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2014年10月28日 (火)

縄文人も富士山をあがめていた証拠が残る千居遺跡@富士山麓ぐるっと半周聖地めぐりNo.4

縄文人のこころなんてうかがい知れません。

でもきっと富士山に自然の偉大さを感じていたことでしょう。

そうした原始的な山岳信仰を推測させる遺跡が千居(せんご)遺跡なんです。

訪ねないわけにはいかないでしょう。

Img_0267

千居遺跡は約4000年前の縄文時代中期後葉の集落跡。

21軒ほどの竪穴住居が検出されている。

注目されるのは環状列石や帯状列石。

帯状列石の2本の列は、並行して直線的に富士山に向かって配置されている。

これは明らかに偶然ではなく富士山を意識しています。

縄文人と、ここにきた現代人が富士山を通してつながるんです。

そんな感動を味わいたかったんですが・・・。

雨は降りしきっています。

おまけに遺跡はぐるりとフェンスで囲まれ中には入れません。

でも両のまぶたを閉じれば、縄文集落に立ち富士を眺めている姿が浮かんできます。

    fuji   fuji   fuji

「中沢  ・・・ぼくらがなぜ縄文文化に関心を持つのか、縄文の旅を続けるかというと、新石器文化が持っていた可能性を考えたときに、現在あるような方向性ではないものがあり得たということが、手につかめる感触として日本列島の中に残っているからなんですね」(「縄文聖地巡礼」坂本龍一、中沢新一、木樂社)

資本主義の行き詰まりが世界を揺るがしていると漠然と考えています。

原発事故もそう、イスラム国の台頭もその一環です。

縄文遺跡に2本の足で立って彼らと同一化したときに何かが見えるかもしれない。

きっかけは昨年6月に放送されたNHKのETV特集「富士山と日本人~中沢新一が探る1万年の精神史~」でした。

千居遺跡や山宮浅間神社が紹介され、思いが募っていた。

それが今回の旅の企画の出発点でした。

    fuji   fuji   fuji

初め列島に暮らした人々に富士山は、水の恵みをもたらしてくれた。

それが縄文末期から弥生、古墳時代には噴火が度重なる。

恵みから畏怖へと素朴な信仰の内容も変化していったに違いない。

平安時代には貞観大噴火(864年)など噴火が相次いだ、

火山への恐れが浅間信仰として形づくられ現在に至っている。

この目で信仰の変化を見てみたいというのが私のぐるっと半周聖地めぐりの目的です。

次の日には千居遺跡よりも古い大鹿窪遺跡に行きます。


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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

富士山周辺の縄文遺跡へ行かれたんですね。
私は週末、紅葉見物を兼ねて八ヶ岳西山麓の「尖石縄文遺跡」へ行ってきました。
11月末に東京国立博物館で行われている「日本国宝展」に国宝の縄文土偶5点が展示され、
内2点は尖石周辺の出土なので、一度現地を見たいと思っていたのです。
改めて、縄文人の豊かな発想と芸術的とも思える造形に見入りました。
遺跡周辺も開発が進んでおらず、縄文人もこんな風景を見ていたのかなと思わせる遺跡でした。
八ヶ岳山麓は縄文遺跡の宝庫ですけれど、遺跡の数では野川周辺も2番目くらいに多いそうです。
どちらの遺跡からも「富士山」が見えるのも何か関係があるのでしょうか。

※30日PM9:00~ BSプレミアムで野川を放映するようです。

地帯の大扇状地状に

芙蓉酔人さん。ことしの紅葉は早いようですね。先日、八ヶ岳に行った友人が紅葉は終わりだったといってました。かわりに天狗岳中山の霧氷の写真を届けてくれました。すばらしい景色でした。

国立博物館は私も11月下旬を待っていこうと思ってます。

野川も要チェックですね。

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