソウの花に似てるのでミズキンバイ。

横に広がるので丈は大きくなりません。

水辺が減ったので絶滅危惧Ⅱ類。

アカバナ科チョウジタデ属。

花弁の下部に緑色の苞があるように見えますが、空目です。

隙間があって後ろの葉が透けているだけです。


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夏至から11日目の半夏生を前にハンゲショウの葉が盛大に白く変わってます。

葉が元の緑になるころには梅雨も終わって本格的な暑さがやってきます。

子供のころは30度を超えるなんて珍しかったが今じゃ日常。

思いやられるなあ。


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夏が来ればお盆です。

母親の新盆。

お寺には行くけど何かしないといけないのかなあ。


2018年6月15日 (金)

ギンバイソウが咲き始めました&キレンゲショウマも@調布市野草園

ようやく咲き始めました。

満開かなと出かけたんですが、まだ1割程度。

なかなか開かないんですね。

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山ではよく見かけるギンバイソウ。

高尾山にはなくて奥高尾、さらに高い山ではおなじみのようです。

思い出しました。

御岳山でほぼ終盤の花を見たんだ。

アジサイみたいだけど葉が違う。

家で調べてギンバイソウと判明したんだった。

野草園では毎年のように見てたのに全く覚えてなかった。

新しい分類ではユキノシタ科からアジサイ科に。

葉がハサミのように切れ込んでます。


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キレンゲショウマが半開きです。

まだ6月なのに、今年は早め早めです。

レンゲショウマもつぼみを持ってます。

先日、NHKラジオ「石丸謙二郎の山カフェ」で宮尾登美子さん原作「天涯の花」を石丸さんが朗読してました。

主人公が初めてキレンゲショウマに出会うくだりです。

小説で知って徳島県の剣山に登る人も多いようです。

ここのも神代植物園のも半開きのまま終わってしまう。

温度のせいかなと思ってたんですが湿度が関係してるようです。

山の崖など飛沫を浴びるくらいがいいらしい。


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サルナシの実がいっぱい。

実つきがいいとうれしくなります。

いやしいんでしょうか。


2018年6月10日 (日)

ガガブタ、ナツツバキ、ダルマギクも@神代植物公園

ガガブタが咲いてます。

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職員さんが「ガガブタが咲いてるよ」

植物多様性センターの水槽。

言われなければ気づかなかった。

左下の長細いのはつぼみです。

どんな風に開いて、あの毛むくじゃらの花になるんだろう。

興味津々。

ガラスの水槽なので水中の根などの様子も観察できます。

まだ成長過程のつぼみなんかも教えてもらいました。

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本園(神代植物公園)ではダルマギクが咲いてしまいました。

本来は晩秋なのに。

そのせいか花弁はひしゃげています。

丸い葉で菊とは思えない。

毛が多くてふわふわ。

海岸性の菊なので適応して葉が変化してます。


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ナツツバキ。

もうすでに花がだいぶ落ちてます。

シャラノキとも言われますが仏教の聖樹、沙羅双樹とは別物です。

ツバキ科ですが冬には落葉します。


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ザクロ。

隣で年配の方が熱心に写真を撮ってました。

園芸種の天絞(あましぼり)。

手招きするのでレンズの先を見るとシロバナ。

時期を過ぎていたので撮影は断念。


2018年6月 8日 (金)

不ぞろいなコバノカモメヅル&ガガイモ@野川公園

星がひしゃげてます。

どうしちゃったんでしょう。

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暗紫色のコバノカモメヅルがたくさん花をつけてます。

きらめくというよりも遠い遠い銀河の果てに潜んでいる星たちといったイメージ。

開きかけのを見ても窮屈そうに花弁を曲げている。

1つ1つ見るとそれぞれに面白い形をしてる。

全体的に寝起きといった感じ。

何か異変があったのかな。

オオカモメヅルとかコカモメヅルもあるようですが未見です。

シロバナのアズマカモメヅルは港区白金台の自然教育園で見たことがあります。

ただし時期は9月でした。


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ガガイモも花つきがいい。

スクナヒコナの話とかなんども取り上げてます。こちらなど。

逆光なんで毛むくじゃらがよく分かります。

花はできるんですがなかなか実がならない。

そういえばコバノカモメヅルの実も見たことあったっけ。

ガガイモ科は実つきがよくないとか。

両方ともガガイモ科(新分類ではキョウチクトウ科)です。

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キヌタソウです。

花は小さくてコンデジではとてもピントが合わない。

実がキヌタの形をしてるので名前がついたが、見たことないです。

実の時期になるとキヌタソウのことなんかすっかり忘れてますから。

世田谷区の地名に砧があります。

江戸時代にはなく明治になってできた地名。

「砧

古く7、8世紀のころ、朝廷に納める布を衣板(きぬいた)でたたいて柔らかくし、つやを出すために使った道具から生まれたといわれています。

女の人の夜なべ仕事として砧の音が響いたことや、その布を染め、多摩川の清流にさらして洗ったことなどは詩情にもうたわれてきました」。

(世田谷区のHPより)


2018年6月 7日 (木)

ヤブレガサの花もクルンと巻いてた@神代植物公園

いつも虫に食われてたりしてきれいな状態の花を見たことがなかった。

それが虫の攻撃にあわないで咲いててくれました。

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ヤブレガサの花です。

なんだまだつぼみじゃないか、なんて言いなさんな。

中に黄色い葯をつけた雄しべが突き出てるのがあります。

この段階で開花なんでしょう。


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ズームしてトリミングしてみます。

ボケてますが花弁がクルンと反り返って雄しべを出してるのが分かります。

へーえ、こんなになってるんだ。

発見です。

すぼめた傘のような若葉も好きですが、花も面白い。

先日、高尾山で見たウリノキの花を思い出します。


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葉の下にサカキの花が下がってます。

大きな葉に隠れて遠くからではほとんどわからない。


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ネコノチチがいつもよりたくさん花をつけてる。

今年は赤い実をたくさんつっけてくれるかな。

2018年6月 6日 (水)

梅雨になれば思い出す・イワタバコが初々しく@調布市野草園

もう咲いててもいいだろうと野草園へ。

山よりも1か月は早いから。

お目当てはギンバイソウ。

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いつだったか高尾山でしぼんだ花を見て名前が分からなかった。

葉の先端が大きく切れ込んでいるのを頼りに調べたらギンバイソウだった。

先週つぼみがふくらんでたので、ご機嫌伺い。

まだです。

こちらはお星様みたいな初々しい花が咲いてました。


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大きな葉の緑が星のきらめきを引き立ててます。

例年より赤が強いかな。

もっと紫だったような気もするが。

高尾山でも人気者ですね。いつもだと7月中旬。今年はどうか。

鎌倉・東慶寺でも咲き始めてるようです。


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イワタバコ科イワタバコ属。

愛好家が多いセントポーリアがイワタバコ科です。

花は3、4日しか保ちませんが、こんなにつぼみがあるので大丈夫。

次々に開いてくれます。

若葉はおいしいらしいけど採っちゃダメよ。

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キツリフネが咲いてました。

昆虫が止まって蜜を吸うと舟がユラユラ揺れる。

甘い蜜とゆりかご。至福のときでしょう。


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鉢植えで置いてあったアワチドリ。

房総半島の一部でしか見られない。

かつては田んぼなどでも見られたが乱獲されてしまった。

ウチョウランの地域変種です。

2018年6月 5日 (火)

苦界じゃなくて九蓋なんですクガイソウ@自然教育園・白金台

草丈30センチくらいの小さいのばかりを見てたので名前の由来がはっきりしてなかった。

苦界だとばかり思い込んでいたのよりは進んでましたけどね。

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クガイソウ。立派な花穂です。

説明をいい加減に読み飛ばして、何かが九層になるとだけ覚えていた。

なんだかよくわからないや。それで済ましてました。

これだけ立派な株だとよく分かります。

4〜6枚が輪生した葉が数層になっていて九層くらいなのでクガイソウ。

九蓋草。

他の草でよく見えませんが、層になってるのは見て取れます。納得。

蓋は笠を数えるときの単位。

一蓋、二蓋・・。

蓋は上からかぶせるものを数える。

全く知りませんでした。

オオバコ科クガイソウ属。


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これも立派です。

オカトラノオ。花穂は似てますがサクラソウ科。

ヌマトラノオは穂が垂れ下がらずに直立。

「22世紀の森」に絶滅危惧Ⅱ類(VU)のノジトラノオがある。


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ハンカイソウ。樊噲草。

初めて見ました。東海から西に分布。

キク科ですので葉に切れ込みがありますが、大きくて大胆。

なので漢の高祖、劉邦の武将樊噲の名を当てた。

中国では別の名のようです。

これとマルバダケブキの交雑種はチョウリョウソウ。

同じく劉邦の武将張良から。


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小さな池でアサザが咲いてました。

2018年6月 4日 (月)

万葉集の「花かつみ」はノハナショウブか@自然教育園・白金台

古今和歌集にこんな歌があります。

「みちのくの あさかの沼の  花かつみ かつみる人に 恋やわたらん」

「おくのほそ道」で芭蕉も訪ねましたが、どの花か分かりませんでした。

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ちょっとだけ会った人なのに、とても恋しくて長く月日を過ごす人になるのだろうか。

万葉集にも出てきます。

「おみなへし咲沢に生ふる花勝美  かつても知らぬ    恋もするかも」

古くはマコモとされていた。

「水辺の草の名。秋、ヨシに似た穂が出る。一説マコモ」(岩波古語辞典)

マコモを見て恋しい人にたとえるでしょうか。

違う気がします。

芭蕉は郡山の安積沼をたずね歩きます。

「いづれの草を花かつみとは云ぞと、人々に尋侍れども、更知人なし。

沼を尋、人にとひ、「かつみ~~」と尋ありきて、日は山の端にかゝりぬ」

光景が目に浮かびます。

高尾山の花さがしも少しは芭蕉に通じるものがあるのかな。

cherryblossom

明治9年、明治天皇の東北巡幸のさいには、ヒメシャガを天覧に供した。

江戸時代にはデンジソウではないかなどとも言われたが、しだいにアヤメ属説が広がっていく。

その中で江戸中期にノハナショウブが有力になっていったようです。


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クサフジです。

マメ科ソラマメ属。

日当たりの良い場所でよく見られるようです。

そのわりに見たことないなあ。

若芽やや若葉はたべられるし全草を乾燥させて薬にもする。

身近な植物なんです。


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エゾアジサイ。

北海道だけでなく日本海側の山地で見られる。

どこがエゾなんじゃい?

花がヤマアジサイの2倍の大きさ。

そう言われれば大型です。

最近の研究ではガクアジサイに近いそうです。


2018年6月 3日 (日)

山地に先駆けタマガワホトトギス@調布市野草園

「ことしはなんでも早い」

早め早めに行動しないと見ごろを逃してしまう。

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例年なら6月の声を聞いてからなんですが、黄色いホトトギスが見頃になってます。

タマガワホトトギス。

花が黄色いことからヤマブキの名所、京都の玉川の名を冠した。

近いところでは御岳山のロックガーデンなど渓谷で見られるが、だいたい7月中旬から。

標高が高くなればもっと遅れる。

陽の当たらない沢沿いの岩陰で黄色い花を見つけるとなぜだかホッとします。


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こんなに咲いてます。

ことしは花つきがいい。

レンゲショウマと兼ねて御岳山に行ってみようかな。


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あまり見たことないチョウだな。

どうやらアカタテハ。

普通に見られるチョウのようです。

いかにちゃんと見てこなかったか分かります。


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アジサイにしては大きいでしょ。

イワガラミ。幹が岩に絡みついて這い上がる。

アジサイ科イワガラミ属。

鎌倉東慶寺の本堂裏が名所。

6月10日まで特別公開中。

例年より2週間早いそうです。


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草地や公園、どこにでも出てくるキキョウソウ。

ダンダンギキョウともいいます。

明治の末にはアメリカから入ってきて、あちこちに広がってます。

けっこうお気に入りです。


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