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カテゴリー「野の草や木」の記事

2017年2月19日 (日)

一円硬貨のデザイン?オガタマノキ@植物多様性センター

去年は1月中に咲いて職員さんが「もう咲いてる」

びっくりしてたけど、今年もやや早めでオガタマノキの白い花が葉っぱの間から見えてます。

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でもつぼみのつき方が少ない。

本園(神代植物公園)のマグノリア園にある木にはつぼみがいっぱい。

見るなら本園がおすすめです。

招魂(をきたま)の名が示すように神事に使われます。

1円硬貨の表のデザインが、この木という説もありますが特定はされてません。

造幣局のホームページには「具体的な木の名前はありません。造幣局では若木と表現しています」

貨幣の表と裏ってどうなってるんだっけ。

年号がある方が裏。したがって「若木」が表になります。

戦前は菊の紋章の側が表でした。

しかし戦後になって菊の紋章が使われなくなったため、裏表が決められなくなった。

そこで、菊の紋章の反対側には必ず年号があったので、こちらを裏とした。

10円貨の平等院鳳凰堂の反対側、つまり裏側の木は「常盤木」

常緑樹ということです。

わたしゃ、稲穂だとずっと思ってました。

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東屋の東南、茂みの奥でサルココッカがひっそり咲いてます。

ヒマラヤとかインド、中国西部などの原産。

ツゲ科サルココッカ属。

変わった名前はギリシャ語で肉質の果実という意味。

強い芳香がありますが残念ながら顔を近づけられる距離ではありません。

昨年まで本園にもあったので確認してます。

どこかに持って行ってしまったようです。

2017年2月18日 (土)

キクザキイチゲもザゼンソウも・春は駆け足で@野川公園

4、5日前は影も形もなかったのに・・。(見つけられなかっただけかもしれません)

すでに大半が咲き終わったセツブンソウのかたわらにキクザキイチゲがポツンポツン。

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春一番はいいんですが土ぼこりがねえ。

ゴーゴー南風が音を立てて畑の土を巻き上げて向かってくる。

出かけるのよそうかと思ってたんですが、意を決してサイクリング、サイクリング、ヤホーヤホー。

でもほこりが目に入る。

なんとか野川公園にたどり着いたら思わぬ春のたより。

来たかいがありました。

出会えるとは思ってなかったので喜びもひとしお。

キクザキイチゲを見るのは去年より10日ほど早いかな。

これを合図に春の花がどんどん咲き出します。

イチリンソウにニリンソウ。

高尾に行きゃハナネコノメ。


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湧き水のせせらぎではザゼンソウが。

こちらは去年と同じです。

真ん中の薄茶の棒に花がたくさん付いてます。

通りがかったご婦人が「早いわねえ」

尾瀬じゃ5月頃でしょうから、みんなのイメージではその頃の花。

下界で咲かせりゃ早春を告げるんです。


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紫のミスミソウ(いわゆる雪割草)も咲いてます。

写真の奥に見える白いのはシロバナのミスミソウ。

白が先に咲くんです。

17日、青梅市では最高気温23・8度を記録したとか。

夏ですよ。

これで開花が一気に進むのかな。

花追っかけも忙しくなります。


2017年2月17日 (金)

ミチノクフクジュソウとフクジュソウ、色が異なるよ@植物多様性センター

フクジュソウは葉が茂ってきてそろそろおしまい。

ミチノクフクジュソウは、まだどんどん新しい花が出てきます。

フクジュソウはただ1種じゃなくて4種に分類されるんです。

ここにはフクジュソウとミチノクフクジュソウがあるんですが、そう言われりゃ花の色が異なります。

じっくり見てみましょう。

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ミチノクです。

フクジュソウは下に掲載してますが、こちらの色はレモンイエロー。

花の開き方にも注目。

平開してます。ひらったいでしょ。

そう言われたって同じに見えるけどとお疑いですか。


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それでは決定的な違いを。

ミチノクを横から見てみましょう。

花弁の裏が赤みを帯びてます。

花弁の後ろにくっついてるガク片が花弁より明らかに短い。

フクジュソウよりも花期が遅いんですが、地域差がありますよね。

もっとはっきりしてるのは茎が中空なんです。

そう言われても折るわけにもいかないし、まだ確かめたことはありません。


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フクジュソウ。

オレンジがかった黄色でしょ。

咲き方も平開というよりも立ってます。

        tulip    tulip     tulip

他にキタミフクジュソウとシコクフクジュソウがあります。

以前フクジュソウは1種と考えられてきたが、約30年前に4種に分ける見方が提唱された。

現在では4種が多くの学者に支持されている。

いずれも北海道東部と四国、九州の一部にしか分布してません。

キタミは葉の裏に毛が密生。1つの茎に花は1つ。

ガク片は花弁よりも長い。

シコクは葉の裏は無毛。花弁の先に黒紫色の線が見られることが多い

フクジュソウとミチノクは全国に分布してますが、これで見分けることができますね。

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ミチノクはタネで増えていくので、このように点々と生えてきます。

フクジュソウは主に根茎から芽を出すので、1株がまとまって咲いてます。

私の記憶ではミチノクはまだまだいっぱい花が出てきて一面がレモンイエローに染まります。

2017年2月16日 (木)

実を売ると罰せられるよ・シキミの花@神代植物公園

「名香(みょうごう)のいとかうばしく匂ひて、樒のいとはなやかに薫れる」

なんて源氏物語に出てきますが、はなやかな香りなんでしょうか。

現代じゃ「抹香くさい」のはシキミの香りのことです。

線香を作るからね。

平安時代は良い香りと感じたんでしょうか。

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葉や枝を燃やすととても強いにおいがするそうです。

やってみたいけど、枝も手に入らないし、焚き火をする場所もないから無理だろうな。

お墓や仏前に供えるのは香気のせいでしょう。

昔はお墓で燃やしたのかも。

全身毒がありまっせ。

植物で唯一、劇物に指定されていて無届けで販売すると罰せられます。

平成2年には自然教室に参加した若者が椎の実と間違えてパンケーキを作って食べてしまった。

ひどい中毒を起こしたそうです。


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葉の落ちたかえで園でひときわ異彩を放ってます。

カエデの珊瑚閣という品種。

冬期にこの赤い枝を鑑賞します。

赤くなってるのはおそらく若い枝でしょう。


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植物多様性センターではミズキの枝が赤くなってました。

きっと紫外線から守るためです。

お肌にもよくないけど植物にとっても紫外線は大敵です。

クリームなんてなくても自分で工夫して防御してます。

植物の知恵は偉大です。


2017年2月14日 (火)

マンサクが満開@武蔵野公園

フデリンドウの芽生えを確認に武蔵野公園。

大きな群落が2つあるんですが、ロープの囲いが大きくなってました。

順調に増えてるようです。

まだ落ち葉の下なので数は確認できませんが、地表が出てるところではあちこちから顔を出してました。

見頃は3月下旬かな。楽しみだなあ。

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花はこれといって咲いてません。

マンサクの大木が数本植えられていて、いずれも満開。

黄色い春霞がたなびいているみたい。

今週金曜には春一番が吹くとか。

もうちょっとで北風小僧ともさよならです。

ニシオジロビタキは他に移ったみたいです。

バーダーさんがいませんでしたから。


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隣の野川公園に移動。

新しい花はまだなのでにわかバーダーに。

といってもリュウキュウサンショウクイは狙いません。

おばちゃんバーダーに訊いたら「4時すぎみたいよ」

それに遠すぎてコンデジでは無理でしょう。

なんでもエナガの群れと行動を共にしてるようです。

というわけでキセキレイ。

池の周りを歩きながら餌を漁ってます。

急に飛び立ったりしないので私でも撮れます。

おなかの黄色が目立ちます。


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同じ池にコサギもいました。

忙しげに足で池の底を掻いてる。

出てきた小魚や虫を採ってます。

頭に飾りがあるんですね。

冠毛といって夏毛になると出てくるんだとか。

もう夏毛になってるんでしょうか。


2017年2月10日 (金)

スハマソウ(雪割草)が見頃だよ@都立薬用植物園・小平市

去年も薬用植物園でスハマソウを観察してます。

ですがスハマってなんだっけ?

スハマ(州浜)とは「洲が海に突き出た浜辺」(岩波古語辞典)

宴席などの飾り物にも州浜があります。

転じて「煎り大豆の粉に餡を入れてねり、竹の皮に包んだ菓子・・訛って『すあま』とも」(同)

自分で書いててすっかり忘れてる。こちらImg_1236

形が似ているのでお菓子の名前になったなんて新鮮な発見でした。

さらに花の名前にも。

州浜っていえば、すぐに形が思い浮かぶほど一般的だったんですね。

今じゃ、説明されなければわからない。

こぼれ種でも増えてるようでポツンポツンと領域を広げてます。

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同じく雪割草と呼ばれるミスミソウとは葉の形で区別します。

丸っこいでしょ。

ミスミソウは三角に尖ってる。

園芸界で雪割草と呼ばれているのはミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウ。

太平洋側のスハマソウは白い花が多いが日本海側は紅から紫を帯びている。

いろんな色が楽しめるのはオオミスミソウ。

新潟県が有名です。

学名でユキワリソウはサクラソウ科の花で亜高山で見られる。


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コショウノキ。

ジンチョウゲ科です。

仲間のオニシバリやミツマタと一緒で早春に咲きます。

ジンチョウゲ科はみんな早くに咲くのかな。

赤い実がなって辛いのでコショウノキ。

オニシバリの実には毒があるから、これも食べないほうがよさそう。

雌雄異株なのでオスには実がなりません。


2017年2月 9日 (木)

一番花見っけ!セリバオウレン。コセリバ、キクバも@都立薬用植物園・小平市

「林地に群生するセリバオウレンの開花はもう少し先で、例年3月初旬に見頃となります」

ホームページにはこう書いてあったけど、もしかしたら・・。

淡い期待を抱いて中央線、西武国分寺線、西武拝島線と電車を乗りついで都立薬用植物園。

雑木林の縁にセリバオウレンが群生してるんです。

ここの名物になってるようで、見頃になると線香花火を散りばめたようにきらめきます。


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何はともあれ林縁へ。

びっしり生えてますが、花は見当たらない。

しかし目を凝らしてひとつひとつ見ていくと可憐な花が2株に。

ひと様の情報だけを頼りにしていてはいけません。

やっぱり足で稼ぐのが大事です。

神代植物公園の山野草園にもちょぼっとあるんですが、いかにも植えてますってな様子で野性味に欠ける。

ここのセリバオウレンは林縁に広がって我が物顔ですからたくましくて元気いっぱい。


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うれしいから日が当たってる様子も。

足を止めてじっくり探せば見つかりますよ。

見頃は2月下旬くらいになるのかな。

また来よう。

セリバオウレンを楽しみたいなら断然こちらがおすすめです。


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これもオウレンです。

ロックガーデンに咲いてるコセリバオウレン。

花弁が波打っていてなまめかしい。

違いは葉の形。

切れ込みが鋭角的で細かい。

まあこうして比べてるとわかるんだけど実際に山なんかに行くと判断が難しいんですよね。


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ロックガーデンにはもう1種あります。

キクバオウレン。

花はすでに終わりに近かったので証拠写真です。

真ん中の白いのが花です。

見分け方はやっぱり葉の形。

切れ込みが浅くて菊みたいです。

キクバは主に日本海側に分布。

オウレンはいずれも日本固有種で根が漢方の生薬に用いられる。

セリバ、コセリバ、キクバの見分け方は

キクバは1回3出の複葉ですが、セリバオウレンは2回3出、コセリバオウレンは3回3出。

1回だ2回だ3回だと言われてもわたしゃよくわからんので、自分で勉強してください。

2017年2月 7日 (火)

セントウソウも咲いたよ@野川公園

雨がポツポツ降ってきた日曜日だったけど、降ったら降ったでどうにかなるさ。

と、野川公園の植物観察会に参加。

花は少ないのでテーマは冬芽の観察。地味なんですが、少しわかりかけでめざめつつあります。

とはいってもまずは咲いてた花から。

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先頭を切って咲くのでセントウソウ。

とか命名由来は諸説ありますが、まあ先頭グループということにしときましょう。

後ピンで花の様子がイマイチです。

どうも団体だとゆっくり撮ってられないので・・と言い訳。

とっても小さいので見過ごしてしまいがち。

じっくり探してください。

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オニシバリもとっても地味なのをつけてます。

「咲いてるよ」って言われたって「どこどこ」とすぐにはわかりません。

花に見える部分(萼筒)はもう少し黄色くなる。

赤い実がついたのを見たことないから雄株かな。

こんな地味な姿でどうやって虫を集めてるんでしょう。

においを出しているのかな。

遠いので確かめられません。


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シナマンサクじゃなくて日本のマンサクだそうです。

どこが違うのか。

葉の裏に毛がビロードのように密生してるのがシナ。

さらにシナの方が花弁が長く花の中央部が暗い赤。

和種のマンサクは明るい赤。

とはいっても、わたしゃ見分けがつきません。

そうそうテーマは冬芽でした。

真ん中のとんがり帽子が葉芽です。

花芽は開いて葉はこれからおもむろに繁らせます。


2017年2月 4日 (土)

バイカオウレンに魅せられて@神代植物公園

ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある。(パンチDEデート)

園内花屋さんの店先に見たことのない花が置かれていた。

バイカオウレン。吸い寄せられるように近づいてしまいました。


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セツブンソウより一回り大きい。

凛とした印象。

山野草園にはセリバオウレン、キクバオウレンがあるが、こちらは花弁(ガク)がまさに梅の花。

セリバやキクバはもっと細長い。

梅より長細くてツンとした感じが気品を感じさせます。

花屋のおねえさんに「写真を撮りたいんですが」

遠慮がちに申し出ると「どうぞ、どうぞ」

「あまり日当たりが良すぎなくて乾燥しない場所に植えてください」。

栽培法まで教えていただきました。

ここには山野草が結構あるので時々お邪魔して観察させてもらってます。

3月になればタカオスミレやヒゴスミレなんかも置いてある。

      tulip    tulip     tulip

バイカオウレンは園芸種ではありません。

東京近郊だと雲取山や大菩薩嶺で3月初め頃から見られる。

どちらも2000メートル級。

大菩薩だったら中腹までバスがあるから日帰り可能かな。

でもバスの運行は4月中旬から。花は終わってしまうかも。

あれこれ思案しながら計画を練ってます。

これが楽しいんだよね。


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シナマンサクも青空に向かって黄色いリボンを投げてました。

隣の梅園から梅の香が漂ってきます。

胸いっぱいに吸い込んで春だなあ。

2017年2月 3日 (金)

これも早い・ミスミソウが咲いてたよ@野川公園

どうせまだだろう。

期待してなかったのでびっくり。

やや紫がかったミスミソウ(いわゆるユキワリソウ、雪割草)が5、6輪咲いてました。

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例年だと2月中旬なので相当に早い。

株は一向に増えないけど毎年、楽しませてくれます。

もう少しすると赤紫の花も見られますよ。

都立薬用植物園で同属のスハマソウが見られるとあったので、もしやと思ってたんです。

でもねえ、今年の花暦は大幅に早めないといけないな。

(注:スハマソウは東日本の太平洋側に分布。葉の先が丸いのでミスミソウと区別する。ミスミは三角)

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ほんとにちっちゃいので、よーく見ないと見過ごすよ。

花の直径は2〜3ミリ。

絶滅危惧種のイヌノフグリ。

後から入ってきたのがオオイヌノフグリ。

オオイヌだって小さい花だけど、こちらはさらに目立たない。

去年までと別の場所で咲いてる。

ちょうどおばちゃんボランティアさんがいたので訊いてみると、

「私が育てたのよ。タネを冷蔵庫で保存しておいてプランターで発芽させたの」

適度に湿り気があって日照の良いところに移植してみたんだそうです。

どこが適しているかは今後の生育次第。

従来の場所のも1輪だけ咲いてました。

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セツブンソウはこの通りです。

バーダーさんは少なかったな。

リュウキュウサンショウクイはどこかへ行ってしまったんでしょうか。


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