いつものように、いつの間にかナツズイセン@神代植物公園
花茎が伸びていたのは確認してたのでびっくりはしません。
しゃくなげ園の片隅でナツズイセンが、ここにいるよと呼んでました。
いつの間にか少女は大人になりますが、少年はいつまでも見果てぬ夢にあこがれてばかり。
でも、もうでっかい喧嘩には行けないのか。いかんなあ。(映画「けんかえれじい」のラストを思い出しながら)
「安田講堂 1968−1969」(島泰三、中公新書)を読んでるせいでしょうか昔を振り返ってしまいました。
♬砦の上に我らが世界 築き固めよ勇ましく (ワルシャワ労働歌)
なんてフレーズが浮かんだり・・。
すみません、とりとめもなくフラッシュバックして。
ナツズイセンと関係あるのは、「いつの間にか」だけでした。
ヒガンバナ科の花同士が自然交配でできたもののようです。
人家の近くでしか見られないので人為的に大陸から持ち込まれた史前帰化植物。
縄文後期に船で黒潮に乗って渡ってきた人々が持ってきたんでしょうね。
ヒガンバナほど多くないのは、畦の補強やネズミ除け、救荒作物としての利用価値がなかったからでしょうか。
夏草が茂っている中で頑張って咲いてます。
フシグロセンノウ。
ほかの草が邪魔で節が黒いかは確かめられませんでした。
京都・嵯峨の仙翁寺に中国から持ち込まれた花がセンノウと名付けられた。
センノウは赤ですがこちらの花はオレンジです。
センノウは仙翁寺廃絶で絶えたと思われていたが、岡山県美作の大聖寺で保存されてます。
幻の秘花「仙翁花」と呼んでるようです。
京都府立植物園でも見られます。
カリガネソウもあちこちで咲き始めました。
蜜を吸いに来た昆虫の背中に長い雄しべで花粉をつけます。
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