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2015年8月25日 (火)

ワカメやコンブは水草(みずくさ)には入れないんだって@植物多様性センター

水草の一種である海草(うみくさ)でもないんです。じゃあ水草ってなんなんだ。

考えたこともなかった。

多様性センター8月の月例講座は「水中へ帰った植物たち〜み・ず・く・さ・〜」。

「帰った」も気になって参加しました。

Img_5972

まずは植物誕生からのお勉強。

植物が生まれたのは約12億年前。海の中でした。

とっても長い時間がかかって陸上に進出したのが約5億年前。

空気もあるしタネをまき散らすのに適していたからかな?

なのに数億年前に水の中に戻った種ができました。

陸上は過密状態になったので同類の少ない水中に目を付けたんでした。

こうして戻った植物を水草と呼びます。

だからずっと水中生活をしていたワカメやコンブは水草に入れないんです。

ちっとも知らなかったし考えたこともなかった。教わるのはためになります。

Img_5968

次は水草の区分け。

根は水中の土壌にあるが茎や葉は水の上に出てるものは抽水植物。ガマやハス。

根は土壌にあるが葉を水面に出しているのは浮葉(ふよう)植物。ヒシ、アサザ。

全部が水面や水中に浮かんでいるのは浮遊植物。ホテイアオイ、ウキクサ、タヌキモ。

すべて水中にあるのは沈水植物。セキショウモ。

沈んでいる水草は水から酸素や炭酸ガスを取り入れます。

陸上の植物は葉の裏に気孔があるんですが、せっかく空気があるんですから葉の表に気孔があります。

水面に浮くためには毛をいっぱいはやして空気を貯めてます。


Img_5960

受粉のシステムも面白いよ。

なにしろ花が咲くのは水の中。魚は虫みたいに手伝ってくれません。

花粉が水の中を漂って水中で受粉するのは水中媒。

この場合は花粉も柱頭も細長くて受粉しやすい工夫がしてある。

水面媒というのもあります。

水中で開花した雄花が茎から離れて水面を漂う。セキショウモ、コウガイモなど。

花粉そのものが水面を移動するのはクロモ、コカナダモなど。

これからは水草を見る目も変わってきそうだな。


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