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2015年5月27日 (水)

人生初の田植え体験・実にすがすがしい@福島県飯舘村

無人の飯舘村を車で通過したのは3年前の9月だった。

飯舘村に行ってみないかと誘いがあったので願ってもないチャンスと出かけてきました。

お世話になったのは認定NPO法人「ふくしま再生の会」と同会理事の菅野(かんの)宗夫さん(64)。

Img_4357_2

初めは満開の山ツツジを愛でる山つつじ祭りの予定だったんですが予定変更。

23、24日は山ツツジは終わってしまって田植えを行うという。

まずは同村の北に位置する佐須地区の菅野さん宅に集合。

福島第一原発からは最も離れている地区です。

村民が自分でできる除染方法を開発するための実験田だ。

すでに田んぼに水を入れてかき混ぜる代掻きも終わっていて植えるばかり。

代掻きに合わせて放射性物質がついた泥水を浮かせ、田んぼの脇に貯めています。

洗い流した土壌は穴に埋め、上から健全な土壌をかぶせる。

これによって地上に放射線が放出されなくなる。

さらに汚染土壌から放射性セシウムが地下水に溶け出すこともないということを確認する実験も行っています。

こうした取り組みで収穫した昨年の米は検出限界値(1㌔㌘あたり25ベクレル)を下回った。

すでにトラックに積まれた苗も畦道に運ばれてます。

Img_4362_2


同会の中心メンバーは別の場所で代掻きや放射線測定の機器設置などで移動。

初参加の10人ほどが田植え担当。

田植えなんか経験がないし、長靴も持ってきませんでした。

こけて泥だらけになったら着替えもない。

あわよくば日和見を決め込む算段。でもメンバーを見ると女性の方が多い。

「苗を運んでください」こりゃやるしかないでしょ。

われわれが植えるのは酒米です。これで大吟醸酒を作ってもらうんだとか。


Img_4365_2

ニュージーランドの女性ジャーナリスト、香港からきた若者も積極的です。

一緒に行った仲間も裸足でどんどん入っていきます。

ズボンを目いっぱいまくり上げてヒザ下まで泥の中に。

苗の束を持って5、6本ずつに分けて植えていきます。

根がからんでこれがけっこう難儀。

みんな気前よく10本くらいずつ植えてしまいます。

それにしても縄を張ったのに直線にならずにグニャグニャ曲線。

不揃いこの上ない。

第一区画は予定の4分の3くらいで稲がなくなってしまいました。

みんな景気よくたくさん植えすぎたのでした。

品種を変えた別の稲で第二区画。今度は分量を少なめに。

3時間もかからなかったでしょうか。

それにしても植え方がまるでなってない。終わって確認すると縦も横も乱雑。

これで稲がちゃんと育つんでしょうか。心配です。


Map_2

飯舘村は福島駅の東南東。

車で1時間くらい。

1956年に大舘村と飯曾村が合併して飯舘村が誕生。

面積は山手線の内側の2・5倍くらいとそうとうに広い。

村は全域が避難指示区域に指定され、放射線量に応じて、帰還困難区域、居住制限区域および避難指示解除準備区域に分かれている。


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コメント

不ぞろいでも立派に育ちます。スリランカでは米粒を直にばらばら蒔いてました。それでも3か月で稲刈りでした。酒が楽しみだねえ。

戸塚の純ちゃん。

それで安心しました。スリランカは直播きですか。しかも3カ月で収穫とは南の国は違いますね。

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