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2017年6月の記事

2017年6月30日 (金)

イヌザクラの実は甘渋い@神代植物公園

なんじゃこの実は?

鈴なりのオレンジや赤の実が目に飛び込んできました。

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はてな?ここに実のなる木があったっけ。

下がっている枝から幹へとたどっていくと名札がありました。

イヌザクラです。

すごいなあ、こんなにいっぱい実がつくんだ。

イヌザクラは大抵が大木なので葉に隠れて実を目にすることが少ない。

ここのはうまい具合に枝が目の高さに下がってます。

もっといっぱい実がついてる写真もあるんですが、何せピントが甘いのでこちらを使用。


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赤く色づいてるのもありますよ。

全部が赤くなったら葉の緑に映えてきれいだろうな。

口に含むと最初は甘い。

いけるんじゃないかと思ったら、後から渋みがきました。

一緒にいたおばちゃんに進めたら「甘渋い!」

ソメイヨシノもたまに実がつきますが食したことはありません。

おいしいのはオオシマザクラ。

「実は塩漬けにする」と名札にあったけど、いくら検索しても出てこない。

ウワミズザクラはあるけどね。

ウワミズザクラのつぼみを塩漬けにしたのが「あんにんご(杏仁子)漬け」

杏仁豆腐の杏仁の香りと味だそうです。

果実やつぼみを焼酎につけたのはあんにんご酒。

うまいらしいよ。

新潟や群馬で作られてるそうです。


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こちらも食い気です。

ケンポナシの花が真っ盛り。

梨とついてますがクロウメモドキ科ケンポナシ属。

通りがかった知り合いのおばちゃんが

「何を撮ってるのかと思ったらケンポナシなの」

「実はおいしんだよ。ほんとは実じゃなくて果柄だけどね」

「どんな味?」

「ナシに似てるよ」

ケンポナシと野口英世などについてはこちら


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南カリフォルニアなどに分布するキク科のストケシア。

昭和の初期にはやったそうです。

そのころの名前は瑠璃菊。

人気になったのがわかる気がします。


2017年6月29日 (木)

氷河期以前の原始の花・タイサンボク@神代植物公園

タイサンボクの花が進化を遂げている時、まだ蜂はいなかった。

なので花粉媒介者として選んだのは甲虫だった。

甲虫に破壊されたり食べられたりしないように雌蕊がしっかりしてるんだってさ。

ミツバチの祖先が現れたのは1億5000年前。

植物に花ができたのは1億4000年前。

なんだ時期は同じじゃないかと思うんですが、浅学にしてよくわかりません。

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タイサンボクとカタカナ表記するよりも泰山木と書いた方がしっかりくる。

北米大陸原産なのにね。

どうしてでしょう。

東アジアの温帯性の植物は、ほぼ同じ緯度の北アメリカでも見つかります。

モクレン属、ユリノキ属、マンサク属などです。

こうした飛び離れた分布のことを隔離分布と言います。

別の大陸で隔離分布しているのは、こう考えられています。

氷河期以前、タイサンボクなどは北極点を取り巻いて広く生育していた。

氷河に覆われると次第にに南方に移動して東アジアと北アメリカにたどり着いた。

そして独自に進化していったのでしょう。

お互いに似たようなのがあるので、遠く離れた北アメリカの植物という感じがしないんだと思います。

大陸移動が関係しているかもしれません。

分裂したゴンドワナ大陸が再び集合してパンゲア超大陸が生まれた。

この時、アジアとアメリカはくっついていた。

およそ8300万年前です。

モクレン属の祖先は9500万年前には誕生していました。

パンゲア超大陸で繁殖してたのが大陸移動でアジアとアメリカに別れた。

こんな空想を楽しんでるのも好きです。

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ナツメの花です。

すでに実の赤ちゃんができてます。

夏に入ってから芽が出てくるので夏芽、ナツメ。

その割に実をつけるのは早いですね。


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ユリアザミ。

葉がユリで花がアザミですがキク科です。

別名キリンギク。


2017年6月28日 (水)

地味だけど七夕の星飾りにどうかなコバノカモメヅル@野川公園

キラキラじゃないけど天の川に星がかかってます。

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ツルがアーチ状にかかっていて天の川に見立てれば、一等星がいくつも並んでます。

コバノカモメヅル。小葉のカモメ蔓。

ガガイモとかシュロソウとか、あまり愛でる対象になってない花に興味があります。

細長い対生の葉をカモメの羽に見立てた。

🎵 潮の香りが 苦しいの ああ あなたの香りよ

かもめが翔んだ かもめが翔んだ  あなたはひとりで 生きられるのね

「カモメが翔んだ日」(歌 渡辺真知子)

カモメヅルに対して小葉かと思ったらカモメヅルという植物はない。

オオカモメヅルがあるんだけどコバよりも葉は小さい。

コカモメヅルに比較してのオオカモメヅルのようです。

ということでコバの由来は不明。

ガガイモ科(新しい体系ではキョウチクトウ科)。

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マヤランがびっしり。

30〜40株はありそうです。

自然観察園から東八道路を渡って遊具のあるあたり。

最近は雑木林が保全され、下草を刈ったりしているので、割とどこでも見られるようになりました。

なので見かけてもあまり目の色を変えなくなってしまいました。


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自然観察園に戻ってキヌタソウ。

アカネ科ヤエムグラ属です。

ムグラの名がついてないのは実が布を打つ砧に似てるのが特徴的だから。

葉も大きくて縦に走る3本の葉脈が目立ちます。

砧と言われてもイメージできませんが平板にのし棒がついた道具。

布を伸ばすのに使ったが、アイロンの普及で廃れた。

「砧を打つ女」(李恢成)は韓国の原風景のようです。


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オオバギボウシのつぼみ。

これから徐々に花茎が長くなって花が分かれていきます。


2017年6月27日 (火)

よそに先駆けてヤマユリ咲いたよ@神代植物公園

山野草園出口のヤマユリは毎年、ほかよりも1週間は早い。

10メートル先から独特の芳香が漂ってます。

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写真を撮ってたらおじさんが寄ってきて「ここのはいつも早いんだ」

笑顔で、自分が育てたように自慢します。

「どうしてなんでしょうか」

「朝日が当たるだろ。それが原因じゃないか」

すでに写真は撮り終わったようで、それだけ言うと去っていきました。

大きなユリを見て気分が高揚したんだね。

その気持ちわかります。

副え木をしてないので完全に頭を垂れてます。

競争が厳しいからといって、こんなに大きな花を作らなくてもいいのにね。


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あちこちのチダケサシが咲き始めました。

初夏の花が終わって、これから夏の花の本番です。

山野草園は真夏でもひんやりしてるので散歩も快適。

緑の大切さを実感してます。

毎年思うんだよね、栃木県民が熱狂するというチタケ(乳茸)うどんを食べてみたいと。

ナスと一緒に炒めてもいいらしい。


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オトギリソウも咲いてます。

仲間のビヨウヤナギやキンシバイの黄色が目立つんだから、当然だよね。

なかなかいい花に出会わない。

まあ証拠写真です。

弟を切ったり、洗礼者ヨハネの草(セイヨウオトギリソウ)だったり、洋の東西を問わずに薬効で知られてます。

セイヨウオトギリソウの英名はSt John's wort(セント・ジョーンズ・ワート)。

ジョンじゃなくてどこでもジョーンズになってます。

授業で「十二使徒の名を言いなさい」と先生に指された少女時代のウーピー・ゴールドバーグ。

(演じてるのは子役です)。

得意げに名前を挙げます。

「ジョン、ポール、ジョージ・・」

先生も笑顔です。

ですが次が「リンゴ!」


前にも書きましたが、映画「天使にラブソングを」のお気に入りシーンです。


2017年6月26日 (月)

苦界じゃなくて九蓋(九階)なんですねクガイソウ@調布市野草園

一度刷り込まれてしまった情報はなかなか訂正できません。

クガイソウの説明板に、輪生した葉が九数層くらいあるので、こう呼ばれるようになった、とありました。

ありゃ、なんかきれいごとにしたんじゃないの。

子供も見るので教育的配慮かな。

自説は曲げずに勝手に憶測してます。

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苦界に身を沈めた女たちのけなげな生き方を、この花に見たんじゃないの。

勘違いの連鎖はとどまるところを知りません。

家に戻って調べたら、やっぱり九蓋。

実は前にも同じようなことを書いてました。

その時に頭の中の情報を書き換えたつもりだったんですが、上書きされてませんでした。

バカだねえ。

「見頃はこれからかな」

知ったかぶりで言ったら、

「もう終わりよ。他の穂は下の方の花が終わってるでしょ。

下から順に咲いてくの」

おばちゃんに訂正されました。

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鉢植えですけど、シライトソウ。

学名が雪の筆。Chionographis japonica。

chionが雪で grapheが筆。

国分寺の殿ヶ谷戸庭園でまとまって咲いてる姿がよかったなあ。こちら

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キレンゲショウマのつぼみがふくらんできてます。

ここから先が長い。

開き始めるのは7月下旬。

楽しみに待ちましょう。

つぼみに傷がついてますね。

何年か前にヒョウで痛んだことがあった。

そんなことがありませんように・・。


楽しみなMF誕生・フランクフルト移籍の鎌田に期待@スポーツ観戦に忙しいマチダ

浦和が3連敗。

チームスタイルを変えないと上位は狙えないと、おなじみA大サッカー部OBのマチダさんが心配してます。

鳥栖はフランクフルトに移籍する鎌田の壮行試合を勝利で飾りました。

ドイツで鍛えられて代表入りしてほしい選手です。

        shoe     shoe      shoe

鳥栖2−1浦和 鳥栖はフランクフルトへ移籍する鎌田への“壮行白星”です。

鎌田は後半20分、右CKから小野の先制ヘッドをお膳立てします。

低くカーブを描きながら落ちていくボールにGK・西川も飛び出せません。

相手DFのプレッシャーをかいくぐって小野が頭に当てました。

鎌田はガツガツ、ガンガン行くプレースタイルではなく、どちらかというと風のようにプレーします。

ボール扱いは新人の頃から大人びていました。

派手ではないけれど巧さが目立つ選手。

海外、それもよきお手本、長谷部のいるチームで1対1の強さも学んでくるでしょう。

ぜひとも身につけてほしいのが、正確なミドルシュートです。

この試合でもゴール中央でボールを持ちながら、狙わず左サイドにパスをしていました。

スペースがあったのですから思い切ってシュートすべきでした。

強さを持ち合わせた今までの日本にないMF誕生が待ち遠しい。

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鳥栖勝利のポイントはDFの意識でしょう。

浦和がポストプレーを狙ってきた場合はとにかく中央に人を集めていました。

どこかしらで引っかかるような人海戦術。

圧倒的に攻めていた浦和の得意技が決まらなかったのも人混みを作ることを徹底していたからです。

サイドよりも重視していたに違いありません。

ただしサイドを突かれてもすぐさま次善の対応をしていました。

右サイドからの攻撃を何度か食っても相手と同数か1人多い態勢になるよう選手が戻って凌いでいたのが目につきました。

10人がよく動いていたということです。

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浦和はそろそろスタイルを変えないと上には行けなくなっています。

攻撃力は圧倒的で見ていて楽しい。

それだけでいいのならこのまま突き進んでショー的サッカーを役割にしたチームでいればいいわけです。

J2に落ちない程度に点を取って。

J王者になりたかったら、尻の始末をよくしなければ無理です。

何も引いてカウンターを、を奨励するわけではありません。

守ることに心を配る戦法が必要です。

相手は浦和を研究し尽くして自陣でボールを奪いさえすれば、すかさずカウンターに出ます。

特にDFの裏を意識したロングパスで一気に形勢逆転です。

2点取られても3点取ればいいだろうと強がっても、徹底して守られたら絵図通りにはいかないのは3連敗が証明しています。

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終了間際の2失点目。

鳥栖の左からのロングパスを西川が飛び出し、前に送ります。

ところがパスを受けた森脇が何の考えもなしに後ろに残っていた遠藤にバックパス。

その背後にはロングパスに走り込んでいた鳥栖・福田が。

遠藤も全く殺気を感じていないプレーぶり。

トロトロとした動きを狙われ、ボールをかっさらわれてしまいました。

1点リードされ攻めることしか頭にないうえ、集中力も切れていた。

完全な—ボーンヘッドです。

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仙台2−4C大阪 柿谷が時たまかっこいいことするから困ってしまいます。

前半16分、ハーフライン中央の清武から左へロングパス。

既に柿谷は走り出していました。

仙台DFは真ん中に気を取られていて完全にフリー。

バウンドするボールに自分の間合いを合わせて左足でダイレクトシュート。

見事なライナーでゴール右を捉えました。

やればできるじゃないの。

常にとは言わないまでも2試合に1度くらいは見せてほしいと思いますが、果たして。

尹監督はC大阪を変えました。

こねくり回すサッカーではなく、スピーディーにゴールに迫るようになっています。

体力面でもかなりしごいたのではないでしょうか。

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※大リーグのダルビッシュvs田中はヒリヒリするような投げ合いでした。

日本人が野球の母国であんなに凄い投球をするなんてまさに本物の投手戦でした。


USオープンの松山もワクワクさせられました。

悪い日が1日だけにこらえられるようになればメジャータイトルは間違いありません。

tennistennis

それに引きかえ錦織はどうなっているんだか。

感情の起伏が激しすぎて自分がコントロールできない選手は、なかなかタイトルに近づけません。

かつて悪童と呼ばれたマッケンローは、言動とは違い試合運びなは実に冷静でした。

使い分けることができたのでしょう。

錦織はその点未熟です。

ガス抜きで怒るのではなく、ゲームにまで持ち込んでしまうんですから。

女好きなのも一因でしょうか。

結構浮名を流していますし。今は下がり…を掴んでいるのかも。

故障が多いのにも?です。


サニブラウン楽しみ。

18歳。主役交代かな。

桐生もかすんで遠くなりにけり、となりかねません。

こちらもマインドが問題なようです。


                            マチダ

2017年6月25日 (日)

ギンバイソウ、なんとか間に合いました@調布市野草園

「ギンバイソウが咲いてますよ」

教えていただいたんですが、なかなか行けずにようやく調布市野草園。

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盛りはちとすぎてますが、これなら十分でしょう。

「つぼみがたくさんあるけど、全部咲くのかしら」

先客が考え込んでました。

そういやあ、全部開いたのは見たことないな。

左下に装飾花が見えます。

アジサイの仲間ですから。

でも装飾花が必要なのかしら。

これだけ両性花が立派だと、なくても虫は訪れてきそうです。


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クサアジサイ。アジサイと違って草本だから。

こちらにも装飾花がついてます。

両性花は放射状の雄しべがとってもキュート。

白と赤紫が入り混じった色合いがあまり好きじゃなかったんですが、考えを変えました。

ずっと見てても飽きがこない。

微妙な変化が面白いんです。

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イワタバコも見頃です。

鎌倉の東慶寺などが有名ですが、もう時期は過ぎたかな。

先日の大雨の日に逗子で群生を見つけたとお出かけした小田実精神旺盛な方がいました。

マムシ注意の看板があるとかでマムシよけの山男をボディガードに準備万端。

「行ったの」って聞いたら大雨で断念、フラワーセンター大船植物園に変更したそうです。

シルバー料金100円で5時間も楽しんだとか。

来年また行くようだったら連れてってもらおうかな。

高尾山の蛇滝、琵琶滝の見頃は7月中旬です。

2017年6月24日 (土)

こんなの見たことないな・ギンナンの実生がびっしり@明治神宮

タシロランの他に、もう一つミッションがあります。

芝生広場でアイナエを見つけること。

絶滅危惧種ではないんですが、関東でも見られるのは数カ所とか。

東京都では絶滅です。

名前も初めて聞くし、科がなんとマチン科。聞いたことないです。

植物多様性センターで教えてもらったんです。

「みんなで探すぞ」

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湿地を好むんですが、芝生のくぼみで生きてるんだそうです。

それらしいところを探しますが、やっぱり難しい。

代わりに名前不明の草が次々に出てきて「これ、なーに」

私だってわかりませんよ。

答えられないのはシャクなので一応写真に撮って家で一心不乱にネットで検索。

メールで「ツメクサで間違いないかい」

そしたら「ツメクサの名を失念してましあ」

なんだ知ってたんじゃないか。

でも👍5個をもらいました。


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続いて「こっちのは?」

ヤブランみたいだけど葉も細いし、花もまばら。

「コヤブランっていうのある?」 「あります」

上から撮ってるので花は1輪しか写ってませんが、つぼみが4、5個隠れてます。

コヤブランということにしておいて、これまた調べるとヒメヤブラン。

1カ所でまとまって大きな株になればヤブラン。

広がってはびこってればコヤブランかヒメヤブラン。

葉が4〜7ミリで花が20個以上ついてればコヤブラン。

葉がもっと細くて2、3ミリ。花も10個以下ならヒメヤブラン。

これは花が5、6個ですのでヒメヤブラン。


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そんなこんなで1時間以上。

楽しい刻でしたが結局、アイナエは見つからず。

こちらのHPが詳しいです。

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見渡す限りのギンナンの実生です。

(イチョウと言うべきかな。ギンナンから芽生えたので、とりあえずギンナンということで)


すごいなあ、ギンナンを採ったりしないでおけば、こんなになるんだ。

道路脇には根が出たギンナンが、まだまだ転がってます。

この中から栄養状態のいいのだけが育って成長していく。

それでも親木が空を覆いつくしているので光合成には不自由してしまう。

きっと1%も大きくはならないでしょう。

それでも大量のギンナンを実らせて次世代へつなげていく営み。

自然界のサバイバル作戦の遠大さを思わずにはいられませんでした。

2017年6月23日 (金)

都会の杜のタシロランは来週あたりが見頃@明治神宮

明治神宮に珍しいランがあります。

東京都では、ここと東村山市の八国山に出るらしいんですが、人づてに聞いただけで未確認です。

その名はタシロラン。説明などはこちら

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あれれ少し早かったかな。

去年は大鳥居手前の御苑入り口近くでも見かけたんだけど気配がないなあ。

探究心旺盛なご婦人たちを案内してるので気がせくが、こればっかりはしょうがない。


社殿前の大楠の立派さに見とれて西参道へ。

昼なお暗いので夏日でもひんやり。

「あっここに」

ようやく仲間が見つけてくれましたが、ちいさいです。

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去年訪れたのは6月24日。

時期はぴったりなんだけど、小雨が影響してるのかなあ。

何しろ菌類から栄養をもらってるので菌類が元気にならないと成長が促されないのかも。

芝生広場から北参道に入ったところで、ようやく花数の多いのを見つけました。

適度に日光が当たった方が生育にはいいみたいです。

まあこれで責任は果たしたかな。

しかし群生してない。

前日にまとまった雨が降ったばかりなので、見頃は来週くらいになるのかな。

参道から少し離れたところに、もう1カ所群生地があります。

そこに期待。


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目を凝らして濡れ落ち葉びっしりのところを凝視。

にょきにょき生えてきてます。

茎も太い。

まだ芽生え状態でしょうか。

ギンリョウソウみたいだね。

ギンリョウソウは、こんな状態の時に先端が筒状になって中がブルーだから、これはタシロランだよね。

もっと茎が立ち上がって花をいくつかつけるんでしょう。


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これが次の段階でしょう。

塊が分かれて複数の花が見て取れます。

この後、茎が伸びて途中に花をつけていくのかな。

タシロランはヒトヨタケ科のきのこと共生してることがわかってきました。

落ち葉を敷き均してあげると個体数が増えることが確認されてます。

明治神宮は落ち葉びっしりなので最適な条件です。


2017年6月22日 (木)

ランの無菌培養は納豆絶ちで・ナゴラン@植物多様性センター

ここの仕事の1つに東京都の絶滅危惧植物の保護などがあります。

その一環でナゴランの無菌培養に取り組んで4年がかりで花を咲かせました。

昨年に続いて情報館で展示してます。

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ナゴランは沖縄の名護で発見されたので地名をとって名付けられた。

伊豆諸島から南西諸島、朝鮮南部に分布する着生ランです。

セッコクと同じように木の股などに根をおろします。

しかし伊豆諸島では盗掘などで絶滅したとか。

「ナゴランが展示してあります。近づいてみてください」

いつものガイドウォーク。

1メートルくらいになると芳香が感じられます。

世界らん展に合わせて資生堂パルファム「ナゴランの香り」が限定生産されたこともあります。

そのままでは香水だとややきついかな。

職員さんが言ってました。

「ずっと納豆絶ちしてます」

無菌培養ですから納豆菌が紛れ込んではいけない。

人知れぬ苦労があるもんですね。

じゃ、ヨーグルトとかキムチなんかの発酵食品も絶ってるのかな。

聞きもらしました。

ナゴランに続いて現在はユウシュンランに取り組んでるそうです。

4月に野川公園で見つけました。こちら

野川公園では内緒にしてるみたいです。

花仲間が場所を訊いたら「公式には発表してませんので」と教えてくれなかったと言ってました。


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ネジバナがあちこちで花茎を伸ばしてます。

この日は「初めての方」対象のガイドウォーク。

「ネジバナもランの仲間なんですよ」

参加者から「へーっ」と驚きの声が上がってました。

わたしゃ初めてじゃないですけど、なんとなくね。

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クマツヅラ。

ヨーロッパ、アジアに広く分布して、薬草として使われてきた。

十字架に架けられたキリストの出血を止めた草とされてます。

学名はVerbena officinalis。クマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)。

バーベナは祭壇を飾る花の意味だそうです。

日本でも古くから知られていて「蜻蛉日記」などにも出てきます。

2017年6月21日 (水)

琵琶湖の悪魔と違って絶滅危惧種なんですミズキンバイ@水生植物園(神代植物公園)

このくらいの薄い黄色がちょうどいい。

レモンイエローよりもやや薄くて刈安色というのかな。

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水辺で咲いてるミズキンバイです。水金梅。

葉の緑に調和した黄色が好ましい。

金ピカはあまり好きじゃないんです。

レモンイエローよりも薄いから刈安色かな。

刈安はススキに似た草で、茎や葉を黄色の染料に使った。

(知ってたわけじゃないですよ。色見本を見てたら出てきたんです)

水辺の植物ですので、ご多分にもれず絶滅危惧植物でⅡ類。

限られた県でしか自生は確認できてません。

国産は減ってますが外国産は猛威を振るってます。

琵琶湖じゃ亜種のオオバナミズキンバイが猛烈な勢いで繁殖。

琵琶湖の悪魔と呼ばれて大掛かりな除去作戦が展開されてるそうです。

近ごろ琵琶湖の異変がニュースで伝えられてます。

このほかアユが不漁で例年の1割程度の漁獲量の時期もあった。

これは外来の大型植物プランクトンが大量に発生し、アユの餌になるミジンコが繁殖できていないことが一因だという。

生態系が崩れてしまうと取り返しがきかない。

治水と水辺保全を両立させていきたいですね。

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もうミソハギが咲き出してます。

エゾミソハギかもしれませんが、よく見てこなかった。

エゾは大型で葉が茎を抱いてるそうです。


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きょう21日は夏至。

夏至から11日目の半夏生のころに花をつけるハンゲショウの葉が白くなってきました。

葉が白くなるのはドクダミと同じ原理です。

ドクダミの花に見えるのは総苞。

葉が変化したもので、ハンゲショウはまだ葉の面影を残して花の役目をしてます。

花の時期が終われば緑の葉に戻ります。

ドクダミ科ですよ。


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深大寺城跡に上がればそばの花で真っ白。

信州で見渡す限りのソバ畑を見てみたいな。

ことしも仲間たちが信州佐久で栽培してる蕎麦を食べられるんでしょうか。

何もお手伝いしないで新蕎麦だけを味わうという虫のいい話です。


2017年6月20日 (火)

葉が3枚だけどヨツバヒヨドリ、これいかに@植物多様性センター

「ちょ、ちょっと来て。葉が3枚だけどヨツバヒヨドリでいいの?」

花仲間から質問されました。

「詳しい人が名札をつけたんだから間違いないんだろうけど、変だねえ」

答えられません。

それ以前に葉の数を確認してませんでした。

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改めて葉が何枚、輪生してるのか数えてみます。

おっしゃる通りに3枚。

種類が違うのかなあ。

調べたら必ずしも4枚ではなくて3〜5枚ということでした。

これに対してフジバカマは葉が3裂、ヒヨドリバナは裂けずに対生。

いずれもアサギマダラが吸蜜に訪れます。

隣にはレンゲショウマがあるんですが順調につぼみをふくらませています。


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ことしはカワラサイコの花つきがいいです。

漢方に使うミシマサイコの塊根に似ているのでカワラサイコ。

風邪の時に飲む小柴胡湯に入ってます。

本園の神代植物公園の山野草園でミシマサイコを播種してたけど芽が出て来てるのかなあ。


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ヤマモモの実が赤くなってきました。

もうすぐ食べられそうです。

ここのは採取禁止ですけど。


2017年6月19日 (月)

東北三大祭りのルーツ「眠り流し」とネムノキ@神代植物公園

ネムノキは高木なので花を間近で見る機会が少ない。

雄しべが放射状に伸びてふんわりしてて触ると気持ちよさそう。

ちゃんと分かってくれて鉢植えが植物会館前に展示してあります。

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はーい、たくさんの花が集まっているのがわかりますね。

だいたい10〜20個だそうです。

伸びているのは雄しべ。

先っぽに花粉がついてます。

雌しべは下の方にあって、ルーペで見たけどよくわからなかったなあ。

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日本各地に「眠り流し」という行事がある。

真夏の労働で睡眠が十分に取れないと、疲れが抜けない。

このため昼間も眠いことがある。

睡魔を払うためにネムノキと一緒に流し去る風習が伝わっている。

多くは七夕の朝に水浴びをして「ねぶた流れろ」などと唱えるという。

「む」と「ぶ」は破裂音ですから子音交代が起きやすい。

「眠い」を「ねぶい」と言ったりしますよね。

眠気を払うためにネムノキを流す。

シンプルな発想でわかりやすいですね。

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東北の3大祭りは眠り流しが起源です。

青森ねぶたや秋田竿灯は、火を入れて明るくしたねぶたや、竹竿にたくさんの提灯をつけて歩く。

明るさやにぎやかさで眠気を払うためだそうです。

七夕に願い事を書いた短冊を下げた笹を川に流すのも眠り流しの一種だそうです。

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もやもや、ふんわりの連想からハグマノキ。スモークツリー。

もやもやは不稔花の花茎が細長く伸びたもの。

見たことないけど、初夏に目立たない五弁花と不稔花をつける。

来年は忘れないで花を観察してみましょう。

ハグマはヤクの尾の毛で作った仏具の払子のこと。

カシワバハグマ、オクモミジバハグマもあります。


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クリヌム・パウエリー。

ヒガンバナ科です。


「西川の積極守備にほころび」とマチダ@浦和2−4磐田

代表落ちしたGK西川の感覚が微妙に狂ってるようです。

心理的な迷いがあるのかも。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんは、相手チームの西川対策が功を奏していると分析してます。

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浦和2−4磐田 浦和DFの弱点がモロに出ました。

背後が脆い。

それは西川の守備範囲にあります。

GKが前に出てくるのは世界的な流れ。

攻めに重きを置く浦和も西川が前へ出ることでチームスタイルを作ってきました。

DFラインも信頼するからこそ攻め7守り3くらいの感覚で戦っていたに違いありません。

ところがGKの前方意識は諸刃の剣でもあります。

ミスったらアウト。

前半36分の失点はあそこまで飛び出す必要はありませんでした。

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磐田の左FKはゴールから逃げるようにカーブを描いて蹴り込まれます。

待ち構えているのは川俣です。

上背がありますが、自信がある西川はパンチングしようと前に出ました。


しかし想像以上に曲がったため手が届きません。

目測を誤ったわけで自信が落とし穴になりました。

代表復活に向けて気が逸ってアドレナリン過多になっていたようです。

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同点に追いつかれた後半23分のプレーには同情すべき点があります。

一発カウンターで無人の右サイドにボールが出て、放っておけば1対1になります。

当然クリアに出ます。

ただそれが磐田・アダイウトンの体に当たりそのまま無人ゴールへ走られてしまいました。

試合後西川は、一瞬ためらったような発言をしています。

ただ、DF陣がもう少しバランスを取っていればカバーリングも可能でした。

2−1でリードしているのですから、チームとしてもっと賢く振舞えたはずです。

5戦1勝1分3敗の不振に気がせいていたのかもしれません。

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相手チームは浦和の攻撃力を削ぐために様々な対策をしてきます。

足元に自信がある西川がボールを転がしてパスコースを探していると、誰かがプレスしに行くようになってきました。

かつてほど西川の足技がさえなくなったのも、そのせいです。

GKとBKの関係を見直し、チームを安定させる時期でしょう。

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甲府0−0柏 甲府が柏の連勝を8でストップさせました。

守りに徹したわけですが、漫然と引いているだけではありません。

とにかくよく走りました。

相手の仕掛けをを待つのではなく攻撃の芽をつぶすべく動き、あわよくばカウンターを狙おうという積極的守備でした。

柏は走り負けたとも言えます。

                                      
                          マチダ

2017年6月18日 (日)

夏が来れば思い出す・キクイモの味噌漬け・キクイモモドキ@神代植物公園

もうネジバナが顔を出してます。

深大寺城跡に撮影に行かなくちゃ。

いろんな用事がたくさんあって散歩に出たのは1週間ぶり。

夏の花が見られるようになってきてました。

神代植物公園も1週間で花模様はすっかり変わってました。


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この黄色い花を見ると夏だなあと感じます。

ひまわりみたいだからでしょうか。


大正時代に北アメリカからやってきたキクイモモドキ。

キクイモ、イヌキクイモは夏の終わりから秋に咲きます。

背丈もモドキの方が低い。

富士宮の料理屋で食べたキクイモの味噌漬け、うまかったなあ。こちら

イヌリンが主成分なので健康食品としても注目されてます。

味はアーティチョークに似てるんだそうです。

なのでエルサレム・アーティチョーク。

国立市の農産物直売所でも売ってるようです。


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コリント式建築の彫刻にこれが使われています。

ずっと見てても見飽きない形です。

アカンサス。

教科書で見たことがあるでしょ。

ローマのパンテオンがコリント式の代表です。

ドリス式、イオニア式とか習ったけど、言葉を覚えただけで様式についてはまるで理解してない。

それでも、こんな彫刻は記憶の隅っこに残ってます。

子供心にも印象深かったんでしょうな。


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先日、薬用植物園で1輪だけ咲いてるのを見たハタザオキキョウ。

芝生広場の北側にいっぱい咲いてました。

これまでは名前もわからずに素通りしてたんですが、おかげで名前が判明。


2017年6月17日 (土)

さるなし酒は最もうまい果実酒だそうです・サルナシ@神代植物公園

サルナシの実が豊作です。

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「この花は?」

「ネコノチチですよ」

「やっぱりそうですか。特徴的な葉をしてますからね」

このおじさん、樹木や花に詳しそう。

そんな人に教えられるなんて日を置かずに通ってる成果です。

「こっちにサルナシがありますよ。もう少し大きくなりますか」

「もう一回りくらい大きくなります。観察会で輪切りにしたもんです」

縦に割った写真はこちら。小さなキウイです。

理科、あるいは生物の先生みたいな方でした。

       wine     wine    wine

収穫は秋口のようです。

未熟なうちに採って1〜2週間ほど寝かせて追熟させます。

日本のキウイですからキウイに似てますが、梨の味がしたなあ。

風味や香りはこちらの方が強くて、完熟すると濃厚な甘みがあるそうです。

食べてみたいなあ。

果実酒にすると、これがうまいらしい。

半年ほどで黄金色になって上品な甘い香り。

果実酒ではもっともうまいそうです。栄養価も高い。

1kg1500円で売ってるサイトがありました。

格安ですね。


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アカメガシワの花が咲いてます。

ルーペでのぞいてみましたが雌しべが見当たりません。

それもそのはず、これは雄花でした。

雌雄異株で雄花と雌花は少し時期をずらして咲くそうです。

葉は食物を乗せて神前に供えたりする。

なので「ひさき」で古語辞典にも載ってます。


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ホップノキ。

これは雌株なので葉ウチワのような実がついてます。

ビール造りのホップの代用になるそうです。


2017年6月16日 (金)

長恨歌に源氏物語、文学が潜んでいるビヨウヤナギ@神代植物公園

初夏と夏の間の花の端境期。

ビヨウヤナギの黄色い花が目立ちます。

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えーと、どっちだったけ。

雄しべが花弁よりも長いのでビヨウヤナギ。

短かったらキンシバイ。いずれも中国原産。

ヒドコート(大輪金糸梅)というのもあります。

キンシバイの園芸種で花弁が平開してるので、少しすぼまってるキンシバイと見分ける。

雄しべが長くても数が多くてまっすぐに伸びてればヒペリカム・カリシナム(西洋金糸梅)。

ヨーロッパ原産。

ビヨウヤナギはバラバラな感じで湾曲してます。

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ビヨウヤナギの中国名は金糸梅に対して金糸桃。

江戸時代に入ってきて誰かが未央柳と名付けたのが定着した。

柳は葉が似てるからでいいとして未央は?

白楽天の「長恨歌」に「太液芙蓉未央柳 芙蓉如面柳如眉  對比如何不涙垂」と出てきます。

池のハスを見れば楊貴妃の顔を思い出し、柳からは眉を思って涙を流さずにいられない。

戦乱が収まり未央(びおう)宮に戻った玄宗皇帝の心境を歌ったシーンです。

「長恨歌」は平安時代の日本でも親しまれていた。

紫式部は「長恨歌」を下敷きにして「桐壺の巻」を書いたと推測されている。

「未央の柳」のくだりも引用されています。

江戸時代の教養人はどちらもよく知っていた。

細長い葉からすぐに未央柳を思いついたのでしょう。

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美容柳との表記もありますが、江戸時代に美容なんて言葉が一般化していたとは思い難い。

「びおう」と読んでいたのが、いつの間にか「びよう」に変わってしまったのではないでしょうか。

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アナベルが随分と白くなってきました。

アメリカノリノキの園芸種です。


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ミズキに遅れること約ひと月、クマノミズキが咲き出しました。

秋になると桃色になった花柄が落ちてサンゴみたいです。


2017年6月15日 (木)

アジサイ「紅でまり」は青い花がアクセント@神代植物公園

紅でまりのどこに青い花があるんだい。

不思議に思われた方もいらっしゃることでしょう。

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咲き始めなのでまだ装飾花は白です。

これから徐々に赤くなっていきます。

真ん中をご覧ください。

青い部分が花弁と雄しべ。

つぼみもあります。


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小さな花弁がついてます。

青い雄しべも出てます。

涼しげで梅雨の晴れ間にはふさわしい感じがします。


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暑いので温室に避難。

休憩室とラン、ベゴニアのところは冷房が入って快適。

こんな咲き方のランもあるんですね。

アンデス高地原産のアングロア・クロウエシイ。

上向きに咲いているのでチューリップ・オーキッドとも呼ばれる。

2017年6月14日 (水)

満身創痍で痛恨のドロー@「やっぱり試合下手の日本」とマチダ

チグハグな攻撃でモタモタしてる隙を突かれて痛恨の同点ゴール。

気力はあるものの体がついていかない。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんは「あの一瞬の焦り」を悔やんでます。

       shoe     shoe    shoe


イラク1−1日本 何ももったいない精神をこんなところで発揮しなくてもいいのに。

Tokyo1

諸々の厳しい条件を考えハリル監督は攻めより守りに重きを置いた布陣で臨みました。

ダブルボランチにして本田は右。久保を左に回しました。

あれほど切れている乾の名は先発にありません。

ガッカリです。

sagittariussagittarius

風下、それでも早々に大迫のヘッドで先制します。

本田のCKはさすが。カーブを描いてドンピシャリ。

こすらせてゴールした大迫の技に大拍手です。

先手を取って一安心。

ただ一抹の不安がありました。

ちょっと早すぎたかも、が正直なところです。

見た目には有利かもしれませんが、中東勢に比べ試合下手なので1点で逃げ切る小憎らしさは望めません。

2点目を取ってやっと一息できると考えるのは当然です。

早く安心したい。それが逆に焦りにつながったように見えてなりません。

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大事にいきたいから早めのシュートは打たず崩し切るまでパス。

日本の悪いパターンが顔を出し始めました。

前後半でシュート7本はいかにもにも少なすぎます。

今ひとつ呼吸が合わない攻撃と何とかしたい気持ちがチグハグ。

それでも起用された選手、特にDFは体を張って決定的場面は数えるほどに抑えました。


libralibra


ところが後半27分ほんのワンチャンスを生かされてしまいました。

Tokyo_2

久保が足を引きずり、酒井宏が右ひざ負傷で満足に走れない中、中央突破を許します。

いったんは吉田が相手パスをガードしてGKに渡そうしたところ、川島の胸からボールがこぼれ出てしまいました。


押し込まれて押し込まれてのプレーだっただけに、いささか慌てたのでしょうか。

そこを飛び込まれ痛恨のゴールを許します。

酒井が普通だったら。

悔やまれます。

それより酒井が傷んでいるのが分かっていました。

だからどこかでゲームを切らなければなりません。

ところがボールに夢中で味方の陣形を見渡せる選手がいません。

ここが中東などと違うところです。

相手も勢いに乗っているので難しいかもしれませんが、何らかの方法はなかったものか。

酒井も倒れ込んで動かない狡さがあっても…。 

後半押されながら1−0で勝てる要素はあっただけに、あの一瞬の焦りが何とももったいない。

予想外の負傷交代もあってジョーカーにした乾も使えなくなりました。

勝負事は絵図通りにはいかないものですね。

taurustaurus


DF昌子、井出口は大健闘です。

ともに足も速く今後守りのメドは立つのではないでしょうか。

日本は今FW受難のようです。

前線からのプレスを要求されているせいか守りに追われ過ぎてスタミナを消耗しているように見えてなりません。

攻めも守りもは最近のサッカーでは当然としても、どちらも100%は酷です。

もう少し守りの負担を減らす方法を考えないと、肝心の得点に支障が出てきます。


                         マチダ


2017年6月13日 (火)

「日本のタイム」なんだってイブキジャコウソウ@都立薬用植物都立薬用植物園・小平

百里香ともいわれるそうです。

百里遠くまで香りが伝わると言うほどの芳香。

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愛らしい色合いの花です。

イブキジャコウソウ。伊吹麝香草。

滋賀県の伊吹山に数多く自生してる。

葉をもむと特有のいい香りで「日本のタイム」とも言われます。

いつものように葉をもんだりしてませんので香りは確認できず。

次に行ったら実行してみます。

シソ科ジャコウソウ属。

学名がThymus quinquecostatus。

ちゃんとタイムの名になってます。 quinquecostatusは五本の主脈。

いわゆるタイムと呼ばれるのはタチジャコウソウ。

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ヘラオモダカもいい花です。

調布の植物多様性センターにはヘラオモダカ、サジオモダカ、オモダカが人工の流れの岸辺にあったけど、

今年はどうかな。

なにしろポンプが故障して水が流れなくなってしまった。

修理したのかな。

オモダカについてのあれこれはこちら


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大正時代にヨーロッパからもたらされたハタザオキキョウ。

ひょろっとした茎にいっぱい花がつくとハタザオみたいになります。

正面からはキキョウですが横から見るとホタルブクロ。

キキョウ科ホタルブクロ属でした。


2017年6月12日 (月)

「くれない・呉藍」と「べに・紅」・・ベニバナ@都立薬用植物園・小平

紅花の咲いてる畑が見たいとつねづね思っていた。

3年前にもここで見てるんですが、盛りを過ぎてた。

見ごろに出合ったのは初めてです。

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黄色と赤が織りなす模様がやさしい景色を作ってる。

ちょっとだけアニメ「おもひでぽろぽろ」

末摘花を摘んでみたくなるでしょ。

実際にはトゲを気にしながらの作業になるので大変でしょう。

トゲに触ってみましたが、かなり鋭い。

手が傷だらけになってしまいそう。

なので摘むのは早朝に行うそうです。

露が降りているとトゲが少し柔らかくなるそうです。

推古天皇の時代には伝わっていたようです。

呉からもたらされた藍なので「呉藍・くれあい→くれない」

「藍」は色も指しますが、染料という意味にも使われた。

呉の藍色ではなくて、呉から来た染料。

長いこと呉の藍がどうして赤なんだって疑問でした。

これで納得。

舶来の赤い染料だよと珍重されたんでしょう。

高句麗の僧侶が伝えたとも。

万葉集の時代に「くれない」は植物の名とともに、その色を指していた。

それがいつの頃からか「べに」に変わっていく。

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見るからに痛そうなトゲでしょ。

紅花といえば山形県が有名ですが、昔は各地で栽培されてたんでしょうか。

6世紀の藤ノ木古墳からもベニバナの花粉が検出されてます。

光源氏は葵の上を弔う喪服に使った。

赤い喪服?

多分、藍と紅の重ね染めです。二藍(ふたあい)というらしい。

藍を多くすれば青紫になる。


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くれないは万葉集のころは植物名と色名に使われていたがやがて「べに」になっていく。

この転換は室町時代のことらしい。

「この時期、あるいは紅花の中国品種があらたに輸入されたのではないか」

(「街道をゆく 10 羽州街道、佐渡の道」司馬遼太郎、朝日文庫)

「たっぷりと紅色染料がとれる中国産の品種が各地で根付いてゆくにつれて、紅花(くれない)は死語になり、

紅花(べにばな)という言葉が正面に出て来たかと思えるが、

以上のことは繰り返して言うが想像で、確かめる証拠は何もない」(同)

長くなったので芭蕉の「まゆはきを 俤(おもかげ)にして 紅粉(べに)の花」

は、いつかの機会に。

分かったようでわからない句でしょ。

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強烈な赤でしょ。

北米原産のタイマツバナ。松明花。

葉や花をハーブティーにする。

あんまり飲みたくないな。

別名はベルガモット。紅茶のアールグレイって、こんなのを使った香りなの?

と思ったら違いました。

ベルガモットはイタリア産のミカン科の植物。

果実は酸味が強くて生食や果汁飲料には適さないが香料に使われる。

本来のベルガモットの香りに似ているので別名として使われている。


2017年6月11日 (日)

早いね、もうキツリフネが揺れている@調布市野草園

ゆらゆら揺られながら甘い蜜を吸う。

虫にも至福の時間でしょうか。

ヒトだとブランコに乗りながらソフトクリームをなめてる小さな幸せでしょうか。

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6月だというのにキツリフネが風に揺れてます。

虫がとまる足場も広いし、快適なんでしょうね。

吊り舟の形に植物の不思議に想いを馳せるもよし。

童心に帰ってタネが弾けるのを楽しむのもよし。

花期も長いのでしばらく楽しめます。

あれやこれやはこちらなどでお読みください。


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園芸用が逸出してあちこちでみられるそうですが、わたしゃ、ここでしか見たことがない。

なんとなく気に入ってます。

ヤナギハナガサって名前がお祭り気分にさせてくれて華やぐからでしょうか。

これから夏の終わり頃までずっと咲いてます。


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オカトラノオもすでに尻尾の下の花は開いてます。

        clock     clock     clock

きのうは3時間しか寝られずに睡眠不足。

眠くて仕方ないのでブログはここまで。

風呂入って寝ます。


2017年6月10日 (土)

黄色いホトトギスのタマガワホトトギスが見頃だよ@調布市野草園

花仲間♀が観察を終えて出てくるところでした。

人一倍熱心な方です。

でも、きっと見逃してるんだろうな、あれを。


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「タマガワホトトギス見たかい?」

「それより、あの花なーに。名前を教えて」

池のそばに引っ張っていかれて「あの白いの」

「イワガラミだよ」

アジサイ科で、同じように装飾花をつけてます。

名前の通りに柱にがっしりと巻きついて広がってます。

駆け込み寺の鎌倉・東慶寺の本堂裏が有名。

5月27日から、あした6月11日まで特別公開中です。

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「じゃあこっち」

タマガワホトトギスのところにご案内。

「なに、これ。見逃してたわ」。

やっぱりね。

「タマガワホトトギス」

「多摩川に行けば見られるの」

「違うタマガワで、京都の玉川」

5年ほど前は3株くらいでしたがずいぶんと増えました。


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こんなにいっぱい咲いてます。

奥多摩でも見られるようで御岳山のロックガーデンが手ごろ。

8月初めからお盆くらいまでらしいので、レンゲショウマの後に足を伸ばせばちょうどいい。

タマガワホトトギスについてはこちらであれこれ書いてます。


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オニシバリが葉を落として夏坊主に。

赤い実がいっぱいなってます。

食べませんよ、毒ですから。

野川公園のオニシバリは雄株と思われてたが、今年は実がついてる。

雌株だったみたい。

ボランティアさんが不思議がってました。


2017年6月 9日 (金)

マメ科の「クララ」って和名なんです@都立薬用植物園・小平

クララといえばクララ・シューマン。

あるいは「アルプスの少女ハイジ」。

ほかにもあるけど、ドイツ語圏の名前だと思いますよね。

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クララという名のマメ科の植物があるのは、なんとなく知っていた。

名前からして原産は外国、それもヨーロッパかなとおぼろげに思っていた。

ちょうど咲いてました。

説明板を見ると、原産地は日本、シベリア、中国、朝鮮半島と書いてある。

ありゃヨーロッパにはない。

もしかしたらクララって日本語なの?

ピンポーン、大当たり。

根をかむと目がくらむほど苦いから、くらら草。

平安時代の薬草本にも出ています。

西行法師が歌ってるそうです。

「荒れにける 沢田のあぜに くらら生(お)ひて 秋待つべくも なきわたり哉」

漢方薬では苦参(くじん)、根が朝鮮人参に似ていて苦いから。

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サキソホンのようなウマノスズクサの花。

ジャコウアゲハの幼虫の食草として有名です。

花の下のふくらんだところに雌しべと雄しべがあります。

ラッパの先端の茶色いところは毛がびっしり。

ラッパ管の中をルーペで観察すると、こちらも毛が密集。

中に虫が入り込んで出られなくなってもがいてる花もあります。

毛は意地の悪いことに下向きです。

なので出ようとした虫は逆毛に邪魔されて下がっていくばかり。

別に食虫植物ではありません。

雌性先熟といって雌しべが先にあらわれます。

入ってきた虫(ハエのことが多い)がすでに他の花にもぐって花粉をつけていれば受粉。

1日経つと雄しべが出てきて逆毛も小さくなる。

虫は花粉をいっぱいつけて、めでたく外に出られるという仕組みです。


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入り口近くに八重のドクダミがびっしり生えてます。

てきとうに撮ったら、いい花ではありませんでした。

心してファインダーをのぞかないといけませんね。


2017年6月 8日 (木)

引き分けにもひと筋の光明・本田のボランチ@問題点露出もまた良しとマチダ

前半はチームがバラバラ、目を覆うような展開でした。

出足が遅れるから、常に後手後手。

久保の調子がイマイチでしたが、代わった乾が鋭い切れ込みで突破を図ってました。

本田のボランチ、視野が広くて効果的にボールを散らしてました。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんが指摘するようにイラク戦もこの布陣で臨むかも。

        shoe     shoe     shoe

日本1−1シリア 

痛い痛い香川の負傷。

その一方で可能性も見出しました。

開始10分にゲームメーカーが退場した日本はいいところが全くありません。

ミドルパスなどでとにかく大迫にボールを集めます。

しかし、その後の展開ができず、チャンスらしい場面を作れないまま。

代わりに入った倉田にそれを求めるのは酷というものでしょう。

今野も負傷明けで完全な状態ではないのですから、中盤と前線との連動が悪いのは当然です。

決め手を欠いたままの状態をそのままにしていた監督の真意もよくわかずイライラばかりが募りました。

期待の久保も最低のパフォーマンス。


体調に問題がありそうでした。

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後半、監督が矢継ぎ早に交代をして打開に出ます。

久保に代わって本田が投入されます。

ここからが確変です。

俄然ボールが回るようになっていきます。さすがです。

期待の乾、浅野が入り本田がボランチ役に下がると、さらにチームが安定しました。


特に乾がキレキレ。

相手に向かっていくカミソリドリブル、変幻のボールコントロールで沸かせます。


「今が一番サッカーが楽しい」と口にするだけのことはあります。


代表の中でも極上の状態。


惜しむらくは「シュート」ではなく「入れて」ほしかった。

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本田を中盤のゲームメーカーにするスタイルは使えます。

香川の状態次第ではイラク戦は後半の布陣で臨むのではないでしょうか。

後半13分の同点シーンは原口—大迫のポストから長友が相手に競り勝って持ち込みます。

軽くカーブをかけた低いセンタリングにフリーの今野がきれいに合わせました。

調子がイマイチなのに悪いなりにも仕事をして存在感を見せました。

得点までの連携が日本の形です。

長友も久々に動きがよく、縦に出るプレーが目立ちました。

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さてDFです。

サッカーでは入りと残りの15分が厳重注意タイムと言われます。

守りは特にです。

ところが後半早々その鉄則が守られませんでした。

3分、相手ショートコーナーでDF陣が一瞬気を抜きました。

中にいる選手が薄いままなのに戻りが遅れました。

キッカーにチャージした倉田も簡単に外されて高いセンタリングを上げられます。

期待と危惧とを併せ持ちながら起用された昌子がジャンプしたヘッドは全く届きません。

後ろに走り込まれた選手にノーマークで叩き込まれてしまいました。

慌てて飛び上がったせいか目測を誤ったのでしょう。

髪の毛1本にでも触っていればと言いたくなるような大空振り。

さらに競りに行く選手もいないスカスカ状態では失点もやむを得ないところ。

経験不足の昌子とフォローできなかった周囲とのコンビネーションに不安を残す結果になりました。

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シリアの動きは素早く、特にドリブルはスピードがあり極限まで突っかけて抜いたりパスを出したりと脅威でした。


間合いの詰め方が緩い日本選手は翻弄され続け。

対応策が必要です。

テストマッチは勝つことももちろん必要でしょう。

しかし、問題点を見つけることにも意義があります。

監督の目と実際の動きの違い等、ノートには多くのことが書き込まれたはずです。

この試合で日本にとって選択肢が一つ増えたような気がします。

久保が切れ味を取り戻しても、香川が出場できなくても本田をベンチに置かなくてもいいことが分かりましたから。


一抹の不安はあるものの、イラク戦が楽しみです。

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※最近、他のスポーツなどで選手がやたら泣きますね。

涙の安売りでしょう。

世界一とか金メダルとかならわからんでもないのですが、女々しすぎます。

なんででしょうか。

涙=感動って刷り込まれているようでなりません。

そんなことより気の利いたコメントをした方が人気も出ますよ。

スポーツの基本は明るく楽しくデス。

かつて雄々しき連中、猛者たちの野球などを見ていても、大喜びすれども涙を流したなんて言うシーンはめったにありませんでした。

侍がいました。

長嶋さんの引退は別でしたが。芸能界では武士を演じられる役者がいなくなったそうですね。

年よりの世迷言かな。


                                     マチダ

2017年6月 7日 (水)

クリの花をじっくり観察・雌花は3つ@植物多様性センター

クリの花も咲いてないのに、どこからか、あの独特の匂いが漂ってくる。

「なんの匂いかしら」

訊かれたんですが答えられませんでした。

先日の植物多様性センターのガイドウォークで教えていただきました。

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スダジイやマテバシイなどシイ類の花が発してるんだそうです。

目立たない花なので匂いで虫を呼んでる。

さて上の写真はクリの花です。

「雌花を探してください」

近ごろ学習しているので、場所は大体わかります。

穂の上について長い雄しべを出してるのは雄花。

その下に短いシベを出してるのが雌花。

「では、雌花はいくつあるでしょうか」

ええっ、そんなこと考えたこともなかった。

この写真でわかるでしょうか。

ルーペで観察すると3つです。

雌しべの下の部分は総苞。

これが大きくなってイガになります。

そうかflair ひらめきました。

それでイガの中には栗の実が3個入ってるんだ。

イガは虫などの外敵からタネを守ってます。

それでも実に虫が入ってることがありますよね。

私ら、そこらへんの栗を拾ってきて茹でてたもんですから虫食いの確率が高かった。

木の下に落ちてしまうクリの種子散布は、食べ残し型散布。

鳥などが食べて糞とともに種子を運んでもらうのは動物被食散布。

クリはリスなどに運んでもらって食べられなかったものが芽を出す。

生まれて初めてクリの花をじっくり観察しました。

こんなにいろいろ勉強になるんです。

何も知らないで齢を重ねてきてしまったんですね。

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クリつながりでミクリ。水草です。

毛玉みたいなのが雌花です。

これがイガに包まれたクリに見えるのでミクリ。

トゲトゲの集合果がクリに見えると書いてあるのもある。

上の方にあるのが雄花。

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ニッコウキスゲ。

奥多摩ゾーンに植えてあるということは奥多摩にも自生してるということだ。

鳩ノ巣渓谷で見られるようです。

本場霧降高原の見頃は今月下旬からでしょうか。

真夏に向かって、これからはカンゾウ類のシーズン。

いろんな黄色い花があちこちで見られます。

野川公園のヒメカンゾウはもう終わってしまいましたがね。

2017年6月 6日 (火)

万病の薬になる薬効のデパートですイチヤクソウ@浅間山公園〜野川公園

4、5年前は30株くらいの印象でしたが、随分と増えてます。

ボランティアさんが手厚く保護してくれてるからでしょう。感謝。

ざっと50株は見ました。

イチヤクソウです。

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残念なことにまだ開花してません。

5月下旬に偵察して1週間経ったから、もういいだろうと思ったんですがまだでした。

おまけに後ピン。

お許しください。

見られるのは前山の尾根道です。


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数年前の写真を引っ張り出してきました。

6月の10日過ぎに撮ったもの。

確かめてから出かければよかった。

先日登った高尾山でも見かけましたがつぼみでした。

イチヤクソウは部分的菌従属栄養植物です。

ウメガサソウもそうです。

光合成もするんですが、菌類からも栄養をもらって生きてます。

これは全面的に菌に依存する植物になる前の進化の過程と考えられてます。

無駄にエネルギーを使わないで、楽して生きる方法を選ぶのが進化なんですね。


植物なのに緑を失ったギンリョウソウなんかは、もう完全に依存してる。

日のあまりささない暗い林床なんかで生きていくのは、他から栄養をもらった方が手っ取り早い。

全草を乾燥させたものが鹿蹄草という漢方薬になります。

効能は、強心、高圧、抗菌、利尿、切り傷、下痢。

まだありますよ。

関節リュウマチ、避妊。

これさえあれば、なんでも効いてしまいそう。

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ついで野川公園。

ウツボグサが真っ盛りです。

シソ科特有の唇形花です。オドリコソウに似てます。

踊り子が四方を向いていて、どことなくユーモラス。

夏には枯れて茶色く残るので夏枯草とも。

こちらも薬になります。

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マメガキの花です。

古くに中国からもたらされ柿渋をとるのに使われている。

そういえば渋紙なんてとんと見ませんね。

和紙に数回塗ると耐水性ができて丈夫になる。

柿渋とべんがらを混ぜて塗った蛇の目傘は渋蛇の目って言われるそうです。


2017年6月 5日 (月)

今後のホタル鑑賞会は絶望的@野川公園

去年までは「ホタル観察会」のポスターが掲示されたんですが、今年はそれすらない。

例年だと観察会は6月1週の週末。すでに過ぎてしまった。

どうなんですか?  自然観察センターのレンジャーさんに訊いたら

「飛んでることは飛んでるんですが、観察会を開くほどではないんです」

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去年はポスターを張り出したあとに、やむなく中止に。

「今後の見通しはどうなんですか」

「えー、難しいんじゃないかと」

「餌のカワニナがいないんですか」

「カワニナはいます」

じゃあ発生しない原因はなんなんだろう。

どうも生物多様性と関係がありそう。

今まで鑑賞してたのは、どうも外部から持ち込まれたホタルだったようだ。

野川公園の開園は昭和55年(1980)。その前は国際基督教大学のゴルフ場。

ゴルフ場だった時に在来種は激減してしまったらしい。

それで都の許可を得て、開園にあたって他地区のホタルを放流したみたいです。

そのホタルを大事に飼育、毎年観察会が開かれてきた。

今年、発生したホタルの遺伝子を調べたら、在来種でないことが判明。

個体数そのものも少ないが、素性の明らかでないホタルの観察会は都立公園としてはふさわしくないと判断しているようです。

私の遊びざかりの頃は野川公園もテリトリー。

ゴルフ場になる前の草っ原と湿地です。

野川のホタルを捕まえてきて蚊帳に放したりしてました。

いっぱいいたんだけどなあ。

「じゃあ今後の見通しは」

「担当のボランティアさんたちが頑張ってるんですけど・・」

在来種の個体数が劇的に回復するのを願うしかないですね。

        flair    flair     flair

調布市野草園も、昨年に続いて今年も中止です。

理由は「発生数が少ない」としてますが、野川公園と同じようなことなんだと思います。

1週間前に尋ねたら、どうも答えがはっきりしなかったですもん。

きっちり決めたC・ロナウドのシュートに感嘆@マチダも圧倒された欧州CL

「打つ」んじゃなくて「入れる」。

ロナウドがシュートの本質を教えてくれました。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんもロナウドの冷静な判断に舌を巻いています。

8連勝柏のGK中村もスーパーセーブ連発で才能が開花。

代表でも楽しみです。

       shoe      shoe     shoe

欧州CL R・マドリード4−1ユベントス 

重量感に圧倒されました。

日本のサッカーがフェザー級ならヘビー級です。

骨と骨がきしむようなプレーの連続。

その中でC・ロナウドが決めた2点はストライカーとしての本質でした。

鋼の様な体で強烈なキック、ヘディングが彼のイメージですが、この2点はいずれもインサイドキックでコースに決めています。

攻め込んで強烈シュートを放たなくても1点には変わりありません。

彼はゴールゲッターとはゴールに球を入れ込むことだと証明しました。

強く蹴らなくたって状況を見極めればいいわけです。

だから極端な話、日本選手には「シュート!」を死語にして「入れろ!」としか言わないようにした方がいいようです。

どうもシュートというと強迫観念からか力んでしまう習性が見られますから。

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柏1−0浦和 若い才能が開花していく様を見ています。

スーパーセーブの連発。

柏のGK・中村の体にはバネが仕込まれているようでした。

日本代表に選出されたことで心も体もイケイケになっています。

若い力が乗っている状態で見せるナイスプレーは,さらに血となり肉となっていきます。

浦和・興梠がPKを外したのも中村が放っている成長オーラにビビったのかもしれません。

チビッ子・中川がまた頭で決めて8連勝。

地味な存在の柏でしたが、育成の成果がキラリと光っています。

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ACLで大変な試合をした浦和は勝運を使ってしまったようで充電が必要。

「シュート」ではなく「入れて」もらいたかったが、サポーターの気持ちではないでしょうか。

sagittariussagittarius

磐田3−0G大阪 売り出し中のガンバDF三浦。もう一息です。

前半31分、ど真ん中へ蹴り込まれたボールを磐田、アダイウトンと競り合いになりました。

失えばGKと1対1になってしまうピンチ。

結果はシュルダーで簡単に飛ばされてしまいました。

体の力、特に骨太の外国人とぶつかっても負けない強さが求められます。

これから開花していくための条件でしょう。

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広島1−3鹿島 鹿島の大岩新監督初陣は快勝、これで不安解消となるか。

広島は動きが悪い、というか走っていません。

選手のコンデションを心配するよりチーム内外になんか重いものが隠れているように見えます。

このままじゃまたJ2です。


マチダ

2017年6月 4日 (日)

こんなに目を奪う野生のバラがあるんだと感心・ツクシイバラ@神代植物公園

ノイバラといえば白い清楚な花と相場は決まってます。

春のバラフェスタも終わるとバラ園にはあまり立ち寄りません。

何の気なしにオールドローズの区域に足が向きました。

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すでに花が終わってるものが多い。

原種ですから、そんなに長くは目を楽しませてくれない。

ですが、ひときわ目立つピンクの縁取りが真っ盛りです。

ツクシイバラ。

花も葉もノイバラよりも大きくて派手です。

こんな野生種があるんですねえ。

ノイバラの変種で熊本の球磨川河川敷の自生地が有名だそうです。

どういう加減でノイバラが、こんなに大ぶりでおしゃれな花弁に変化したんでしょう。

少し遅咲きで開花が5月下旬。

それで見たことがなかったんです。

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これも初めて見ました。マルバチシャノキ。

チシャはレタス類の野菜。

若葉が食用になってチシャに似てるから。

古くからある日本語です。ちさともいいます。漢字では萵苣。

中国から伝わって奈良時代には栽培されてた。

包菜、掻きちしゃ、茎ちしゃーーなどと呼ばれてたようです。

韓国じゃサンチュ。

大友家持の長歌が万葉集にあります。

「知左(ちさ)の花 咲ける盛りに 愛(は)しきよし

その妻の子と 朝夕に 笑みみ笑まずも」

遊女にうつつを抜かした部下に家持が諭しました。

君は、貧しいながらも満ち足りて奥さんと暮らしてたんじゃないですか。

この「ちさ」はエゴノキのことだと解釈されているようです。

辞書で「ちさ」の第一義は、キク科の野菜、次にエゴノキの別称。

どうしてエゴノキの別称になったのか不思議です。

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久々にワルナスビ。

命名者がかの牧野博士というのは有名です。

ガーデニングの敵。

悪魔の繁殖力と再生力。

加えて毒性という最悪級。

実を食べると家畜が中毒死。

いいことは何もありません。

英語でも悪魔のトマト。Devil's Tomato。

トゲが痛いですから引っこ抜く時には気をつけてください。


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近くにナスが植えてありました。

2017年6月 3日 (土)

あっちにもこっちにもホシザキイナモリソウ@高尾山6号路

イナモリソウを見つけたところから、さらに登ります。

一向に気配がない。

「あっ、あの角を曲がったところです」

ニリンソウの君が友人から教えてもらったポイントと眼前の景色が一致しました。

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急ぎ足でたどり着くとありました。

まずは写真に収めて、あたりを見渡すと、いっぱい咲いてるじゃありませんか。

崖側が多いんですが谷側にも進出してる。

絵柄はどれがいいかな。

もう夢中でシャッターを切りました。

星咲きです。


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これはホシザキじゃなくてイナモリソウかな。

花弁の幅が広い。

ホシザキの花弁は全体がすぼまってるが基本種は平開してる。

この花は、その中間ですね。

ホシザキはイナモリソウの品種ですから大きな違いはない。

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いい花を見させてもらいました。

ご一緒してくださった方のおかげです。

思い出しました。

イナモリソウはひと株に1輪ずつ花をつけ、ホシザキは複数つけるそうです。

じゃあやっぱり前の写真のはイナモリソウかな。

撮るのに必死で、その時は気づきませんでした。

イナモリソウとホシザキが混在した群生地だったようです。

みなさんにお礼を言って私はここまで。

夕方には戻らないとデイサービスから両親が戻ってきちゃう。

出迎えが必要なんです。


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琵琶滝の近くでサイハイランを見たと教わったので6号路を外れて高尾病院構内の道へ。

立派なのが何株か出迎えてくれました。

これだけ大きいと名のある武将の采配といいっていいでしょう。

今回はここまで。

次はムヨウランでも探しに行こうかな。


2017年6月 2日 (金)

1輪だけ咲いてたイナモリソウ@高尾山6号路

びっしり張り付いたセッコクも見たし、次の花を探しに行きましょう。

ベンチで休憩してたら単独行の女性と南高尾・西山峠のニリンソウ群落の話題で意気投合。

イナモリソウとホシザキイナモリソウが目当てだという。

「それならご一緒しましょう。目は多い方が確率が高くなる」

もうひと方も加わってイナモリソウ探しに出発。


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「この花は?」

「サワハコベ」。即答です。

予習してきたので頭に入ってます。

ハンディ図鑑を買ってきたとかで、間違いないかチェックします。

花、葉の形が符合してますね。

葉の先が尖っていて普通のハコベ(コハコベなど)ではないですね。

花弁は明確に5枚です。

先っぽに切れ込みがあって和バサミみたいです。

コハコベなどは、この切れ込みが深くて10弁に見えます。


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「先週登った方に聞いてきたんですが崖の右手です」とニリンソウの女性。


ゆっくり登りながら3人で分担して探します。

大山橋を過ぎてかなり登ったからもうすぐかな。

「あった!」

登山道の真ん中、根の窪みに見覚えのある花が。

これぞまさしくイナモリソウ。

三重県の稲森山で発見された。

シワシワが味を出してます。

葉は対生して2対しか出してない。

予習してきたのと合致します。

あたりにもっとないか探しましたが、これ1輪。

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すぐ近くの株はつぼみをつけてます。

見つけたのはこの2株。

高尾山では1号路の方が数が多いみたいです。

時間があったら山頂から1号路で下るつもりでしたが余裕がない。

1輪見つけたことで満足しましょう。

もう少し登ればホシザキイナモリソウが咲いてるはずです。

「群生してるって言ってましたよ」とニリンソウの君。

そりゃ楽しみだ。

なんだかんだ引っ張って次回へ続く。


2017年6月 1日 (木)

6号路のセッコクが見頃だよ・杉の大木にびっしり@高尾山

まさにびっしりという言葉がぴったり。

実物を見たのは初めてです。

ほかの山でも、これだけの数のセッコクは見られるんだろうか。

まさに花の名峰の名にふさわしい光景でした。

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枝という枝をセッコクがおおっています。

白いイルミネーション。

こんなに増えるもんなんですねえ。

通りがかった人が「寄生ラン」と言っていたので

「違います。自分で光合成しているので着生ランです」

はじめは木の股などに根付いたんだろうけど、どうやって枝の先まで広がっていたんだろう。


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ズームしてみます。

根というか茎(バルブと呼ぶらしい)が枝が見えないくらいに生えてます。

登山路のあちこちの杉で見られますが、ここまでびっしりは、この木だけです。

水分は空気中からとって、この長いバルブに貯めることができる。

細い根が出ていて枝などにしがみついてるようです。

葉は2年も経つと落ちてしまいますが、バルブは枯れずに残ります。

なので古株はバルブがもさっと垂れてます。


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別の枝です。

昔は古い神社でもよく見られたようですが、乱獲されてしまったようです。

ここは高尾山の6号路。

都心では30度寸前までいった30日に登ってきました。

琵琶滝を過ぎてしばらく登ったところで見られます。

登り始めは汗をかいたけど、体が慣れたらそれほどでもなかった。

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ジャケツイバラも黄色く彩ってます。

先週が見頃だったようで、すでに終わってる花がほとんどでした。

セッコクを取るかジャケツイバラを取るか難しいところです。


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ケーブルカー清滝駅構内のセッコク。

駅の外から撮ったんですが、バルブが幹を覆っているのがお分かりでしょう。

           🌼      🌸      🌺

今回の高尾山、目的はセッコクだけじゃないんです。

まだ見たことのない花が咲いてるというんです。

場所は琵琶滝から1200メートルほど登った大山橋の上の方。

情報はそれだけ。

果たして出会えるんだろうか。

ということで続きます。


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