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2016年8月22日 (月)

こちらが本来のアマリリスなので名前もホンアマリリス@神代植物公園

植物会館前を飾ってる花の展示替えをしていたおじさんと世間話。

「この時期は花が少ないのでひと苦労だよ」

「あれ、ホンアマリリスって、アマリリスとどこが違うの?」

おじさんは職員さんではないので、そんなに詳しくないみたい。

通りかかったのがなんでも知ってる植物多様性センターのハコネさん。

訊ねたら立て板に水で両者の違いが返ってきました。


Dscn4515

「アマリリスは南米原産でホンアマリリスは南アフリカ産。どちらもヒガンバナ科ですが属が異なる。

ホンアマリリスは本来のアマリリスという意味で花期に葉がない。

別名ベラドンナリリー。ネイキッド・レディとも言うわ。裸の淑女」

学名はAmaryllis belladonna。

アマリリスは春に咲きますが、こちらは秋です。

「ベラドンナって植物もあったよね」

「あれとは別。ベラは美しい、ドンナは美女」

おじさんもちゃんとメモしながら聞き入っていました。

ま、本川越駅(西武新宿線)と川越駅(JR、東武線)との違いみたいなものか。

見当違いに納得。

かつてはアマリリスもアマリリス属に分類されてたので、別のヒッペアストルム属になった今もアマリリスで通用してるのは呼び名の響きがきれいだからでしょう。

      bud    bud     bud


アマリリスはこれでいいとしてだよ。ベラドンナは確か毒草だった。

なのに美淑女なんて名前がついてるのか。

鳴り物入りで作られたんだけど当たらなかった長編アニメ映画「哀しみのベラドンナ」があった。

虫プロ製作(手塚治虫は関わってない)、監督山本暎一、美術監督深井国、作画監督杉井ギサブロー、脚本福田善之、音楽佐藤允彦。

すごいメンツだよね。

Beradonnnapinkimage1


おぼろげにしか覚えてないけど、ヒロインは植物の精のように描かれていたようなイメージを持っている。

言葉とは逆にベラドンナは猛毒で魔女が空を飛ぶ手助けをするという。

ナス科の植物です。

その根や実を食べると嘔吐、下痢、呼吸困難などを起こし、瞳孔が開いて幻覚で走り回ったるすることもあるようです。

なのでセイヨウハシリドコロ。

ですが地下鉄サリン事件では治療に使われたそうです。

サリンは瞳孔を収縮させてしまうので開かせるために用いられた。

今でも眼底検査で瞳孔を広げる薬を点眼されるが、その中にベラドンナが含まれてる。

パーキンソン病の症状抑制にも効果があるそうです。

       tulip      tulip     tulip

なのにどうしてベラドンナの名がついたのか。

昔の西洋の女性が目をぱっちり見せるためにエキスを点眼したそうな。

そのため命を失った女性が大勢いたことから美しい淑女。

美しく見せるのも命がけだったんです。


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