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2016年12月10日 (土)

雪虫、東京にもいるんだ・冬の生き物のお勉強@植物多様性センター

雪虫って東京にもいるんだ。雪国や高山だけかと思ってました。

初めて見たのは富士山の五合目。まぼろしの滝を確かめたあと、小富士からグランドキャニオンを目指す途中でした。

その模様はこちらざんす。

いつものガイドウォーク。

この日のテーマはなんと「冬の生き物」

植物だけじゃなくてなんでもお勉強しちゃいます。

「雪虫も飛んでますよ」。ほんとかいな。

Img_0041

クヌギの木肌を模した擬木で休んでました。

北国ばかりじゃなくて雪虫はどこでも飛んでるみたいです。

ただし北海道と東京では種類が違うみたい。

雪虫の正体はアブラムシ。白い物質を分泌するのの総称です。

写真のはあまり白いのを出してませんが雪虫だと職員さん。

ちゃんと見てくれなかったので違うかもしれません。

「しろばんば」も雪虫のことです。

普通アブラムシには羽がないが秋になると羽を持つ成虫が生まれる。

これがロウ物質を身にまとって飛ぶ姿が雪を思わせる。

都会ではリンゴワタムシというアブラムシのようです。


Img_0045

コナラの木をアリが登ってます。

まだアリが活動してるのには驚き。

クロクサアリ。

葉にアブラムシが集まっていて、甘露(蜜)を吸うためにせっせと歩いてます。


Img_0055

赤い体に黒い点。

シロスジショウジョウグモです。

クヌギの幹のへこんだところにはカメムシの成虫と幼虫がじっと隠れてました。

テントウムシの幼虫にはまだら模様がありました。

なんとなく成虫の模様を思わせて、これが幼虫と言われて納得しました。

虫たちの活動は停止したと思ってたけど、こんな身近にまだまだいっぱい見られるんですね。

最後にこれはなーんだ?


Img_0064

神代植物公園のボランティアさんが持ってきてくれました。

小さなアンモナイト。

参加者一同、興味深げにのぞき込みます。

「わっ、すごい」。自然の造形の奥深さ。

虫ではありません。植物がつくったもの。

アオツヅラフジのタネでした。

こんなの初めて見ました。ボランティアさん、ありがとう。

ブドウみたいに房状の実がつきます。

見かけたらタネを取り出してください。感激しますよ。

ただしアルカロイドを含むので毒です。

昔はこの汁でシラミ退治に使ったとか。

今日はここまで。有意義なお勉強でした。


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野の草や木」カテゴリの記事

コメント

雪虫の飛ぶ光景というと、井上靖の「しろばんば」を思い出します。
作品は伊豆の湯ヶ島が舞台だったので、武蔵野でも飛んでいるんで
しょうけれど、今まで見た記憶がありません。
畑や原っぱが無くなったのと、農薬で虫がほとんどいなくなったから
でしょうかね。

雪虫には雪国の幻想的なイメージを抱いてたんですが、どこでも飛んでると教えらえてびっくり。

夕方に原っぱを歩いたりしないので分からなかったんですね。

武蔵野公園に珍しい鳥が来てるそうです。

雪虫 >都会ではリンゴワタムシ

 アブラムシの仲間は本州では七百種以上、わた虫の仲間ワタムシ亜科も五十以上確認されています。北海道では環境からトドノネオオワタムシが卓越していますし、リンゴワタ虫も大きいので候補の一つではありますが・・・
 先日大阪でわた虫の大発生があったとき(2016.12.03)、インターネットメディアが大阪市立自然史博物館に問い合わせてみたら(2016.12.07記事)学芸員は(専門外の可能性もありますが)同定出来ないと解答されたそうです。
 おそらくベッコウハゴロモ、エノキワタアブラムシなども分類になれていない方には区別が付かないようですし、ネット上に挙げられている写真には誤解や間違いが多く混乱の基になっていると思います。
 俳句では綿虫と呼ばれ初冬の季語、明治以降注目。


また雪虫は他の使用法もあり、トビムシ類、カワゲラ類、ユスリカ類、トビケラ類、ガガンボ類で厳冬期から早春の時期、他の虫たちが見えない時、渓流の積雪の上で見られる生き物の総称です。

 高田測候所長泉末雄氏(1890~1968)が「雪虫」という名を提唱し「雪の調査(第一報)(1928)に無翅と有翅のカワゲラ、トピムシ、ユスリカなど図示。
 鈴木牧之(1770~1842) は北越雪譜(1837)で山海経にある「雪蛆(せつじょ)」と表記して有翅のカワゲラとユスリカを図示。
 上野益三氏は新潟県妙高高原でセッケイカワゲラ(Eocapnia nivalis(U’eno,1929))を発見・命名。
 俳句では雪虫として春の季語。高山のものは雪渓虫として夏の季語。


参考
 国立国会図書館デジタルコレクション
 北越雪譜(初編巻之上)
 柏崎市立博物館HP
 福井県福祉環境部自然保護課HP
 富山市科学文化センターHP
 滋賀県立琵琶湖博物館 HP
 THE PAGE
 虫ナビ

お節介なコメントですが、記事が真摯に編集されているので押しかけました。

奥山さん。

ご教授ありがとうございます。

これから草原や雑木林を歩く時に注意深く観察してみます。

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