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2014年4月19日 (土)

玉川兄弟は本当に失敗したのか・福生市の水喰土公園で確認@玉川上水を歩く会・2回目

熊川神社に参ったあとは最初のクライマックス福生市の水喰土(みずくらいど)公園。

Dsc04826

拝島駅の西側で線路を北へ渡るんですが、線路にさえぎられて行ったり来たり。

JRの五日市線、青梅線、八高線の3路線が通ってるので踏切が少ないんです。

お昼を過ぎたのでまずはお弁当。

青梅線と八高線にはさまれた自然豊かな公園。

女子がお手製の和菓子や洋菓子などをふるまってくれて、すっかり疲労も回復。

「市指定史跡 玉川上水開削工事跡」の看板が立てられてます。

そこにはこう書いてあります。

「開削工事の跡は、この『みずくらいど』公園に残っていますが、この遺構は工事が失敗し、新しい堀を北川に掘り直したため当初計画した堀跡が残されたものです」。


Dsc04829

青い線が玉川上水。

湾曲した灰色のラインが「当初の堀跡」。

疑問のその1。現状の上水の方が真っすぐに掘り進めてます。

わざわざカーブにする理由があったのでしょうか。

疑問のその2。「当初」と「現状」は最大でも10数㍍しか離れてません。

片方は水を喰らい、掘り直しは水が流れた。

ごく近くで地層がそんなに変わっているのだろうか。


Dsc04835_2

これが失敗した堀跡ということになってます。

そもそも玉川上水の工事に関する記録はほとんど残されていない。

140年後に子孫が書いた「上水記」に失敗のことは触れられていない。

「上水記」から12年後の「玉川上水紀元」に2度の失敗が出てくる。

昭和になって「紀元」を世に出したのが三田村鳶魚。

中里介山との確執が秘められているという。

このへんのことは、

「府中宿」「水喰土」2度の失敗伝説を流布したのは三田村鳶魚@玉川上水工事のナゾ』で書いてますのでご参照ください。

「2度の失敗説を世に出し玉川兄弟をおとしめた三田村鳶魚の意図」はこちらです。


Dsc04836

公園近くの玉川上水です。

小金井、三鷹、井の頭辺りではもっと深く掘ってます。

高低差を利用して流しているので、このへんの川床は広く浅くしてあります。

ゆったり流れる清流です。

小平の監視所までは多摩川の清き水が流れています。

このあとはいよいよ残堀川との立体交差を目指します。

上水の上を残堀川が流れてるんです。


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