フォト
無料ブログはココログ

« 今後のホタル鑑賞会は絶望的@野川公園 | トップページ | クリの花をじっくり観察・雌花は3つ@植物多様性センター »

2017年6月 6日 (火)

万病の薬になる薬効のデパートですイチヤクソウ@浅間山公園〜野川公園

4、5年前は30株くらいの印象でしたが、随分と増えてます。

ボランティアさんが手厚く保護してくれてるからでしょう。感謝。

ざっと50株は見ました。

イチヤクソウです。

Img_4007

残念なことにまだ開花してません。

5月下旬に偵察して1週間経ったから、もういいだろうと思ったんですがまだでした。

おまけに後ピン。

お許しください。

見られるのは前山の尾根道です。


Dsc03646_2


数年前の写真を引っ張り出してきました。

6月の10日過ぎに撮ったもの。

確かめてから出かければよかった。

先日登った高尾山でも見かけましたがつぼみでした。

イチヤクソウは部分的菌従属栄養植物です。

ウメガサソウもそうです。

光合成もするんですが、菌類からも栄養をもらって生きてます。

これは全面的に菌に依存する植物になる前の進化の過程と考えられてます。

無駄にエネルギーを使わないで、楽して生きる方法を選ぶのが進化なんですね。


植物なのに緑を失ったギンリョウソウなんかは、もう完全に依存してる。

日のあまりささない暗い林床なんかで生きていくのは、他から栄養をもらった方が手っ取り早い。

全草を乾燥させたものが鹿蹄草という漢方薬になります。

効能は、強心、高圧、抗菌、利尿、切り傷、下痢。

まだありますよ。

関節リュウマチ、避妊。

これさえあれば、なんでも効いてしまいそう。

Img_4011

ついで野川公園。

ウツボグサが真っ盛りです。

シソ科特有の唇形花です。オドリコソウに似てます。

踊り子が四方を向いていて、どことなくユーモラス。

夏には枯れて茶色く残るので夏枯草とも。

こちらも薬になります。

Img_4020

マメガキの花です。

古くに中国からもたらされ柿渋をとるのに使われている。

そういえば渋紙なんてとんと見ませんね。

和紙に数回塗ると耐水性ができて丈夫になる。

柿渋とべんがらを混ぜて塗った蛇の目傘は渋蛇の目って言われるそうです。


« 今後のホタル鑑賞会は絶望的@野川公園 | トップページ | クリの花をじっくり観察・雌花は3つ@植物多様性センター »

野の草や木」カテゴリの記事

コメント

毎度、面白い、しかもためになるお話を次々とありがとうございます。

全部覚えていったら、どんだけ賢くなれるんだろう。
残念ながら、当方何度でも「わ~、ビックリ!」です。(笑)

「柿渋」、見ませんね~。
町の塗料やさんの入り口に「柿渋、入荷」って張り紙見たのが何年前か。

1年くらい前から、木工芸の教室に通っていて、
そこで初めて習ったのが「漆」。

これまた奥が深くて、「拭き漆」で作品を仕上げたのですが、
塗っては拭き、拭いては塗りを5回くらい繰り返してようやく完成。
しかも、ふつうの塗料と違って、乾燥させるのではないので
固まるのには温度と湿度が必要。
耐久性、抗菌と、なかなかの優れものだと、初めて知りました。

「ニッポン、すごいね!!!」 の日々です。

やまけいさん。書いてる本人も、書いたそばから忘れてます。

なのでいつも「わ~、ビックリ!」

漆塗りとは渋い。日光東照宮の修復でも大量の漆が必要。

中国産では長持ちしないので国産を使ってるとか。

中国と日本の漆のどこが違うんでしょうか。

野菜も国産の方が断然おいしい。

冷凍食品の野菜はみな輸入物。

なので冷凍食品は食べません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 今後のホタル鑑賞会は絶望的@野川公園 | トップページ | クリの花をじっくり観察・雌花は3つ@植物多様性センター »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31