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2017年1月19日 (木)

宝井其角と大高源吾・赤穂浪士の引き揚げ路をたどる@地下鉄の地上を歩く会の番外編その3

芭蕉記念館に寄ります。

ちょうど企画展「其角と江戸俳壇」の開催中。

Img_0843

其角と忠臣蔵といえば「両国橋の別れ」が有名です。

歌舞伎や講談で演じられてきた話です。

討ち入りの前日、其角は笹売りに身をやつした大高源吾に両国橋で出会う。

12月13日はすす払いの日。事始めでもあって、この日から正月の準備を始める。

祇園の舞妓さんはこの日が新年のスタート。

なので笹売りは時節も表してるわけです。

大高は俳人で其角の弟子。

身をやつした姿の源吾に其角は「年の瀬や 水の流れも 人の身も」と発句で問う。

「明日待たるる その宝船」と源吾が付句。

意味を測りかねたまま其角は松浦候の句会に向かう。


Img_0814


そういやあ浪士たちが集合した両国橋近くの公園に源吾の句碑があった。

「日の恩や たちまちくだく 厚氷」

忠臣蔵とは関係ない句のようで、特に説明板もありません。

松浦邸には源吾の妹が奉公に上がっていた。

妹が茶をたてていると松浦候が不機嫌に。

候は浪士がいつまでも討ち入らないことに苛立っているのだ。

帰り際に其角は源吾の付句を口にする。

意味がわかった松浦候に怒りの表情はなかった。

そのとき、にわかに陣太鼓が鳴り響く。

わかりやすくてよくできた話です。

こういうの、わりと好きです。

源吾が企画の門弟であったこと、吉良邸の北隣にある土屋主税邸を翌日に新井白石が訪ね、事件のあらましを聞いたことなどが混じり合って構成されたんでしょう。

Img_0840

芭蕉記念館の庭には梅が咲いていました。

「春もやや 気色ととのう 月と梅」

梅も咲いて春になってきた。おまけに月までも出てきた。

春らしい気色がそろったことよ。


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