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2014年3月10日 (月)

樹齢1000年田村酒造場の大ケヤキ@玉川上水を歩く・その1回目

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思っていたよりも大きな酒蔵だ。

草花丘陵を下りて多摩川を渡って目指すは田村酒造場。

「まぼろしの酒嘉泉」で知られる。

福生にはもう1軒蔵元があって、そちらは「多満自慢」の石川酒造。

隣の青梅には「澤の井」の小澤酒造。

いや、なに。試飲のために寄ったんじゃありませんよ。

今回のテーマは玉川上水。

田村家では個人で分水を引いていて、それを見学させてもらうためです。

見事な黒板塀。見惚れちゃいました。


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門を入ると酒蔵前に大きな杉玉。

酒林(さかばやし)とも言うそうです。

「青いのが下がってると新酒ができた合図なんだ」

みなさんよくご存知で。

私は感心して聞いてました。

奥多摩に杉玉を作る職人さんがいるそうだが、こちらでは岐阜で作ってもらってる。

重さはなんと80㌔もある。お値段は30万円。

ヤフーで検索してたら通販コーナーがあった。

直径30㌢と小さいので3万2000円。

吊るしてあるのは1㍍くらいか。

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社長さんの自宅庭にはケヤキの大木が。

2本が根でくっついてるので夫婦ケヤキ。

ケヤキのかたわらに井戸を掘ったところ豊富な地下水が湧き出た。

秩父古生層から湧く秩父奥多摩伏流水だそうです。

樹齢は700〜800年。

樹木医の見立てでは1000年。

治療には莫大な金額がかかったそうです。

武蔵野の新田の大ケヤキはおおむね樹齢300〜400年。

江戸初期の開発時に植えたから、そんな勘定になる。

建築用材になるので屋敷林にしたんです。

福生あたりはかなり古くから人が暮らしていた証拠です。

    bud   bud   bud

ところで前回の草花丘陵。名前が気になります。

草花という地名は日本全国、ここだけです。

江戸までは草花村の範囲だった。

ストレートに「草花が咲き乱れていた」ではないでしょう。

「草」地名には2種類あって、1つは草津などで「臭い、異臭がする」。

石油やガスが噴出するところ。

もうひとつは「切替畑から耕地化した土地」。

切替畑は、森林、原野を切り開いて畑作をし、地力が衰えるともとに戻すことを繰り返す耕作法。

焼き畑なんかも含まれる。

「こういう名のつくほどの土地は、同じ山側でも比較的沃土であり日射しその他の天然条件の良い地域である」

柳田国男が「地名の研究」で言ってるそうです。

「花」は端、先端の「はな」。

以上は「秋川市地名考」(秋川市教育委員会)によりました。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

東京も多摩地区には、今でも立派な造り酒屋があって、
日帰りの小旅行に味わいを加えてくれますね。
私も四季折々の奥多摩や五日市の小旅行の帰りに寄って、
蔵元でお酒を買います。
お気に入りは五日市町の外れにある「野崎酒造」の喜正。
昔ながらの手作りでお酒を造っている小さい蔵なので、
地元以外にあまり出回りませんが、そこがいいのかなぁ。
酒造の近くには、茅葺の兜作りの古民家も残っています。
毎年、小金井公園で行われる「桜まつり」では東京の地酒を試飲できますよ。bottle


芙蓉酔人さん。

野崎酒造の喜正、飲んだことがありません。
うまそうですね。

さくら祭りでは小金井小次郎の縁で三宅島の焼酎が出てて、そちらにばかり気をとられてました。

野崎酒造も捜してみます。

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