フォト
無料ブログはココログ

« イカをぶら下げてたり象の耳みたいだったり変なラン@神代植物公園 | トップページ | サガミランが咲いたよ@水生植物園(神代植物公園) »

2016年7月 9日 (土)

「人民のための政治」リンカーンと日本国憲法

「憲法と米国の理想と言えば、『人民の人民による人民のための政治』というリンカーン米大統領の「ゲティスバーグ演説が思い浮かびます。

Dsc00133_2


あの演説、どこでなされたかご存知ですか」

ーーどこでしょう。

「南北戦争の戦没者が眠る墓地の前です。

米国の戦争で、60万人という最大の死者を出したのが南北戦争です。

その戦場だったゲティスバーグを国有墓地にする献納式で、リンカーンは戦没者に新しい民主主義を誓ったのです。

実は、この演説の要素は日本の憲法にも入ってます。

前文の『その権威は国民に由来し』は『人民の』、

『その権力は国民の代表者がこれを行使し』は『人民による』、

『その福祉は国民がこれを享受する』は『人民のための』です。

戦争の惨禍を経験し、戦没者に対して新しい民主主義を誓うという点は日本国憲法とゲティスバーグ演説に共通しています」

朝日新聞5月5日、国際基督教大学 学務副部長 森本あんりさんへのインタビューより一部抜粋。


(写真はバラ「ピース」)


« イカをぶら下げてたり象の耳みたいだったり変なラン@神代植物公園 | トップページ | サガミランが咲いたよ@水生植物園(神代植物公園) »

近世史」カテゴリの記事

コメント

 「ゲテイスバーグを国有墓地とする・・・」当時のこととしては一寸抵抗があります。同墓地はPennの知事が主導して、死者を送り出したstates (但し北軍のみ)の協力で創設したものだからです。
 G. Addressの要素が日本の憲法にも・・・とのお説については似て非なるものと考えます。G. Addressの名誉のために次のことを記します。
 前文は「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し」と、信託だの由来だのと粉飾に懸命ですが、演説はof the people 、由来は言うに及ばずthe peopleの所有。前文は「その権力は国民の代表者がこれを行使し」ですが、演説はby the people、代表者たる機関はthe peopleの補助機関にしか過ぎません。前文は「その福利は国民がこれを享受する」と棚ボタ式期待論ですが、演説はfor the people。私はこれをfor the benefit of the peopleではなく、for the will of the peopleと、the peopleの主体に視点を置いたもの、と解しています。
 拙著「“Government of the people, by the people, for the people,”とは何か?」(2013. 近代文芸社)をご覧頂ければ幸いです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« イカをぶら下げてたり象の耳みたいだったり変なラン@神代植物公園 | トップページ | サガミランが咲いたよ@水生植物園(神代植物公園) »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31