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カテゴリー「野の草や木」の記事

2017年9月20日 (水)

縄文人はジュズダマを食べていた@野川公園

「うっそー!」ではありません。

硬い実を割ってアワやヒエなどとともに主食にしていたんです。

ちゃんと縄文遺跡から出土してます。

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前にも教わったことがあるけど、興味がなかったので脳みそを通り抜けただけでした。

今回は真面目に聞いたので頭に入りました。

花仲間の女子が「それで真ん中に穴があいてるのね」

ピンときたのに刺激されたせいです。

ジュズダマの花です。

硬い殻に包まれているところが雌花。

その上に出てるのが雄花。

白い糸は雌しべの花柱。

雄しべが外に出るために殻の真ん中は穴が空いてる。

穴はジュズダマの首飾りを作るためではなかったんです。


花仲間は糸を通して腕輪や首飾りを作った経験があるのでガッテンしたんです。

縄文人も首飾りなどに利用していたようです。

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ジュズダマの栽培変種がハトムギです。

見たことないけどジュズダマそっくりのようです。

殻を割って粉にするのかな。

ハトムギだったら今でもお茶で飲んだり雑穀ご飯にもします。

ヨクイニンが含まれてますからお肌にいい。

BSを見てるとCMでヨクイニンの効果をうたったイボ取りがしきりにオンエアされる。

なので覚えちゃいました。

縄文人は縄文クッキーにでも混ぜてたのかも。

ジュズダマは熱帯アジア原産。

縄文人はジュズダマも携えて海を渡ってきたのでしょうか。

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ミゾソバが咲き出しました。

ほーんのりのピンクがういういしい。

咲き始めの方が色が薄くて、だんだんにピンクが濃くなるような・・。

気のせいかしら。

コンペイトウグサと呼ぶ地方もある。


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ナンテンハギ。

葉がナンテンのようです。

若芽をゆがくと小豆のような香りがするのでアズキナとも。

飛騨高山地方では古くから食べられているそうです。


2017年9月19日 (火)

ホテイアオイよりスッキリしてるね・ミズアオイの花@植物多様性センター

金魚鉢にはホテイアオイ。

決まりごとのように、どこでも見られました。

もうあの小さな金魚鉢で金魚を飼ったりはしないんでしょうか。

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初めて見ましたミズアオイの花。

かつては田んぼや水路でどこでも見られたそうです。

今やほかの水辺の植物と同様に数が減り準絶滅危惧種。

大きめの植木鉢で金魚を飼ってるお宅でホテイアオイに花が咲いてたのを見たことがある。

花をつけるんだとびっくりした覚えがあります。

ホテイは外来種ですがミズアオイは在来種。

スッキリしたブルーが水辺にふさわしい感じです。

真ん中のシベを見てください。

青いのが1本あります。

黄色いの5本と合わせて雄しべが6本。

白いのは雌しべ。

どうして1本だけ色が違うんでしょう。

蜜がないので昆虫へのご褒美は花粉。

黄色いのが花粉で昆虫を誘い、青いのが背中に花粉をつけるんだと考えられてます。

「同じように色の違う葯を持つのがあります。身近な花です」

以前にガイドウォークで教わったような・・。

即座に答えた人がいました。「ツユクサ」

そう言われれば教えてもらったかすかな記憶がある。

もう一度ツユクサを観察しましょう。


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同じ水生植物のトチカガミ。

半透明の花だと光を反射して目立つんでしょうか。

トチはスッポンのことだそうです。

丸い葉をスッポンの鏡に見立てた。

こちらも準絶滅危惧種です。


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「あれはなんでしょう?」

芝生に茶色い棒が林立してます。

近づけばわかります。ツルボ。

いつもは花が咲いてから気づくので、この状態は見たことがない。

芝が刈られているので目立つんですね。


2017年9月18日 (月)

そらっとぼけた花が愛嬌のネコハギ@神代植物公園

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」を聞いてたら「カマド持ち」ってなに?って話になった。

安住アナのおばあさんだったかが使っているという。

所帯持ちのことです。

ニュアンスとしては女性に使うようで、「あの娘は若いのにカマド持ち」なんて言い方らしい。

既婚なんかより生活感があっていい言葉です。

「しんねこ」なんて言葉も懐かしい。

男と女がふたりだけで、しずかにむつまじくしているようす。

落語で覚えたのかな。自分でも使ったかなあ。

大人の男と女。ネコとは関係ありません。

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か細いつながりの前振りだけど、強引にネコハギです。

地面を這ってるので注意してないと見逃します。

茎も葉も毛むくじゃらなのでネコを連想したんでしょうか。

マキエハギにも似てるけど、毛が多いのと這って伸びてるのでわかります。

なかなか花をつけないと思ってたら閉鎖花をつけるそうです。

それだけで用が足りてしまうのでしょう。

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アキチョウジも花数を増やしてきました。

蜜は筒の基部にあるので長い口、あるいはストローを持った虫でないと吸えません。

トラマルハナバチというのがいて、ぴったりの口だそうです。

ですが乱暴者もいて筒を破って横から蜜を吸ってしまう。

自然界は戦いなんです。


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ノダケ。

赤紫の花が目立ちます。

実はカレー粉のような匂いがするそうです。

確かめなくては。

古くから薬草として知られ消炎などに使われます。

2017年9月17日 (日)

ホトトギス属の不思議な花の形のわけ・ヤマジノホトトギス@野川公園

ヤマジノホトトギスです。

花被片が平開してる。

ヤマホトトギスのように下に反り返ってません。

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それにしても、なんで花がこんな形になったんでしょう。

普通なら雄しべ雌しべを花弁が包み込んでます。

これは太い花柱がでんとそびえ、そこからシベが垂れ下がってる。

雄しべの葯は下を向いてます。

ちょうど植物多様性センターのガイドウォークで花の形について教わりました。

昆虫(ハナバチ)は花被片にとまります。

平らなので安定してます。

どこに蜜があるかというと花被片の基部です。

ハナバチは蜜を吸っては次の花被片に移ります。

こうしてぐるぐる回ってる間に背中に花粉がつく。

葯が下を向いてるのはこのためです。

雄しべが役目を終えた頃に雌しべが熟します。

自家受粉を防ぐためです。

花の不思議のお勉強でした。


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シモバシラが咲いてます。

群生してるところは虫に食べられてたので別のところのを撮りました。

学名ゲイシャのアオバハゴロモが好んで食べるようです。

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イシミカワの青い実。

彩りを添えているのはママコノシリヌグイ。


2017年9月16日 (土)

ヒガンバナ真っ盛りです・お早めにどうぞ@野川公園

雲の間から光が差して花茎までもかがやいてます。


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花茎が林立してから1週間足らずで、ヒガンバナがこんなに咲きそろいました。

見事なもんです。

日本一の群生地、日高市の巾着田の500万本には及びもしませんが、十分に楽しめます。

武蔵野あたりでは、お庭や道路脇などあちこちで見かけますが、これだけまとまってるのはここだけ。

あとは神代植物公園の水生植物園くらいかな。


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蜜を求めてクロアゲハが舞ってます。

カメラを向けても夢中で数秒も同じ花でホバリングしてます。

他の花よりも甘いのかも。

ご近所の皆さんはよくご存知ですから、この時期は来園者も多い。

あいにく台風と重なってしまいましたが、きょう16日の午前中、あるいは台風一過の18日がいいんじゃないでしょうか。

18日は月曜ですが敬老の日なので開園してます。


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シロバナも別の場所でまとまって咲いてます。

私は紅いほうがいいなあ。

♬ 赤い花なら 曼珠沙華

  阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る

 (「長崎物語」作詞:梅木三郎、作曲:佐々木俊一)

鎖国でインドネシアに追放されたじゃがたらお春(父がイタリア人、母が日本人)が故郷の長崎をしのんだという設定。

お春は実在の人です。

昭和14年(1939)の歌ですが、なぜかよく覚えています。

♬ 白い花なら百合の花 黄色い花なら菊の花

悲しい恋なら何の花 真赤な港の彼岸花

(浅川マキ「港の彼岸花」)なんて曲もありました。


2017年9月15日 (金)

ギンモクセイから芳香、キンモクセイももうすぐ@神代植物公園

つつじ園にキンモクセイ、ギンモクセイ、ウスギモクセイが並んで植えられてます。

ギンモクセイ、ウスギモクセイはすでに小さな花をびっしりとつけてます。

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あたりには芳しい香りが漂ってます。

キンモクセイほど強くない。

かつてキンモクセイは臭い消し用にトイレの近くに植えられた。

トイレの消臭剤もキンモクセイが主流だった時期もある。

キンモクセイ=トイレのイメージが定着しすぎていいイメージを持ってない人も多かった。

ギンモクセイも同じ香りですが、ほんのりなのでさほど気にはならない。

ギンが基本種でキンモクセイが変種です。

どちらも中国原産です。

どこからともなくキンモクセイの香りが流れてくるのももうすぐです。

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カラムシの花が風に揺れてます。

花そのものは小さくてなんということはないんですが、穂状に垂れ下がった様子に風情がある。

上質の麻の夏服はカラムシの繊維から作るそうです。

麻と違ってゴワゴワしないんだそうです。

列島では縄文時代からカラムシを使った糸が使われていたようです。

現代でも小千谷ちぢみ、近江上布の原料はカラムシです。

戦国時代の上杉氏の最も重要な財源は青苧(あおそ)、カラムシです。

越後特産として有名でした。

茎を蒸して皮を剥いで糸を作ります。

皮を蒸すのでカラムシとか。


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バクチノキだって花を咲かせるんです。

後ろの赤く皮のハゲてるのが幹。

身ぐるみ剥がされてすってんてんになっても、辛抱してりゃ花も咲く。

葉からは、咳止めなどに使われるバクチ水が採れます。


2017年9月14日 (木)

カエデドコロの雄花と雌花・トコロの意味は?@神代植物公園への道すがら

「カエデドコロ見た? まだだったら、これから行きましょう」

植物多様性センターのガイドウォークの後、花仲間が連れてってくれました。

いつもの道の一本西側、畑の生垣にびっしりと茂ってました。

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名前を聞いたのも初めてです。

「終わりかけだけど、こっちはまだ咲いてるわよ」

雌雄異株でこれは雄花です。

関東以西に分布してますが、数はそれほど多くないようです。

漢字だと楓野老と書きます。

エビは海老とも書きますよね。

長い髭で腰が曲がった様子を長寿の老人と見た。

これに対して野の老。

江戸時代、正月には縁起の良いものを飾った。

ダイダイ、串柿、昆布、海老など。

野老を飾った例もあり、白く長い髭から野の海老と見立てた。


トコロはヤマノイモ属のつる性植物の総称。

出雲風土記に出てくるほど古くから知られていた。

オニドコロ、ヒメドコロなどがあります。


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雌花です。

雄花ほど数は多くない。

子房が膨らんでます。

芋ができますが、よっぽどアク抜きをしないと食べられないみたい。

江戸時代にはオニドコロの園芸品種の江戸ドコロを食べていたそうです。

オニドコロそのものをアク抜きして食用にする地方もある。

ところで埼玉県の所沢市。

トコロの沢が由来という説もあります。

以下は所沢市のホームページから。

室町時代の京都の僧侶が旅をする中で、所沢を訪問したさいに観音寺という寺でもてなしを受けました。

その感想を、「野遊の さかなに 山のいもそへて ほりもとめたる野老沢(ところさわ)かな」という歌として残しました。

ところざわという地名と「山のいも」をかけた歌になっています。

このことから、所沢の地名の由来を説明するときには、このトコロに由来すると説明されることが多いようです。


2017年9月13日 (水)

黄色い風車が揺れてるカラスノゴマ@野川公園

入り口にあったカラスノゴマの群落が工事で抜かれてました。

残念に思ってたら「フェンス際に咲いてるよ」

ボランティアさんが教えてくれました。

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葉に隠れるように咲いてるので注意しないと見過ごしてしまう。

春先には黄色い花が多いけど秋になると青いのが多い。

貴重です。

トモエソウみたいに風車みたいな5弁の花。

さやのついた実ができるのでカラスの胡麻。

なんでカラスになったんでしょう。

人間の役に立たないのにはイヌを筆頭にキツネ、カラスなどの名がついてます。

イヌゴマはすでにある。

キツネのゴマはないけどキツネノマゴとまぎらわしい。

そこでカラスに登場ねがったんでしょうかね。

カラスだって食べはしませんよ、きっと。


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ヤマホトトギスがあちこちで見られます。

花被片が強く反り返ってます。

近頃はあちこちの植物園でタイワンホトトギスが増えてきた。

ホトトギス属は世界に19種あって、そのうち12種が日本に分布。

なのにタイワンが代表みたいな顔をしてます。

日本のホトトギスと交雑したのもよく見かけます。

困ったことです。


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観察グループがシュウカイドウを長いこと撮ってました。

環境があったんでしょうか、どんどん増えてます。

「増えすぎて困ってるんだ」とボランティアさんも苦笑してましたが、これだけの群落は珍しい。

週末くらいならヒガンバナとともに楽しめますよ。


2017年9月12日 (火)

スタンバイOKです・週末は見頃でしょうヒガンバナ@野川公園

こうなったら一気呵成に見ごろに突入でしょう(10日撮影)。

ヒガンバナの花茎が一斉に立ち上がってます。

今週末には一面を真っ赤に染めていることでしょう。

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隙間もないくらいにびっしりと伸びてます。

何年か前にボランティアさんが総出で数を数えたそうです。

その時で2万本。

「もっと増えてるんじゃないかな」(ボランティアさん)

毎年見てるけどだんだん増えてきているような気がします。

ここが見ごろを迎えるのはだいたい、お彼岸の1週間前。

例年と一緒ですね。

巾着田のホームページを見ると一部で開花。

11日時点の写真が掲載されていて3分方が咲いてる感じ。

「中間地点のドレミファ橋付近で間もなく見ごろ」とのことです。


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クサギに青い実ができてました。

赤い部分はガクです。

実の匂いはどうかなと思ったけど、やめときました。

葉と同じ香りだと嫌ですから。花は芳香なんですが。

この実は青の染料になります。

青が出せる自然の材料って少ないんですよね。

うすい藍色が出て「はなだ色」って言うんだそうです。

藍色はうすい方から浅葱、縹(はなだ)、藍、紺と呼ぶんだそうです。

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アブラススキ。

ススキと違って穂先がうなだれてます。

なので月見にも使われない。

だけど、しなった感じがなんとなく気にってます。


2017年9月11日 (月)

お待ちかねサクラタデが咲いたよ@野川公園

いつ見てもほれぼれします。

小さな花にほんのりピンク。9月になると今か今かと待ちかねてます。

タデは赤まんましか知らなかったころ、初めて見て感動しましたもん。

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イヌタデ、ボントクタデ、ヤナギタデ、ハナタデ。

タデにもいろいろあれど、花を楽しむなら何と言ってもサクラタデ。

雌雄異株で、これは雄しべの方が長いから雄花でしょう。

何十本か茂ってますが雌株があるのかどうか確かめてません。

あまりタネをつけずに地下茎で増えるので雌株がなくても増えます。

ヤナギタデモ見たかったんですがボランティアさんに訊いたら虫にやられたそう。

タデ食う虫にかじられて絶えてしまったそう。

なんでも水の中に生えないとやられてしまうようで、今年は湧き水が枯れたりしたので食害を受けた。

野川にもあるんですが、やはり流れが枯れたので全滅。

カメムシの一種やナメクジも葉を食べるそうです。

とっても辛いのにね。


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カシワバハグマが咲いてました。

(自然観察センターの近く。自販機のそば)。

白くてカールしてるのが花の裂片。

紫色の筋が入っているのは五本の雄しべの葯が合体したもの。

その真ん中から少し伸びてて2裂してるのが雌しべです。


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ヤブツルアズキがあちこちで他の植物に絡まってます。

不思議な花の形をしてます。

アズキの原種。

ヤブツルの豆も小さいけど、根気よく集めて砂糖を入れて煮ればお汁粉ができるそうです。

ノアズキも似たような黄色い花をつけます。

まだよく区別はわかってません。

葉が違いますが、絡まってるので葉を探すのが大変。

ノアズキの方はまずくて食べられないとか。


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