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2016年11月14日 (月)

長編復活?「終わらない人 宮崎駿」@NHKスペシャル

番組タイトルで検索するときのう13日とは様相が一変してました。

番組予告がずらっと出てきてたんですが、宮崎監督がドワンゴ川上量生会長に不快感を示した一部が大きな話題になってました。

そのシーンもハッとしたんですが、ジジイと自嘲する宮崎監督が次第にエネルギーがみなぎり、ついには「長編企画 覚書」を鈴木敏夫プロデューサーに見せるまでになっていく変化に驚きました。

縮こまってちゃいけないんだと、改めて我が身を叱咤しましたね。

        cherry     cherry      cherry

Dscn5990

いつ見ても紅葉してる感じの園芸種ノムラモミジ。

他のカエデももう少しです。

植物多様性センターです。

         snow     snow       snow

番組は2015年1月15日から始まる。

雪の日だった。

宮崎監督が長編からの引退を宣言してから1年数ヶ月。

制作部門が解体したスタジオジブリはがらんとして誰もいない。

宮崎監督はひとり黙々と絵コンテを描き続けている。

「お茶でも飲もうか」

自らコーヒーを淹れてくれる監督だが、話題は年齢のことばかり。

「こないだ免許の講習に行ってね。まわりが年寄りばかりなんだよ」

多分、75歳で受ける講習のことだと思う(免許持ってないので不確か」

なので同い年の人が受けに来ている。

「ジジイがジジイにびっくり」

私だって「この人が同い年?」って愕然とすることがあります。

自分じゃ、どのように見られているか気づいてないんです。

         bud      bud        bud

取り掛かっているのはジブリ美術館で上映する短編アニメ「毛虫のボロ」

手書きでなくCGなので若い技術スタッフも集合。

まずは冒頭のシーンを作ってみるが気に入らない。

毛虫のボロの誕生シーンだ。

CGだからではなく何かが足りないのだ。

悩み続ける監督。ついにボロのまわりに生き物を配置することで絵の全体が躍動してくる。

そう。トトロ出現のシーンを覚えてますか。

木や草がぴょんぴょんと芽生えてきて画面が生き生きしてましたよね。

ナウシカの腐海も想起した。

      

Dscn5995

イソギク。

ハチが美味しそうに蜜を吸ってます。


        maple     maple      maple

このへんからの監督は動きもスピーディになり表情にも生気がみなぎってくる。

そんな時に訪れたのがドワンゴの川上会長。

人工知能に動きを覚えこませたCGを見てもらいたいと持参したのだ。

それは軟体動物のような奇妙な物体。

「毎朝会うんですよ。体に障害のある友人と。その人はね。僕とハイタッチするのも大変なんです」

「面白いと思って見てられませんね。極めて不愉快。生命に対する侮辱です」

その後自分の机に戻った監督が呟く。

「地球最後の日が近いって感じがする」

技術だけを追求する人たちからは人間の尊厳や生命の輝きなどについての考察がすっぽり抜け落ちているのでしょう。

そんな世の中になってしまったんだ。監督の嘆きです。

        clover      clover      clover

ある日、監督が鈴木プロデューサーに「時間がある時にみといて」

「長編企画 覚書」を渡します。

脚本に半年かけて完成は2019年。

実現するかどうかはまだわからない。

「お年寄りの監督は映画を撮っている時が一番幸せなんだよ」

「そこまで生きているかどうかはわからない。でも製作中に死ぬんだったら悔いはないかな」

「鈴木さん、お金集めといてよ」

なんか本物のようです。

冒頭のシーンの見通しがついても監督は毛虫が集団で動いているコンテばかり描いてたなあ。

実現したら主人公は毛虫かな。

12分の短編アニメ「毛虫のボロ」は2年以上経ってもまだ完成してません。

すごいなあ。何にこだわってるんだろう。

完成したらジブリ美術館に見に行かなくちゃ。

ワクワクしてます。

       fish        fish       fish

番組は15日深夜、日付が変わった頃に再放送されます。

おすすめだよ。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです!
その番組見ましたよ!宮崎駿のNスペは、いつも身が引き締まりますし、励まされます。周りの若いのがついていけずに、バタバタ倒れるほどのエネルギーって…。
今から!CGに挑戦とは。周りの諦めちゃった紳士たちに見せたいです。
では〜

みみりんさん。はじめは背中が丸まってた宮崎監督の足取りさえ次第に軽くなっていく。

年のことを考えすぎてしょぼくれ老人をやってちゃダメってことですね。

たった今、BSプレミアムで「ネバーランド」を見終えたばかりです。

歳はとっても心は少年!

日曜日。バタバタしていて新聞のTV番見ず。

月曜の朝、「宮崎駿」のNスぺに気づいてガ~~ン!(って古いわ)

散歩人さんのページを拝見して再放送を知り大安堵。

必見!必録です。ありがとうございます。

ところで、年寄りって、いつから年寄りなんでしょう?

自称?他称?

まわりに元気な年配の男性女性数多く、

毎回こちらが励まされている感じです。

とはいえ、当方も還暦過ぎて、

確実に老化していく身体と心のバランスとりながらの日々。

偶然、昨晩書棚から久々に出てきた川端龍子の絵ハガキに

数年前大田区の美術館で観た屏風仕立ての大作の感動がよみがえりました。

「草の実」という題でしたが、幅何メートルだったか

ススキや秋の草が風になびいている美しい絵です。金銀の線描、色なし。

当時は草々のやわらかい筆致に見とれるばかりでしたが、

今あらためて見ると、もうじき枯れ草になる前の秋の風情の奥深さと

「草の実」と題をつけた龍子の気持ちに近づけた気がします。

枯れて土に戻るだけではない、そこに「実」を結んで連綿とつないでいく生命の営み。 (埴さんの写真、見たばっかりでシンクロしてます)

人間もただ生きて死ぬのではなく、次に何か残してこその人生。

それが「子孫」や「もの(作品)」であっても、また「思い」であっても、

「人の実」もあるのだな…と思いました。

なんにせよ、宮崎さんには、まだまだ「実」を見せてもらいたい!

ボロが初めてこの世界を見る誕生シーンには、何か別の生き物がそばにいたら良いのにと思って見ていましたが、宮崎監督は決断するまでに随分時間をかけられましたね、ご自分にピッタリ合うものにするには時間が必要です。
それにしてもプロフェッショナルにも登場したドワンゴの川上会長を一喝したのには驚きましたけど、
このことが監督の長編制作に火をつけることに繋がったのなら私は嬉しい~(お体が心配ですが)
もののけ姫からの次の、人間と自然の共存を見せてほしいです。
自分の思いの成熟にかかる膨大な時間と、逆らえない老いていく肉体。だからこその人生ですから、引退した今こそ、しがらみのない集大成を見せてほしい。

やまけいさん。

「人の実」。いい言葉ですね。

まあ私なんか大それたことは考えてないですけど、実ができるのならふわふわと風に乗って新しいところでまた生きて欲しいです。

番組はじっくりと見てください。冒頭のがらんとしたスタジオ、しばらくして目が輝き出す監督。

なんか応援してました。

私もいい年ですが、まだまだ年寄りとは思ってません。

幾つになったら感じるのかなあ。

通りすがりのおばちゃんはさすがに絵心があります。私なんか何にも思わずに、何が不満なんだろうと思ってただけですもの。

簡単には結論を出さないところが宮崎監督。それにしても12分の短編に2年以上もかけるなんてよほどの人じゃないとできない。

私は短編の冒頭シーンができた時に宮崎監督の何かが弾けたんだと思ってます。

往年の意欲が蘇ったのかな。

いずれにしても楽しみ。

番組見ました! じっくり見ました。

宮崎さんの復活。嬉しい!ほんとによかったです。

川上さん、「今どきの人」代表ででてくれて、ありがとう。

これからああいう思考の人が増えてくるのでしょうかね~。

机上(PC上というべきか)の手悪さですか。正直吐き気がしました。

よくあんなのを宮崎さんにプレゼンで見せようと思ったな~…と呆れる。

「宮崎さんに見せよう」と、だれが言い出したか不明ですが、

どんな意図でか、ホントに「意味わからん」です。

でも、あれで発奮されたのは大成功。

世界が終わらないように、宮崎さん描いて描いて創ってください。

奥村土牛(大好きな日本画家)の

「どこまで大きく未完で終わるか」 という言葉があります。

これです!

死ぬのは100パーセントですから、いつだってどんとこい!

途中で終わったら、あとは観る側の想像力で。

完結しなくてはならない…なんて固定観念、捨てたらいいですね。

なんか、スタジオの掃除に行きたくなりました。(笑)

ちょっと興奮気味でごめんなさい。(よそんちで騒いで、困ったおばはん)

やまけいさん。

スタジオの掃除って発想がいいです。二重丸。

掃除のあと、ツタの絡まるジブリスタジオを眺めて、一本裏道の幼稚園「3匹の熊の家」、やや離れたところの園庭「3匹の熊の庭」を見物してもいいかも。

その間に「二馬力」があります。シトロエンが止まってたら監督がいるということ。

武蔵境駅と東小金井の中間。中央線の変電所のすぐ西。

それにしても、あんなグロテスクな物体を動かして人工知能とか言ってる人達の感性を疑います。

私がやったことのあるゲームはインベーダーゲームとテトリス、子供に借りたスーパーマリオだけ。

下手なのもありますが、もう刺激の強いものには耐えられそうもありません。


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