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2014年3月 7日 (金)

10㍍掘ってようやく水脈に・深いよまいまいず井戸・羽村@玉川上水散歩の1回目

羽村から四谷まで(多分)玉川上水を歩きます。

例によって寄り道ばかりの散歩です。

みんなは平地を歩くつもりで集まったんですが、とんでもない。

残雪の丘陵なんぞにも登ってしまいました。

それはおいおい書くとしてまずは青梅線羽村駅前の「まいまいず井戸」からスタート。

Dsc03812

駅から歩いて1分、五ノ神神社の境内にあります。

地表面の直径16㍍、底面は約5㍍、深さは4.3㍍。

さらにすり鉢の底を5.9㍍掘り下げた井戸がある。

ここは多摩川の河岸段丘の上に位置しているため、これだけ掘らないと水脈にぶつからないのです。

砂礫層を垂直に掘る技術も持っていなかった。

明治22年(1889)までは五ノ神村。

羽村(はねむら)、川崎村と合併して西多摩村が誕生、その後羽村町から市になった。

初めは福生(ふっさ)の村々と一緒だったが、仲が悪いので分離したようだ。


Dsc03809_2

五ノ神の名は、村落内に熊野社、稲荷社など5社があったことに由来する。

でもなぜ、こんな高台に人が住み着いたのか。

そもそもは鋳物師集団が移住してきたようだ。

よそ者なので水のある低地には住めなかった。

まいまいず井戸が作られたのが鎌倉時代らしいので、そのころでしょう。

青梅や羽村は鎌倉時代から土豪の三田氏が支配。

三田氏が西日本の技術者を呼び寄せたのでしょう。

ツツジで有名な青梅の塩船観音の銅鐘。

江戸時代の寛永に鋳造された鐘ですが、「大工櫻澤市兵衛尉盛次」の銘があります。

この人物が五ノ神村の鋳物師。

村々にとってありがたい存在だったみたいですね。


Dsc03815

羽村の堰に行く前にもうひとつ寄り道。

禅林寺の中里介山のお墓へ。

玉川上水の工事を請け負った玉川兄弟は、羽村の加藤家出身と言い出したのが介山です。

加藤家は介山の母方の実家。

それ以来、兄弟の羽村出身説が流布されている。

ここは臨済宗建長寺派禅林寺の墓地。

島田九郎右衛門という土地の人が開祖。

近くに蔵が4つもある広い家がありました。

「そういえば同級生に羽村から来てる島田さんがいたわね。

すごい家の人だったんですね」

誰かが感心してた。

坂を下って羽村の堰に向かいます。


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コメント

面白そうな散歩の始まりですね。
続きを期待しています。
 
ワタシもそろそろ歩き始めねば、と思うのですが。

マイマイさん。
生まれも育ちも多摩なんですが、羽村に行ったのは実は初めて。

わが家の近くには深大寺用水が流れていて、玉川上水にはお世話になってるので取水口は見ておかないとということで始まりました。

どんな散歩になりますやら。

この寒空の下、もう始動!?
昨年の立川断層に続いて、今年は玉川上水ですか。
羽村から四谷の大木戸までの43キロ。denim
多摩の歴史と風景を巡る、良い散策になりそうですね。
私も、羽村の堰周辺と、玉川上水駅から井の頭公園までを
歩いたことがあります。
cherryblossom桜の時期、上水の両側の桜並木が満開になる羽村の堤や
新緑の雑木林の木洩れ日の中、ニリンソウやフデリンドウの咲く
鷹の台駅周辺がいいですよ。
武蔵野を満喫するなら、ちょっと足をのばして、野火止用水を
平林寺まで歩くのもお勧めです。
続きを楽しみにしています。


漸くupしましたね。ウィークデイはなかなか 参加できませんが、散歩報告を見て満足する予定です。
 ところで、多摩川の河川付近で、昔からの花で、絶滅したカワラギクの復活プロジェクトがあって、福生市の永田地区で10年来行っていて、面白そう。きっと知っていると思いますが、福生にゆくなら近いかも。

芙蓉酔人さん。
野火止用水も平林寺まで歩いてみたいですね。

羽村は残念ながら桜は縮こまってました。鷹の台を歩くのは5月になってしまいそう。
花とはタイミングが合いませんが、キョロキョロしながらのんびり歩きます。

伊澤さん。
絶滅危惧種に興味を持ってるんですか。意外だなあ。
時間を見つけて一緒に歩きましょう。

カワラノギクは神代植物公園の植物多様性センターで人工川原を作って増やしてます。

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