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2015年8月12日 (水)

鴫立沢の藁葺き屋根・ここが湘南発祥の地@大磯町の鴫立庵

大磯の照ケ崎海岸でアオバトの飛来をたっぷり観察して東海道を西へ。

「鴫立庵 三大俳諧道場 200㍍」なんて案内が出てます。しぎたつあんーーと読みます。

俳句に道場なんてあるんだ。行ってみましょう。

Img_5591

途中には新島襄終えんの地の碑も建ってました。

ここに療養に来ていましたが明治23年に亡くなりました。

東海道線で駆けつけた妻の八重に「グッドバイ、また会わん」と最後の言葉をかけたそうです。

ほどなく鴫立庵。

学校で習いましたね。

「こころなき 身にもあはれは 知られけり 鴫立沢の 秋の夕暮れ」

このあたりを吟遊していた西行法師が詠んだ歌です。

おおそうか。鴫立沢ってのはシギが立ってる沢じゃなくて地名ともとれますな。

場所の確定はできないが、足利時代には大磯の鴫立沢で詠んだと言い伝えられてたそうです。

それで江戸初期の1664年に小田原の崇雪という人が草庵を結んだのが始まり。


Img_5575

いいところでしょ。大人は100円で入れます。

係の人が熱いほうじ茶をいれてくれました。

隣が俳諧道場。

京都の落柿舎、滋賀の無名庵が三大道場だそうです。

道場の使用量(1室1回)は1日1000円、半日500円。安いです。

うんうんうなってりゃ名句が詠めるかな。

ここは湘南という言い方の始まりでもあります。

崇雪が建てた鴫立沢の標石の裏に「著盡湘南清絶地」と刻まれてます。

清らかですがすがしく、このうえもないすばらしいところという意味です。

そもそも湘南は中国・湘江南方一帯の景勝地。

ここは相模の国の南部、相南にサンズイをつけて湘南としゃれ込んだわけです。


Img_5499

アオバトの前に寄ったのが地福寺にある島崎藤村のお墓。

細い石柱が立っているだけでシンプル。

「事変のため65歳以上のものは、万一に備えて帝都を去れ」という布告が出たそうです。

それで昭和16年(1941)に大磯に屋敷を構え、東京麹町の本宅と往還してました。

隣には24歳年下の二番目の妻・静子夫人の墓があります。

墓域がひと回り小さい。

同じ区画でないのは2本の石柱を建てると景観が損なわれるという夫人の意向でしょう。


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