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カテゴリー「調布市」の記事

2017年11月25日 (土)

紅葉が見ごろになりました@神代植物公園

かえで園が黄、紅、緑の競演です。

もみじのトンネルを歩く人たちの頰も、心なしか色づいてます。

「これは見事」

すれ違った男性が連れの女性に話してました。

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このアングルがお気に入りです。

陽を浴びて金色に輝いてる隣のイロハモミジは、まだ青々してます。

この緑があるので黄葉、紅葉が引き立つ。

よくよく見れば何色あるんでしょう。

微妙な自然の彩色に脱帽です。


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先週はまだ黄緑だったのが一気に赤茶に色づきました。

メタセコイヤです。

雄花序もたくさんぶら下がってます。


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ハウチワカエデ。

これは植物多様性センター。

見た目はもっと赤が素晴らしい。

通りがかるおじさんたちは一様にここでレンズを向けてました。

長いこと撮ってたので、私なんかよりずっといい絵になったでしょう。


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植物公園の正面前、ケヤキの色づき。

西日を浴びると息を飲むくらいです。

バスを降りたらゆっくり歩いて楽しんでください。

2017年11月23日 (木)

ツツジのもどり咲き・リュウキュウツツジなど@神代植物公園

先日も書きましたがつつじ園のツツジがちょっとだけ、もどり咲きしてます。

満開のツツジはあたしには似合わない。

遠慮がちにポツポツくらいがふさわしく、頑張ってるなと声をかけたくなります。

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探すといろんな種類が見られます。

まずは、ヒラドツツジの「五月雨(さみだれ)」

貿易港だった平戸には珍しい種類の植物も持ち込まれました。

沖縄のケラマツツジ、中国産のタイワンヤマツツジなどが入ってきて武家屋敷などで育てられていた。

ヒラドツツジはこれらの外国物とモチツツジ、キシツツジなどとの自然交雑種から選抜していったもの。

大型で大輪。

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キシツツジ?

そんなの聞いたことないぞ。

西日本を代表するツツジなんだって。

川岸や岩場などに生えているのでキシツツジ。

なーんだ、知ってみればなんていうことはない。

関西や中部地方で生育しモチツツジの近縁。

触るとねばねばするのでモチツツジというのは今年春に覚えました。


そのキシツツジの「若鷺」

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オオヤマツツジの「鳳凰殿」

オオヤマツツジは関東周辺と岡山、山口に分布。

ヤマツツジよりも葉も花も大きく、花も紫が入っているので区別は容易、だとか。

ヤマツツジの雄しべは5本ですがオオヤマは7〜10本。

いろんなお宅の庭などでもよく見るやつですな。

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リュウキュウツツジが一番よく咲いてました。

モチツツジとキシツツジの交雑種らしい。

琉球とは関係ないみたい。

ハクをつけるために外来種を装ったのでしょうか。

江戸時代から栽培されてたようです。


2017年11月22日 (水)

なるほど、カトレアのように派手とはこういうことか・黄色で大輪@神代植物公園

ラン室に入ったらでかいカトレアがひときわ目を引いてます。

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ポティナラ・ハウ・ヤン・ゴールドというのか。

「言わずと知れた台湾産の大輪系黄花」だそうです。

とっても有名で数々の賞を受賞してる。

ヤンさんが作ったのかな。

(高級インスタントラーメンでマダムヤンというのがあったな)

名前のようにゴールでではなくてオレンジに近い黄色。

♫ カトレアのように 派手な人

  鈴蘭のように 愛らしく

花のイメージも描かずに舟木一夫の「花咲く乙女たち」をうたってたっけ。

こんな人を見たら恐れ多くて近づけません。


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遅咲きだそうですが、それにしてもゆっくりだな。

以前からポツポツ咲いてたんですが、ようやく写真を撮れるところで花をつけてくれました。

1997年に殿堂入りのつるバラ、ニュー・ドーン。

新しい夜明け。

とっても上品なうす桃色。


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さてもみじ園の紅葉はどのくらい進んでるでしょうか。

昭和記念公園はすでに見頃だそうですが、こちらはもう少し。

週末くらいには息を飲む紅になるのかなあ。

見頃になってるとこを切り取りました。

紅がイロハモミジ、黄色いのはイタヤカエデ。


2017年11月20日 (月)

江戸菊の乱れ咲き・菊花展@神代植物公園

江戸っ子の粋は「狂」をも喜びました。

型にはまらない奔放さに惹かれたんでしょう。

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上方から始まった菊合わせは享保(1716〜1736)には江戸にも伝わり熱心な愛好家が生まれました。

巣鴨や麻布狸穴の植木屋たちは江戸っ子好みの菊を作り出していきます。

そんな中で生まれたのが江戸菊。


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「狂い」の芸なんだそうです。

開花につれて花弁がよれたり立ち上がったりします。

他の菊には見られないこの変化が菊の芸。

植物だって芸をするんです。

「狂菊」「芸菊」とも呼ばれます。

大杉栄「美はただ乱調にある。諧調は偽りである」。

あるいは、美を貫いた滅びゆくもの「薪能」(立原正秋)ですか。


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花車。

花車ってのは着物を代表する柄なんですか。

御所車にたくさんの花を飾ったもの。

この花は多くの人からの祝意の表れなんだとか。

吉祥文様の1つで、礼装用着物の伝統の柄。

「かしゃ」と読むと、やり手婆あのことだそうです。


2017年11月 9日 (木)

四季咲き革命をもたらした中国のバラ@神代植物公園

秋のバラフェスタは終わっても、まだいろんなバラが咲いてます。

4月の下旬ごろから次々に開き始めて秋にも楽しめる。

四季咲き性の獲得がバラの人気を不動のものにしたようです。

中国のバラが欧州にもたらされたことがバラの世界に革命を起こしたんです。

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↑ オールド・ブラッシュ。

Rosa Chinensis ’Old Blush’。

中国では10世紀ごろから栽培されていた品種。

四季咲きバラの誕生に大きく貢献した。

18世紀の末に中国からヨーロッパに伝えられ、バラの進化に多大な影響を与えた4つの品種の1つ。

コウシンバラの仲間です。

60日に一度は咲くので庚申。

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シングル・ピンク・チャイナ。

Rosa chinensis 'Single Pink'。

これもコウシンバラの仲間ですが、ひとえ咲き。

オールド・ブラッシュの枝変わりとも言われてます。

たった今わかりました。

ロサ・キネンシスとあるのはコウシンバラなんですね。

庚申バラもその昔はつる性で一季咲きだったと推測されている。

それがどのようにつるを捨て四季咲きになったかは解明されてません。

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ロサ・キネンシス・ミニマ。

Rosa chinensis ‘minima’。

ミニマですから小さい。

現代のミニチュアローズのもととなったと言われてます。

四季咲き性のものは一般的に樹高が低い傾向にある。

開花によって成長が抑制されるためです。

ミニマの丈は30㎝くらい。

返り咲きの性質があり、それがだんだんと頻度を増して、ついに四季咲きのものが出現したと考えられています。

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コウシンバラ。

Rosa chinensis。

中国バラは霜が降りるくらいまでは楽しめるでしょう。

2017年11月 7日 (火)

立冬なのでサザンカ@神代植物公園

何年ぶりかで寝坊しました。

起きたら8時前。

三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい・・

なんて色っぽい話はありません。

父親が入院したので朝食などもろもろの世話をしなくていいと脳が緊張感から解放されたんでしょう。

なーに大したことありません。1週間もすれば戻ってきます。

つかの間の骨休めです。

さて今日は立冬なんですね。


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二十四節気をさらに3つに分けた七十二候の初候では「山茶始開」(つばき はじめて ひらく)

山茶は中国ではツバキのことですが、サザンカがふさわしいとされています。

久しぶりにツバキ、サザンカ園まで足を伸ばしたんですが、もういろんな種類が咲いてます。

上の写真は豊麗(熊本産)

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続いて緋乙女(埼玉産)

名札にはいちいち産地が書かれてます。

愛好家には大事な情報なんでしょう。


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富士の峰(関西産)


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木々の葉が日々変わっています。

日当たりによって紅葉、黄葉の進み具合がまちまち。

これはカツラの黄葉。

緑との対比も楽しめます。


2017年10月19日 (木)

門外不出だったベトナムつばきのハイドゥン@神代植物公園

青空ながめながら、あっちこっちと花探し。

つかの間の晴れ間は有効活用しないとね。

とはいいながら、ハイドゥンが咲いてるってんで温室へ。

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厚手のぽっちゃりした花が和菓子みたいなベトナムのつばき。

黄色いつばきのキンカチャ(金花茶)は12月になったら咲くでしょう。

第二次大戦終了まで続いたグエン(阮)王朝が門外不出にしていた花です。

グエン・バン・チュー(阮文紹)、グエン・カオ・キ( 阮高祺)とか名前を言ってもわかりませんよね。

ベトナム戦争当時の南ベトナムの大統領と首相。

特に意味はありません。

グエンというと2人の名前が浮かんでくるんです。

去年は鉢植えだったけど、今年は地植えして大きな花をつけてます。

ヤブツバキとの交配も可能だそうです。

どんな花をつけるのかな。

ハイドゥンは海棠のベトナム語読み。

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鳩が見えますか?

中南米原産のラン、ペリステリア・エラタ。

通称ダブ・オーキッド、日本語でハトラン。

学名のペリステリアも小さなハトの意味です。エラタは背の高い。

ワシントン条約で商業目的の国際取引が禁止されている貴重なラン。

パナマの国花です。

翼に見えるのは唇弁(リップ)。

頭の部分は雄しべと雌しべがくっついた蕊柱(ずいちゅう)。


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鳩の次は蝶。

青い蝶の花。ブルー・バタフライ・フラワー。

学名はクレロデンドルム・ウガンデンセ。シソ科です。

アフリカのウガンダにちなんだものです。

触覚に見える部分は雄しべの葯を支える花糸。

もっと上から見下ろすように撮った方が蝶に見えましたかね。

2017年10月15日 (日)

バラである・名前はまだない@秋のバラフェスタ・神代植物公園

バラ園の北側に「国際ばらコンクール」の花壇があります。

2年をかけて審査。金賞、銀賞はバラ園西側で展示されます。

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エントリーNo.2715。

淡いピンクが乙女のほほのようでしょ。

作出者名、国名、交配種など一切が伏せられてます。

なのでまだ名前はありません。

「受賞作花壇」に展示されるときは名前つきです。

いつも掲載してる「田毎の月」も何年か前の金賞か銀賞。

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No.2701。

桃色と白のグラデーションが目に止まったんですが、写真にすると魅力半減です。

でも、よく見ると不規則な変化をしてる花弁に胸騒ぎを感じる。

No.2715といい、フリルみたいなひらひら花弁が流行りなんでしょうか。


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No.2720。

黄色が外側で赤く染まってます。

もっと柔らかい色調だったんですが、写真は微妙な変化が出ないです。


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もう青空が恋しい。

散歩も出かけられないし、花にも会えない。

次に晴れるときは木々も紅葉に向かって色づき始めているのかな。


2017年8月17日 (木)

貴重だよ・絶滅危機から蘇りつつあるムニンノボタン@神代植物公園

白い花にシベの先の桃色がキュート。

花弁の先っちょにも桃色の突起がついてます。

一時はたった1株だけになって、自生はほぼ絶滅と言われたムニンノボタンです。

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小笠原でも父島だけの固有種。

戦後すぐの調査で3株だったが、平成7年(1995)にはたった1株に。

しかしそれも枯死。

必死の保護増殖活動が行われ、実生株などを増殖、自生地に植え戻された。

今では200株ほどになったという。

その後、新たな自生地が発見され40株ほどが生育しているそうです。

温室で大事に育てられています。

母島には花弁が5枚でピンクがかったハハジマノボタンがあります。

ムニンノボタンの変種とされています。

北硫黄島ではイオウノボタンが見られます。

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葉が大きくてゴワゴワしてます。

オオバシマムラサキ。

ムラサキシキブの仲間で小笠原固有種。

面白いのはムラサキシキブと違って雌雄異株。

雌株の花の花粉は、雌しべに付いても受粉しない。

逆に雄株は柱頭が未成熟。花粉がついても実らない。

雌雄異株だけど、まだ完全には別れてない状態。

進化の途中にあるようです。


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クサトベラ。

常緑低木なんですが茎が柔らかいのでクサの名になった。

面白いのは花の形。

下半分しか咲いてない。

なのでハーフフラワーとも呼ばれる。

ハワイではビーチ・ナウパカと呼ばれ、やはり半分の形状のマウンテン・ナウパカと合わせて完全な花になると言われてます。

火の神の怒りから逃れるために若者は海へ、恋人は山に逃げた。

やがて海と山に小さな白い花が咲いた。

この2つの花を合わせると恋人たちは結ばれるという。


2017年8月 1日 (火)

小笠原で独自に進化したテリハハマボウ@神代植物公園

小笠原、行けたらいいな。ずっとあこがれてます。

温室には小笠原の植物もたくさんあります。

都立の植物園ですから小笠原の植物にも力を入れてるんです。

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テリハハマボウが咲いたというので、どんな花かなと温室へ。

朝の咲き始めは黄色だが、徐々にオレンジ色に変化する一日花。

日本のハイビスカスという触れ込みですが、花は小さめですね。

アオイ科フヨウ属で学名はHibiscus glaber。

glaberは無毛のという意味です。

午後に行ったので赤みがかってます。

オオハマボウがテリハハマボウになるには長い長い時間がかかってます。

塩水にも強いオオハマボウのタネが海流に乗って小笠原にたどり着いた。

初めは海岸で生育していたが、やがて内陸部に進出。

環境の変化で新たな種になっていった。

オオハマボウに比べて葉も花も小型。

オオハマボウは葉の裏面に短毛が密生しているが、両面とも無毛です。

タネも水に浮かなくなってしまいました。

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こちらもHibiscusの学名がついてます。

北米原産のモミジアオイ。

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植物多様性センターではハマカンゾウが夏の日を浴びてます。

ノカンゾウやヤブカンゾウに比べて葉が細く、常緑です。

冬に葉を見た覚えがないなあ。

観察がいい加減なせいでしょう。


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