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2014年8月の記事

2014年8月31日 (日)

香川の復帰大賛成&出足鋭いイケメン慶大Jリーガー@マチダが新代表に注目

代表入りしたFC東京の武藤、いいですねえ。

こぼれ球に果敢に突っ込んで同点弾。拍手してしまいました。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんも武藤と神戸の盛岡に絞ってチェックしてました。

     shoe   shoe   shoe

香川のドルトムント返り、大賛成です。

マンUは野球の巨人みたいなもの。人気がある。

だから企業基盤も強い。金は出せる。ブランド化しているから選手は行きたくなる。

しかし圧倒的な強さでサッカー界をリードしているわけではありません。

ま、大金を貰って老後を過ごすにはいいチームと考えた方がいいでしょう。

このところ、なりふり構わず補強ばかりに金を使っています。

戦力外は物怪の幸い。ベンチにさえ入れてもらえないのなら出た方が得です。

しかもイタリア、スペインではなくドイツに戻るのは最良の選択。

最新サッカーで頂点に立った国ですから、いい影響を受けて再生できるはずです。

受け入れ側も比較的好意的ですし、日本選手はドイツを目指すべきです。

なんせ戦後日本サッカー界の恩人を送り込んでくれたんですから。

runrun

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さてJです。初代表選手が張り切りました。

鹿島2-2FC東京 

武藤君、とにかく前へです。

ドリブルでの仕掛けも多いのが目立ちました。

特に第1歩の出足が鋭いので競った際、相手より半身先に出ています。

これは大きなアドバンテージです。

名古屋の永井が持つスピードとは違うサッカー的スピードと言えるかもしれません。

0-2で迎えた後半5分、鹿島PE内に弾んだボールに突進してDFのファウルを誘いPKを得ました。

幾分甘い様な判定でしたが、彼の持つスピードがもたらした反撃のノロシです。

終了間際には同点弾。

42分、MF中島のヒールパスがゴール前の渡辺へ。

相手DFと交錯してルーズになり、こぼれたところに走り込んで決めました。

持っています。慶大生・Jリーガー・イケメン。モテます。

若者は良い意味でいい気になると伸びます。

女性ファンも急増でしょう。

愛称は「よっち」。そうなったら、彼女たちを、なに女と呼ぶのでしょうか。

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C大阪1-2神戸 

森岡も超積極的でした。

迷わずゴールを狙う姿勢は気持ちがいい。


チーム最多の5本のシュートを放ち、ロスタイムに決勝弾です。

混戦からのこぼれ球。それも常にシュートを意識しているから反応できたのでしょう。

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武藤も森岡も後ろを意識していませんでした。

やや詰まっていても安易なバックパスに頼りません。、抜こう、打とうの自力打開。

いい傾向です。

代表の名がエネルギーになっていたはずです。

巧さをひけらかすプレーではなく力強さを感じさせました。

もちろん手放しで誉めるわけではありません。

質はこれから揉まれていくわけで、どんなことがあっても今の気持ちを持ち続けてほしいというのが願いです。

その気になってテクに走り伸び悩む選手が多いのが現実ですから。

番外でC大阪の扇原。もっと攻めのセンスがあります。チームが不振で持ち味が生
きていないようです。

                            マチダ


2014年8月30日 (土)

温室は明日でしばらくお別れ・なので“タイの招き猫”@神代植物公園

温室は改修工事で9月から1年半以上の休みに入ります。

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小笠原の植物が充実するようなので楽しみ。

区切りの意味で最後の見回り。

こんなスイレンが咲いてました。

ブルー・インディアン・ゴッデス。

インドの青い女神。

タイでつくられた品種でガクが花より伸びているのが特徴。

タイ語のナンクワックが「手を振る女性」。

これが猫の爪に見えるというのでタイ版「招き猫」

さよなら、さよなら、またきてね。

招いてくれました。


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でかいピーナッツと驚いてちゃいけません。

近ごろ人気らしいですね。

バターナッツ・カボチャ。

スープにして良し、塩こしょうで炒めて良し。

検索するとレシピばかりでてきます。

メキシコ原産で日本には早くにもたらされたようだ。

なので分類は日本カボチャに入ってて在来種扱い。

スーパーで売ってるようなので武蔵境のクイーンズ伊勢丹、成城石井をのぞいてみようかな。


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曇天だったのでようやく開いてるのにめぐり逢えました。

オオボウシバナ。

ツユクサ(別名ボウシバナ)の変種です。

近江地方で発見されたようで滋賀県草津市の市花。

友禅の下絵を描く青花紙の原料として使われる。


2014年8月29日 (金)

世代交代加速かアギーレ・ジャパン・5人を抜擢

武藤は想定内でしたが、思い切った代表選出。

新しい風が吹きそうで楽しみです。

一歩で常連だった遠藤や今野が外れました。

ちょっと寂しい。

おなじみA大サッカー部のマチダさんも抜擢された5人がどんな働きをするのかワクワクしてる様子です。

     shoe    shoe   shoe

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第1次アギーレ代表が発表されましたね。

4年後を担うかもしれない5人を初抜擢。

9月5日ウルグアイ、9日にはベネズエラを迎え撃ちます。

新戦力テストも当然行われるでしょう。

ア監督は選考基準について「走れない選手は呼びません」。

つまりハードワークができることを前面に押し出しました。

サッカーに於いて基本中の基本を敢えて口にしたことは、日本選手が走り足りないと見たからでしょう。

つまり土台となるJを観察しての結論に違いありません。

本来、代表がハードワークすることは当たり前で、選出条件ではないはずです。

しかしア監督からすると物足りない。

だから口に出して小手先の技に走りがちな昨今の風潮に釘を刺したのではないでしょうか。

厳しい練習を嫌がる甘ったれ選手にはいい警鐘になるでしょう。

Jの各クラブに対しても同様です。

皆川佑介(FW 広島)武藤嘉紀(MF FC東京)森岡亮太(MF 広島)坂井達弥(DF 鳥栖)松原健(DF 新潟)の中に革命的な働きをする選手がいるのか、楽しみではあります。

                              マチダ

早く茹だってねタコノアシ@野川公園

まだ蛸の足っぽくないですが、だんだんに花序の枝が伸びてそれっぽくなってきます。

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この小さな花がびっしり咲いた様子を蛸に見立てた。

秋になって全体が赤くなると、まさに茹でダコ。

毎年楽しんでみてます。

なんてったって絶滅危惧種。

よくぞ自然観察園に残ってくれました。

ボランティアさんがせっせと他の草を取り除いてくれてるおかげです。

他種との競合に弱いですから。


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ツリガネニンジン。

花が終わってたらご免なさい。

10日ほど前の写真です。

なにやら忙しいのと雨模様で野川公園はちょっとごぶさたしてますもんで。

浅間山(せんげんやま)公園にネコハギを見に行きたいんですが果たせず。

蚊がすごいんですよ。

虫除けスプレー持参で決行するかどうか思案中です。


2014年8月28日 (木)

ツルボも救荒植物なんだって@新宿御苑

♬しとしと五月雨 プラットホームを

今想い出が走り出す 発車のベル叫び声の中

あの人が見えなくなった(「裏切りの街角」甲斐バンド)

五月雨じゃないけど雨が静かに降ってる新宿御苑。

緑の中、そばかす娘を思い出しながら歩いてます。

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ツルボがこんなに顔を出してます。

これが姿を消すと彼岸花。

むだに月日を重ねてもう秋ですよ。

鱗茎を水によくさらして、さらによく煮れば食べられる。

戦中戦後の食糧難のときに食べたらしい。

彼岸花同様に史前帰化植物のようです。

海を越えて列島にやってきた人たちが持ってきたんでしょう。

それはいつの間にか忘れられ、壬申倭乱(文禄慶長の役)で再認識される。

加藤清正が明時代の書物「救荒本草」を持ち帰り、食用や薬草として用いられるようになったんだって。


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初めて見ましたねえ。

花かと思ったら実です。

和紙の原料になるカジノキの集合果。

「果実のように見える部分は、花被片と子房の柄が肥大して液質になったものです」

と書いてあります。

花被片の中の黒く見えるのが果実(痩果)。

日本の和紙は現在、タイから輸入したカジノキを使っている。

そんなわけでタイでは和紙が土産品になってるんだって。


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遠くから目立っていたベニヒモノキ。

神代植物公園の温室にもあったなあ。

そういえば神代植物公園の温室は今月いっぱいでしばらく休館。

工事は1年半以上かかります。

御苑も折り悪く補修工事中(9月12日まで)。

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神代植物公園大温室の改修工事に伴う休館について

1 大温室の休館期間
 平成26年9月2日(火)から平成28年春まで

2 工事概要
 既存の大温室は、昭和59年に建造し、約30年が経過しています。
 改修工事では、断熱性の高い複層ガラスに交換するほか、バリアフリー対応として手すりを設置します。
 また、チリの植物(国花であるツバキカズラなど)や世界自然遺産である小笠原諸島の植物などの展示を充実させます。
 そして、中庭部分には、ランや原種ベゴニアなどを展示する新しい温室を増築します。


2014年8月27日 (水)

アフレコでNGばかり20数回・ご迷惑をおかけしました曽根中生監督を悼む

みんなの前からこつ然と姿を消してから20数年。

生死も不明だった曽根監督が上京するというので新宿でお会いしたのは2011年8月。

湯布院映画祭にサプライズであらわれる3週間ほど前だった。

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「何をしてるんですか?」

「発明家」

相変わらず何を考えてるのかうかがえないなと苦笑。

でも本当のことでした。

なんのことだか分かりませんが「磁粉体製造装置」「エマルジョン燃料製造装置」の特許を取得。

大分県臼杵にある会社の副社長に収まってました。

しかし突然の訃報。

そういえば胃を切除したとかで食も細かった。

写真は翌12年5月に再びお会いした時のものです。

その時の模様はこちら↓で見てください。


「20年ぶり!所在不明だった曽根中生監督に会いました」

「行方が知れなかった曽根中生監督に20年ぶりに会った・その2 」

「再び曽根中生監督と・がれき処理の新発明を引っさげて南相馬へ行くんだって」

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曽根監督がATGで撮った坂口安吾の「不連続殺人事件」(1977)。

ちょい役で出てるんです。

夏休みを取ってロケ地の新潟へ。ここで生意気な態度を取って内田裕也さんと仲良くなったなあ。

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セリフのある役で出演したんです。

これが長ゼリフ、なんとか覚えたけどしどろもどろ。

帰ってから東京でアフレコ。

これがNGの連続。

テイク20以上は行ったかな。

ついには曽根さんもあきらめて打ち切り。

編集でなんとかつないでくれました。

ご迷惑をおかけしました。

     run    run    run

荒井晴彦が脚本に名を連ねていて助監督もやってた。

この後になるのかなあ曽根監督の「新宿乱れ街 いくまで待って」は。

荒井の脚本家デビューとされる作品。

2014年8月26日 (火)

甘いよヤマボウシの赤い実@神代植物公園

マンゴーみたいな甘さだそうです。

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鳥といっしょです。

赤い実を見ると食べてみたくなる。

濃い緑の葉から飛び出しているのはヤマボウシの赤い実。

こうやって鳥に見つけてもらうんですね。

ほとんどが地面に落ちて残ってるのはわずか。

新しそうなのを拾って殻をむいて口に。

おおっ甘いぞ。

ぬちゃぬちゃとして感触は古くなったバナナ。

ジャムにするそうですが集めるのが大変そう。

通販サイトで見ると500㌘2500円。

けっこうなお値段です。


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伊豆諸島などで見られるラセイタタマアジサイ。

普通のタマアジサイより葉も花も大きい。

ラセイタってなんでしょう。

羅背板と漢字表記してラシャに似た毛織物。

ポルトガル語です。

手触りが荒い。

こちらも葉に細かい毛があってざらざらしてる。

ラセイタソウってのがあるそうです。


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「大きなキノコ見た?」

切符売り場のおばちゃんが教えてくれました。

ピザのラージよりもふた周りくらいデカい。

「なんてキノコ」

「マンネンタケじゃないかしら」

マンネンタケだとすると霊芝のこと。

ホントかなあ。


2014年8月25日 (月)

墳丘上まで登れるよ野毛大塚古墳@地下鉄の地上を歩く会の番外編その4

ここには案内したかったんです。

高さ11㍍の円形部に登れるんですから。

お山の大将気分が味わえます。

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ここまで亀甲山古墳、宝莱山古墳など全長約100㍍の大型前方後円墳などをめぐってきました。

でも残念ながら小山に雑木が繁っているだけ。

古墳とは実感できませんでした。

野毛大塚古墳(世田谷区野毛1丁目)は墳丘が整備され、階段も設けられています。

大きいねえ、立派だねえと確かめることができます。

手前が前方部。

ぐっと高くなったところが後円部。

この墳丘上に埋葬施設があり、大量の副葬品も発見された。


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墳丘からの眺めです。

かすかなビル群は二子玉川。

さきたま古墳の稲荷山古墳に登って埋葬施設が墳丘上にあることを知った。

それまでは横穴に埋葬してるものとばかり思ってました。

金錯銘の鉄剣も墳頂部から出てきたんです。

副葬品ですからね。

野毛大塚古墳の規模などはこちらで取り上げてます。


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墳頂部はこんなに広い。

風も通り抜けて木陰なので小休止。

女性陣が持参したおやつなどをいただく。

本日の「田園調布に古墳を見に行く」はここまで。

二子玉川まで歩こうと思ったけどかんかん照りなのでやめました。

等々力駅で手頃な打ち上げ会場を捜すことにしました。

でも結局店がなくて電車で二子玉川へ。

喉が鳴ります。


2014年8月24日 (日)

等々力渓谷にも“古墳”はあります@地下鉄の地上を歩く会の番外編その3

田園調布古墳群の見物後は等々力渓谷を目指します。

途中にも観音塚古墳、浅間様古墳、狐塚古墳などがありますが、炎天下でもあるし先を急ぎます。

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等々力不動尊の山門から見えるのは御岳山古墳。

直径57㍍の帆立貝型前方後円墳。

なじみのない型ですが、前方部分が帆立貝みたいになってる。

「5世紀中ごろに多摩川流域を統治した首長の墳墓であることは動きません」(「前方後円墳の世界」広瀬和雄、岩波新書)

北武蔵との関係がありそうなので、「武蔵国造の乱」で南武蔵の勢力が敗れた後の築造かもしれない。

「東京など南武蔵の勢力は、四〜五世紀末まで優勢であったが、六世紀になると“さきたま古墳群”の地域を中心とする、北武蔵の勢力に取って代わられたと見ることができる」(「東京の古墳を歩く」監修大塚初重、祥伝社新書)


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渓谷内の横穴墓もチェックします。

この後に訪ねる野毛大塚、御岳山、狐塚などの後、古墳時代末から奈良時代(7〜8世紀)にかけて造られたものです。

墳丘がないので厳密には古墳とはいえません。

崖に穴を掘ったもので、近づくとライトが点灯して中をのぞけます。

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7世紀ころの多摩川流域の古墳には3ランクの埋葬施設が存在します。

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最上位は三鷹市の天文台構内古墳と府中の熊野神社古墳

この2つは全国でも珍しい上円下方墳。

中位が小型円墳。

下位が岩盤に穴を掘っただけの横穴墓。

ですから説明には「野毛地域の有力な農民の墓」となってます。

農民と断定するのは早計でしょうが、首長クラスに準じる人とはいえそうです。

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渓谷内を散策します。

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涼しいけどみなさんお疲れ気味。

ランチタイムはあったが3時間は歩いてる。

どうせならと等々力駅そばのゴルフ橋まで行きます。

矢沢川が淀んでいるあたりはどぶ川の匂いも。

まだ生活排水が流れ込んでいるのでしょう。

清流はよみがえらないんでしょうね。

2014年8月23日 (土)

当たり年だね・密集ナンバンギセル@調布野草園

すでに足元がかき分けられてあらわに白日にさらされてました。

侵入者がかがみ込んでのぞいたんです。

でも迷惑条例違反ではありません。

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おっさんもよく見えるように下からカメラを構えます。

てなわけで「田園調布の古墳」シリーズは小休止。

こっちを先にします。

野草園の中じゃなくて中央高速をくぐった北側の広場。

毎年、お目にかかるけどこんなにもじゃもじゃは初めて。

種がまとまって落ちたんでしょうね。

こんなに生えちゃって寄生されたススキは大丈夫かな。

栄養を吸い取られて枯れてしまうこともあるそうです。

帰りに植物多様性センターに寄ったら、こっちもいっぱい咲いてました。

野川公園も見ごろかも。


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サワギキョウが咲いてました。

田園調布の水生植物園では嘘を教えちゃったかな。

赤いのをサワギキョウと知ったかぶりをした。

赤いのはベニバナサワギキョウ。

北アメリカ原産です。

「☆さん」訂正します。

炎天下でも涼しげに見えるのでホッとします。


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ジャコウアゲハの雌にまた出合いました。

1週間ほど前にボケボケ写真を載せました。

今日こそとじっと待ってたら止まってくれました。

少し遠いけどなんとか我慢してください。

なんとなく宿題を片付けた気分。


2014年8月22日 (金)

でかいよ全長107㍍亀甲山古墳@地下鉄の地上を歩く会の番外編その2

手前は東京都の水生植物園。

向こうが亀甲山古墳(かめのこやま)。

住所は大田区田園調布1丁目。超高級住宅地です。

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後円部が一部削られてますが、大きな前方後円墳です。

といってもただ歩いていても古墳とは思わない。

横も通りましたが丘の上に木が繁ってるだけ。

フェンスが張られて立ち入ることはできません。

築造年代は不明だが、4世紀後半から5世紀初頭。

円筒埴輪や葺き石などがないことから4世紀後半と時期を狭める学者もいます。

列島の前方後円(方)墳は約5200基。

そのうち墳長100㍍以上の大型は320基。

畿内に140基が集中しているから、よほど力を持った豪族がつくらせたのでしょう。


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眼下には多摩川。

景観は最高です。

多摩川を利用する人や近在の人々にも巨大な古墳が意識されたことでしょう。

古墳によって強大な権力を誇示していたんです。

前方後円墳は倭独自と思われてたんですが韓国でも発見されています。

1991年、南西部の全羅南道で発見され、これまでに13基が確認されている。

築造年代は5世紀後半から6世紀前半。

在地豪族、移住した倭人など埋葬者については諸説がある。

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左に多摩川、右に古墳群を眺めながら西に歩きます。

この間、1号墳から8号墳まで古墳が続いている。

こんもりしてるので、それらしいと分かります。

ちょっと歩いて宝莱山古墳。

全長97㍍の前方後円墳です。

築造年代は4世紀前半。

まず宝莱山がつくられ次いで亀甲山、浅間神社の順につくられた。

で宝莱山古墳は都内で現存する最古の古墳ということになる。

中国の史書に倭が登場しないナゾの4世紀。

初期ヤマト政権はすでに東国にも大きな影響を及ぼしていたことになる。


2014年8月21日 (木)

田園調布に古墳を見に行く・浅間神社古墳@地下鉄の地上を歩く会の番外編その1

8月の地下鉄の地上を歩く会はお休み。

コンクリの上を歩くと茹だっちゃうからね。

というわけで緑陰散歩もかねて田園調布古墳群から等々力渓谷、野毛古墳群をめぐります。

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まずは浅間神社古墳。

東横線多摩川駅から徒歩2分。

立派な神社です。

拝殿の後方に神殿が見えます。

2階建てになってるので見えるんです。

富士宮の富士山本宮浅間神社に行ったばかりなので建築様式も目を配ります。

都内にも浅間神社は数多くあれど、2階建ての浅間造りはここだけです。

ただし神殿は富士山を向いてません。


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横からも確認します。

高いのが分かりますね。

実は社殿は古墳の後円部につくられています。

全長60㍍の前方後円墳。

改築の際に埴輪が出土して古墳と判明した。

創建には北条政子が登場します。

豊島郡滝野川に出陣した源頼朝の実を案じてここまで追ってきた。

亀甲山(かめのこやま)に登ると富士山が鮮やかに見えた。

富士吉田には政子の守り本尊である「浅間神社」がある。

そちらに向かって手を合わせ、身につけていた「正観世音像」をこの丘に建てた。


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「村人たちはこの像を『富士浅間大菩薩」と呼んで尊崇した。

これが多摩川浅間神社のおこりです」(同神社HP)

神社の東側には大きなテラスがつくられてます。

眼下の多摩川と富士山を遠望するためです。

あいにく富士には雲がかかってましたが、大山ははっきりと見えました。

初詣でやダイアモンド富士のときには大勢が詰めかけるんでしょうか。


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社殿へは長い階段をのぼります。

途中に富士講中興の祖、食行身禄の碑が建ってます。

勝海舟の筆だといいます。

33回目の富士登山にちなんで明治15年に講中が建てた。

勝の別邸はここから3㌔ほどの洗足池のほとりにあった。

富士を望むこの地にもたびたび訪れたんでしょう。

浦和、川崎など敗退・天皇杯の重みについて@マチダがもの申す

波乱は面白いんですが、天皇杯の意義に疑問符がつきます。

おなじみA大サッカー部のマチダさんが怒りの鉄拳。

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天皇杯の重みって、こんなものなんですかね。

3回戦で浦和、川崎、横浜、柏、新潟が敗れました。

酷いもんです。

クラブ側の姿勢もさることながら、リーグ、協会含めてふざけてます。

リーグ戦が第一なのは理解できても、いやしくも日本一を決める大会を軽んじすぎていませんか、です。

真夏の連戦は選手を消耗させます。

だから全とっかえで臨んでやられていてはチームの底が浅いことの証明じゃあないですか。

“お上”の日程改革がはっきりしないことに対してクラブ側からの抗議行動かもしれません。

だからと言って試合を捨てていいんでしょうかね。

その程度にしか考えていない杯なら返上するべきです。

真剣に考えないと人気はもっと下降します。

波乱って面白い。でも3回戦でなんていくらなんでも、でしょう。

J1というけれど、なんて薄いんだろう。

                              マチダ

2014年8月20日 (水)

触ってごらんネコノシタ@植物多様性センター

強くこすられたら痛いかもしれない。

紙ヤスリの目の粗いヤツ。

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海岸の植物です。

丈が低くて葉が厚い。

ですので伊豆諸島ゾーンで見られます。

名前が面白いので撮るけど、花弁が取れたり欠けている。

これなんか、ましな方です。

熱海には「ネコの舌」って洋菓子があるんだね。

「口に入れたときの舌ざわりが子猫の舌のあの感触に似ているところから。

この変わった名前がついています」(三木製菓のHP)

熱海に行ったら食べてみようかな。


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隣で咲いてたハマゴウ。

海岸にしちゃ涼しげな花だね。

はまはひ→はまほう→はまごうーーてな名前の変遷でハマゴウ。

浜香説もあります。

全体に香気があるんだってさ。

またもや確かめてません。

いつもあとから気づく。

線香の材料になるそうです。

    tulip   tulip   tulip

お盆も過ぎて花の種類が増えてきました。

あのユーモラスなタヌキマメもつぼみを持ってましたもん。

忙しくなるかな。


2014年8月19日 (火)

涼しげに・・・ミズタマソウ@野川公園

ほかじゃあまり見ないけど、ここではやたらに繁殖してます。

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ミズタマソウ、水玉草。

といってもカラフルじゃなくて、まばらな白い花。

そしてとっても小さい。

蟻が蜜を吸ってます。

同じくくらいだから2、3㍉。

虫眼鏡で拡大するとかわいい花です。

白い毛に覆われた実ができてるでしょ。

これが水玉のゆえん。

少ーしだけ涼しくなりましたか。


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お口の中もすーっとしましょう。

ニホンハッカです。

ミントよりもやさしい味。

刺激がやわらかいです。

葉を揉むとさわやかな香り。

バテ気味のときに嗅ぐと元気になります。

このニホンハッカもどんどん生育地を広げてる。

よほど条件が合ってるのでしょうか。


2014年8月18日 (月)

おやまあ珍しや、こんなところでツルニンジン@神代植物公園

知らない花が目に留まりました。

あとで調べましょ。とりあえず写真だけ。

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うまい具合に詳しそうなおばちゃんが通りがかりました。

「なんですか?」

「ツルニンジン。高尾山で見たことあるわ」

詳しいかどうか、なんとなく分かります。

年季が入ってる感じがするんです。

高尾だと日影沢で見られるようだ。

去年までは気づかなかった。

ボランティアさんがタネを蒔いたのかな。


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葉も入れ込んでちょっと横から。

葉の先がとがってますからバアソブじゃないですね。

ツルニンジンの別名がジイソブ。

じいさんのそばかす。

お初かと思ったけど前に見たことがあった。

八王子の長池公園で見たんだった。

すっかり忘れてます。

一緒に行った薬用植物園のボランティアさんに教わったんだ。

「忘却とは忘れ去ることなり。忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ」

と笑ってごまかす。


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蝋細工か飴細工みたいによくできてます。

新しい被写体が咲いてこないので鉢植えのを。

サギソウ。

このへんじゃ昭和記念公園が有名です。

サギソウの一角があるみたい。

月末までが見ごろと新聞に出てたな。


2014年8月17日 (日)

川崎躍進の原動力はレナトの突破力@マチダのJ

川崎ーセレッソは点の取り合い、面白いゲームでした。

敗れたとはいえセレッソはこれで浮上のきっかけをつかんだんじゃないでしょうか。

おなじみA大サッカー部OBマチダさんのJリーグタイム。

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案の定、鳥栖が連敗、首位から3位へ転落です。

上がり目なしでしょう。

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川崎5-4C大阪 点が取れない大阪がなんと4点。

ところが失点5で、やはり勝てない。

前半5分、南野のゴールで先制してもリズムがつかめません。

立て続けに3点を奪われてしまいました。

裏へ走り込むプレーもなく、いたずらにパスをするだけです。

逆に川崎は相手ゴール前ではBKの背後から襲いかかる形で得点し続けました。

小林の得点(10分)で追いついた3分後、大久保が突如ゴール前に顔を出して決めました。

ボールばかりに目を奪われていた大阪DF陣は完全にゴールハンターの姿を見失っていました。

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川崎2位躍進の原動力はレナトの突破力です。

26分には自ら持ち込んでPKを貰うなど走りまくりました。

恐怖の左攻撃。

現状では完ぺきに止められるDFは見当たらないでしょう。

小林が2得点。得点ランキングも3位浮上です。

前半10分大久保からのスルーパス、後半36分CKのこぼれ球を決めた動きは、いずれも背後に位置して、つまり視界から消えていて決めました。

川崎は乗っています。得点能力が高いので楽しみです。

ただし、今のC大阪相手に4失点はいただけません。

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G大阪0-1名古屋 ガンバが思わぬ躓き。

それだけ名古屋が死に物狂いで頑張った?

名古屋は永井を走らせる攻めパターンを増やしたら面白いのに。

前半の半ば、DFを置き去りにして左サイドを駆け上がります。

GKと1対1。お定まりのように右足でゴール右を狙いました。

いいコースに転がったもののポストにはね返されてしまいました。

ほんの5㌢内側なら…。惜しい一撃です。

が、決まらなければ単なるシュートで、それが永井の今の力かも知れません。

ただ、ずいぶん長い間あの快足が宝の持ち腐れになっています。

速過ぎるため誰も生かす術が見当たらないのかも。

前に蹴ってガンガン走らせたら面白いのに。

正確なロングパスは技術の一つでしょう。

大昔のキック&ラッシュとは違います。

ロッベンの快足が世界で恐れられているのはトップスピードでのプレーの質が高いから。

ボールタッチ、コース取り、切り返し、倒れない強さ。

永井が少しでもロッベン化すれば最新ライフルなみの飛び道具になります。

今は当たるか当たらないか分からない種子島の段階です。

どんないい素材でも頭の中を鍛えるのが一番難しいので、西野監督がどこまで育て上げるか。

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サッカー協会は代表強化に血道をあげています。

本来の仕事は有能な監督をスカウトするだけではないはずです。

アギーレ監督を招聘したことで役目の8割くらい果たしたと思っていたら困りものです。

日本を強くするのには、土台のJを充実させなければ。

いまJ戦士の給料が安いのではないかと取り沙汰されています。

その通りで、プロ野球平均と比べて3分の1くらいしかないのではないでしょうか。

もっと少ない?

官僚化している協会の尻を叩くためにJリーグは今、所得倍増論をぶち上げるべきです。

55年ほど前、時の池田内閣は所得倍増計画を発表、

敗戦経済の立ち直りの刺激剤にしました。

大きな達成目標は活力を生みます。

クラブを若い経営者たちに委ねて、又は意見を取り入れてリーグの収益を計っていかないと、しんどいだけで報いの少ないスポーツになり下がってしまいます。

Jリーグが立ち上げられたのは理想を掲げ実現させようと動いた人たちがいたからです。

当時はそんなことできるの?と懐疑的な声の方が多かった。

それを乗り越えた情熱を再び、と期待します。スタジアム改革もその一環に。

                         マチダ 

とってもピンボケ、ジャコウアゲハ@野川公園

富士山でアサギマダラと戯れたんだから地元の蝶とも遊びましょ。

見なれないのが翔んでます。


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花と違って蝶は動くからなあ。

近づけば逃げるし。

ようやくシャッターを切ったけどボケボケ。

自然観察センターのミニ図鑑「武蔵野の公園で見られる蝶」で確認。

ジャコウアゲハの雌でした。

昆虫班のボランティアさんが幼虫の食草ウマノスズクサを植えてたからね。

初夏に幼虫が葉をむしゃむしゃ食べてた。

意識してみたのは初めてかな。


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なにやら翔んできた。

おっアサギマダラ。

野川公園にも渡りの途中で降りてくるんです。

でも違いました。

子供の頃にはいなかった種類です。

ここ20年くらいで急速に増えている外来種のアカボシゴマダラ。

中国産をマニアが放して増えたようです。

困るのは国蝶オオムラサキと幼虫の食草エノキがかぶること。

オオムラサキが負けたら大変です。


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ちゃんと花も見てますよ。

センニンソウが盛りです。

毒草ですが、ヘントウ炎に効くみたい。生の葉を揉んで手首の内側に貼る。

腫れてくるとヘントウの痛みも収まってる。

なんか魔法みたい。

ガキの頃にはよく扁桃腺炎になったけど医者に行きましたね。

そんな民間療法は知りませんでしたからね。


2014年8月16日 (土)

妙に気になるシュロソウ@野川公園自然観察園

きれいかと問われればそうでもない。

不気味ですらあるが、なぜか気になって仕方がない。

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黄色い花粉がついてると星に見えなくもない。

取れてしまうとただののっぺらぼう。

枯れた茎が棕櫚みたいなのでシュロソウ。

こんなに花がついてるのは初めて見ました。

なぜか自然観察園では増殖中。

あちこちで地味ーな花が見られます。

きっと好きなボランティアさんがいてタネを蒔いてるんですね。


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これがうわさのイヌキクイモ。

誰も噂してないって。

富士宮の料理屋でキクイモの味噌漬けを初めて食したって話を書きましたよね。↓

「こりゃうまいと絶句キクイモの味噌漬け・和風料理の花月@富士宮」

で、みなさんがどんな花か知りたいって思って・・。

キクイモは見たことありませんが、だいたいこんなもんでしょう。

ただしこちらの方が丈も花も大きいみたい。

イヌですから食用にはしません。

夏空に映えてるでしょ。

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フジカンゾウのピンクがまぶしい。

これが咲き出すと秋ですよ。

もう少しの辛抱です。

野川公園への途中では稲城の農家が梨の売店を出してます。

そんな時期なんだなあ。

道路沿いじゃないんで多摩川を渡ってこっちで売ってるんだって。

新鮮だからみずみずしい。

おばちゃんがいつもおまけしてくれます。


2014年8月15日 (金)

富士山に高山植物が少ない理由@ちょっとズルして新六合目へvol6

ヒメシャジンかな。

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もと来たコースを戻って高鉢山バス停からバスで五合目。

気温は12〜13度。

寒いのでレインウエアを着込みます。

展望台の途中に咲いてました。

訊かれたので「キキョウだろう」とか適当なことを言ってました。

でもつぼみのこのストライプは見た覚えがない。

ヒメシャジンのようです。


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タイツリオウギでしょう。

赤く熟したサヤがまるで鯛が釣れたみたいなので。

黄耆は生薬名。

うかつなことに高い山なので高山植物も多いはずと思い込んでました。

ところが富士山は少ないんです。

高山植物はいわば氷河期の生き残り。

寒冷に適した植物が高い山に残った。

ところが富士山が現在の形になったのは1万年前ごろ。

ようやく新富士火山の活動が一段落。

氷期の間は植物がすめなかったんです。

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五合目から見た頂上方面。

最後のひと踏ん張り。

六合目まで登ります。

宝永山荘についたら畠堀さんたちが到着してました。

おかみさんがムラヤマフジコちゃんに生ビールをごちそうしてくれました。

ほとんどを飲んだのは私です。

うまかったなあ。

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富士山シリーズのバックナンバーはこちらです。

「村山古道でアサギマダラとたわむれよう@富士山vol1」

「富士山麓に花が咲く・フジオトギリ、マルバダケブキほか@富士山vol2」

「冒険者気分だね・最古の登山道をたどる@富士山村山古道vol3」

「あっ首なし地蔵4体・吹き荒れた廃仏毀釈の嵐@富士山村山古道を行くvol4」

「いるいるいるアサギマダラがいっぱい@富士山村山古道vol5」


2014年8月14日 (木)

いるいるいるアサギマダラがいっぱい@富士山村山古道vol5

昼食休憩した笹垢離(ささごり、標高1860㍍)の前後は大倒木帯。

1996年(平成8)の台風18号でなぎ倒されたものだ。

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日照がよくなったのでヒヨドリバナが群生。

蜜を求めてアサギマダラが集まってくる。

目を凝らすとあちこちの葉に隠れてる。

10匹や20匹はすぐに数えられる。

お日さまが顔を出すと乱れ翔ぶのですが、あいにくの曇天。

活動は鈍い。

翔ぶ瞬間を狙ってカシャ。


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もっと上まで翔ぶと滑空するんですよ。

ひらひらじゃなくてすーっ。

実に優雅です。

浅葱は新選組のだんだら羽織の色です。

アサギマダラは渡りをする蝶としても知られてます。

秋になると山から下りて遠く台湾まで翔んだ例も知られてます。

きゃしゃな羽で南シナ海を横断するんです。

すごいなあ。

でも渡りの目的、ルートなどはまだ解明されてません。

不思議です。


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雲が少しだけ途切れました。

ちょっとだけ頂きが。

こうしてみると森林限界がはっきりと分かります。

真ん中右下。

白い建物があります。

きっと6合目の山小屋でしょう。

あそこまで行きます、若手は。

われわれは高鉢山バス停まで引き返してバス利用。

6合目で会いましょう。

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富士山シリーズのバックナンバーはこちらです。

「村山古道でアサギマダラとたわむれよう@富士山vol1」

「富士山麓に花が咲く・フジオトギリ、マルバダケブキほか@富士山vol2」

「冒険者気分だね・最古の登山道をたどる@富士山村山古道vol3」

「あっ首なし地蔵4体・吹き荒れた廃仏毀釈の嵐@富士山村山古道を行くvol4」


2014年8月13日 (水)

あっ首なし地蔵4体・吹き荒れた廃仏毀釈の嵐@富士山村山古道を行くvol4

岩屋不動分岐から10分も登れば笹垢離(ささごり)跡(標高1860㍍)。

もう少し登ると富士山が正面に見えてきます。

水のかわりに笹で体を清めたところでしょうか。

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平らになっているのでここでお弁当。

でもその前に首を切られたお地蔵さんたちにご挨拶。

横にまっぷたつに切断された不動明王。

ひどいことをするもんです。

時は1774年(明治7)7月26日。

「静岡県の役人や宮司、神官、常雇いの土木作業員ら総勢18人が村山古道を登っていった」(「富士山 村山古道を歩く」畠堀操八、風濤社)。

彼らの目的は富士山中の仏像をことごとく取り除くこと。

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これは捨てられた首の代わりに丸い石が置かれてます。

仏像破壊の号令を発したのは薩摩出身の宍野半(なかば)。

駿河大宮浅間神社(浅間大社)などの宮司として着任。

「木像は破損、金銅仏などはひきずりおろし、仏具などは、沢にすてるように命じ」(「富士山表口『村山』の歴史」(遠藤秀男、エース出版)

薩摩といえば廃仏のもっとも激しかったところ。

慶応のはじめに1616あった寺院が明治元年から4年にかけてすべてなくなった。

全部ですよ。信じられますか。

島津家の菩提寺、福昌寺さえも破壊され、3000人弱いた寺院関係者も兵士などにかわった。

宍野はその後、富士講の結集を図って扶桑教を設立、初代管長になった人です。

今でも富士山頂には頭部を破壊された石仏がまとめられているところがある。

さらに地名までもが変えられた。

文殊岳が三島岳、薬師岳が久須志岳、経岳は成就岳、大日堂も浅間宮。

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笹垢離では先着した畠堀操八さんたちのグループがお昼をとってました。

みなさんのお弁当は富士宮の和風料理「花月」のお手製。

キクイモの味噌漬けを出してくれたところです。

ひとつ余分にあるというのでありがたくいただきました。

少しいただきましたが、やっぱりうまさが違う。

「おかずも美味しかったけれど、おむすびがとっても美味しかったんですよ。見事でした!」

と笑顔の主。

さあて、この上は大倒木帯でヒヨドリバナの群生地。

アサギマダラと戯れるぞ!

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富士山シリーズのバックナンバーはこちらです。

「村山古道でアサギマダラとたわむれよう@富士山vol1」

「富士山麓に花が咲く・フジオトギリ、マルバダケブキほか@富士山vol2」

「冒険者気分だね・最古の登山道をたどる@富士山村山古道vol3」

2014年8月12日 (火)

冒険者気分だね・最古の登山道をたどる@富士山村山古道vol3

ようやく村山古道にぶつかりました。

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標識には左・高鉢駐車場、右・御殿庭とあります。

しかし左折する道はなんの表示もありません。

よく見ると木に白い布が巻き付けてあって「村山古道」と書いてあります。

こっちへ行きます。

村山古道は100年もの間、忘れられた登山道だったんです。

平安末期、修験者たちによって開かれ、長い間富士登山の表ルートだった。

だが江戸時代に爆発的な広がりをみせた富士講信者が登ったのは吉田口。

江戸からはこちらの方が近いからね。


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カニコウモリも迎えてくれます。

まだつぼみですね。

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村山古道の衰退を決定的にしたのが1906年(明治36)の大宮新道の開通。

中央線や東海道線(今の御殿場線)の開通で他の登山道に登山者が流れるのを防ぐためだ。

大宮(富士宮)から新六合目に通じる近道が造られた。

浅間大社から山宮浅間神社の横を通っていく。

その先は今の富士山スカイラインに近いんでしょうか。

これで村山を通る人はいなくなった。

宿坊も激減した。


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緑一色の世界だったからオレンジを見るとホッとします。

クルマユリって山に来たって実感がしますよね。

左のつぼみを持ってるのはコウモリソウ。

  foot  foot

新しい足跡があります。

湿った細い道を行くから気づきます。

よく見ると地下足袋のものがある。

きっと畠堀操八さんのパーティーだ。

前日の話では西臼塚(標高1350㍍)から村山古道を登ってる。


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われわれより250㍍も下からなのに先に行ってるんだ。

早いバスだったんでしょう。

村山古道は直進なんですが、右に分かれる道があって10数個のザックが置いてある。

こっちには修験者が行をした岩屋不動(1860㍍)があるんです。

行ってみましょう。

途中で畠堀さんらとすれ違いました。

岩屋不動は昔の文書の記載を頼りに畠堀さんが2008年に発見したんです。

雲切不動という青銅製の仏像があったそうです。

さあ、ここから先はいよいよアサギマダラの乱舞だぞ。

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vol1,2はこちらです。

「村山古道でアサギマダラとたわむれよう@富士山vol1」

「富士山麓に花が咲く・フジオトギリ、マルバダケブキほか@富士山vol2」

2014年8月11日 (月)

富士山麓に花が咲く・フジオトギリ、マルバダケブキほか@富士山vol2

正確には山麓よりも上、標高1600㍍以上の樹林帯です。

乱舞するアサギマダラと戯れるのが主目的ですが、花たちも愛でます。

vol1「村山古道でアサギマダラとたわむれよう@富士山」はこちらです。

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バスですいすいと上がってきたけど1600㍍はけっこう高い。

植物相も違います。

7月に八ヶ岳で勉強してきたけど、また違う花が。

「あれなあに?」

マルバダケブキ。丸葉岳蕗。

でっかい葉っぱです。

日照のある林縁を好むようで富士山スカイライン沿いに咲いてました。

山では普通に見られるみたいです。


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日の差すところで見つけたのはフジオトギリ。

オトギリソウの仲間というのは分かりました。

でも正確には知りません。

戻って「富士山の植物図鑑」(東京書籍)で調べました。

茎が根元から何本も出ていることや、全体に小型なので間違いないでしょう。

富士山周辺や秩父山地で見られます。


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全身有毒のバイケイソウ。

梅の花に似てるからバイ。

葉がオオバギボウシ(ウルイ)に似てるので誤って食べる人が出る。

なるほどそっくりです。

周囲の笹が枯れてます。

スズタケのようです。

スカイラインをバスで上がってきましたが途中もみんな枯れていた。

林床の見通しがいい。

日当りもよくなったので貴重な植物が芽を出してくるかな。

ラン科が多いというから楽しみです。


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これはシロバナクワガタソウじゃないかとにらんでます。

図鑑で見る限りは花も葉も似ている。

あちこちに咲いてて目を楽しませてくれます。

そんなこんなで村山古道との分岐にさしかかりました。

100年ぶりによみがえったまぼろしの登山道。

ここを登っていけばアサギマダラに会える。

期待は高まります。


2014年8月10日 (日)

村山古道でアサギマダラとたわむれよう@富士山vol1

飛翔するアサギマダラってなんて優雅なんでしょう。

「富士山でアサギマダラと戯れませんか」願ってもないお誘い。

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朝9時富士宮駅発のバスで富士スカイラインを通って高鉢山へ。

ほかのグループは終点の富士宮口五合目まで行くので誰も降りません。

どこへ行くと思われたんでしょうか。

ちょっと戻って高鉢駐車場。

ここから入ります。

一応、標識はあるけど獣道かきこり道みたい。

下の地図を見てください。左下に現在地。

御殿庭コースみたいです。

これを行くと宝永山から六合目。

右の方へ登っていって途中から別の道をたどります。

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六合目から点線が降りてますね。

かつてのメーンストリート村山古道。

点線ということは道はあるけど正規の登山ルートとしては認められてないってことかな。

途中に大倒木帯があって、一面にヒヨドリバナが広がる。

ここにアサギマダラが群舞してるはずです。

アサギマダラのひらひら舞いを見ながらお弁当のつもり。

先達がいるから迷わないでしょう。

前日(2日)仕入れた情報では1匹しか翔んでなかった。

その人は1日くらいに同じところへ行ったそうです。

しかもあいにくの曇天。

お日さまが出ないと翔んでくれないんだよな。

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駐車場の脇にヒヨドリバナが。きっといるぞ。

なーんだ心配することはなかった。いっぱいいるじゃありませんか。

ただ曇り空なので蜜を吸ってばかり。翔ぼうとしません。

でも、この写真だけで4匹もいますよ。真ん中と、真ん中上、そして左と右。

ここだけでも20匹以上は見た。

幸先はいいぞ。


夏の怪談鳥栖騒動・矛盾だらけのフロントの説明@マチダのJ

鳥栖のユン監督解任、フロントの説明は理由になってません。

契約金の問題だとしか思えません。だったらそういえばいいのに・・。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんも納得してません。

それにしても浦和はどうしちゃったのか。ザルの逆戻りです。

   shoe  shoe  shoe


夏の怪談鳥栖騒動。首位を走っているのに前代未聞の監督解任。

フロントの会見は矛盾だらけ。

「優勝を確実なものにしていく決断」なんて嘘っぱちですよ。

ユン監督に来季契約問題で吹っかけられたのならそう正直に言えばいいわけだし、再契約をしなければ済みます。

何を取り繕おうとしているんでしょうか。

選手との信頼関係、スタメン以外の選手への気配りがないとか下らない理由をつけています。

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鳥栖が首位にいるのは圧倒的な運動量と球際の激しさがあるからです。

ユンスタイルはサッカーの基本中の基本を実践して好成績に結び付けています。

小細工に走るよりタフで強くなければ勝てないのはW杯で痛いほど見せつけられたはずです。

根幹をなす部分を否定するフロントって、いったいどちらを向いているんですかね。

おそらく試合に出られない不満分子の言い分を聞いて、物わかりのいいところを見せようとしたに違いありません。

地方の資本に乏しいチームが苦しいのは分かります。

その中でやり繰りして勝っていけば、地元は大いに盛り上がります。

さらに同じような条件下で闘っている弱小球団へ大きな影響と刺激を与えます。

一つ一つを積み上げて地域に根差したクラブを作る。

それこそがJの理念でしょう。

結局はいい子ちゃんぶってチームをダメにするアマチュア集団でしかありません。

ファンのことなんか、まったく考えていないんですから。

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すぐ思い出すのが大宮です。

ここも、選手尊重主義で監督を解任して、いまや陥落争いです。

監督はいい結果を出している時にはチームをいじりませんよ。

ケガの代役が活躍したとか、短期間で埋もれていた才能を開花させたとかしない限り、レギュラー固定は常道です。

鳥栖の今季は分からないにしても、早晩J2を気にして戦うチームになり下がります。

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ユン前監督は韓国代表のコーチングスタッフに入るかもしれないとのこと。

母国から、4年後の手形を見せられた可能性もあります。

だから駆け引きした?。

もしそうであっても今じゃない、シーズン終了後でいいでしょ。

九州の田舎チームをJ1に引き上げ、優勝を争うまで育てたことは大きなキャリアになるのだし、割り切れない何かを感じます。

snailsnail

川崎F2-1浦和 どうしてしまったのでしょうかねえ浦和は。

3試合連続失点、しかも2試合連続しての2失点で△△●。

10試合ぶりの敗戦とはいえ、またぞろザルの気配です。

前半の3分で点を取りあってからは一進一退。

後半は川崎レトナに右サイドが脅かされ続けました。

33分ついにDFが綻びます。

レナトにマークをかわされ中盤からの突進を許します。

DFは2人が追いかけ、さらに3人目も飛び出して囲いにかかりました。

ところが簡単にパスを許してしまいます。

当然ゴール前は手薄。

ノーマーク状態だった大久保に出され、右45度から綺麗に決められます。

流れるような川崎の攻めとはいえ、浦和DFの甘さが目立ちました。

3人がかりでレナトからボールを奪えないんですから話になりません。

最低でもパス妨害が仕事でしょう。

鳥栖の情勢が怪しくなっただけに、もったいない1戦でした。

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大宮0-2G大阪 噂のパトリック。強いですね。倒れないもの。

1-0の後半6分、右サイドにへ縦パス。

反応したパトリックはゴールライン際で相手DFともみ合いながらマイボールにします。

体をぶつけられてもびくともしません。

小さく中に返して宇佐美のトドメ弾を演出しました。

これからマークが厳しくなるでしょうが、ガンバ上位進出はパトリック次第と言えます。


                          マチダ

2014年8月 9日 (土)

少しずつ秋マキエハギ・レンゲショウマ・カノコユリ@神代植物公園

かわいいかわいいマキエハギにまた会えました。

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花の付いた細い茎が蒔絵を思わせるでしょ。

ほんのりお化粧した白い花の素朴な美しさ。

丈は30㌢足らず、小さいので見逃さないように。

場所は山野草園です。

ちょいとご無沙汰して見回らなかったら野の花は秋の気配。

タイミングを失してしまうといけませんからね。

富士宮〜富士山シリーズをちょい中断して近所の草花を紹介。


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レンゲショウマもいい感じ。

ことしはお隣の植物多様性センターよりもこっちの方がきれいに咲いてる。

多様性は太陽が当たりすぎて白日の下にさらされてる。

それで森の妖精の神秘さが損なわれてます。

御岳山も例年より8日ほど遅く7月25日に2輪開花。

2月の大雪の影響でしょうね。

今では300株ほどに。

お盆ごろからが見ごろのようです。

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カノコユリが咲き始めると秋ですかねえ。

ユリの中では最後の方でしょ。

ボランティアのおばちゃんが草むしりをしてました。

酷暑の中、大変なことです。

富士山の笹がいっせいに枯れ始めたなんて話をしました。

そしたら「富士山はランの種類が多いのよ。環境が良くなっていっぱい出てくるかも」

なんて楽しみなことを言ってました。


  house   house   house

《温室の休館について》

ようやく工事の業者が決まったようです。東北の復興事業に東京オリンピック。

資材費や人件費が急騰。何回かの入札には応募する業者があらわれなかったようです。

業者は決定したものの見込みよりも工事開始は遅れそうです。

こんなお知らせがホームページに出てますよ。

2種類のランがお目見え!!

まもなく閉館予定の大温室のラン室では、新たに形のおもしろい2つのランの展示を始めました。

1つはフォリドタ・インブリカタ。

熱帯アジア周辺に自生する着生ランで、その連なる様相からネックレスランやガラガラヘビランとも言われていて当園初開花です。

もう1つはプロステケア・コクレアタの仲間。

原種はカリブ海沿岸諸国に分布する着生ランで、下に伸びる細長い花弁がタコの足のように見えるため、オクトパス・オーキッドとも呼ばれます。

この見ていて楽しいヘビやタコのようなランを、ぜひご覧ください。

2014年8月 8日 (金)

こりゃうまいと絶句キクイモの味噌漬け・和風料理の花月@富士宮

キュウリのぶつ切りと、もう一品はなんだろ。

ショウガの味噌漬けかな。

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うまい! この食感たまりません。

しゃきしゃきして噛むと気持ちがいい。

ごぼうの味噌漬けをしゃきっとさせた感じかな。

「なんですか?」

大将から思ってもみなかった答え。

キクイモ。

戦中戦後の食糧難の時に奨励された救荒作物だ。

食べてみたかったんです。

だけど正直、うまいものとは考えてもいなかった。

キクイモモドキ、イヌキクイモの黄色い花は見たことがあるがキクイモは未見。

似てるんでしょうね。

この日はキクイモが食べられただけで大満足。


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ところは富士宮市の和風料理「花月」

キュウリも自家菜園の採れたてです。

ほかの料理もみなうまい。

一見で入ったわけではありません。

畠堀操八さん(NPO法人シニア大樂 山樂カレッジ事務局長)とご一緒です。

かつては富士登山のメーンルートだった村山古道の復活に尽力されてる畠堀さん。

翌日、私たちも村山古道の一部をたどってで新六合目を目指します。

お会いするのは2度目。

3年前の晩秋、須走口五合目を散歩したときに初めてお目にかかりました。


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いただくのは当然このお酒。

地元・牧野酒造の「村山古道」。

これが料理に合うんです。

とろりとしてると料理より勝ってしまうじゃないですか。

じゃなくて料理を引き立ててる。

この日、畠堀さんたちは翌日の準備もあって富士スカイラインの西臼塚(標高1200㍍)あたりを偵察してきたんです。

ここから新六合目まで村山古道を歩く会のメンバーを引率。

私たちはその上の高鉢山駐車場(1600㍍)から登ります。

ここでムラヤマフジコちゃんが仕入れてきた気になる情報。

「前の日に登った人はアサギマダラを1匹しか見なかったんですって」

「えーっ、乱舞を楽しみにしてるのに・・」

さて、どうなりますか。

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アサギマダラとの遭遇はこちら


2014年8月 7日 (木)

やっぱり富士山の雪融け水が信仰の根っこにあるんだ・神田宮(浅間大社境内社)@富士宮市

浅間大社から神田川を越えて富士宮駅に戻る途中の商店街(マイロード本町)に面して神田宮はあります。

神の田んぼ。神田という地名は各地にありますね。

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ちょうど七夕祭りをやってました。

飾りで多いのはやっぱり富士山。

そしてちびまる子ちゃん。

三保の松原は清水で世界文化遺産に含まれてる。

距離はちょっと離れてるけどさくらももこの出身地清水は隣町みたいなもんか。

ぶらぶらしてたら湧き水がこんこんと流れてひしゃくも置いてありました。

富士の地下水は冷たくてうまい。

そこが神田宮。


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ちゃんと田んぼがあります。

まだ穂は出ていない。

苗を植えたのが7月7日と遅いからね。

室町時代には浅間大社の神田があったという。

昔は6月28日に行われていた御田植祭は新暦になって7月7日に。

村々の稲が順調に育っているのを確認、稔りの秋を願うための神事だろう。

御田植祭の特色は聖なる富士の水をいただくことにある。

湧玉池から「神田川」を流れて「神田」へ。

富士山を水の神として信仰したことを現代まで伝えているのが、この御田植祭だといえる。


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歩き回ってのども渇いたし、お腹もすいた。

ホテルに戻って食事にしましょう。

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山宮浅間神社、浅間大社は路線バスでぶらぶら訪ねました。

「建物はなく拝むのは富士山そのもの・山宮浅間神社@富士宮市」

「水霊信仰から火の神信仰へ・富士山本宮浅間大社@静岡県富士宮」

2014年8月 6日 (水)

水霊信仰から火の神信仰へ・富士山本宮浅間大社@静岡県富士宮

なんじゃこの造りは。見たことないぞ。

拝殿正面からはよくわからないのですが、横に移動すると神殿の全貌が姿をあらわす。

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2階建てなんです。

これが浅間造り(二重楼閣)で国の重要文化財に指定されている。

関ヶ原の勝利を謝して徳川家康が再建した。

本殿の背面には扉があり、瑞垣にも扉と階段がつけられている。

富士山を遥拝するためです。(ただし角度はズレている)。

ということはやっぱり神体は富士山そのもの。

主神は木花之佐久夜毘売になってますが、富士山信仰の面影を残してるんだ。

これを見ただけでも満足。

神社建築については何も知らないのですが、これで浅間造りだけは分かりそうだ。

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拝殿正面から横移動して撮った神殿。

後ろの神立山に邪魔されないで富士山を拝めるようにつくったんでしょうねえ。

富士山がきれいに見える真冬に登って拝ませてくれないかな。

そうか!神立山に登ればいいのか。

月末に行く予定の多摩川浅間神社も都内唯一の浅間造りだそう。

こりゃ楽しみが増えた。

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ちょうど御神火祭りをやってまして、威勢のいい連中がお祓いを受けてました。

富士山頂奥宮で採火された火を御神火台にいただき、町を東西に練り歩く。

そして夜に摂氏13度という冷たい富士山の湧き水が流れる神田川に入り、流れを遡る。

神田川には桟敷がつくられていた。

女性のグループはやっぱり「さくや」。


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東鳥居をくぐれば湧玉池です。

雪融け水が溶岩の間から湧き出て水温は13度。

湧水量は1秒間に3・6キロリットル。

池の透明度は相当に高い。

きれいですよ。

   fuji   fuji

浅間大社がつくられる以前、ここには富知神社があった。

「ふくち」とも「ふち」ともいう。

「ふち」は水の神であると同時に富士。

東国方言で「ふし」を「ふち」を発音していたらしい。

(古代に「ふじ」を「ふし」と記した例がある)

富士山は聖なる水源として「ふじ」「ふち」と呼ばれ、やがて「ふじ」が山名として定着したのだ。


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湧玉池から神田川へと流れ込む水量は相当なものです。

湧玉はもちろん湧く霊。

水の神様だということがよくわかります。

水源の神立山に神があらわれる。

その水霊信仰が変わったのは天応元年(781)から始まった富士の噴火。

浅間大社がこの地に鎮座する大同元年(806)までの25年間に三度の噴火があった。

そのため噴火を鎮めるために火山神(浅間神)が祀られるようになったのだ。

(「日本の神々 神社と聖地10東海」の「富士山本宮浅間神社」(執筆野本寛一)を参考にしました)


2014年8月 5日 (火)

建物はなく拝むのは富士山そのもの・山宮浅間神社@富士宮市

山宮ですから里宮に遷る前のより古い姿です。

里宮は富士宮市街の富士山本宮浅間大社。駿河国の一の宮。

こちらは後ほど訪ねます。

山宮浅間神社には神殿も拝殿もありません。瑞垣に囲まれた遥拝所があるだけ。

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鳥居をくぐって境内に入っても誰もいません。

土曜日(2日)なのにね。

ひまそうなアルバイト君にアンケート記入を求められました。

観光協会が参拝者の動機などを調べているようです。

「少ないですね。一日に50人くらい」

世界文化遺産になってもそんなもんです。

50段あまりの階段をのぼった小高いところが遥拝所です。

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ドキドキというかワクワクします。

古代の信仰形態を体験できるんですから。

神殿も拝殿もありません。

瑞垣の囲まれた南北約15㍍、東西7.6㍍の区域が遥拝所。

富士山を拝む方向に祭壇が位置し、その後ろに大宮司席、公文・案主席などがある。

遥拝所の周辺は約45メートル四方の石塁によって区切られている。

まさに磐境(いわさか)、神社の古い形です。

神様がここに降りてきます。磐座(いわくら)であり神籬(ひもろぎ)。

神は祭りのたびに降臨され祭りが終わると帰っていきました。

奈良の大神(おおみわ)神社なども三輪山が神体です。

鍵がかかっていて中には入れません。

2011年3月15日、東日本大地震の4日後に起きた静岡県東部地震で積み石が崩れてしまったのだ。

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遥拝所の後ろに回って土塁手前から拝みましょう。

あいにく富士山は雲の中。

心に思い描きながら手を合わせましょう。

そういえば富士宮駅前の観光案内所で最寄りまでの路線バスの時刻を確認したら、こんな答えでした。

「何もありませんよ」

駅近くの神田宮の場所を尋ねても

「小さな神社ですよ」

何もないのが魅力なのにねえ。

神田宮は浅間大社のお田植え祭を行う重要な場所。

大きな建物や広い敷地がなくても意味深いところはたくさんある。

こんな人たちが観光課の所属なんでしょうか。


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遥拝所から見た富士山の写真が掲げられてました。

上の写真とほぼ同じところからです。

(実際に見た方は「嘘っぽい」と首をかしげたようです。

かなりズームしてるみたいです。その方からの写真を下に掲載します。

こちらの方が見た目に近い。こちらは、ややズームかな)


Unnamed


いにしえ人が富士山を神として拝んだ気持ちがよくわかります。

2年前に鎮座1900年が祝われたようです。

ヤマトタケルの東国征伐にちなんだ年代。

府中の大国魂神社も同じ年に1900年祭を行っていた。

実際には天応元年(781)の富士山噴火ごろのことだろう。

この頃に富士信仰が水から火山への恐れに変化して浅間信仰へと転換していくからだ。


2014年8月 4日 (月)

イエライシャンの香りとともに温室は1年半のお別れ@神代植物公園

夏は涼みに入っていた神代植物公園の温室、8月から(日にち未定)改修工事で閉鎖されます。

期間はなんと1年半。しばらくお別れです。

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温室といえども真夏は花の数も少ない。

咲き始めたのがイエライシャン(夜来香)。

夜は来てないけど香ってます。

初めてしげしげと見ました。

星形の花なんだ。

何かに似てるなあ。

そうだガガイモ。


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毛むくじゃらじゃないけど形ばかりか雰囲気も。

説明を見るとガガイモ科。

さやに包まれた実ができるんだろうか。

イエライシャンのイメージはチャイナ服の女性。

少名彦命の乗る小さな船とはかけ離れてる。

それが同じ科だなんて。小ネタを仕入れて今日は満足。

説明には「昭和45年(1970)に日本に導入されその後、国内で初開花した個体です」

日本に来たのはわりと新しいのね。

ガキのころから歌は知ってたけど・・。


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ラン室は一段と涼しい。

ダイサギソウが咲いてました。

サギソウより大きいのでダイサギソウ。

うーん、でもサギっぽくないな。

千葉県から沖縄にかけて分布。

採取されたり環境変化で減少。

絶滅危惧ⅠB類に指定されてます。


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入り口近くで見かけたヘリコニア・ロストラタ。

バショウ科だそうです。

  pencil  pencil

温室の工事日程はまだ詳しくは発表されてません。

以前の掲示では20日ごろとなってたので、そのあたりでしょう。

池のある中庭も温室にするようです。

新宿御苑温室のように2階から熱帯の木を見下ろせるようになってほしい。

背の高い木は上の方に花がついて、よく見えないことがあるので・・。

それにしても1年半は長い。

真冬に逃げ込むところがなくなるのはつらいです。


2014年8月 3日 (日)

巴の起源は勾玉?トモエソウを見て・・@植物多様性センター

職員さんが少ないので訊いてみました。

絶滅危惧種などの生息地に研究に行ってるんだそうです。

いいなあ。ついていきたいな。


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ことし初めて気づいたトモエソウ。

名は体を表す。

というか体から名づけられた。

風を当てると風車のように回りそうです。

オトギリソウの仲間で、葉に明点(小さな明るい点)があります。

オトギリソウ(弟切草)は黒点があって名前の由来になった。

ここはバックヤードで育てて、種類をどんどん増やしてる。

トモエソウもことしからじゃないかな。

巴の形は勾玉と起源が同じともいわれる。

呪具に使われていたようで不思議な形状です。

水の渦巻きの形象化でしょうか。

シンプルだけど神秘的。

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根生葉が大根に似てるというけど、そうかなあ。

だいたいが大根はアブラナ科ダイコン属。

こっちはバラ科ダイコンソウ属。

もっと別の名前をつけてほしかった。

そういえば7月に行った八ヶ岳でミヤマダイコンソウを見た。

もっと小さな花だった。

知識がつながってくるのがうれしいね。


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イヌホオズキと名札があったがアメリカイヌホオズキかも。

花茎が一個所から分かれるのがアメリカ。

この写真では一個所からのように見える。

イヌホオズキはわずかにズレます。

どちらも花は小さくてかわいい。


2014年8月 2日 (土)

「地上の星」という名のキノコ@神代植物公園

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ことしもエリマキツチグリが顔を出してます。

まん中がへこんでるので、もう無数の胞子を吐き出してしまったんでしょう。

襟巻きの出来もよくないな。

もっと外皮がちゃんとめくれて星型になるんだけどなあ。

タイミングが悪いのか。

大事に柵で囲って説明までついてます。

ヒメツチグリ科で属名はgeo astrum。

日本語にすると地上の星。

単純なところで喜んでます。

脳細胞がシンプルですから・・・。


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京都嵯峨にあった仙翁寺で栽培され各地に広まった。

古い時代(室町のようだ)に中国から伝わった。

すごい赤です。

鉢植えだけど見ものです。

江戸時代の書に「清涼寺の北にありて・・・この寺跡に仙翁花蕃茂す」とあるそうだ。

寺跡の真っ赤な花。

絵になる景色だなあ。

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タマアジサイがようやく咲き始めました。

こんなに遅いんだ。

数年前に高尾山で見たのが初めてかな。

それまでは名前も知りませんでした。

控えめに咲いてるところに好感を覚えます。


嫌ってないでかいでごらんよ・葉は異臭だけど花は芳香クサギ@水生植物園

深大寺城跡のなだらかな坂の途中にクサギが咲いてます。

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いつものように葉を揉んでみます。

鼻をそむけるほどではないですが、いい匂いではありません。

いつも同じことをするので、そんなに嫌いではないです。

好きとは言えませんが・・。

試しに花を嗅いでみましょう。

これがまあ芳香。

甘ーい百合の香りかな。

いいとか悪いとかは人間の勝手ですが、どうして異臭と芳香を出すんでしょうか。

虫や鳥たちにはいい香りなのかな。


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あたり一面ミソハギだらけ。

これはエゾミソハギ。

ミソハギそっくりですが、茎や葉に短毛がある。

そして葉の基部が茎を抱きます。

北方に多いので蝦夷。

国際自然保護連合 (IUCN) の種の保全委員会が定めた「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれている。

嫌われてるのね。

盆花ですからまだまだ咲き続けます。

わが家のお寺は7月29日が盆の施餓鬼でした。

新盆でも旧盆でもないのは農作業の関係から。

7月下旬だと蚕の世話がひと段落したのかな。


2014年8月 1日 (金)

暑中お見舞いマツカゼソウ@神代植物公園

涼しげでしょ。

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名前も次の季節を運んでくるみたい。

マツカゼソウ、松風草。

松風には寂しげなニュアンスがある。

♬栄華の夢を 胸に追い

ああ 仰げば佗びし 天守閣・・「古城」

ですもんね。

だけど、こちらははかなさかな。

木陰を吹くわずかな風にそよぎます。

ふと暑さを忘れてる。

ミカン科と聞いてなんとなく納得。


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キバナアキギリも咲いてました。

上唇に葯があって、下に止まった昆虫の背中に花粉を着けるしくみ。

と思ったらシナノアキギリでした。

葉がハート型が区別ポイント。

向かい側で黄花が咲いてるので比べてみましょう。

わたしゃ暑さに負けてその気力が湧いてきません。

支那ではなくて信濃。

長野と群馬の一部にしか自生してない絶滅危惧種。


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こっちは同じサルビア科のアキノタムラソウ。

花の形は同じですかね。

 clip  clip

アキギリ、アキノ、マツカゼ・・・。

いにしえ人も夏の盛りにこんな名前をつけて実りの秋を待ちこがれたんでしょうか。

ひとときの涼をとっていただけたでしょうか。

これが私の暑中お見舞い。

キャンディーズでも聴きましょうか。

♬今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です

暑中お見舞い申し上げます


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