幻の白いカタクリ・瑞穂町「さやま花多来里の郷」@立川断層の端から端まで歩く・その3回目
立川断層帯が「横ずれ型」は間違いだった。
大型トレンチ掘削結果から「横ずれ型断層の可能性が高い」と東大地震研などが発表してたが一転、「コンクリ片を見誤った」と訂正した。
お粗末。
「榎トレンチ」現地見学会での係員の説明などを元にした「これが横ずれ断層の証拠!」はこちらで書いてます。
「立川断層「榎トレンチ(調査溝)」現地見学会」が第一回です。
横ずれでも逆断層でも活断層であることには変わりないので、対策は怠りなく。
端から端まで歩いてみようと青梅の岩蔵大岩からスタートして3回目。
前回は瑞穂町の狭山神社で日が暮れたので、ここからはじめます。
八高線の箱根ケ崎駅集合。
誰かがカタクリ情報を仕入れてきたので、ハナから寄り道。
NHK「首都圏ネットワーク」で紹介されたそうです。
狭山神社の西側です。
3月27日はあいにくの小雨。
花は堅く閉じてます。気温も4度。
先客は千葉から駆けつけた人。
1時間も開くのを待ってるんだって。
「白カタクリがあるんですか?」
「こっちとこっち」
シルバーのボランティアさんが案内してくれます。
なるほどなるほど白いです。
数万本に1本出現するらしい。
色素が抜けたアルビノですか。
雨に濡れて、しっかり閉じてる風情も捨て難い。
ここらへんは武蔵野より開花が遅そうだ。
花がまだ若い。
山の斜面全体がカタクリ。
約3,000平方㍍に5万本の株がある。
4月1日の読売新聞多摩版に「カタクリ 白い奇跡、確率数万分の1」として開いた写真が掲載されてます。
雨もやまないし、いつまでも道草を食ってるわけにもいかないのでスタート地点へ。
真ん中下が箱根ケ崎駅。
上に狭山神社があります。
ここから東南のほうへ歩きます。
一応の目標は武蔵村山市のイオンモール。
「榎トレンチ」のすぐそばです。
きっとたどり着かないでしょう。
おおむね青梅街道の北側に断層が通っているようです。
その北は狭山丘陵です。
断層と丘の起伏、その違いは見た目で判別はむずかしい。
リーダーが調べて目星を付けてくれてます。
それでは雨の中、元気にスタート。
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白いカタクリってあるんですね!
なんて可憐なんでしょう。
気をつけて行ってきてください。
投稿: みみりん | 2013年3月29日 (金) 23時13分
みみりんさん。
あいにく小雨でしたが、開いたら白い貴婦人でしょうね。
5、6株ありそうです。
ただちょっと遠いですよね。
投稿: 多摩散歩人 | 2013年3月30日 (土) 10時01分
昨日の朝日新聞に瑞穂の花多来里の郷の記事が載っていました。
開いてはいるがモノトーンの写真。
一足お先にカラーで見たものね。と、ちょっといい気分でした。
ありがとうございました。
投稿: ぽち | 2013年4月 6日 (土) 17時46分
ぽちさん。
あいにくの雨で、開いてませんでしたが、ぽちさんの気分が良くなったのでしたら望外の喜びです。
投稿: 多摩散歩人 | 2013年4月 6日 (土) 21時16分