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2014年11月28日 (金)

天神様じゃないよ・魔王を祀った第六天神社@玉川上水を歩く会その7回目の3

玉川上水がふたをされ、空も高速道路がふさいで緑が失われた杉並区高井戸あたり。

当初は手前で井の頭線富士見ヶ丘駅で解散の予定だった。

もうちょっと歩いてみようと環状八号にぶつかって高井戸駅を目指すことに変更。

高井戸なら大きな飲み屋もあるからね。

20人近くの大所帯なので小さな店では入れない。

なんてったってカンパーイ!がこたえられないもんね。

Img_0768

予備知識なしに高速の横を歩いてたら思わぬ拾い物。

こんなところに第六天神社があった。

天神社と略して天神様と地元でも思ってるようだが区切り方が違います。

第六天を祀ってます。

なんじゃそれですよね。

「仏教で信奉されている魔王の一つで、欲界六天の第六、すなわち欲天界の最高所に宮殿を構える天魔」

(日本の神々 神社と聖地11関東「関東地方の民俗信仰」川口謙二)

なんだって。

そして「男女に対して自由に交淫・受胎させる力があり、(略)他化自在天と呼ぶ」

怪し気で面白いな。安産の神様になっていくみたいだな。

明治初頭の神仏分離で廃されたり、祭神を天神様に変えたりして堂々と名乗っている神社は少なくなってしまった。

江戸時代には武蔵に320余、相模に140余社もあったという。

杉並区教育委員会の立て札によると祭神は面足之命(おもたるのみこと)、惶根之命(かしこねのみこと)。

旧上高井戸村の鎮守で鎌倉時代の創建とされる。

Img_0764

狛犬の台座に変わった物が。

かついでなくて、まさかりをもってるだけだけど金太郎。

またがってないけど熊もいます。

微笑ましいね。

話は戻ってどうして面足之命が祭神になっているのか。

簡単です。

神社に仏教の神がいてはまずいので日本神話から神を捜したんです。

日本書紀では神世7代の第6代にあたるのが面足と惶根の夫婦神。

古事記からとれば淤母陀琉神(おもだるのかみ)・阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)になる。

インドの魔王が仏教に取り入れられて神になるのはよくあること。

お稲荷さんも、もとは荼枳尼天(だきにてん)。

人肉を食べる女夜叉が前身です。


Img_0766_2

左の狛犬には桃太郎かと思いましたが大ハズレ。

意表をついて牛若丸ですよ。

左は鞍馬の天狗。

何を考えて金太郎と牛若丸にしたんでしょうか。

暗くなってきました。

そろそろお店も開店するでしょう。

高井戸駅を目指します。


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