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2016年11月11日 (金)

ため息が出ちゃうよ・企画展「埴沙萠」@牧野記念庭園・練馬区大泉

このポスターを見たらすっ飛んで行きたくなるでしょ。

かねてから訪ねたかった牧野記念庭園。

牧野富太郎博士の旧居跡が開放されてます。

Dscn5937

埴沙萠(はに・しゃぼう)さんについてはNHKスペシャル「足元の小宇宙〜生命を見つめる植物写真家」で知りました。

ふだんは気づかない植物の小さな世界が、驚きの宇宙へと変貌する。

思わず息をのみました。

オンエアは2013年ですか。興味を持たれた方はアーカイブで探してみてください。

企画展「埴沙萠〜レンズで奏でるいのちの輝き」のポスターに使われているのはクロマツの芽生え。

まだ殻の帽子をかぶってます。

殻の帽子が取れるとあの松の細い葉が広がるんでしょうか。

この様子だと双葉じゃない。

針葉樹の芽生えってこんななんですか。


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企画展用のポストカード。

タマゴタケの胞子の舞。

森を歩いていた埴さんは、けむりを出しているキノコに出会います。

朝日に輝いたけむりは見逃しません。

埴さんのレンズを通すと、動かない植物が躍動感あふれるいのちの営みに変わるんです。


Dscn5973

ポストカードのコラージュ。

右中はワレモコウの葉が作った水玉。

雨の水滴ではないんです。

ワレモコウが根から吸収した水分が役目を終えて葉先から排出されてるんです。

一瞬の出来事です。

すぐに蒸発してしまうんだそうです。

        cherry     cherry    cherry

そこまでやるのかと恐れ入ったのはツリフネソウの実がはじける瞬間。

ちょっと触れるとパチンパチンとすごい勢いで4、5メートルも飛び散ります。

埴さんは、運悪くタネが命中したハナバチが脳震盪を起こして墜落したのを目撃したそうな。

そんなスピードの一瞬を撮るのにどうしたか。

ゴム鉄砲を作ってタネを実に命中させる。

命中した時の音でシャッターが切れるようにして撮影したそうです。

ゴム鉄砲が展示されてました。

企画展は12月11日まで。入場無料。

       camera     camera    camera

埴沙萠 本名杉山繁。1931年大分県生まれ。

1951年、東京農大に砂漠植物研究室を創設。1968年以降は写真家として植物の生態撮影に専念。

2016年2月永眠。


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コメント

「埴沙萠(はに・しゃぼう)さん」初耳でした。

85歳で亡くなったのですね。いい仕事をされましたね。

あ~、行きたい!

すっとんで行きたい気分!!!

金子みすゞの「みえないけれどもあるんだよ」の一節が浮かびました。

「見えないけれど、撮るんだよ」の瞬間芸!(と言ってもいいですよね)

ポストカードも欲しいな~~。

東京、遠い。 山陰は、まさに山の陰。

来週は金沢に行きます。初めての金沢。これまた遠いです。

大阪に一泊してから、サンダーバードで行きます。

名古屋から来る友達は当日の朝出発。金沢駅前にて待ち合わせ。

東京は、また来年のお楽しみです。

日陰モンの嘆き。

やまけいさん、まさに「みえないけれどあるんだよ」の世界です。

実は多くの人が見ようとしてない。

埴さんの写真集が何冊か出ています。本屋さんにあったらめくって気に入ったのを選ぶと良いでしょう。

金沢、行ったことないです。

楽しんできてください。

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