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2013年2月の記事

2013年2月28日 (木)

勝ったのは柏だけ・ACL初戦にマチダが怒る・ついでに東京マラソン前田発言は見当違い

A大サッカー部OBのマチダさん、アジアチャンピオンズ・リーグの日本勢に怒りが収まりません。

勝ったのは柏だけです。

Jリーグの力が年々、落ちてきているのを実感してしまいます。

返す刀で東京マラソン4位の前田発言も「甘えるな」と奮起を促します。

    shoe   shoe   shoe


ACL初戦。浦和も広島までも。何をかいわんや。

Jが開幕していないとはいえ直前です。

もう少し仕上がっていると思いました。

Jの力はアジアの中で年々落ちている現実を突き付けられました。


国内のレベルが低いと、有望な選手は早くから海外へ出て行ってしまいます。

Jの人気にかかわってくるだろうし、長い目で見れば代表にも影響してきます。

いい傾向ではありません。

盟主?とんでもない。

今頃サポートプロジェクトだって。

アジアを軽く見過ぎていた結果、慌てたわけでしょ。

既に金権集団の中国に手を焼くばかりでなく、タイ、ウズベキスタンにも勝てなくなっている現状なんですよ。


どうも日本のスポーツ団体はのんびりして危機意識に欠けます。

特に国際的な視野、それもしたたかな戦略がありません。

スポーツマンシップという甘い言葉に寄りかかっていて、いつも後れを取っています。

世界では権謀術数が渦巻いているのに。

W杯が日韓共同開催になった時も、五輪開催で名古屋がソウルに敗れた時も、すべてフェアプレー精神だけに寄りかかっていたノーテンキ。

国を挙げて、しかも机の下を使う必殺技すら出さず、きれいごとで済ませた結果です。

前にも書いたようにレスリングだってそうです。

日本人はお人好し。

バリバリの商社マンが海外で何をやっているか知っているはずなのに、スポーツに生かせていない。

現代スポーツは政治、駆け引き、情報戦が絡んでいるのは常識でしょうに。

浮世離れしています。

    run     run    run

ついでに。

東京マラソンで日本人1位、全体では4位になった前田のコメントも井の中の蛙。

あの川内発言に対して「実業団選手をバカにするな」。

確かにそれをバネにして意地を見せたから世界選手権の切符にリーチもかけられたのでしょう。

それはご同慶の至りですが、川内発言を曲解しています。

矛先が違う違和感がありました。


言葉は時として人を刺します。

しかし、川内の趣旨は決して実業団をバカにしているわけではありませんよ。

よーく考えてみれば、誰もがそう思っていることを口にしたに過ぎません。

「駅伝に力を入れるばかりでマラソンのことを考えていない」「日本人で1位とか言っているようじゃしようがない」。

どこも間違ってい正論です。

日本人1位なんて世界では何の守り札にもなりませんよ。

あれだけ駅伝選手がいながら、本当にマラソンが強いのは、いったい誰なんでしょうか。


言われ放題にも思える実業団。

前田の気持ちもわからなくはない。

でも、我が身を振り返ったら優勝したわけでもない。

日本人1位だったけれど、4位でしかない。

タイムだって1位から1分以上遅れています。

目的は代表になることではなく、世界で勝つこと。

川内の意識はそこにあるわけです。

実業団選手はある意味プロです。

日頃、過酷な練習をしていますが、いったいどんな走りをしているのやら。

「40㌔」を何本、「フル」も何本とかその猛練習ぶりが喧伝されます。

マラソンでは残りの2.195に勝負が決まることも多いわけですから、実業団選手はいくら40㌔を走ろうとも肝心のところを鍛えていないわけです。

スポーツではよく「1回の実戦に勝る練習はない」といいます。

まさに練習代わりに実戦を走る川内の体内には、マラソンマインドが出来上がっていて勝負所で頑張れるわけです。

ユニークな発想が実を伴うから、マラソン異星人として注目を集めてしまいます。

前田は川内発言が悔しかったのは事実として内に秘め、世界選手権で優勝してから川内大批判を展開すればよかったのではないでしょうか。

                            マチダ

2013年2月27日 (水)

焼けてしまった下村湖人ゆかりの空林荘@小金井市

小金井公園観梅の帰りに旧浴恩館に寄った。

火災にあった空林荘が気になったのだ。

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出火したのは23日夜。

敷地は公園になっており、その中に旧浴恩館や空林荘が点在。

落ち着いた雰囲気が好きで、時々散策した。

空林荘は36平方㍍だから小さい。

雑木林の中に建つそれが安心感をもたらしていた。

周囲には黄色いテープがめぐらされ、黒こげの無惨な姿に変わっていた。

まだ、かすかに焦げ臭い匂いが漂ってくる。

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空林荘の前にはツツジが植えられている。

名所だった大久保のツツジを移植したものだ。

時期には臨時電車まで出るほどだったという。

刈り込まれなくて自然のままのツツジは、いいもんです。

今じゃコリアンタウンの大久保のことですよ。

↑こんなふうに雑木に囲まれています。

昔は「次郎物語」は必読書だったよね。

中学生くらいかな。

下村湖人は、ここで構想を練った。

戦後に発表された第5部には友愛塾と空林庵として登場する。

下村湖人と浴恩館、空林荘、日本青年館などについては、こちらにあります。


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以前に撮ったものです。

ガラス戸や雨戸が開けられているのは風を通してるんでしょう。

おじさんが自転車でやってきました。

「浴恩館じゃなくてこっちが焼けたのか」

「放火だって噂だね」

怒りを通り越して悲しいです。


2013年2月26日 (火)

チベットの英雄「ケサル大王」を知ってますか?

河口慧海、大谷探検隊、西蔵旅行記、スリー・イヤーズ・イン・チベット・・こんなふだんは出て来ない言葉を含んだメールが、わたしのパソコンを飛び交ってます。

少年少女のころのロマン、あこがれが一挙に噴出したんでしょう。

こんなドキュメント映画を見たんです。

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「チベット天空の英雄 ケサル大王」。

たまたま完成前のラッシュ映像を見た友人が熱いメールをよこしたんです。

小金井の現代座で上映会があるよ、と。

ケサルなんて初耳です。

チベットに王様がいたことも知らない。

百聞は一見にしかず。

客なんて少ないと思ってたのに満員でした。

大谷寿一監督がケサル大王の名前を聞いたのは2006年。

以来、毎年のように東チベット(青海省)を訪れ、人々の中に息づいている大王の姿を追います。

ラサのあるチベット自治区には外国人は入れません。

東チベットでも極秘の撮影です。

大王伝の語り部たちが今もいます。

文字の読めないおじいさんには、子どものころ天啓が下り、3日間とめどなく語り始めたんです。

世界最長の英雄叙事詩をですよ。

ダライ・ラマの後継探しと似てますね。

ある語り部は、見たこともない文字が浮かび、それに従って現在も大王伝を書き足している。

高度4000㍍の都市。

草が生えた「黄金の丘」の美しいこと。息を飲みました。

大王ゆかりの湖の透明度ったらなかった。

吐蕃に嫁いだ(640年)文成公主のモニュメント(?)も出てきた。

本当にそんな大王がいたのか。


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実在の証明を試みてる学者もいる。

11世紀ごろのことだそうです。

7〜9世紀、チベット帝国(吐蕃)は敦煌からネパールまでを版図にした強国だった。

だから唐もやむなく文成公主を差し出した。

その後帝国が崩壊、各地に小国が分立したころの話だね。

東チベットを治めた王と、密教をもたらした僧の事歴が合わさって「ケサル大王」がつくられていったようです。

ラサの方との関係は分からない。

ラストにチベットの現状を憂い、平和を願う「旗の仏塔」が出てきます。

赤、青、緑、黄の布で山や大地を表現。

人々が総出でつくっていきます。

完成した塔には目を見張りました。

帰り道、「行ってみたいね」とうなづきあいました。

青春のロマンが刺激されました。(現実問題はちょっとおいといて)。

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河口慧海の著書「西蔵旅行記」を自ら英訳したのが「スリー・イヤーズ・イン・チベット」

このタイトルをふまえてブラピ主演映画のタイトルが「セブン・イヤーズ・・」になった。

「西蔵旅行記」は未読ですが、西川一三「秘境西域八年の潜行」(中公文庫)をむさぼるように読んだ。

「チベット潜行十年」(木村肥佐生、同)も続けて読んだな。


2013年2月25日 (月)

タネツケバナが咲けば農閑期もおしまい@野川&神代

ナズナにも似てるし、クレソンとも近いかな。

小さいこともあって見分けがむずかしい。

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これが咲くとお百姓さんは忙しくなる。

種まきの3週間くらい前から、冷水に漬けて籾(もみ)の発芽を促します。

籾はゆっくりゆっくり目覚める。

おいしいお米を作るための第一歩。

芽が出てきたら苗代に播くのかな。

そして田植え。

種漬けの頃に咲くのでタネツケバナ。

いくら寒くたって、出番だよとお百姓さんに知らせてるんですね。

「種付け」ではありません。

もっとも実のはじけ方が元気よく、それで種付けという説もありますが。

どっちにせよ生産には縁の深い植物ということですね。

植物多様性センター(神代植物公園)で見かけました。


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ミスミソウも開花の仲間が増えてきました。

これは野川公園。

風がなければ日差しはあったかいですもんね。

来週の日曜はもうおひな様ですよ。

梅も十分には咲いてないので桃なんてずっと先ですね。


2013年2月24日 (日)

お見事!寿人のボレー・来週開幕なんだねJリーグ@ゼロックス・スーパーカップ

来週開幕なんですね、Jリーグ。

1週前に行われるJ王者と天皇杯覇者が対戦するスーパーカップ。

A大サッカー部OBのマチダさん、「宣伝不足で盛り上がりに欠ける」と心配してます。

     shoe    shoe   shoe


《広島1−0柏》前半29分佐藤のシュート、見事でした。

本人もビックリの一発。

柏にしても交通事故みたいなもの。

しいて言えばゴール前で佐藤を泳がせていた左DFの甘さですかね。

両チームの差は、成熟度の違いです。

広島は大した補強もせず、佐藤をトップにした戦術も昨年通り。

個々のプレーの質を高めるのが狙いでしょう。

前半から最終ライン、中盤からパスをつなぎ、再三柏の裏へ紫の矢を放っていました。

ボールを起点に動きだし数が多く、今年もやりそうです。

佐藤は体のキレもよく、サッカー人生のピークを迎えているのは確か。

後半、ゴール前でGKと交錯、膝を痛めて交代したのが気がかりです。


柏は新戦力と3バックのこなれ具合がイマイチ。

前半は見るべきところはありませんでした。

今年の寒さはブラジル人にとって厳しいかも。

ワグネル、レアンドロも後半幾分動きがよくなりましたが、本来の凄味はまだまだ冬眠中です。

新顔のハイタワー、クレオ(CF)、重量戦車キム・チャンス(右SB)も実力発揮まではいっていません。

もう少し時間がかかりそうです。

ただ、キムの突進力は抜けた酒井宏を上回るものがあるので、馴染んできたら相手にとって煩わしい存在になるでしょう。


もう来週J開幕。

その前夜祭的なのがスーパーサッカーです。

しかし、いささか宣伝不足のような気がします。

もっと煽ってもいいのではないでしょうか。

企業が冠だからといって、Jの王者と天皇杯の覇者の戦いです。

すべてを主催者任せにした、大店の旦那みたいな態度からは熱を感じられませんよ。


最近のJは大人になり過ぎています。

地に足をつけるのも大事でしょう。

でも、プロスポーツです。

お祭り騒ぎを演出することも戦略。

エンターテインメントとしてとらえるのは決して悪いことではありません。


Jが若者に支持されたのは、堅苦しく汗臭い運動のイメージが少なく、自由がアピールされたのも一つの要因だったことを忘れないでほしいものです。

弾けるときは思い切り。TPOで演出しなきゃ。 
                                   マチダ

2013年2月23日 (土)

断層がつくった狭山池(筥の池)と狭山神社@立川断層の端から端まで歩く

酔狂に立川断層沿いを歩いてます。

地図もないので読んでいただいてもチンプンカンプンだったでしょう。

こんなとこです。

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線路はJR八高線。

下に箱根ケ崎駅。

北西の方からずっと歩いてきて、狭山池公園(筥の池)に到着しました。

ここが箱根ケ崎の語源かな。

2回目の今回は、青梅市藤橋あたりがスタート。

そのリポート「断層湖の古霞湖」がここにあったはこちらです。

八高線が断層を突っ切っている様子のリポートNo.2は、こちらです。

この池も断層がつくったものです。

立川断層が隆起する前は、川が北東に流れていた。

せき止められたので、自然に池になった。


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ずっと前、ここには古多摩川が流れていた。

そのために深くえぐられて窪地になった。

大雨が降ると周辺の水が集まり、約18㌶は水びたしになった。

これは池畔にあった瑞穂町教育委員会の説明板からの抜粋。

断層のことは触れてませんね。

たまった池の水は、残堀川に流した。

真ん中左に排水路が見えますね。

残堀川の名前は蛇喰(じゃっくい)次右衛門の伝説から。

池に棲む蛇を退治したので蛇喰。

じゃくいが蛇堀(じゃぼり)、残堀になったという。

蛇のようにくねくねと流れを変える暴れ川だったのでしょう。

残堀川、少し前にこのブログに登場しました。

日産工場跡地の立川断層を掘削した「榎トレンチ」の項です。

プリンス自動車(現日産)が工場をつくったときに残堀川の流路を真南に変えてしまった。

それについては、こちらです。

残堀川は立川断層に沿って南東に低いところを流れてるんです。

つまり断層が東に行くのをさえぎってる。

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すぐ近くに狭山神社があります。

すごい階段です。

ここは狭山丘陵の突端。

断層の上でもあります。

みんな元気です。

100段くらいの階段を苦にせずに上がっていきます。

もう6時間以上は歩いてるのにね。

小休止したら暗くなってきた。

「ちょうどいい時間だ」

ってつぶやいた。

少しして誰かが「そういう意味なのね」

そうです。そういう意味です。

火灯し頃です。

赤い提灯が待ってます。

箱根ケ崎駅周辺は何もなさそうなので八高線で拝島へ。

ここなら西武線と青梅線があるので便もいい。

あったかい飲み物がお腹にしみわたりました。


2013年2月22日 (金)

断層をぶち抜いて走る八高線@立川断層を端から端まで歩く

単線です。

2本のレールが真っすぐ通ってるのって気持ちいい。

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スタンド・バイ・ミーしたくなる。

大人なので、イケナイことはしません。

代わりに瑞穂バイパス陸橋の上からパチリ。

林のあたりが断層帯。

右が高くて線路左が坂になってるのが分かるでしょ。

緩やかな断層なんです。

断層をぶった切って八高線の線路を敷いています。

八王子から群馬県の高崎ね。

絹(繭かも)を運ぶための路線。

八王子からは横浜線。

高崎から横浜までのシルクロード。

断層が動いたら線路はグニャグニャになります。

林の左側を抜けてここまできました。


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うまい具合に正午過ぎにファミレスがあった。

圏央道をくぐったところ。

その後は店もなさそうなので昼食休憩。

冷えきった体もあったまった。

岩蔵街道をたどり、横道に入って断層近くへ。

いつの間にか西多摩郡瑞穂町に入ってる。

同じ多摩地区なのに足を踏み入れるのは初めて。

畑道が断層沿いです。

お茶畑が多い。狭山茶の本場です。

道が続いてるか。詳しい地図にも出てません。

ま、いっか。

向こうの林へ断層が走ってます。

道がなければ引き返せばいい。

無鉄砲なおっさん、おばさんです。

林は瑞穂町の保護樹林になっていて、細い道がありました。

ウグイスカグラの群生があったり、植物相も面白そう。

春になったら珍しい花が見られるかも。

今は下見。本チャンは春なので楽しみ。

とにかく南東方向へたどったら八高線とぶつかりました。

まだまだ歩きます。

立川断層を青梅の岩蔵の大岩から多摩丘陵まで歩きます。

今回はその2回目。

青梅市藤橋あたりから歩き始めた「断層湖の古霞湖」がここにあったはこちらです。

1回目の岩蔵の大岩その1はこちらです。

その2はこちら

2013年2月21日 (木)

ここに「断層湖」の「古霞湖」があった@立川断層を端から端まで歩く

断層湖、言葉の響きがロマンを感じさせます。

断層が盛り上がったために川がせき止められて出来た湖。

諏訪湖がそうです。

物好きに立川断層の端から端まで歩いてます。

その2回目。

1回目の岩蔵の大岩その1はこちらです。

その2はこちら

というわけで今回は青梅市藤橋あたりがスタート。

どこまで歩けますやら。


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いまは護岸工事された霞川が流れてます。

霞川は東青梅の天寧寺付近を源流とし、入間市、狭山市を流れて入間川に合流する荒川水系。

上が上流です。

上流に向かって土地が低くなってるのが分かりますか。

逆ですよね。

今は畑になってますが、かつて一面は湖だった。

古霞湖と名づけられました。

立川断層の始まり、岩蔵の大岩から岩蔵街道を下ってきて観音橋のあたり。

街道沿いに断層が走ってます。

観音橋の下流で断層が隆起、霞川をふさいでしまった。

堆積物の調査では約1400年前。

878年の相模・武蔵大地震と関係があるそうです。


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観音橋の下流に鎮座する浮島神社。

かつては霞川の氾濫で島のようになったので、こう呼ばれた。

橋と神社の間を断層が通っているので、

隆起が侵蝕されて再び川の流れが形成されてからの呼び名ですかね。

以下のことは関心が高いところです。

堆積物などの調査では断層の活動周期は約5000年。

1000〜1800年前が最終活動なので、まだ周期の半分にも達していない。

別の説もありますが、この説が正しいなら当分は大丈夫。

そう願いたいです。

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岩蔵街道を外れて、西側を歩きます。

雪は舞う程度の予報だったんですが本降り。

19日のことです。

左側、東側が高い。

断層のヘリを歩いてます。

立川断層は、幅の広い緩い曲線です。

だから、単なる坂にしか見えません。

断層沿いにひたすら歩いてます。

圏央道も越えた。

八高線の箱根ケ崎駅まで行けるかな。

スタートは青梅線の小作駅。

バスで市営住宅という停留所で降りた。

ここからテクテク。

まだ下見の段階です。

概要が分かったら、ほかの人にも声を掛けて、再び岩蔵の大岩から出発する計画です。

2013年2月20日 (水)

このへんじゃ珍しいユキワリイチゲ@植物多様性センター(神代植物公園)

雪割一華。

残雪をかき分けて淡い紫の花が日の光を浴びている。

名づけた人の気持ちがこもってます。

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武蔵野じゃ、あまり見ません。

多様性センターは2年間工事をしていて、オープンは去年の4月下旬。

前身のグリーンギャラリーのときは気づかなかったので、初めて見ます。

詳しそうなおばちゃんが通りかかったので質問。

「ここらじゃ見ないですね?」

「西日本に自生してるのよ」

そうか、見ないはずです。

今じゃ、ブルドーザーでかき回したので、あちこちに広がってる。

案外、強いんだ。

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キンポウゲ科のイチリンソウ属。

花茎にひとつだけ花をつけるので一華。

2つだとニリンソウ。

←比較のために、これはキクザキイチゲ。

野川公園で咲いてます。

神代植物公園のアズマイチゲはまだ気配もありません。

まだ真冬なみの寒気が関東を覆ってますからね。

南海上の前線が春と冬の境目。

前線が北に上がると春風が吹くんだけどなあ。


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ずいぶんと花つきのいいマンサクです。

錦糸卵がぶら下がってる。

「ハマメリス」と札がありましたが、違うかもしれません。

ハマメリスはアメリカ東部原産。

秋から晩秋に咲くとなっている。

今ごろ盛りなので、あやしい。

何かとの交雑種かな。

本物なら、ネイティブ・アメリカンは、これを薬に使った。


2013年2月19日 (火)

六十、七十ははな垂れ小僧・平櫛田中の「鏡獅子」を見に行く@小平

「小平に行くなら平櫛田中美術館に寄りたい」

そんなメールが入ってました。

「?」です。

地図「こだいら歩っとまっぷ」を眺めてたら、立川断層の講演会は西武多摩湖線の「青梅街道」駅。

平櫛田中(ひらくし・でんちゅう)彫刻美術館は、手前の「一橋学園」駅。

なーんも知らないけど、ちょっくらのぞいてみるか。

食わず嫌いじゃ成長がないからね。

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門から大木が見えます。

樹齢500年は下らない楠です。

直径1㍍90㌢。

平櫛が100歳になってから求めた彫刻用の原木です。

100歳です。書き違いじゃないです。

楠は色調が複雑で独特の味わいと芳香があるので仏像やお面に使われてます。

100歳になっても平櫛は創作意欲は衰えなかった。

向こう30年分の原木が乾燥のために寝かせてあった。

これで横山大観や地唄舞の竹原はんの像をつくる予定だったそうだ。

「六十、七十は鼻たれ小僧、男ざかりは百から百から、

わしもこれからこれから」

これは当時の語録のひとつだ。

澁澤栄一のころは「四十、五十ははな垂れ小僧」だったが、寿命も延びた。


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代表作の「鏡獅子」。(絵はがきを複写しました)

歌舞伎座に25日間通い、ポーズは6代目菊五郎と相談して決めたそうです。

国立劇場に展示されており、ここにあるのは約4分の1のサイズ。

地下の展示室には「鏡獅子試作頭」や「試作裸像」があります。

まず裸像をこしらえて筋肉の動きや体のラインをつかむ。

そのうえで衣装を着せた像を彫っていく。

うまくいえないけど、すごいもんです。

「五十鈴老母」というブロンズ像がありました。

穏やかな表情のおばあさんです。

「何ですか?」

受付の人に訊きました。

「赤福のおばあさん。赤福では家宝にしてるそうですよ」

完成品は赤福の家にあります。

「赤福のれん」だったっけ、テレビドラマでありましたよね。

あの女将かな。

「平安老母」(ブロンズ)というのもありました。

こちらは東京・九段の老舗筆屋のおばあさん。

宗匠みたいで、女性には見えません。

赤福のおばあさんのは対照的で、そんなところに興味を持って回りました。


2013年2月18日 (月)

小さいけれどフキノトウ10個100円@神代植物公園の途中

いつもの通い道。

農家の庭先販売所が4カ所あります。

時期には、朝掘りのタケノコやスイカも売ってくれる重宝な存在。

いまならネギ、白菜、大根、ほうれんそうなど。

基本的に100円です。

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だからネギを袋に入れて植物公園を歩いてたりします。

帰りは別の道を通るし、売り切れの恐れがありますからね。

おひな様も出したし、梅の花でも買おうかな。

5、6本まとまって、それでも100円。

梅は置いてなかったけど、もうフキノトウが。

スーパーで売ってるような大きなんじゃないですよ。

小粒でかわいいヤツ。

10個入ってます。迷わず購入。

豆腐のみそ汁に刻んでいれました。

苦みといい、香りといい、こたえられない。

季節を味わうのは最高です。

植物公園ではクリスマスローズの展示会をやってました。(17日まで)

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これは最優秀賞。

クリスマスローズのことは何も知りませんが、

これだけ花をつけるのは大変でしょう。

花も大きいような気がします。

手間ひま掛けて大事に大事に育てたことは分かります。

見事。

公園内の地植えのクリスマスローズも咲き始めました。

寒さには強いんでしょう。

そういえば、普通は下向きに咲いてます。

この最優秀賞は、比較的に真っすぐです。

こんなとこも改良してるんでしょうか。


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これはピンクの八重。

なんか違う花みたい。

植物公園では梅まつりを開催。

まだ、つぼみの種類も多いです。

咲き出したのは2、3割かな。

17日は二胡のミニコンサートが梅林で。

聴いていこうと思ってたんだけど時間があわずに断念。

昨年の入園者は一昨年より3万人も減ったんだって。

なにしろ「ゲゲゲ」が終わっちゃったからね。

それで昨秋に就任した園長さんが張り切って、いろいろ企画を考えてる。

梅まつりはその第一弾です。


2013年2月17日 (日)

ウグイスカグラつながりじゃないけど、きょうはヒレンジャク鳥見に@野川公園

ウグイスの神楽、見てみたい。

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16日はことし一番の寒波とかで、北風が冷たかった。

日陰のとこなんか氷が張ってましたもん。

2月中旬ですよ。

でも春告花は次々に開いてます。

セツブンソウ、キクザキイチゲ、ミスミソウのお次は

ウグイスカグラ。

ロウバイを遠景に赤い花が目立ちます。

ことしは花つきがいいから楽しめそう。

隔年なんだね。


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シュンランのつぼみも確認します。

4、5本、花芽が出てる。

ここは日当りがいいからね。

あと1週間くらいかな。

林の中はまだです。

ポピュラーな日本ラン。

学名はCymbidium goeringii。

シンビジウムなんですね。

その次は採集家ゲーリングの名。

塩漬けにした花を浮かべて祝いの席で飲むそうだ。

酒を注いでもいいらしい。


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さっきからジョウビタキがウロチョロしてます。

観察されてるのかな。

杭の上に停まったのでパチリ。

特徴の白い斑点が映ってません。

早春の野川公園は鳥の天国。

いろんな種類がいます。

現在、すこしずつ覚えてます。


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かがみ池に人だかりがしているぞ。

半月前にはトモエガモが泳いでた。

池の水が減ってしまったのでカモはもういない。

何でしょね。

よほど珍しい鳥でしょうね。

仲間に加わってしばらく見てたら、

「ほら、あそこ」

教えてくれました。

ヒレンジャク。

隣の人が双眼鏡を貸してくれました。

きれいな鳥です。


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真ん中にいるんですが、分かんないですよね。

単なる自己満足です。

きょうは鳥見になって、ずっと見てました。


2013年2月16日 (土)

ことしもムユウジュが咲きました@神代植物公園

よかった、よかった。

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去年、温室が出来てから初めて花をつけたムユウジュ(無憂樹)。

「咲いてるよ」とクロネコさんから教えていただいたので早速見に行きました。

これでお釈迦様も無事、産まれてくることが出来ます。

王妃マーヤとお釈迦様誕生についてはこちらね。

右上にも咲いてるでしょ。

でもことしは花が去年より少ない。

このオレンジに近い黄色、緑の葉に映えるんだよね。

何となく尊い気になって手を合わせちゃいます。

小平の薬用植物園の温室にもあります。

丈が低いので見やすいかもしれない。

4、5月ごろだそうです。

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「まあ、きれい」

女性客が必ずといいっていいほど声をあげます。

なんとも神秘的なひすい色。

一見の価値はあります。

フィリピンの熱帯雨林が原産。

オオコウモリが受粉を助けるんだって。

このブルーはオオコウモリが好むんでしょうか。

マメ科です。


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名前はテコマンテ・ベヌスタ。

ノウゼンカズラ科。

幹から直接、花がついてます。

カカオも幹に小さな花が咲いて、果実出来る。

こういうのを幹生花、幹生果といいます。

上の方や葉が茂ったところでは、鳥や昆虫がきてくれない。

直接、幹に花や実をつけた方が、受粉などに好都合なんです。

いろいろ考えてます。


2013年2月15日 (金)

負けるな在来種!まことに小さいイヌノフグリ@野川公園

咲いてる場所は知ってるんですが、それでも目を凝らさないと見過ごしてしまう。

まるで点ですよ。

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これです。

右上の方にも咲いてるでしょ。

こういうときは一眼レフのいいカメラが欲しくなります。

接写でシャキッと撮ってみたい。

直径で5㍉かなあ。もっと小さいかも。

とんと見かけません。

わたしが知ってるのは、ここ野川公園だけです。

環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類(VU)になってます。

見かけたらいとおしんでください。


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比較のためにオオイヌノフグリ。

見るからに元気なキャッツアイです。

どちらもゴマノハグサ科クワガタソウ属。

そっくりでしょ。

元祖はどうして減ってしまったんでしょう。

キャッツアイに駆逐されたとか書いてあるけど、そうかなあ。

生育条件がやや異なるように思える。

元祖は岩の間など荒れ地を好むみたい。

キャッツアイは所かまわず。


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13日のセツブンソウは、真っ盛り。

こぼれタネでこんなに増えました。

公園内の群生地は3カ所。

野川公園の名物になりそうです。

  tulip   tulip  

ミスミソウのつぼみがぼこぼこ出てきました。

来週あたりには楽しめそうです。


2013年2月14日 (木)

レスリング除外は協会の怠慢@マチダが怒

まさかまさかのレスリングの五輪除外。

A大サッカー部OBのマチダさんは、「日本の協会は田舎のお殿様」と嘆いてます。

    annoy    punch     annoy


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五輪レスリング除外騒動。

完全にロビー活動の遅れです。

日本の協会は田舎のお殿様で、IOCの動きには全く疎い。

いつでもそうです。野球、ソフトでもニュースを事前にキャッチできないまま、お上の言うことに慌てふためくばかりでした。

何度も経験しているはずなのに何ら改善されていないのは、JOCの怠慢でもあります。

もちろんレスリング協会も同罪。

のんびり「レスリングが無くなるはずはない」とタカをくくっていたのでしょう。

責任重大です。いつでも泣きを見るのは選手です。


韓国なんてテコンドー保護のために政府要人がちゃんとロビー活動して危機を回避しています。

危ないとの情報を早くから入手して手を回したのでしょう。

これでメダル確保。したたかです。

あのサッカー選手にも銅メダルが渡されることになったのも、いち早く手を回したからです。

必死さが違いますね。

    soccer   soccer   soccer

ところで、内田の肉離れ。もう癖になっています。

指揮官は安心して使えなくなります。

選手生命にも大きくかかわってくる可能性もあるだけに厄介な故障と言えるでしょう。

                                 マチダ

2013年2月13日 (水)

超満員だった「知って備える立川断層」講演会@首都大学東京・山崎晴雄教授

午後4時半開始なので、余裕を見て小平市中央公民館に4時前に到着したんですが、ギリギリでした。

すでに入場開始していて、やっと最後列に座れました。

このためロビーにモニターを設置して、そちらにも収容。

定員150人のところ250人が聴講。

さらに、あきらめて帰った人が200人もいたそうです。

みんな関心が高い。9日のことです。

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人ごとじゃないですからね。

立川断層は近くの武蔵村山や立川市を通ってる。

山崎教授は、のっけから立川断層帯の重点調査観測チームの見解を批判します。

武蔵村山市・日産跡地での「榎トレンチ」掘削のことです。

「横ずれは前から指摘されていた。今ごろ発表するのは“予算”をつけてもらうため」

「あそこを掘ったって何も分かりはしません。反対したので調査チームから外されました」

「期待はずれで、誤った、支離滅裂な説明」

そういわれても素人には判断が出来ません。

どうやら山崎教授は、横ずれ判明で、震度6強の範囲拡大とする発表がお気に召さないようだ。


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これが横ずれの証拠とされる個所。

説明は、現地見学会その1その2その3をお読みください。

写真を見せてこんな例も示しました。

活断層が動いた真上の民家が倒壊してません。

「活断層の上だからといって地震動が大きいわけではありません」

「地震でもっと怖いのは火災です。そちらの対策の方が大切」

「関東大震災でも多摩地区の被害は軽微です」

「耐震対策をしておけば、そんなに恐れることはない」

そうは言われてもねえ。

阪神淡路大震災だって、活断層が動いて大きな被害をもたらした。

じゃ、次はいつ動くんだ。

山崎教授の見解は、5〜6000年が再来間隔。

2000年前に動いているので3〜4000年は動かない。

国は再来間隔が1〜1.5万年。

2〜1.3万年前に動いているので、いつ動いてもおかしくない。

学者によって見解が違うんじゃ、私らは判断できません。

ただ活断層が動いて危険なのは地盤の弱いところというのは一致してるようです。

地盤の軟弱なところは震動が増幅して伝えられるんです。

谷筋なんかは危ない。

関東大震災でも武蔵野より多摩丘陵あたりの被害が大きかった。

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参加者の頭は白いものが目立ちます。

巧みな話術に笑いも起きてました。

山崎教授はこんな発表をしてます。

東北電力東通原発などの耐震安全性をめぐってのワーキンググループの見解。

「2施設の沖合に考慮すべき活断層はない」。

これにはグループの中にも異論があった。

「断層が動いた証拠がある」。

取りまとめ役だった山崎教授は、こんな説明をしている。

「リスク評価と社会的影響を総合判断して、結論を出すしかなかった」。

簡単にいえば、原発推進のためには、あるものもないとした・・ということか。

教授は立川断層帯を構成する埼玉県側の名栗断層を活断層と認めてません。

このため強震域が縮小する。

「地震の規模は断層の面積に比例する」ためです。

講演は大変に興味深かったし、ためになった。

ですが、山崎教授の「風評化する活断層」などの見解は、何らかの意図があると見ていいでしょう。


2013年2月12日 (火)

関東ローム層の美しさにうっとり@立川断層「榎トレンチ」現地見学会・その3

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何を写してるのか?

立川ローム層ですよ。

美しい褐色の帯です。

武蔵野じゃ、ちょっと掘れば関東ローム層の赤土になるけど、

地層としてちゃんと見たのは初めてかな。

何層にもわたって、いろんな火山灰が降り注いだんだね。

主な供給源は富士・箱根火山。

こんなにくっきりと見えるなんて感動ものです。

大体、3〜1万年前(最終氷期の後期)に堆積したものです。

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その下は立川礫層。

多摩川が運んだ砂利の層。

立川断層が走ってるのは、この右側。

やや右あがりになってるでしょ。

断層がつくった坂です。

立川断層はスパッと段差が出来るんじゃなくて、地表部は広く緩い坂になってます。

礫層があるために、ずれが地表に達しないで、たわみとしてあらわれるんです。

これを撓曲(とうきょく)変形といいます。えへん!

断層が走ってる、この右側までローム層が残っていれば、もっとはっきりしたことが分かったでしょう。

残念ながら、振り起こしたために残ってません。

立川断層が最終的に動いたのは2〜1.3万年前。

その証拠が見られたはずなんです。


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これも何を写してるんだか。

旧残堀川の河床堆積物です。

日産の工場が出来るまでは、ここを流れてたんです。

褐色というか茶色が立川ローム層。

その上の黒っぽい帯が堆積物。

この帯も、いくつかの層に区分される。

この変化も立川断層の活動と考えられるそうだ。


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わたしの理解は小学生程度ですが、トレンチを掘ると実にいろんなことが分かる。

地層を見るのって、それだけでも楽しい。

でも現実的に立川断層は次にいつ動くのか。

国の地震調査委員会は1〜1.5万年間隔。

最終的に動いたのが2〜1.3万年前。

そろそろ次の周期に入ってると見る。

これに対して東京都は5〜6000年間隔。

2000年前に動いているので、今は周期の真ん中。

3、4000年は動かないという。

どっちが正しいのか判断基準を持ち合わせてません。

東京都評価の中心的な山崎晴雄・首都大学東京教授の講演を聴いてきましたので次回に。

    run   camera    run

現地見学会の「その1」はこちらです。

その2はこちら


2013年2月11日 (月)

ドドッと春が・キクザキイチゲ、ミスミソウ、アオイスミレも開花@野川公園

立川断層現地見学会などに行って留守にしてる間に一気に春になってました。

ホームグラウンドの野川公園は1週間ぶり。

先週は気配も感じなかったのに、開花ラッシュです。

てなわけで立川断層については、ひと休みね。

現地見学会その1はこちら

その2はこちらです。

首都大学東京の山崎晴雄教授の講演会も傍聴してきました。

これらは春の乙女たちが終わってから書きます。

ちょっとお待ちを。

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「アオイスミレが咲いてるよ」

屋外のベンチでお弁当を食べていたボランティアさんが教えてくれました。

だいたいの場所をうかがって自然観察園へ。

心がはやります。

それでも、見逃しちゃいけないとゆっくり足で、あたりを見回す。

紫色が目に飛び込んできました。

ほかの花に先駆けて咲いてくれるすみれはいとしい。

いくつになっても、春は待ち遠しい。

野の花が咲き出すと、うれしさもひとしおです。


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こうなると欲が出ます。

ほかにも咲いてるんじゃないかと。

あそこのミスミソウはまだかな。

先週はつぼみも持ってなかったけど。

ミスミソウじゃなくてキクザキイチゲが2輪。

落ち葉から清楚な白い花が顔を出してます。

まだ花茎が短いです。

花弁も伸びきってなくて、まだ赤ちゃんなんでしょうか。

かわいいね。


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ミスミソウは、発見できません。

でも、あきらめられなくて引き返して、ジッと観察。

葉のあたりをよく見るとつぼみを持ってる。

さらに見回すと、ありました。

あまりに小さいので最初はセツブンソウかと思ってました。

それにしては花弁(実はがく片)が厚ぼったいもんね。

園芸店ではユキワリソウって売られてます。

こうなると次々に咲き出します。

まさに春らんまん。

10日も最高気温は10度だったけど、日差しは暖かかった。

小学生の男の子なんか半袖Tシャツ1枚で両親と散歩してた。

    tulip   bud    tulip

ほかにセツブンソウ、フクジュソウ、ロウバイ、ソシンロウバイが見ごろです。


2013年2月10日 (日)

ここが横ずれ断層の証拠!@武蔵村山市の「榎トレンチ」現場見学会・その2

立川断層はこれまで逆断層とみなされてきたが、今回の調査で横ずれ断層の可能性が高いことが分かった。

なにが問題なのか。

この見解が正しいと、激しい揺れの範囲が広がり被害が拡大する恐れがあるんです。

従来は、多摩地域や埼玉県南部、神奈川県北部などの広い範囲で、震度6弱以上の激しい揺れになり、死者は6300人に達すると想定されていた。

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見学者が集まってるところの下にある白い岩みたいなのが問題の個所。

岩が縦になってるでしょ。

普通の堆積では、こんなふうにはならない。

横に積み重なります。

現地の説明には「この白色粘土塊が列状をなしているいる付近では、立川礫層の堆積構造に乱れが生じてます」

「このような構造は、断層変位で生じた断裂帯と考えられます」

とありました。

よくわかりませんが、横ずれの証拠ということでしょうか。

(注・その後、クイを打ったあとのコンクリ片を見誤ったと訂正)


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補足します。

N面は北側。

人工撹乱層は、工場建設で掘ったところ。

本来はローム層があるんですが削られてます。

下は立川礫層。

多摩川が運んできた砂利の層です。

確か、3〜5万年前、多摩川が流れてたんです。

もっと昔は埼玉県の飯能の方に流れていたそうです。

だんだん南下して今の流れになった。

立川礫層の下、つまり古い時期に断層が大きく動いたということでしょう。

現地の説明で何となく分かった気になったんですが、真っ向から反論する人がいました。

首都大学東京の山崎晴雄教授です。

教授は「横ずれは今になって分かったことではない」

「調査の報告は、期待はずれ、誤った説明、支離滅裂な説明」と非難してます。

なんだか分からなくなってしまいました。

ちょっと頭を整理します。

現地見学会の「その1」はこちらです。


2013年2月 9日 (土)

立川断層「榎トレンチ(調査溝)」現地見学会@武蔵村山市の日産工場跡地・前編

立川断層は縦ずれの逆断層ではなくて、横ずれ断層だった。

これがなにを意味するのか。地震の規模や間隔にどう影響するのか。

学者は「まだ分からない」と慎重だ。

じゃ、実際に見てみようじゃないか。

8、9日はトレンチの現場公開日。

西武拝島線の武蔵砂川駅からとことこ歩いて行ってきました。

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左上(北西)から右下(南東)の赤い線が立川断層です。

上の白い部分は狭山丘陵。

日産村山工場の跡地が調査地点。

現在の持ち主は真如苑プロジェクト。

何か関連施設がつくられるのだろう。

トレンチは、断層と直角に掘られている。

これで断層の平面が見られる。

会場の説明文によると、北は阿須山(あずやま)丘陵の下仁田峠付近から金子台、狭山丘陵西端、箱根ケ崎、砂川、旧立川飛行場、谷保、矢川をへて多摩川沖積低地まで伸びている。

長さ20㌔余の活断層。

1970年代に存在が明らかにされ、縦ずれ断層(逆断層)とみなされてきた。


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北東側から見たトレンチの全景です。

長さ250㍍、幅30㍍、深さ10㍍。

奥にかすかに見えるのが多摩の山々。

右側の盛り土の真ん中がへこんでるでしょ。

あそこの下に立川断層が通ってます。

本来は手前が盛り上がっていて、奥に向かって坂になっていた。

プリンス自動車(現日産)の工場を作るときに均してしまったんです。

名車プリンス・スカイラインはここでつくられた。

奥には残堀川が流れていた。

これも工場敷地の外に流れを変えている。

本来は断層に沿って断層崖の下を流れていた。

ここでおさらいをすると、

①将来マグニチュード7.4程度の地震が発生すると推定。

②その際に北東側が相対的に2〜3㍍高まるたわみや段差が生じる可能性がある。

③今後30年の間に地震が発生する可能性は、我が国の活断層の中ではやや高いグループに属する。

さらに3・11に関連して次の大地震発生確率が高まった活断層のひとつである。

概要を頭に入れて断層の真ん前まで進みます。

なんてったって250㍍もあるからね。

すぐには行けません。

2013年2月 8日 (金)

葉っぱのおくるみに抱かれた小さな花・ナギイカダ@薬用植物園(小平)

くっつけたんじゃありません。

葉から花が直接、出てるんです。

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こんなこともあるんだ。

自然は不思議だらけです。

葉が常緑樹のナギに似て、ハナイカダみたいに葉に花がつくので命名された。

ハナイカダは見たことがないので「へーえ」と声をあげちゃいました。

とはいっても葉に見えるのは、実は茎。

葉は退化して見えないらしい。

茎に花がつくんだからふつうのこと。

それが葉に見えるからややこしい。

しかも、この葉状のもの葉と茎の両方の役割を果たしているらしい。

赤い実も葉にくっついて出来るよ。

ユリ科ナギイカダ属。

地中海原産で明治初期に持ち込まれた。


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クチナシの実です。

みなさんはご存知でしょうが、わたしは初めて。

白い花も見たことないんじゃないかな。

見てても記憶にない。

認識して初めて、そのものが存在する。

我思う、故に我ありーーですよ。

台所の引き出しに袋詰めが入ってるな。

きんとんを黄色くするのに使う。

自分でつくった方が断然おいしい。

だけど裏ごししたり大変なんだよね。

たくあんの黄色もこれです。


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去年は工事中だった温室にも入ってみます。

ここのムユウジュは5月ごろに毎年、花をつけるそうです。

神代植物公園のは、ことしは気配もないから、こちらで見ようかな。

写真はコショウ。

大好きです。

挽き立ての香りは食欲を誘います。

この未熟な緑色の実を1週間くらい乾燥させたのが黒コショウ。

熟した赤い実を、水に浸けて発酵させ、外皮をむいて乾燥させたのが白コショウ。

知りませんでした。


2013年2月 7日 (木)

「俺が」の乾は“本田マインド”、モテ男大津にも期待@ラトビアに3−0快勝

開始から30分は「錆び付いていた」(ザック監督)けど、徐々に修正してロングパスで裏を狙えるようになりました。

特に後半、遠藤、前田が投入されてからは選手たちが躍動してました。

A大サッカー部OBのマチダさんは、それでも辛口。

「どこかに釜本はいないのか」と強力1トップの出現を望んでます。

    shoe    shoe    shoe

Dsc07333_2


前半はひどかった。

例によってバイタルエリア内でのパスが1、2本余計で前が詰まる“悪癖が”随所に見えました。

呼吸の問題でしょう。

ザッケローニ監督も連係回復のための試合と位置付けていたはず。

ラトビアは日本に自信を無くさせるほど恐ろしくはなく、調整台としてちょうどいい相手でした。


岡崎の1トップは無理です。

飛び込む形が得意なので、常に前を向いていたいタイプ。

真ん中で背を向けるのは向いていませんよ。

後半1列下がってプレーしたらちゃんと2ゴールですもの。

ただ、現時点で最もおさまりがいい前田1トップは、W杯においてどれだけ効果があるかは疑問です。

監督はとっくに本番での布陣を描いているわけで、4-3-2-1の場合の強力なトップを見つけだそうとテストを繰り返していると見ます。

どこかに釜本はいないのか。


前半の香川のヘディング、あれは何だ。

右からのクロスをドフリーで受けながら中へ折り返すとは。

本田を見たのでしょうけれど、試合前、自ら点を欲しがっていたのだからシュートしなけりゃ。

遠慮は禁物です。

後半のアシストはさすが。

パスのタイミングが絶妙というか、DFが守りにくい独特のテンポがあります。

後半は周りが香川感覚を思い出したのでしょう。


後半登場した乾の「俺が」のプレーは、スタイルこそ違え、マインドは本田イズムに通じるところがあって面白い。

点を決めていれば100点でしたかね。

大津の名が呼ばれて、あれほどスタンドから歓声が上がるとは、モテ男ですねえ。

ちょっと硬かったかな。

期待の新人、大きく育ってほしい。

相変わらず吉田のポカがありました。相手が相手なので失点にはつながりませんでした。

もう少しランクが上だったらどうなっていたか。

厳しいようですが少しのミスが許されないポジションなのです。

ビッグクラブに移るにしても堅実なプレーこそが一番のウリになります。

巧くなってきているのは認めます。

だからこそ五輪で韓国に敗れる一因になったことを胸に刻み込んで、もっと頭の中まで緻密になって欲しい。

                                 マチダ

2013年2月 6日 (水)

コセリバオウレンもかわいいよ@小平・薬用植物園(東大和市駅徒歩3分)

「咲き出したよ」

“草”から連絡が入りました。忍者が、時には何世代も土地に根付かせておく正体を隠した仲間のことです。

いざというときに忍者の働きをする。「カムイ伝」で読んだのかな。

というのはウソ。薬用植物園でガイドボランティア(花咲き案内人というようだ)をしてるキミコさんに頼んでたんです。


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「ここです。ほらあそこ」

目を凝らしてよ〜く見ると白い花が。

落ち葉と比較してください。

とっても小さいです。

小・芹葉・黄連。キンポウゲ科。

ま、葉はセリみたいだよね。

日本特産の常緑の多年草。

太平洋側に分布してるようだ。

よく見ると花びらが湾曲してシナを作ってる。

この妖婉さに引かれるんだよね。

といって見るのは初めてです。


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「こちらへどうぞ」

花咲き案内人がいるから、ついて行けばいい。

こっちはセリバオウレンです。

「コ」がついてない。

葉が大きいですかね。

こちらは本州と四国に分布。

雄花、両性花、雌花があるようですが、遠いので区別がつきません。

まだ咲き初めです。

一帯がセリバオウレン。すごい群落です。

いっせいに開いたら見事でしょう。

1週間くらいしたら、また来てみましょう。


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近寄ると、ほんのりと匂ってきます。

ニオイスミレが鉢植えで置いてありました。

1㍍くらい離れても風に乗って花をくすぐります。

西アジア、欧州あたりの原産。

香水にするんだよね。

   bud    bud

園内ではフキノトウも顔を出してました。

もちろんセツブンソウも。

春が押し寄せてます。


2013年2月 5日 (火)

高校の後輩、堀越君の思い出・惜しまれる団十郎の死

A大サッカー部OBのマチダさん、OB会出席など、元気にしてるようです。

団十郎さんは高校の後輩だったんですね。

半世紀前の小さな思い出を送ってくれました。

    mail    mail    mail

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キックオフの会は90人以上が参加して盛会でした。役員紹介とつまらない挨拶が多いのを除いてはね。

ところで先日亡くなった団十郎は演出家としても凄い才能を持っていたのではないでしょうか。

彼、堀越君は僕の高校の1年後輩です。

僕が3年の文化祭でのこと。

堀越君のクラスが「父帰る」を演じました。

すでに新之助として歌舞伎の舞台に立っていましたが、発表された出演者には彼の名前はありません。

「プロだからそう簡単に関われないのだろう」。

僕は勝手にそう思い込みながらも、上演当日、冷やかし半分で講堂へ足を運びました。

出来栄えは見事の一言。

客席を完全にのみこんでいました。

とても素人芝居とは思えません。

一緒にいた女子をちらりと見ると涙を流していたほどです。

万雷の拍手の後、場内アナウンスがあり、またビックリ。

演出、効果とも堀越君が仕切ったとの事後報告でした。

舞台を成功に導いた力量。

表に一切出ず裏方に徹した矜持。

まだ17歳の少年がですよ。

生半可じゃありません。

以後、彼を梨園の御曹司ではなく、演者として見るようになりました。

惜しい。

荒事がお家芸ながら、立居振舞いはおおらかで品のある役者として最高峰に君臨し、一方では演出家としてとてつもない力を発揮したはずなのに。

「団十郎死す」に50年ほど前の小さな話を思い出しました。

女子柔道の問題。

声をあげた15人の言うことがすべて正義なのか、多少疑問です。


むろん何があっても男が女を殴るのはやり過ぎです。

ただ体罰やプライドを傷つけられたことを勝てなかった要因にしているようにも聞こえます。

死に物狂いで戦い、勝ってから文句を言えばカッコ良かったと思うけれど。

                                   マチダ

神々しいサザンカ&石器時代にも焼き鳥?いせや@井の頭公園

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真ん中が輝いてるぞ。

翁は近づいてみます。

黄金のシベかも。

それとも、サザンカ姫でも産まれるかな。

木漏れ日がちょうどシベに当たってるんです。

こんな瞬間にぶつかるんですねえ。

吉祥寺で買い物やら用事を済ませて井の頭公園へ。

焼き鳥屋「いせや公園店」の工事現場からは石器時代の遺跡が出たんだよね。

およそ1万5000年前の後期旧石器時代末期のもの。

しかもこぶし大の石を集めた調理場。

石をたき火で熱して、動物の肉などを焼いたりしてた「かまど」のようなものらしい。

報じた朝日新聞の見出しが「いせや公園店、石器時代も焼き鳥?」

吹いちゃいました。

「いせや」のもうもうたる煙は名物ですからね。


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池の端ではニホンズイセンが咲いてました。

名所の越前海岸から贈られたものです。

ちなみに他の群生地は伊豆下田の爪木崎、兵庫県淡路市。

ニホンとなってるけど原産地は中国。

それが証拠に学名はNarcissus tazetta var. chinensis。

フサザキスイセンの変種とされている。

やってきたのは平安とも室町とも言われてる。

わりと新しいんだね。


2013年2月 4日 (月)

セツブンソウの花弁はど〜れだ?@野川公園

3日は深大寺の豆まきはパスして野川公園の植物観察会。

小平の薬用植物園のガイドボランティアをしてるキミコさんも参加してました。

キミコさんにはコセリバオウレンの開花状況を知らせてもらってます。

1週前の情報では花芽が5㍉ほどだそうです。

白い花がかわいいんです。

咲いたらいくぞ!

さて、お勉強。観察会で教わりました。

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セツブンソウです。

100本以上咲いてます。

みんな、こんなに咲いてるのを見たことないのでびっくりしてます。

白い花びらに見えるのは、花弁じゃありません。

がくです。

これはよくある話。

真ん中の薄紫は雄しべの葯(やく)。

薄紫に混じって、突き出てる色違いが雌しべ。

花はどこへ行った?

♬Where have all the soldiers gone?
Gone for graveyards every one.

と歌ってるけど、お墓じゃないよ。

雄しべの周囲に先っぽが黄色いのがあるでしょ。

これがそうなんです。

しかも蜜腺に変化してる。

不思議なもんです。


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ザゼンソウも咲いてました。

大分、水が温んだんでしょうねえ。

ハンノキの雄花も盛大に垂れ下がってます。

枝をゆすると花粉が飛ぶのが見えます。

杉だってもう飛ぶらしいからね。

この木もハンノキ花粉症が出るようです。

風のないうららかな日。

前日より10度近くも気温が下がったけど、少しも寒くない。

いい季節になってきました。


2013年2月 3日 (日)

ふわふわ毛に包まれてあったかそうなネコヤナギ@神代植物公園

知ってるというのは錯覚で、実は天才バカボンの歌で、その気になってただけかもしれない。

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でも、これを知らないわけじゃない。

ガキの頃にはよく見てた。

水辺に生えるというから、どこだろう。

野川の岸辺にでもあったんだろうか。

近ごろはあまり見ないよね。

冬芽のシャッポを脱いで、暖かそうな毛に覆われた花穂が出てます。

でも、まだ花じゃないよね。

この中から葯を伸ばして花をつけるのか。

よくわかりません。

雄株か雌株かも不明。

引き続き観察です。

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1月31日に半開きだったフクジュソウは満開になってました。

咲き出すと早いね。

あせらなくても大丈夫。

この一画だけですから。

本隊はようやく芽を出したところ。

9、10、11日の連休あたりが見ごろなんじゃないか。

神代植物公園では、ことしから梅まつり(2月9日〜24日)も開催するそうです。

10日には箏(大平光美)とフルート(落合崇史)、17日には二胡(太田久遠)のミニコンサートがあります。

新任なのか、園長さんがやけに張り切っていて、いろんなイベントを企画してるみたい。


2013年2月 2日 (土)

きれいなピンクだねアサヒカズラと香るラン@神代植物公園

温室に香るランが展示してあるようだ。匂いを確かめなくちゃ。

その前にひと回り。キンカチャはそろそろ終わり。

去年、初めて咲いたムユウジュだけど、ことしは花をつけそうもない。

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スイレン池の植え込みに、見たことないのが絡まってる。

かわいいピンクだねえ。

♬自分で言うのもヘンだけど
今日はなんだかキレイです

ほ〜ら 春咲小紅 ミニミニ 見に来てね
陽だまりかげろう ユラユラ春の夢     (矢野顕子「春咲小紅」)

そんな気分でしょ。

口紅のCM曲だったかな。

詞は糸井重里。

花の名前はアサヒカズラ。メキシコ原産。

英語じゃChain-of-love(愛の鎖)。

小さなハート形の花が連なってる。

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カタセツム・グレース・ダン“チャズ・フォード”とかいうランです。

ふれこみは、香るラン。

うーん、なんか匂うが、なんとも微妙。

不快じゃないが、また嗅ぎたいとも思わない。

人によって好みは分かれるようです。

ショウガのような、ニッキとレモンを混ぜたような・・だそうです。

白くもじゃもじゃ出てるのはシベなんでしょうか。

サギに見えなくもない。

こんなランもあるんですね。


2013年2月 1日 (金)

追悼若松孝二、その光と影の果てに@映画芸術2013年冬号

恒例のベストテン&ワーストテンと若松監督の追悼特集。

ワーストも選考するのが小川徹編集長時代からの特徴。

ことしは園子温監督の「希望の国」「ヒミズ」が1、2位。

それだけ期待されてたということでしょう。

ベストワンは「かぞくのくに」。

メジャー系はどっちにも入って来ない。

ほとんど無視状態。これじゃあかんよね。

マイナー好みをうならせるようなメジャー作品は出て来ないのか。

観客と映画雑誌の指向のズレはいかんともし難い。

Dsc07227

ここまではイントロ。

追悼の売りは、往年のスタッフたちによる座談会「境界なき虚像と実像」。

メンバーは足立正生、沖島勲、福間健二、小水一男、秋山道男、高間賢治、荒井晴彦の7人。

60年代中ごろから70年代初頭の黄金期のスタッフだ。

すごかったねえ。あのころの若松プロの疾走。

わたしは「狂走情死考」の印象が残ってる。

座談会では、作品ごとのエピソードとともに監督の実像が語られる。

それはまるで町工場の因業社長。

パレスチナから強制送還されて出所した足立さんを慰労する。

なにをごちそうしたと思います?

天丼なんだけど、「てんや」です。

考えつかないよね。

助監督が昇進して1本撮る。

予算は300万。ピンク映画だからね。

若松さんは黙って130万をさっ引く。プロデューサー料として。

残りは170万。これでよく撮ったよね。

沖島さんは、これで「ニュージャック&ベティ」をつくった。

傑作だった。

要するにケチというか常人にはない金銭感覚。

金のありがたみが身にしみてたのかね。

あとは本屋で立ち見でもしてください。

それと若松さんの葬儀の式次第が、別の人の式に思えた。

足立さんが「やっぱり若松プロは新若松プロになってたんだ」と発言する。

すとんと腑に落ちました。

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