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2016年11月の記事

2016年11月29日 (火)

春かな?おやまあスイセンが咲いてるよ

あれっ、いつ咲いたんだろう。

すこーし緑がかった黄色の花がいっぱい咲いてます。

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原種系を交配したスイセンのオータムジュエル。

ここで初めて見たのは今年の1月中旬だったので開花はまだだろうと周回コースから外していた。

バラ園北側の広い園路の脇です。

いつの間にか黄色い花が5、6個。

寒さの次には明るい日差しが待ってるよ、と言ってるような気が。

ここを手入れして球根を植えたのは多分、去年の秋。

なので芽を出すのが遅れて1月にお目見え。

今年は本来の時期に花開いたとうことでしょうか。

だってオータムジュエルですもん。

晩秋の花なんでしょう。

スイセンの品種改良は300年くらい前から始まった。

原種は花弁が細くねじれているので、まずは平たい花弁にするのに50年ほどかかったという。

オータムジュエルはまだ細くて、ねじれてます。

ふぞろいな花弁が野生を感じさせてくれます。

他の原種も植えてあるので順次顔を見せてくれるでしょう。

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まっすぐ歩いてかえで園。

赤い絨毯が織りあがってました。


2016年11月28日 (月)

フッキソウ(富貴草)に白い実がなるんだ@植物多様性センター

なんだフッキソウか。生意気にも見向きもしませんでした。

散歩開始の頃は早春に花をつけるのでありがたがってたんですけどね。

上っ面だけ知って分かった気になってる。なのでいつまでも進歩しない。

当然ながら白い実がなるなんて知りませんでした。

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白い実は珍しい。

たいがい赤か青、黒。

鳥に食べてもらうために見つけやすい色にしてるんです。

「白いのはあとスズメウリがあります」と職員さん。

「2つのツノがわかりますか。どうしてでしょう?」

質問されましたがアイ ドント ノー。

物知りがいましたねえ。「柱頭が2つあるから」

そうなんです。

雌花には花弁もなく柱頭が2つ突き出ている。

受粉して子房がふくらんだのがこの姿。

もうつぼみがたくさんできていて2月頃には咲くだろうから観察してみよう。

一知半解どころか、一知100分の1解でした。


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いつものガイドウォークです。

「これは何の実でしょうか」

見たことないな。

職員さんが旅行先から持ってきてくれたものです。

ガイドウォークのことを絶えず気にかけてくれてるんです。

答えはソテツの実。

♪赤い蘇鉄の実の熟れる頃 加那も年頃 

歌では知ってるけど実物を見たのは初めて。

赤い皮はすぐにむけますが、中は硬くてちょっとやそっとでは割れない。

「水に入れてみましょう」

浮きますねえ。

誰かがシラカシの実を入れました。沈みます。

「水に浮かないので小笠原にはどんぐりはありません」

なるほど。

実際に小笠原に椎、樫、櫟などどんぐりのなる木がないかどうかはしりません。

ただ少なそうです。

隣の小さいのはセンダンだったかな。

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サルココッカの実。

やや遠いのでボケてます。

本園で撮り直そうと向かったんですが、どこかに移植されてしまって跡形もない。


2016年11月27日 (日)

打ちたての新そばを食べてきた@深大寺そば祭り

新そばはうまいねえ。

そばの風味が広がって歯と鼻で味わう醍醐味。

お行儀悪く立ち食いです。

場所は藁葺き屋根の深大寺の旧庫裏。

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「深大寺そば祭り」が26日から開催中です。

ポスターを見たら、そば守観音に献上した新そばを地元のそば店店主らが打って提供するという。

大行列だろうなあと、半ばあきらめてました。

ところが開始時刻の12時半前に着くと行列は20人ほど。

これなら10分も待たないだろうと並んでみる。

後ろに並んだおねえさん2人とおしゃべりしてたらあっという間。

「立ったままでいいならすぐにどうぞ」

ざるではなくて、大きなお椀に入れたそばにツユがかけてある。

そばは打ちたてだけあって噛んだ時の歯触りが心地よい。

粉は調布市と姉妹都市の長野県木島平村産です。

帰りに用意してあった壺に「お気持ち」をチャリンと入れてきました。


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境内には木島平村の特産品、福島県特産のテントなどが出店してました。

木島平のテントをのぞいてたら、ふき味噌があったので1瓶(300円)購入。

でも「そば祭り」の本来の趣旨はなんでしょう。

ポスターをよく見たら「深大寺そば巡り」がメーンのようだ。

まずスタンプラリー絵馬を300円で購入。

これを提示すると各店で500円で少なめ盛りの注文ができる。

10店制覇、全店制覇でそれぞれプレゼントが用意されている。(12月4日まで)

知りませなんだ私めは献上そばだけで失礼しました。

献上そばの提供はきょう27日も11時から15時まで開催。

用意するのは500食で、なくなり次第終了。

2016年11月26日 (土)

わーい、雪遊び@神代植物公園

都心は「うっすら」でしたが、郊外ではしっかりと積もってます。

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雪だるまがあったので、すすきのかんざしではなくてムクロジの落ち葉をさしてみました。

ムクロジはこれで1枚の葉です。

単葉にギザギザの切れ込みが入り、さらに分離して小さな葉がついてるように進化した。

なのでまとまって落ちてきます。

この形の方がエネルギー効率が良く、他の木よりも早く幹が成長できるんだそうです。


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カエデの葉を雪の上に置いてみました。

本当は雪化粧した紅葉を狙ってたんですが、1日経ったら跡形もないですよね。


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寒さに弱いアレはどうなったんだろう。

皇帝ダリアの花期は霜がおりるまでと言われてます。

やっぱりね。

茎が完全にやられてへなへなです。

霜で花がやられるのかと思ってましたが、全体がダメージを受けてしまうんですね。

メキシコなど暖かい地方のものですから。

例年だと12月に入っても空高く咲いてますが、今年の花期は短かった。


2016年11月25日 (金)

メタセコイアの紅葉・裏から見ると@神代植物公園

池面にも映えてます。

池越しもいいんですが、裏に回って葉の隙間から光が注いでいるのもオツなもの。

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生きた化石って学校で習いました。

そんな珍しいのがあるんだと胸がときめいたのを覚えてます。

中国で発見されたのが1945年。

その後、日本にもたらされたのが、こんなに大木に育ってる。

成長が早いんでしょうね。

アメリカにセコイア杉ってのがあるんですね。常緑。

それの「メタ」、超って訳すのかな。

1000年以上の大木がいっぱいあるらしい。

セコイアはネイティブアメリカンのチェロキー族の賢人の名にちなんだもの。

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赤い実がなってると引き寄せられます。

鳥じゃないんですけどね。

ペルニーヒイラギだそうです。中国原産。

葉のトゲが触っても痛くない。


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鉢植えですがアゼトウナ。

伊豆半島から西の太平洋岸の岩場で見られる。

舌状花は10枚くらいはあるんですが、虫に食べられたのか落ちたのか。

寂しいです。

漢字では畦唐菜、畦冬菜。

岩場なのに畦とついたのは、崖を意味するアザが変化したとか。

トウナの由来は不明。

日本海側ではよく似たホソバワダンが見られる。

まだまだ知らない花だらけだなあ。


2016年11月24日 (木)

すみれの花のようなと名付けられたセントポーリア@神代植物公園

植物ランプ展の隣ではセントポーリア展。

ドイツ人のセントポーリアさんがタンザニアで発見したので、その名が付けられた。

学名はセントポーリア・イオナンタでスミレの花のようなという意味。

英語ではアフリカン・バイオレット。

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毎年この時期に展示会は行われるので知りましたが、それまでは聞いたこともなかった。

係の人に話しかけてみます。

「ベゴニアの仲間ですか」。そんな雰囲気だったもので。

「いえ、イワタバコ科です」

「意外だなあ」。イワタバコは毎年、高尾山に見に行っているのでぐっと身近に感じられます。

「花弁は5枚に見えますが実は1枚で根元でくっついてるんです」

接ぎ穂さえできれば、あとはいろいろ教えてくれます。

これなんか一番スミレっぽいかな。

花の保護のため赤紫のライトをつけてます。

実際はもっと青っぽい。

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発見したのは1892年。

タネと苗がドイツに送られ翌年にはベルギーの博覧会で花が紹介された。

現在では2万〜3万種くらいが作られているようです。

「湿気を嫌うので夏場が大変です」

イワタバコは滝のそばなど水のそばが適地ですが、高山の岩に生えてるからそんなに必要としない。


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水やりも水道水ではなくてミネラルウォーターだという。

上の写真はプリンセスマサコ。

花弁の淵にフリルがついて八重です。


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シロバナのボブセルビン。


残念!ここぞで勝てない川崎

再三、いい形は作ってたんですがゴールを割れませんでした。

川崎を勝たせたいと応援してたんですが、あと一歩。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんは経験値の差が大きいと分析してます。

        shoe     shoe       shoe


川崎0−1鹿島 優勝の2文字を味わったことのないクラブと、染み込んでいるクラブの違いなんでしょうかねえ。

川崎は引き分けてもいい試合です。

立ち上がりからそんな気配もなく攻めに出ていました。

新人・長谷川をトップに据え三好、大久保が支える配置。中村憲はベンチ。

一抹の不安はありましたが、もたつくほどではありません。

前半3分、鹿島のCKをかわしてカウンター。自陣左から三好が右の長谷川へロングパス。

しっかりマイボールにした長谷川のセンタリングに大久保がフリーで走り込んでいました。

ドンピシャリのボレーはゴールネットを揺らすはずでした。

が、右足にヒットしません。絶好のチャンスを逃します。

決まっていれば9割以上で勝ち上がれたでしょう。

footfoot

先行きを暗示する場面でもありました。

不運だったのは走れる長谷川が、21分に左のハムストリングを痛めて交代してしまったことです。

急きょ中村憲が投入され、大久保がトップに上がります。

まだ攻撃力が弱くなるほどではありません。

再三中盤でマイボールにします。

ところがなぜか縦への勝負パスが出ません。横か後ろ。

鹿島の守り方のうまさもあるのでしょうが、カウンターを食うのを怖がっているようです。

飛び出したい大久保のイラつきが画面を通して伝わってきます。

1点さえ取れば鹿島には2点の重みが加わるのに弱気です。

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攻めあぐねていたら案の定です。

後半5分、左サイドからのスローインから金崎へピンポイントクロス。

体を投げ出して頭に当てゴール右に決められてしまいました。

これで五分の戦いになります。1点を取りに仕掛けます。

中村憲がゴール左前できれいなシュートフェイントでマークをかわした一撃もポスト左へ。

最後はパワープレーで圧をかけますが、鹿島の堅い守りは崩せませんでした。

piscespisces

ボールは動くけれど肝心な時に勝てないチーム。有り難くないチームイメージです。

大久保が3年連続得点王になってもチャンピオンには結びついていないわけで、何かが足りないのでしょう。

プロの第一条件は勝つことですから面白いだけで肝心な時にフィニッシュできないサッカーからはいい加減に卒業しなきゃ。

見世物じゃないんだから。

サポーターは空しい。

風間監督の残した業績は大いに評価すべきです。

しかし、これが限界かもしれません。

チームを去るのは賢明な選択です。チームにとっても同様。

ただ、後任監督はコーチが昇格するようです。手腕は?です。

サッカースタイルが変わるかにも?が付きます。

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鹿島はチームが練れています。

シーズン中にトラブルがあっても、ここまで巻き返したんですから。

1Sの覇者だけのことはある巧者です。

浦和が案外ビビっているんじゃないでしょうか。

                                      
                                マチダ

2016年11月23日 (水)

手作り感があったかい・植物ランプ展@神代植物公園

植物ランプ展が始まりました。

植物会館のロビーです。

今年の大作は多分これ。

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ハマカンゾウの実にLEDの豆電球を仕込んだものです。

出展した方からお話が聞けるかと思ったんですが、お昼休みだったんでしょうか不在でした。

根気のいる作業ですよ、きっと。

まず枝振り?のいいのを探してきて乾燥させるのかな。

実は剥がれやすいので注意深く接着剤をつけていく。

その前に電球を入れるのかな。

大きな洋間があって、暖炉に火が燃えてたりしたら落ち着いた雰囲気が出るでしょうね。


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植物ではなくてカタツムリのランプ。

カラを通すとこんなに暖かい光になります。

渦巻きがほんわかした印象を与えてくれます。


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緑色の光もあります。

モクゲンジの実。

実の色は確か薄茶色だった。

光をあてるとこんな淡い緑になるんですね。


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いいムードでしょ。

ぜひお立ち寄りください。


2016年11月22日 (火)

このところ紅葉ばかりですが、これはどうだナンキンハゼ@植物多様性センター

やけにきれいに紅葉している大木が見える。

「あれなーに」

「入れないので遠くから見ていただくしかないんですがナンキンハゼです」

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上の方しか見えないけど紅葉と黄葉が混じって、いいあんばい。

近くから見たいけどなあ。

ロウをとるために江戸時代に中国から。

室町末頃には同じ目的でハゼノキがもたらされたが、こっちのほうが効率が良かったんでしょうか。

それ以前はヤマハぜからロウを採取していた。

「南京」は本来の地名のほかに「珍しいもの、小さくて愛らしいものの意を表す」(岩波国語辞典)

南京玉、南京錠、南京袋、南京豆はいいとして、この木のどこが小さくてかわいいんでしょうか。

実のことかな、それとも花。

今でも地方に行くとかぼちゃを南京というところがあります。

小さくないけどなあ。

南京虫は?

        bud      bud     bud

はるかな昔には日本にも自生してました。

鮮新世(約500万年前から約258万年前)や洪積世(約258万年前から約1万年前)の地層から種子の化石が出てくるそうです。

氷河期の寒さに耐えられなかったようです。

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幹や葉を見るとサクラです。

サクラってこんなに一斉に紅葉するんだっけ?

大概は赤くなる前に落葉して木全体が赤く染まることはない。

毎朝、毎夕、掃除をしているので、しっかり観察してます。

家の前が公園でサクラの古木が数本あるんです。

掃いても掃いても葉が落ちてくる。

隣近所が綺麗にしているので、うちだけ知らん顔をしてるわけにはいかないんです。

種類が違いましたね。

ウワミズザクラ。花が穂状に咲いてサクラとは思えないやつ。

このところ日々の紅葉の変化を楽しんでるので、中身がそちらばかりになっております。


2016年11月21日 (月)

氷河期の生き残りハナノキの紅葉なんてどう?@神代植物公園

自生地では国の天然記念物に指定されてるハナノキ。

主に木曽川流域の低湿地だけに生育していて絶滅危惧種のⅡ類。

その割りには公園や街路樹に使われている。

花が美しいので花の木なんだけど、何せ高木なので近くで見られないのが難点。

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紅葉も美しいよと教わったのでじっくり観察。

カエデの親戚でカエデ科カエデ属ハナノキ節。

(APG体系ではムクロジ科(カエデ科はムクロジ科に含まれるようになりました)

赤茶けた感じでカエデとはまた違った趣。

青空に映えてます。

氷河期の生き残りなんですね。

何百万年も前には北半球の高緯度にも分布。

度重なる氷河期によってハナノキ節は3種しか生き残れなかった。

残りは北米のレッドメープルとシルバーメープル。

なんかすごい。

こうべを垂れて紅葉を拝見しないといけませんね。


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薄桃の品のあるつつじが咲いてました。

桜衣という園芸種です。

実際にはもっと淡い桃色です。

つつじは2度咲きする性質を持ってるようです。

少し前まではヤマツツジとシャクナゲが花をつけてましたもん。


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職員さんがこしらえた菊の花車。

満開になってます。

2016年11月20日 (日)

カエデの子供もちゃんと紅葉@深大寺

深大寺界隈をぐるっと回って紅葉狩り。

境内ではなんじゃもんじゃの木やムクロジがそろそろ見頃。

山門を出て深沙堂のあたりもいいですよ。

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なんとなく山門を見上げたら実生のカエデが数本。

ぺんぺん草だったら抜くけどカエデだから残してるんでしょうか。

この大きさで何年ぐらい?。

5、6年は経ってるのかな。

ちゃっかりといいうか、たくましいというか、うれしくなっちゃう。

しかも一丁前に紅葉してる。

屋根は葺き替えてかなり経過してるようなので、そろそろ新しくしそう。

こんな命が見られるのも今年限りかも。

       maple     maple    maple

26日からは「深大寺そばまつり」(12月4日まで)が開かれます。

今年は着物レンタルや献上そばなどの新企画も。

調布市と姉妹都市の長野県木島平村で作られた新そばをそば守観音に献上。

そのそばを深大寺境内の庫裏で振る舞う(26、27日)

食べたいけど各500食なので大行列になるんだろうな。

並ぶのは苦手なので気分だけ賞味しましょうか。


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神代植物公園では早咲きのサザンカが見頃。

これは乙女サザンカ。

ピンク系のは乙女って名付けるみたいですなあ。


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つばき園からカエデ園に向かうとこの景色。

記念写真撮りたくなりますよね。

手前で黄葉してるのはミツデカエデ。

2016年11月19日 (土)

good luck charmだよ、クローバーじゃなくて四つ葉のミツバ@植物多様性センター

ミツバなんですけど四つ葉です。

もちろん私が見つけたんじゃありません。職員さんです。

ガイドウォーク後に案内してもらうと女性陣を先頭にどやどやっと見に行きました。

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ミツバっていうくらいですから四つ葉は珍しんでしょうね。

四つ葉のクローバー探しの名人がいて、ラジオに出てるのを聞いたことがあります。

多分、文化放送の「くにまるジャパン」

コツがわかれば簡単に見つかるみたい。

ミツバってなんか水辺の近くにあると思ってたけど林の下にも普通に生えてるんですね。

四つ葉のミツバはクローバーのように幸運をもたらすんでしょうか。

せっかく教えてもらったんだから、そう願いたい。

プレスリーは歌ってます。

Don't want a four leaf clover      Don't want an old horse shoe

Want your kiss 'cos I just can't miss With a good luck charm like you


四葉のクローバーは欲しくない。古い蹄鉄も。

欲しいのは君のキス。君がグッド ラック チャームだからさ。

(1962年のビルボード1位)

「good luck charm」の響きが好きです。

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神代植物公園のカツラの林を歩いていたら黄葉が輝いてました。

山地で見られるイタヤカエデ。

屋根を板で葺いたように葉が密集するので板屋。

赤くはならないようです。


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足元にはフユノハナワラビ(多分)がいっぱい。

観賞用に園芸店で売られているようです。


2016年11月18日 (金)

夕陽の丘に落ち葉くるくる・ちひさき鳥が舞う@野川公園

奥の方までずっとイチョウです。

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黄葉しているのは日の当たる西の方だけ。

これから徐々に奥のも色づいてきます。

体育の授業中なんでしょうか。

アメリカンスクールの生徒たちの歓声が風に乗って聞こえてきます。

もう少し葉が散ると地面も黄金の絨毯が織り上がります。

まだ銀杏の匂いが漂ってます。

 (男)  真菰の葦は風にゆれ  落葉くるくる水に舞う

     この世の秋のあわれさを  しみじみ胸にバスは行く

 (女) 夕陽の丘を見上げても 湖の畔を訪ねても

くるくる舞ってた落ち葉は何の葉でしょうか。

この際、イチョウということにしてください。

鼻歌なんぞ出てしまったもので。

裕次郎、ルリ子デュエットの「夕陽の丘」。

確か映画の舞台は函館だった。となると湖は大沼?

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イチョウの黄葉に見とれてから自然観察園へ。

ボランティアさんが「シロダモが咲いてるはずだよ」

観察園の中ではなくて観察センターに西側の野川沿い。

盛期は過ぎて一部だけ残ってました。

その代わりに赤い実がいっぱい。

去年の実が赤く熟したものです。

キチジョウソウと一緒ですね。

葉の裏が白いのでシロダモ。

クスノキ科ですので実からは香油を採るようです。


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園内ではおばちゃんがツリフネソウのタネを弾かせて遊んでました。

声をかけたら、少し恥じらってました。

いいんだよ。大人だって楽しいことしなきゃ。

ヤブコウジの実を撮ってたら「ヤブコウジですか」って通り過ぎて行きました。


2016年11月17日 (木)

世代交代はまだ早い・本田、香川の先発はずしについてマチダが一言

大方の論調が代表の世代交代加速です。

私なんかもその口です。

本田、香川はいくら試合に出てないにしても往年の輝きが失われてます。

しかし、A大サッカー部OBのマチダさんは「まだ使える」と異を唱えます。

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サウジ戦で後半のみの出場となった本田がむくれているとか、世代交代だと騒がしいようです。

率直に言えばまだ世代交代とは言い切れないでしょう。

ハリル監督の大英断か大博打かは分かりませんが大迫、原口、清武が通用することは証明されました。

しかし、左サイドから生まれた決勝点は長友→本田→長友→香川でお膳立て。

そして原口のご褒美ゴール。

流れの中から見事なまでに相手を崩したのは、かつての黄金トライアングルです。

何年振りですかねえ。あんなに気持ちの良い得点シーンは。

さすがだと唸りました。3人の培われた呼吸ですね。使えるんですよ。

ハリル好みではないにしても、きちんと組み立てる時間を与えれば、まだまだ光ります。

本田も香川も体の切れが十分じゃないのは素人目にもわかります。

だからフルで使わなかったハリル監督の判断は正しいわけです。

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ネガティブな点ばかり強調しないでもっと前向きにとらえるべきです。

後半に向けて日本は2つの戦術を組み合わせることができるようになったのですから大きなアドバンテージです。

もっと問題にすべきなのは、完封できなかったDF力。

あと数分を簡単に終わらせられなかったのは技術だけではなく、心理的なものが大きいのではないでしょうか。

バタバタする必要がないのに、相手のイケイケリズムに呑まれてしまいました。

それこそ中東のマインドを学ぶべきでしょう。

もう何十年もイライラさせられた終盤での時間稼ぎです。

ボールをわざとキープ。大きく蹴りだす。触られてもいないのにわざと倒れてファウルを引き出す技術。

ずる賢いのはサッカーでは美徳ですらあります。

いつまでも葉隠れに縛られる必要はありません。

来年3月までの間に、DF強化の講座を開いたらどうでしょうか。

世界的現役DFとか、南米の強豪チームのDFコーチとかを呼べば意義ありますよ。

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名古屋が広島・佐藤寿人にアプローチ?考えがダメですね。

フロントは親会社に泣いてすがって大物助っ人を呼ばなきゃ。

それとユース育成。

J2だからと言ってなめちゃいけません。

佐藤もそれなりの選手なのは否定しません。でも盛りは過ぎています。

新生名古屋にすべき時に、何ともミミッチー。来季復帰は怪しいですね。


女子も宮間が結局退団。

フロントの無能がチームをダメにするんです。

意識の高い、つまりチームを企業として考えているところこそ生き残れると知るべきでしょう。

名古屋もそうですが、特に財政的に厳しい女子には経営センスを持ったトップと腕利き営業マンが必要です。


                                       マチダ

赤い葉っぱがコパトーン@植物多様性センター

「ラストに今だけ見られる面白いものをお見せします」

いつもの園内ガイドウォーク。

オトコヨウゾメに1つだけ赤い実が残ってました。

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実の位置をちょっとずらすとあら不思議。

紅葉した葉の真ん中が緑色です。

簡単に言えば、ここだけ日焼けしなかったので変色してない。

実が日光を遮っていたんです。

紅葉するには日光が必要だということがひと目でわかります。

なるほどね。

理科のお勉強面白いな。

サンオイル「コパトーン」の宣伝ポスター、ご存知ですよね。

女の子の水着を犬が引っ張って白いおしりが見えてるやつ。


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重なってる葉も上のをどけると、この通り緑です。

植物は秋になると冬支度を始めます。

葉を落として余分なエネルギーを消費しないように葉柄の付け根に離層を形成します。

すると光合成で生産された糖分から赤い色素のアントシアニンが作られて紅葉します。

アントシアニンの合成には温度と光の条件が必要です。

1日の最低気温が8度になって日が当たると紅葉が始まります。

これは赤くなる仕組み。

黄色くなるのは緑色のクロロフィルが失われて、もともと含まれていた黄色のカロチノイドが目立つようになるため。

気温が低くなると葉の働きが弱まってクロロフィルの分解が進みます。

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ヨウゾメはガマズミの別名。

同じように赤い実ができるけどまずくて食べられないのでオトコがついたとか。

なんでまずいとオトコなのか、はっきりとはわかってません。

オトコヨウズミだとアマゾネスになるんだけど惜しいなあ。


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これはなんでしょうか。クヌギの木のしたにいっぱい落ちてます。

先週のガイドウォークの宿題でした。

木の実じゃなさそうだし、見当がつきません。

それにしてもすごい数だなあ。

1種類じゃなくて何種類かある。

他の職員さんに聞いたら虫こぶみたい。

園内の学習館に置いてある虫こぶ図鑑で調べようと思ってたら神代植物公園のHPに出てました。

正体はクヌギハヒメツボタマフシ。

タマバチが産みつけで出来た虫こぶが葉から落ちたものでした。

いろんなことに気づかせてくれるガイドウォークです。


2016年11月16日 (水)

勝利の立役者は原口・大車輪の活躍@ハリルジャパンに曙光

美しかったですねえ。本田と長友のワンツー。

長友の絶妙の折り返しを香川が軽く触れてスルー、すかさず原口が落ち着いて決めました。

久しぶりに代表が輝きを取り戻しました。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんは殊勲者に原口と大迫をあげました。

2人ともよく動いてました。

      shoe      shoe     shoe

日本2-1サウジアラビア 

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失点がなければ満点に近い出来です。まあ85点というところで。

立役者は原口でしょう。

後半35分4戦連続ゴールの決勝点は久々に見る代表仕様のパスワークから生まれました。

左サイドで本田のパスに長友が縦に抜け出して持ち込み中央へ折り返します。

香川が軽くまたぎで触れると中央には走り込んだ原口が待ち構えていました。

落ち着いて右インサイドでゴール左に蹴り込みます。

見えていたプレーです。

もちろんスカッとする得点。

しかし、お膳立てもあることなので、むしろ僕は原口の試合を通してのランに二重丸です。

攻めるばかりでなく守りにも縦・横・斜めと大車輪でした。

息が上がっても休むことをしません。

序盤から後々のスタミナが心配されるくらい走り回っていました。

あれくらいでないと海外でレギュラークラスのポジションを獲得できないのでしょう。

かつては激しい性格が空回りしていて、あまり好きな選手ではありませんでした。


完全に生まれ変わっています。

今は、褒めても褒めても褒め過ぎることはありません。

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大迫も親善試合の動きがダテではなかったことを証明しました。

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得点こそなかったものの、中央での楔役と共に、シュートも狙える危険な存在をアピール。

体が強くなっています。

相手のチャージにも簡単に倒れません。

顔つきも引き締まって見えます。

彼も海外効果の一人でしょう。

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清武は相変わらずうまい。

スペインでは出番に恵まれていないとはいえ、代表では完璧に近いまでのトップ下を演じました。

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DF陣は立ち上がりからひるむことなく、勇気をもって高いラインを保ち続けました。

中盤では山口、長谷部のチェックが効いて、サウジのカウンター攻撃の芽を摘み取って優位に立ちます。

惜しむらくは後半45分。真ん中へ固まり過ぎて右斜めにスルーパスを通されて失点してしまいました。

あと一息我慢できればなあー。

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本田、香川、岡崎をベンチに置き、久保、大迫、清武の先発新布陣。

ハリル監督は一つの形をつかんだようです。

朧げに陽の光が見えてきたのかも…。

手応えありの采配に一番ホッとしているのは本人でしょうが。

そう思うと返す返すも初戦UAE戦での大島起用が悔やまれます。


                               マチダ

2016年11月14日 (月)

長編復活?「終わらない人 宮崎駿」@NHKスペシャル

番組タイトルで検索するときのう13日とは様相が一変してました。

番組予告がずらっと出てきてたんですが、宮崎監督がドワンゴ川上量生会長に不快感を示した一部が大きな話題になってました。

そのシーンもハッとしたんですが、ジジイと自嘲する宮崎監督が次第にエネルギーがみなぎり、ついには「長編企画 覚書」を鈴木敏夫プロデューサーに見せるまでになっていく変化に驚きました。

縮こまってちゃいけないんだと、改めて我が身を叱咤しましたね。

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いつ見ても紅葉してる感じの園芸種ノムラモミジ。

他のカエデももう少しです。

植物多様性センターです。

         snow     snow       snow

番組は2015年1月15日から始まる。

雪の日だった。

宮崎監督が長編からの引退を宣言してから1年数ヶ月。

制作部門が解体したスタジオジブリはがらんとして誰もいない。

宮崎監督はひとり黙々と絵コンテを描き続けている。

「お茶でも飲もうか」

自らコーヒーを淹れてくれる監督だが、話題は年齢のことばかり。

「こないだ免許の講習に行ってね。まわりが年寄りばかりなんだよ」

多分、75歳で受ける講習のことだと思う(免許持ってないので不確か」

なので同い年の人が受けに来ている。

「ジジイがジジイにびっくり」

私だって「この人が同い年?」って愕然とすることがあります。

自分じゃ、どのように見られているか気づいてないんです。

         bud      bud        bud

取り掛かっているのはジブリ美術館で上映する短編アニメ「毛虫のボロ」

手書きでなくCGなので若い技術スタッフも集合。

まずは冒頭のシーンを作ってみるが気に入らない。

毛虫のボロの誕生シーンだ。

CGだからではなく何かが足りないのだ。

悩み続ける監督。ついにボロのまわりに生き物を配置することで絵の全体が躍動してくる。

そう。トトロ出現のシーンを覚えてますか。

木や草がぴょんぴょんと芽生えてきて画面が生き生きしてましたよね。

ナウシカの腐海も想起した。

      

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イソギク。

ハチが美味しそうに蜜を吸ってます。


        maple     maple      maple

このへんからの監督は動きもスピーディになり表情にも生気がみなぎってくる。

そんな時に訪れたのがドワンゴの川上会長。

人工知能に動きを覚えこませたCGを見てもらいたいと持参したのだ。

それは軟体動物のような奇妙な物体。

「毎朝会うんですよ。体に障害のある友人と。その人はね。僕とハイタッチするのも大変なんです」

「面白いと思って見てられませんね。極めて不愉快。生命に対する侮辱です」

その後自分の机に戻った監督が呟く。

「地球最後の日が近いって感じがする」

技術だけを追求する人たちからは人間の尊厳や生命の輝きなどについての考察がすっぽり抜け落ちているのでしょう。

そんな世の中になってしまったんだ。監督の嘆きです。

        clover      clover      clover

ある日、監督が鈴木プロデューサーに「時間がある時にみといて」

「長編企画 覚書」を渡します。

脚本に半年かけて完成は2019年。

実現するかどうかはまだわからない。

「お年寄りの監督は映画を撮っている時が一番幸せなんだよ」

「そこまで生きているかどうかはわからない。でも製作中に死ぬんだったら悔いはないかな」

「鈴木さん、お金集めといてよ」

なんか本物のようです。

冒頭のシーンの見通しがついても監督は毛虫が集団で動いているコンテばかり描いてたなあ。

実現したら主人公は毛虫かな。

12分の短編アニメ「毛虫のボロ」は2年以上経ってもまだ完成してません。

すごいなあ。何にこだわってるんだろう。

完成したらジブリ美術館に見に行かなくちゃ。

ワクワクしてます。

       fish        fish       fish

番組は15日深夜、日付が変わった頃に再放送されます。

おすすめだよ。

2016年11月13日 (日)

池面も染まったラクウショウの紅葉@神代植物公園

針葉樹の紅葉もいいもんです。

ラクウショウの葉が茶色くなってきました。

右側に植えられているメタセコイヤはまだ緑です。

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よく見ると右から順に紅葉していてグラデーションになってます。

手前はクロマツ。

カエデは寒風が似合いますが、こんな大木は小春日和にながめるのがふさわしい。

裏はカツラの林。

甘い匂いに誘われて、おばちゃんが葉を拾いに来てました。

「押し葉にしたらきれいだと思ってね」

活動的な人で、京都に行ってきたばかり。

その前は飛騨高山。京都並みのにぎわいだったとか。

「世界を旅行したからね。33カ国。言葉も通じるし今は日本よ」

聞いたら、カムチャツカにも船で行ったそう。

「ウラジオストックなんか、うら寂しいけどカムチャツカは近代的なの。資源が出るから」

なんでカツラの葉を。

「映画があったでしょ。劇場で見たのよ。上原謙よかった」

「愛染かつら」の劇場公開は戦前の昭和13年(1938)。

そんなお歳ですか。信じられないほどお元気でした。

戦後にリバイバルで見たんじゃないかな。(疑ってます)

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イロハモミジの園芸種「珊瑚閣」の黄葉。

枝が赤いのでサンゴ。

これからもう少し赤くなります。


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趣を変えてアシズリノジギク。

四国の足摺岬あたりで見られる野路菊の変種。

関東北部で見られるのはハマギク。

見分けつかないけどいいや。

探求は放棄してます。


2016年11月12日 (土)

亡き妻に捧げたスエコザサ@牧野記念庭園

笹を見たって違いは判別できませんがね。

でも、どんなものかは確かめておかないとね。

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これが有名なスエコザサ。

牧野富太郎博士が昭和2年(1927)に仙台近郊で発見した笹の新種。

実際にはアズマザサの変種のようです。

翌年、長いこと牧野を支えてきた妻の寿衛子が亡くなった。

借金だらけの生活苦にも文句を言わず、ずっと牧野を支えてきた夫人。

まさに内助の功。

せめて発見した笹の新種に夫人の名前をつけて永久に残したかったんでしょう。

シーボルトがアジサイにお滝さんの名前をつけたことには痛烈に批判してましたがね。

同時にこんな句を残しています。

「世の中の あらむかぎりや すゑ子笹」

葉が裏側に巻いて縦にシワが出るのが特徴とか。

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晩秋ですから花はあまりありません。

赤い実が目についたフユサンゴ。

初めて見ました。

ブラジル原産で明治中期にもたらされた。

ナス科です。

英語じゃクリスマスチェリー。なるほどね。

でもナス科ですから食べてはいけません。

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庭園の入口。

約2200㎡もあるから広いです。

ここに300種類以上の植物が植えられてます。

博士が生前に国内外で探し求めたものです。

仙台屋なんて桜もあります。

ヤマザクラの栽培変種で、ここの木が日本でいちばんの大木なんだそうです。

高知市内の仙台屋という店の前にあったのでセンダイヤ。

もちろん博士の命名です。


2016年11月11日 (金)

ため息が出ちゃうよ・企画展「埴沙萠」@牧野記念庭園・練馬区大泉

このポスターを見たらすっ飛んで行きたくなるでしょ。

かねてから訪ねたかった牧野記念庭園。

牧野富太郎博士の旧居跡が開放されてます。

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埴沙萠(はに・しゃぼう)さんについてはNHKスペシャル「足元の小宇宙〜生命を見つめる植物写真家」で知りました。

ふだんは気づかない植物の小さな世界が、驚きの宇宙へと変貌する。

思わず息をのみました。

オンエアは2013年ですか。興味を持たれた方はアーカイブで探してみてください。

企画展「埴沙萠〜レンズで奏でるいのちの輝き」のポスターに使われているのはクロマツの芽生え。

まだ殻の帽子をかぶってます。

殻の帽子が取れるとあの松の細い葉が広がるんでしょうか。

この様子だと双葉じゃない。

針葉樹の芽生えってこんななんですか。


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企画展用のポストカード。

タマゴタケの胞子の舞。

森を歩いていた埴さんは、けむりを出しているキノコに出会います。

朝日に輝いたけむりは見逃しません。

埴さんのレンズを通すと、動かない植物が躍動感あふれるいのちの営みに変わるんです。


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ポストカードのコラージュ。

右中はワレモコウの葉が作った水玉。

雨の水滴ではないんです。

ワレモコウが根から吸収した水分が役目を終えて葉先から排出されてるんです。

一瞬の出来事です。

すぐに蒸発してしまうんだそうです。

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そこまでやるのかと恐れ入ったのはツリフネソウの実がはじける瞬間。

ちょっと触れるとパチンパチンとすごい勢いで4、5メートルも飛び散ります。

埴さんは、運悪くタネが命中したハナバチが脳震盪を起こして墜落したのを目撃したそうな。

そんなスピードの一瞬を撮るのにどうしたか。

ゴム鉄砲を作ってタネを実に命中させる。

命中した時の音でシャッターが切れるようにして撮影したそうです。

ゴム鉄砲が展示されてました。

企画展は12月11日まで。入場無料。

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埴沙萠 本名杉山繁。1931年大分県生まれ。

1951年、東京農大に砂漠植物研究室を創設。1968年以降は写真家として植物の生態撮影に専念。

2016年2月永眠。


2016年11月10日 (木)

江戸時代に一番人気・丁子菊@神代植物公園

菊花大会が始まってます。

丹精込めた大輪の菊が晩秋の公園を彩ってます。

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なんとなく気になる古典菊も、今年は植物会館前からよしず張りのコーナーに昇格。

江戸時代に大変な人気だったというのが丁子菊。

「内側の花弁が発達して筒状になり、花の中心が盛り上がって咲くのが特徴です」。

内側の花弁って頭状花のことなんだろうか。

となるとまわりの舌状花は退化しちゃったの。

よくわからん。

でも、筒状の花がてんでに伸びてるのが奔放でいい感じ。

美は乱調にあり、かな。

大会が始まって日数が経過してるので古典菊はくたびれ気味です。

お早くどうぞ。

  


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イチゴノキ。

人の手の届かないところにはいっぱい実が付いてます。


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ムラサキセンブリは早くも見頃です。

他の株も咲き始めてるので、この1週間くらいが見頃かな。


2016年11月 9日 (水)

皇帝ダリアは咲き始め@小金井公園

そろそろだべ、と小金井公園へ。

(小学校の頃、女の先生に「そうだべ」など「ベエベエ言葉」を使っていて注意されました。「田舎くさい」と。

今時は使わないみたいですが、三多摩は東京弁じゃなくて関東弁に近かったんです。

埼玉県狭山市のおじさんは今でも「来ない」を「きない」と発音します)。

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お目当てはこれです皇帝ダリア。

少し早かったかな。

3か所に十数株ずつ植えられてるんですが、一番咲いてるのでこの状態。

去年は見頃だったけど、何日だったっけ。

調べると14日でした。1週間早かった。

ということは来週には見頃になります。

一番咲いてるのは正面入って右手。

10メートルほど東側がその次。

江戸東京たてもの園南西はまだ3輪ほど。

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それなら園内の紅葉を楽しみましょう。

たてもの園では遠足の子供たちが駆けずり回っていました。

中へは入らずに外から都電と晩秋。


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紅いのも黄色いのもケヤキだと思います。

個体によって紅いのや黄色いのがあるそうです。

この寒いのにバーベキュー広場で肉を焼いてる人たちがいました。

平日の広間ですよ。

月曜休みの理美容師さんたちかな。


2016年11月 8日 (火)

隔離分布の不思議な木・マルバノキ@植物多様性センター

葉がハート型に近く丸いのでマルバノキ。

植物学者が名前をつけるのに飽きちゃったんでしょうか。

もう少し考えてほしかったなあ。

こんな時期に花をつけます。

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糸状の花びらですぐにマンサク科だとわかりますね。

赤黒いのは花粉媒介者がハエだからです。

特に赤や青で着飾らなくてもハエは腐肉みたいな色を好みます。

さらにハエが好む匂いを発しています。

人間にはいやなにおい。

右上のは花弁が10枚あるように見えます。

実際には5枚。背中合わせに咲くので10枚に見えるんです。

変な咲き方だね。

晩秋に咲く花は珍しいので毎年取り上げてます。

岐阜県を中心にした中部地方と高知県、広島県に自生してます。

生息地が飛び飛びになっているのを隔離分布といいます。

なんでなんでしょう。

かつては各地に生息していたが環境変化で限られた地域にだけ残ったのかな。


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葉の下に咲いてるので目立たない。

ナワシログミです。苗代の頃に実がなるから。

目立つ仕組みがちゃんと隠されてました。

葉の裏が白い。

全体が白いのでハチやアブがめがけてくるんです。

職員さんが説明してくれてるちょうどその時にアブがやってきました。

人間は上から見下ろしてるけどアブ類は下から飛んでくくる。

なのでは裏裏の白いのがよく見えるんです。

納得。

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リュウノウギク。

野川公園で群生してますが、実はシロバナアブラギクだったと去年だったかに判明した。

葉に触ってなんども匂いを確かめたが、強い樟脳のにおいがしてたけどなあ。

シロバナはアワコガネギクとの交雑種。

野川公園のはリュウノウギクの特徴を強く引いた個体なんでしょう。

葉で見わけるみたいです。

近くでアワコガネギクも群生してます。

2016年11月 7日 (月)

冷え込んできたのでムラサキセンブリが開花@神代植物公園

つぼみがいっぱい付いてます。

これからしばらく楽しめそうです。

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センブリとの見分け方は簡単です。

ムラサキセンブリの花は薄紫の地にムラサキの線が入ります。

丈も50センチくらいになるそうですが、ここのは20センチくらい。

分布が神奈川から西みたいなので、生育にはやや涼しいんでしょうか。

同じところにセンブリもあったんですが、いつの間にか消えてしまいました。

残念なことです。


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紫色の花が一輪だけ咲いてました。

小春日和なので顔を出してくれたコスミレ。

ほぼ毎年、この時期にもあらわれます。

10月中旬頃にはシチトウスミレも小さな白い花をつけていた(植物多様性センター)。

野川公園ではニョイスミレ(ツボスミレ)を持ってた人がいました。

スミレってあわてん坊なんですね。


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本命のカエデは少し色づいただけですが、他の木の黄葉が進んでます。

今期はやけに気になってるカツラの黄葉。

振り返りゃラクウショウも黄色くなってきてます。

今日は立冬だし、そろそろ本格的に冬支度かな。

厚手のコートを出しましょう。


2016年11月 6日 (日)

草紅葉 書をふところに 畦に来る・チョウジソウ@野川公園

ほとんどの花は咲き終わって、あとはリュウノウギクとアワコガネギクの盛りを迎えるくらいかな。

それでも木々の色づき具合などを愛でながら園内一周。

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あら、なんていい色合いなんでしょう。

つやつやしてて枯葉の切なさなんて感じさせない。

何色っていうんでしょう。

一面を紫の花で染めるチョウジソウ。

こんな紅葉の姿を見せるんですね。

何年も通ってるのに足を止めたことがなかった。

草紅葉もいいもんだなと初めて思いました。

もっとも秋桜子みたいに書なんか忍ばせてないですけどね。

持ってるのはカメラとルーペ、ペンとメモ帳。

すきあらば細部をのぞき込んでやろうと待ち構えてるだけですから。

江戸時代には「枯野見」なんて風流な習慣があったそうです。

草紅葉を楽しんだんです。

この歳になってようやく風流の「ふ」 くらいに入ったのかな。


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これなーんだ?

シュウカイドウの雌花です。

茎の先の方につく雄花はとうの昔に落ちてます。

すでに役目を終えてますから。

そこへ行くと雌花は受粉して種子を作って散布するまでがお仕事。

雄花と雌花の見分け方で雌花は三角、と言うのがよくわかります。

この三角が割れてタネが出てくるんでしょうね。

風散布なのかな。長い花柄が揺れてブランコの役割をするんでしょうか。

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イイギリの実が鈴なりです。

こちらは自然観察園ではなく近くの広場。

遠目からも赤い実が目立ちます。

葉が落ちても実が付いているが、ある日一斉になくなってしまう。

鳥たちの食べごろがあるんでしょう。

まあ、他の実を食べ尽くした頃です。

他にないので仕方なく食べに来るのかもしれません。


2016年11月 5日 (土)

無料なので2度も船堀タワーにのぼったよ@地下鉄の地上を歩く会・都営新宿線の2回目その4

江戸川区は太っ腹です。

高さ115メートルの展望台の入場料は無料です。

専用エレベーター入り口に係の女性、エレベーターガールがにこやかに迎えてくれます。

人件費だってかかるだろうに。


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日曜だったので展望台はかなりのにぎわい。

こんなタワーがあるなんて全く知りませんでした。

東京は東西に長いから私ら西の人間は東の情報にうとい。

船堀駅だって利用するのは初めてです。

2本の川が流れてます。

大きいのが荒川、手前は中川。

江東区砂町あたりで合流しますが、2つの川が並行して流れるなんて不自然です。

答えは2つとも人工の水路だから。

この荒川は隅田川の洪水防止用に掘られたもの(大正13年=1924完成)。

はじめは荒川放水路と呼ばれていたが現在では荒川となっている。

中川は青戸あたりから蛇行して北東から南西に流れていたが、これも荒川放水路と同時期に掘られた放水路。

古利根川、綾瀬川が隅田川に流れ込んでいたのを断ち切って、直接東京湾に流すために掘られた。

昔の流れは旧中川と呼ばれている。

(鈴木理生「江戸の川 東京の川」を参照しました)

真ん中に見える建物は江戸川競艇の観覧席。

そのはるか向こうに筑波山がうっすら見えたんですがカメラには写ってません。

人間の目の精巧さはすごいです。


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一度展望台を下りて、船堀駅近くで解散。

といっても用事のある人以外は帰りませんけどね。

近くの居酒屋でお疲れさん会。

場所は展望台から確認してます。

      beer     bottle     bar

ノドをうるおし疲れをほぐしてから夜景も見るぞ。

おきまりのスカイツリーです。


チームがガタガタ、これじゃ陥落やむなし名古屋@マチダも怒punch

闘莉王を呼び戻してもガタガタになったチームは立て直せませんでした。

そもそも小倉氏を監督に据えたのが間違いの元。経験のない元人気選手を持ってきたってダメなのは最初から分かっていたでしょうに。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんもフロントを「時代遅れの経営」とバッサリ。

      shoe     shoe      shoe

名古屋1-3湘南 ついに陥落です。

闘莉王を呼び戻して、カンフル剤的な効果はあったものの、やはりチーム自体がガタガタです。

ひどい試合内容でした。

不名誉な大一番なのに覇気がまるで感じられません。

なんですかあの中盤は。

J2が決まっている湘南の縦走りについていけないんですから。

失点が怖くていじけていました。

相手は失うものはないからガンガン持ち味を出して攻めてきます。

なのにただズルズル下がるばかりで誰も1次チェックに行きません。

ほんの1、2秒でゴール前に持ち込まれます。

前半6分の失点なんて、誰かが相手との距離を詰めさえすれば未然に防げたはずです。

ゴール右でまるっきりフリーにするから、やすやすとミドルを決められて先手を取られてしまうんです。

目を覆いたくなります。

ariesaries


後半5分にPKで1-2として、さあこれからとなったものの、15分、闘莉王が1対1のボールを奪われ、とどめを刺されます。

右ライン際での攻防、らしくない奪われ方でした。

ただ、そのカバーリングに誰も行っていないところが大いに疑問。

2次、3次がなくゴール前はスカスカ。あれでは失点もやむを得ません。

全体を通して人数をかけたDFが見られず、相手ボールに対しても1人いればましな方で、あとは下がるのみ。

走っていないんですね。

特に中盤の運動量が足りないのが目につきました。

せっかくの飛び道具、永井を生かすシフトにもなっていなかったし3流でした。

taurustaurus

試合後、久米社長が「末代までの恥」とお詫びしていたけれど、ことが起きてからじゃ遅いででしょ。

あきれた言い訳ですよ。万死に値します。

何の経験もない小倉氏をGM監督にしたこと。闘莉王を切ったこと。不振なのに監督交代をためらったこと。

チーム設計という一番大事なフロントの役目を果たしていないんですから。

時代遅れの経営です。

それでも球団の収益は全体の4位ですって。

企業努力?ふざけるな。

親会社の資金力と顔とサポーターの熱ですよ。

今季ダメなのはシーズン前から予想できたことです。

それより僕は前西野監督の手腕にも疑問を持っていたので、ここしばらく上位は無理と見ていました。

それでもまさか陥落までとは…。

戦力分析、補強ポイント、クラブのサッカースタイル。哲学がありません。

名古屋らしい強いチームにするには監督の人選から始めないと。

単なる人気者を据えてもお飾りでしかないことくらい分かり切っているでしょうに。

しばらくもがくことしか手はありません。

まずはフロントの改革。

最近30~40代のプロスポーツ経営に関する理論家が育って野球でも腕を奮っています。

同じような野望を持った若者達がサッカー界にもいるはずです。

きっとウズウズしていますよ。思い切って登用してみてはどうでしょうか。

libralibra


浦和1-1横浜M 浦和は勝ち切れなかったのでしょうかねえ。

前半は完全に横浜に主導権を握られました。

気合の入り過ぎというより、負けられない硬さが勝っていたようです。

リズムが戻ったのは後半に入ってから。

やっと21分、4本のダイレクトパスをつなぎ、関根がシュート。

GKが弾くところに柏木が飛び込んでリードします。

しかし、追加点が奪えません。

ならばそのままゲームを〆れば強くなったと評価できるのですが、40分に追い付かれて何ともはや中途半端。

川崎が勝っていたかもしれないのですから零で終わらなきゃあ。ホームなんだし。

年間1位とはいえ、まだ正念場の1試合が残っています。

capricornuscapricornus


川崎2-3G大阪。川崎は前半で2-0とリードしながら、典型的な2-3試合を演じてしまいました。

先行型の川崎と後半型のガンバ。まさにです。

さすがガンバは老獪。リードを許しても弱点を突いてひっくり返すんですから。

とどめを刺したアジミウソンのゴール。

DFと競り合いながら左足でゴール左隅に転がし入れました。

外人選手のゴール感覚を見せつけられました。

横浜の同点ゴールもマルティノスです。

PE外でDFのマークが緩いと見るやミドルシュート。

決して大振りするわけでもなくコンパクトにミートしただけ。

それでもゴール右を捉えています。

広島のウタカもニアに蹴り込んで得点王です。

みんなここぞでは外さないんだもの。

たまたまですが日本人がまだ及ばない部分を3発見て感嘆させられました。

sagittariussagittarius


※AFCU-19選手権 日本快挙。しかも無失点です。

日本代表にしてはアッパレなDFです。

問題になっている守備力が少しアップしていると、好意的に受け取っておきます。


                                         マチダ

2016年11月 4日 (金)

東京都食用蛙組合なんてのがあったんです・江戸川区@地下鉄の地上を歩く会・都営新宿線の2回目その3

そんな組合が東京都にあったんだ。考えたことすらなかったので感動すら覚えました。

一之江境川親水公園が新川にぶつかる手前にそれはありました。

(新川は船堀川、行徳川とも呼ばれ、江戸時代は行徳から塩を運ぶ大事な運河でした)

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先を歩いていたグループが何か見つけたようです。

法龍寺門前でワイワイやってます。

なんじゃなんじゃ。石碑の字を読むと食用蛙供養塔。

このあたりは蓮田や水田が多かったために昭和の初めごろから食用蛙(ウシガエル)が繁殖。

一時は輸出するほどで敗戦後は食用蛙採りで生計を立てた人もいたという。

昭和25年(1950)には年間2万キロ以上も捕獲された。

この塔は東京都食用蛙組合が昭和27年(1952)に建てたものです。


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組合の紋章でしょうか。蛙です。

この縁で法龍寺にはカエルグッズが多数、奉納されてるんだって。

ウシガエルがアメリカから導入されたのは大正6年(1917)。

将来の食糧確保が目的だった。

しかし日本ではカエル食の習慣は根付かず、導入されたカエルが逃げ出してあっという間に全国に広がった。

戦後の1950年から70年にかけては年間数百トンのカエルが輸出用に生産されていたという。

しかし2006年に特定外来生物に指定、2015年には国内での飼育や販売が禁止された。

つい最近のことなんですね。

ウシガエルの餌として輸入されたのがアメリカザリガニ。

これもあっという間に各地に広がった。

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カエル、食べたことありますよ。飲み屋でね。

メニューにあったので、モノは試しでオーダーしました。

唐揚げで出てきたけどトリのササミみたいであっさりしてました。

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幹線道路に出るたびに見えてたんですが、近くなってきました。

船堀タワーです。

展望室の高さは115メートル。

高いところには登ります。煙となんとかですから。


2016年11月 3日 (木)

水車が回る名物そば屋「一休庵」で火事・休業中@深大寺門前

「あらKさんじゃない。何してるの」

深大寺境内で呼びかけられた。

振り向くと植物多様性センターのガイドウォークの常連さん。

「本堂の企画展を見てきて、ムクロジの黄葉をながめてるんです」

「本堂前の木と同じなの。葉が左右揃っていてきれいねえ」

雑談してたら「一休庵が火事になったのよ」

そりゃ大変だ。新聞の武蔵野版にも出てなかったので知らなかった。

確かめに行かなくちゃ。

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山門を出て右の水車が回ってるそば屋さんです。

何度か入ったことがあります。

「2、3日前はまだきな臭かったのよ」

でも、蕎麦だんごなんかを売ってる売店は通常通りに営業してる。

入り口の方へ行くと工事の人が入ってます。

どうやら厨房から火が出たようです。

まだきな臭さが漂ってます。

のぞき込んだら厨房全体を改修してるみたい。


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店の横には焦げた板などが積まれています。

店のHPによると火が出たのは23日の早朝。

以来、臨時休業中でまだ再開のめどは立ってないみたい。

1日に知ったので10日も経ってるのにまだ工事中。

厨房がひどく燃えてしまったのかな。


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深大寺に行ったのは1日から始まった「よみがえる天平のいぶき−−深大寺白鳳仏厨子と吉田包春−−」(5日まで)を見るため。

入場無料で本堂に展示されてるので、本堂見学も兼ねてのぞいたんです。

ムクロジも随分と色づいてます。

奥のイチョウも黄色く染まってます。

声をかけてきた年上のおばちゃんは、数人で借りてる畑に大葉を取りに行くんだって。

帰りに本堂に入ってみると言ってました。

2016年11月 2日 (水)

江戸川区のものづくり工場・ロケットじゃなくて手ぬぐい@地下鉄の地上を歩く会・都営新宿線の2回目その2

一之江名主屋敷を出て、早いけどランチ。近くのサイゼリアでスパゲティなどを。

新宿線の線路からは離れてしまったので一之江駅を目ざします。

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新中川にかかる新椿橋からのながめ。

川を見ていると落ち着きます。どうしてでしょうかね。

「下流のずっと向こうが浦安」。

親近感がわきます。去年だったか東西線の上を歩いて浦安もぶらぶらした。

この先で旧江戸川と合流したところが市川市で、その先が浦安。

中川は葛飾区あたりでくにゃくにゃ蛇行してしばしば氾濫したので中川放水路を作った。

子供の頃は中川放水路と教わった気がするなあ。

いつの間にか名称を変更したんです。


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一之江駅を確認して、また線路から離れて北上。

一之江境川親水公園を通って船堀駅近くまで。

総延長はなんと3200メートルもあるんです。

かつての農業用水。今では新中川から水を引いてポンプでくみ上げて循環させている。

川の水なのでテナガエビやカニも生息している。

緑も豊かです。

この一之江境川の流れを利用して染物業を営んでいたのが村井染工場。

注染(本染め)という伝統的な手法で浴衣や手ぬぐいを作っています。

一之江境川が公園となってからは井戸水で洗っているが手法は守ってます。

この染め方だと裏表が同じ色柄に染まり、手作業なのでぼかしなど風合いが感じられるという。

平日だと色とりどりの反物が物干し場で風になびいているのを見ることができます。

残念ながら日曜なので工場はお休み。


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新大橋通りを超えて船堀に入りました。

公園はなおも続いてます。

船堀日枝神社に寄っていきます。

江戸時代までは山王社で明治で改名。

溶岩の台座の上に狛犬が置かれています。

富士塚をつくった時に溶岩が余ったんでしょうか。

それにしても富士塚って各地にあるんですねえ。

ここのは明治になってからの建造。

船堀駅まではもう少し。

寒さにくじけずに歩きます。


2016年11月 1日 (火)

屋根の葺き替えで3、4000万円・一之江名主屋敷@地下鉄の地上を歩く会・都営新宿線の2回目その1

最高気温15度を下回ったのかな。真冬手前の服装をして都営新宿線の瑞江駅に集合。

ガイドをしてくれるカネコさんが風邪気味なのをおして来てくれました。

無理しないでね。

前回、時間切れで入れなかった一之江名主屋敷。入場が4時半までなんです。

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見てください。堀まであるんです。

武士の屋敷みたいです。

昭和の初めまでこのあたりは「椿」という地名だった。

「かつて椿とよばれた里に 江戸時代そのままの佇まいを残す古民家」

いただいたパンフレットの惹句。

住所を確かめると東京都江戸川区春江町2。

「椿」の旁と地名「一之江」の江をとって春江なんだって。

言われてみなければわかりません。


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たいそうな主屋です。

この建物は江戸時代の安永年間(1772〜1780)に建てられた曲り家。

座敷、板の間、土間を合わせて約270㎡(約84坪)。

正面が玄関ですが、幕府の役人用。家人は右手の土間の方から出入りしてました。

部屋は次の間、奥座敷、中の間、仏間に囲炉裏を切った板の間、納戸、使用人部屋の7部屋。

これに同じくらいの広さの台所と土間がついている。

そんなに凄いというほどの広さではありません。


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板の間ではいつも囲炉裏を使ってます。

煙によって建物や屋根の劣化を防ぐためです。

燻製効果です。

昨年、裏側の屋根を葺き替えたばかり。

「どのくらいかかるんですか」

「家が1軒建つくらいだよ。職人は栃木から呼ぶし、カヤは富士山麓から刈ってくる」

「表側は来年ですか」

「そう。比べると表が傷んでるのがわかる。

3、4カ月はかかるんで総額3、4000万円はするね」

そりゃ大変だ。区の所有だからなんとかなるが個人じゃ持ちきれない」

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現在の主屋が建てられたのは安永年間(1772〜81)の頃。

敷地の周囲には堀がめぐらされ、約2000坪の広さ。

ここに初代の田島図書が住みついたのは慶長年間(1596〜1615)のこと。

堀田姓の武士だったが豊臣方に参陣して敗れて、姓を変えてこの地で新田を開拓した。

田島家は元禄以降は代々名主を務めていたという。

近くの城立寺の田島家の墓所です。

初代から14代までの名が記されてます。

名主屋敷の隣に田島の表札がかかった家がある。

15代目が住んでいるのでしょう。


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