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2014年1月 6日 (月)

タブノキと津波について教わりました・植物観察会@野川公園

各月の第一日曜は野川公園の植物観察会。

真冬の1月、2月は冬芽とロゼットが主。

鱗芽、裸芽、隠芽なんて冬芽の違いを「なるほど」なんて感心しながら見て回りました。

もみじの「仮頂芽」なんてのも教わりました。

すぐに忘れちゃうけど、いろんな形があることは認識しました。

Dsc02879_2

印象に残ったのはタブノキのこと。

写真はひこばえ。

葉も枝も赤くて愛くるしい。

若葉が赤いのはアントシアン系の色素を含むため。

緑にしない理由は2つあります。

1つは赤い光を反射して葉緑素を守るため。

もう1つは、色素が紫外線を吸収して、お肌と同じく葉を保護してくれます。

生きるための工夫です。


Dsc02876_2

人の命を守るための工夫についても教わりました。

東日本大震災で海岸のアカマツ、クロマツは防潮林として植えられたにもかかわらず根こそぎ倒されてしまいました。

ところがタブノキやシラカシなどの常緑広葉樹林は大津波にも耐えて、どっしりと大地をつかんでいました。

地中深くに根を張っていたためです。

さらに津波に流されてきた漁具や車も押しとどめた。

鎮守の森に植えられるのも風や波に強いことを先人が知っていたからです。

東北でもタブノキなどはもともと海岸近くに自生していた。

いつの間にか松に変わっていったのは移植が簡単で景観的にも好まれたからでしょうか。

人間の浅知恵?

宮脇昭・横浜国立大学名誉教授らによって、土地本来の植生を守っていく、いのちを守る防波堤プロジェクトが進行しているそうです。

  bud   bud   bud

野川公園自然観察園ではセツブンソウが咲きだしてます。

ソシンロウバイが見ごろ、ロウバイはちらっと開いてます。

   ship  ship   ship

【タブノキ】クスノキ科で材が硬いので家具などに用いられる。

古名は「つまま」。万葉集に出てきます。

「磯の上の つままを見れば 根を延(は)へて

              年深くあらし 神さびにけり」大伴家持。

古代、日本ではクスノキが用いられたが、朝鮮ではタブノキで丸木舟をつくって倭の国に渡ってきた。

朝鮮語で丸木舟は「ton-bai」。これが日本語化してタブになったという説もある。


 


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