涼風吹くかなマツカゼソウ、タマアジサイも@神代植物公園
真夏にマツカゼソウ、涼しげに感じます。
風にそよぐさまから松風をイメージしたんだな。
うまいネーミング。
ここで、ハタと気づいた。
松風ってどんな風なの。
意味を知らないのに勝手に凉しげと決めつけてる。
辞書にあたってみる。ネットだけど。
1 松に吹く風。松籟(しょうらい)。2 茶の湯で、釜の湯の煮え立つ音。3 和菓子の一。小麦粉に砂糖を加えて溶き、平たく焼いて、表に砂糖液を塗りケシ粒やゴマを散らしたもの。(大辞泉)
これじゃなんにも分かりません。
源氏物語の18帖は「松風」です。
明石の尼君が、源氏が訪ねて来ない寂しさを、こんなふうに歌います。
「身を変へて一人帰れる山里に聞きしに似たる松風ぞ吹く」
(尼となって帰ってきた山里に明石で聞いたような松風が吹いています)。
どうやら寂しくて、しかも荒々しいようだ。
マツカゼソウとはちょい違うかな。
何となく分かった気になって次です。
松に吹く風は特別なんですね。
タマアジサイが咲き出しました。
アジサイはもう終わったと思ってるので、得したような、違和感があるような・・。
勝手なことを言ってはいけませんね。
タマはひとつずつ開いていくので、わりと長い間楽しめる。
何げなく咲いてる様がいいですね。
ちょっと行ったらまたアジサイ。
カシワバアジサイみたいだけど葉が違う。
こっちは存在をしっかりと主張してる。
ミナヅキだそうです。
水無月に咲きます。
ノリウツギの園芸品種。
元になったノリウツギよりも1月ほど遅れて咲くようだ。
全部が装飾花になっていて、目を引きます。
とはいってもアジサイには梅雨が似合う。
こんなのは勝手な思い込みでしょうか。
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