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カテゴリー「調布市」の記事

2017年5月20日 (土)

こりゃまたド派手ゴージャス!サリー・ホームズ@春のバラフェスタ・神代植物公園

薄いピンクの一重が波打って、あたり一面を華やかにしています。

ちょっとびっくらこきました。


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一重咲きで初めて殿堂入りしたサリー・ホームズ。

豪華な絹のドレスをまとっているようです。

こんなのを舞踏会で身につけたら大変でしょうな。

作出者の夫人の名前。

さぞおきれいな方だったのでしょう。

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田毎の月は、水が張られた棚田を明るく照らしてます。

こんなに月が明るくていいんでしょうか。

しのび逢いには不向きですかな。

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バラのテラスの隣を見ればマツバウンランが育ち放題。

バラばかりでめまいを感じたら、目を転じてみるのもいいでしょう。

根元の方ではネジバナが出番を待ってますよきっと。


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ネジキのつぼみがふくらんできました。

もう少しするとアセビみたいな白い花になります。

行儀よく一列に並んで咲きます。

その代わりに幹の方は行儀なんてわしゃ知らん。


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まあ見事にねじれてます。

真ん中のなんて左に行ったのに急に向きを変えて右上に伸びてます。

根性が曲がってるわけではなく、何か必然があるんです。

でも、ねじれる理由はよくわかってないようです。


2017年5月16日 (火)

セッコクのほんのりピンクは芸術品だね@調布市野草園

咲きはじめなんで花弁の張りもあるし、色合いもみずみずしい。

着生ランのセッコクが咲いてました。

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去年も同じ頃でしたので例年並みかな。

それにしてもうっすらと入った桃色、見とれてしまいました。

神代植物公園では梅の木に着生(とはいえ移植したもの)してますが、まだ気配は感じませんでした。

高尾山6号路の杉に着いた株の見頃は5月下旬ごろから。

琵琶滝から少し上です。ケーブル駅でも移植したのが見られます。

今年こそ見にいくかなあ。行きたいなあ。


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ポポーの花が咲いてました。

カスタードクリームの味がする幻のフルーツです。

もちろん見たことも食べたこともありません。

戦前にブームになったようですが日持ちがしないので幻になってしまった。

北アメリカの原産。


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下からのぞくとこんな感じ。

雌しべが数個あるらしいんですが確認できません。

こんな赤褐色をしてるのは着飾る必要がないため。

匂いで虫を呼ぶんです。

主にハエなど。

ということはいい匂いじゃありません。

フルーツは大きなタネが1つあり、そのまわりの果肉を食べます。

香りは強いそうです。

結構お高くて3、4個で3000円くらいとか。

幻です。


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アメリカフウロがはびこってます。

ゲンノショウコと同じフウロソウ科。

花はよく似てますが葉が異なります。

フウロは風露。

風が冷たく露がおりていること。

ハクサンフウロとかチシマフウロを見れば、風露のイメージが湧くのかなあ。


2017年5月15日 (月)

世界で最も愛されるといわれるバラ、ピエール・ドゥ・ロンサール@神代植物公園

殿堂入りバラの中でいつも時期を失していたのが、このピエール・ドゥ・ロンサール。

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なるほどね。

外側の花弁は薄いイエローに見えますが、肉眼だと緑。

写真でも向かって左の外側なんか緑を感知できるでしょ。

内側に行くにつれてピンクが濃くなっていく。


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咲きはじめは、白というよりも全体がごく淡い緑。

2006年に栄誉殿堂入り。

ルネサンス期の詩人の名がつけられた。

「詩人たちの君主」などと呼ばれる人で、俗語とみなされていたフランス語で格調高く、優美にうたいあげた。

「君のためにと差し出した わが涙と

一瓶の乳 そしてこの花束を受けて欲しい

死してもなおバラの如くに美しくあれ」

(マリーへのソネット第50番  壺齋散人訳)


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メルヘンケニギン。

その昔に習ったな。ケーニッヒが王で、ケーニギンは女王。

直訳すればおとぎの女王。

私の中の、これぞバラのイメージはこんなのです。


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水生植物園ではヒツジグサ。

世界最小のスイレン。


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ツリバナが質素に開いてます。

近づかないとわからない。

赤い実がつけば、あんなに目立つのに。

雄しべ雌しべは先端だけ出して埋もれてます。

蜜はないのかな。


2017年5月14日 (日)

違いは分からねど原種クレマチスのカザグルマ@植物多様性センター

あちこちのお宅の垣根でクレマチスが咲いてます。

5、6年前までは西洋の花だとばかり思ってました。

カザグルマを知るまでは。

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井の頭公園の野草園で見たのが最初でした。

挿し木で増やしたのを自生地の清瀬市中里から譲り受けたものです。

その時にクレマチスの原種になったと知りました。

植物多様性センターでも、どこからかいただいたのが、初めて花をつけました。

クレマチスはシーボルトやフォーチュンがヨーロッパに紹介。

ヨーロッパ原産の小型クレマチスとカザグルマ、中国原産のテッセンを交配して現在のクレマチスが出来上がった。

テッセンって何かと思ったら鉄線なんですね。

ツルが鉄線に思えたんでしょう。

違いは花びら(キンポウゲ科ですのでガク)の枚数。

カザグルマは基本8枚。テッセンは6枚。

園芸種のクレマチスとの見分け方は、さあどうなんでしょうか。


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ハコネウツギの花が赤くなってきました。

つぼみは白、白い花が開いて桃色に、そして赤くなります。

うまい具合に3段階の色が見られます。

色の変化は訪花昆虫へのサインです。

白はまだ蜜があるよ。赤くなったら食事はおしまい。

そうなんです。

受粉したら訪問の必要がないので赤くなって「来なくていいよ」

いろんな仕組みがあるんです。


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神代植物公園山野草園のハナウド。

深まっていく緑と真っ白な花の対比が涼しげです。

セリ科ハナウド属なので、ウコギ科のウドとは別物です。

ずっと昔、通学途中の畑にもウドが植わってた。

こんなような花が咲いてたかすかな記憶があります。

ムロなんかに入れないで、そのまま出荷してたのかなあ。

よくわかりません。


2017年5月13日 (土)

原始的な花の姿をとどめてるモクレン属・ホオノキ@神代植物公園

よくよく見ると変わった花の形です。

真ん中に突き出てるのは雌しべでしょう。

そのまわりにうじゃうじゃあるのが雄しべ。

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モクレン科モクレン属のホオノキ。

モクレン属の祖先は人類誕生よりもはるか昔の1億年前に生きていたことが化石から判明してます。

まだ大陸移動は続いているし、恐竜絶滅の自然災害(?)も乗り越えてきたんです。

地球上最古の姿を残しているのは、まず雄しべと雌しべ。

両方が不特定多数あって、花床にらせん状に配列されている。

これは、葉から進化して花ができた当初の特徴を維持しているんだそうです。

真ん中の棒みたいな雌しべは、やがて1個の雌しべに進化します。

花粉を運ぶポリネーターもハナバチ出現以前の甲虫やアブです。

写真の花はすでに雌しべは閉じてしまっています。

雌しべが先に熟す雌性先熟なんですが、開花直後の雌性期には餌になる花粉がないので人気がありません。

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同科オガタマノキ属のカラタネオガタマ。

あたりにバナナの匂いを撒き散らしてます。

属は違うけど花の姿はよく似てます。

真ん中の青いのが雌しべでしょうか。

大きさはホオノキよりもずっと小さいです。


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同科のユリノキ属。

頭上で咲いてるのでシベの様子がわかりませんが、きっと同じようなんでしょう。

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バラ園の南側に白い花をたくさんつけた木があります。

マメ科のハリエンジュ(ニセアカシア)でした。

昔は公園や街路樹でよく見かけたが、要注意外来生物リストに挙げられており各地で伐採されている。

松林や柳林を減少させたり、希少種の生育を妨害するなど好ましくないようです。


2017年5月12日 (金)

サンショウバラは富士箱根特有のフォッサ・マグナ植物@神代植物公園

おばちゃんグループが「なにこれ?サンショウみたいな葉ね」

名札を見た、そのうちの一人が「ピンポーン、サンショウバラだって」

「きれいねえ」

かしましく通り過ぎて行きました。

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私も初めて見たときは「なにこれ」って思いましたもん。

富士箱根地区だけに分布する日本固有種というのは知ってました。

でもなぜ分布が限られてるんだろう。

この地域だけに限られた植物をフォッサ・マグナ植物というそうです。

フォッサ・マグナは学校で習いました。

大きな溝という意味で糸魚川−静岡構造線の東側の地溝帯のこと。

はるか南にあった火山島などがフィリピン海プレートとともに北に移動。

やがて本州と衝突して伊豆半島ができた。約60万年前のこと。

それから20万年前までは活発に噴火。

富士山や丹沢山地、箱根などができた。

このため植物は全滅。

空き地に入り込んだ植物がフォッサ・マグナ植物の祖先です。

サンショウバラ、フジアザミ、マメザクラなどです。

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カラフトバラです。

ハマナシに似てます。近縁だそうです。

トゲはハマナシよりも少なく葉が細い。

朝鮮や中国北部、カラフト、北海道に分布。

長野や群馬にもあるんだって。

氷河期が終わって寒いところだけに残ったんでしょうか。

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オールドローズのレディ・ヒリンドン。

枝が細いのでうつむきがちに咲いてます。

「この花の色と香りをしのぐバラは、現代バラにもないといわれている」

と、解説板に書いてあります。

紅茶のようなあまい香りです。

ダージリンのセカンドフラッシュの香りだとか。


2017年5月11日 (木)

雨滴が俺を呼んでいる〜雨上がりの春のバラフェス@神代植物公園

♫ 霧の波止場に 帰ってきたが

  待っていたのは 悲しいうわさ  (赤木圭一郎「霧笛が俺を呼んでいる」)

霧笛じゃなくて雨滴が誘ってます。

しずくが残った咲きはじめのバラは風情があるよ、と。


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これなんかどうですか。

ピンクに染まった乙女のほほ。

若いってすばらしいってせん望の眼差しを浴びせたいです。

デンティ・ベスという名前。

人の名をつけたんでしょうか。


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シカゴ・ピース。

名花「ピース」の枝変わり。

ピースにまつわる話と画像はこちら

黄色い花弁の端にピンクのぼかしが入ってます。


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朝雲。日本で作られた品種です。

赤系統ばかり選んで撮ってます。

曇天だったせいでしょうか。

紫系はイマイチ映えてなかった。


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締めくくりはやっぱりプリンセス・ドゥ・モナコ。

ほんのりイエローとやわらかピンクの配合。見事です。

あんなにきれいな人が世の中にはいるんだと、はなたれ小僧はぽかんと口を開けてました。

グレース・ケリー。


2017年5月 5日 (金)

赤黄のそばかす天使だねシコタンソウ〜山野草展から@神代植物公園

今年は何が出品されてるのかな。

毎年春秋に開催される山野草展をたのしみにしてます。

ことしの私のオススメはこれです。

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白い花びらに赤や黄の斑点がチャームポイント。

シコタンソウ、別名レブンクモマソウ。

ユキノシタ科といわれれば納得。

ユキノシタに似てますもん。

そばかすは蜜標かな。

普通1つの花弁についてるけど小さいから全部につけて目立たせてるんでしょう。

色丹島や礼文島だけでなく本州の高山でも見られます。

岩の間なんかにしっかりと根を下ろしてるらしい。

草丈は10センチ程度で花も2センチ足らずとごく小さい。

肉厚で硬い葉が花の下に見えます。

風雪に耐えるためでしょう。

北岳とか白馬岳の稜線で見られるみたい。

いつか登れたらいいな。


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タカサゴカラマツ。タイワンバイカカラマツ名で売られてます。

ピントが茎の先の方に合ってしまったので、仕方なく白バック。

雰囲気だけを味わってください。

納得いかないので撮り直してきました。

下に掲載してます。


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タイリンアオイ。

中国地方から北九州に分布。

緑色が珍しくて撮ったけど、ネットで探すと他のアオイと同じくこげ茶。

どうして緑色なのかはわかりません。


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芝生広場近くの南北両方にあるベニバナトチノキが目立ちます。

トチノキも花をつけてるんですが、青葉に紛れて気づきにくい。

ベニバナは遠くからでも一目でわかります。

セイヨウトチノキ(マロニエ)とアメリカアカバナトチノキとの交雑種。

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2017年5月 3日 (水)

記念すべき現代バラの第1号なんだって・ラ・フランス@神代植物公園

バラ色といやあ淡い桃色ですよね。

バラには白から黄色、赤、オレンジ、ブルーまであるのにどうしてなんでしょう。

辞書でも「うすくれないの色」(岩波国語辞典)です。

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大人から子供まで思い浮かべるのはこんな色↑でしょう。

このバラの誕生がイメージ作りに関係しているのかもしれません。

最初の現代バラとなったラ・フランス。

誕生以前をオールド・ローズ、以降のバラをモダン・ローズと分けているそうです。

作出されたのは1867年。

このバラの出現がバラの世界を一変させた歴史的なことだったようです。

英語の「rose」には植物だけでなくバラ色=淡紅色の意味があります。

日本でバラ色という表現が使われだしたのはどうも明治以降。

英語、フランス語から入ったんでしょう。

となるとなぜバラ色が淡紅色なのかの追及はお手上げです。


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中国中部原産のロサ・ヒューゴーニス。

初めは黄色でのちに象牙色になる。

このくらいの淡い黄色のバラがいいですね。

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こちらも中国雲南省など原産のロサ・セリケア・プテラカンタ。

真っ白です。


2017年5月 1日 (月)

色合いいいねバイカイカリソウ・ネモフィラもあるよ@神代植物公園

あれ見つからないなあ。

もっと手前かななんて戻ったりしながら探し当てました。


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バイカイカリソウです。

草丈は20センチくらいで花は下を向いてるので気づきにくい。

いろんな種類にバイカ(梅花)があるんですね。

触れなば落ちん・・てな様子ではかなげにうつむいてます。

薄い紫の色合いもいいですね。

気に入りました。

イカリソウにしては何か足りないなとながめてました。

特徴的な長い距がないんです。

中国地方や九州など温暖な地域に生息。

基本的には白花なので、これは園芸種のようです。


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安住伸一郎アナが「ネモフィラ渋滞が発生してるようです」

なんてTBSラジオ「日曜天国」でしゃべってました。

国営ひたち海浜公園に向かう道路の混雑をこう言い表したんです。

ブルーに埋め尽くされた丘の様子があちこちのニュースでも紹介してたのでどっと押し寄せたんでしょう。

こちらでも小規模ですが花壇で咲き揃ってます。


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がくーんと地味になってセンダイタイゲキ。

関東から東北にかけて見られるが数が減っていて準絶滅危惧種。

タイゲキ(大戟)とはトウダイグサ科に由来する生薬の名前。

仙台で採取された。

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そういやあ植物多様性センターにもタイゲキが新たに加わったな。

移動して確認します。

主として海岸の岩の上が生息地のイワタイゲキ。

ノウルシに似てますね。

分布は伊豆から西。

伊豆諸島ゾーンで見られます。


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