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2013年2月 1日 (金)

追悼若松孝二、その光と影の果てに@映画芸術2013年冬号

恒例のベストテン&ワーストテンと若松監督の追悼特集。

ワーストも選考するのが小川徹編集長時代からの特徴。

ことしは園子温監督の「希望の国」「ヒミズ」が1、2位。

それだけ期待されてたということでしょう。

ベストワンは「かぞくのくに」。

メジャー系はどっちにも入って来ない。

ほとんど無視状態。これじゃあかんよね。

マイナー好みをうならせるようなメジャー作品は出て来ないのか。

観客と映画雑誌の指向のズレはいかんともし難い。

Dsc07227

ここまではイントロ。

追悼の売りは、往年のスタッフたちによる座談会「境界なき虚像と実像」。

メンバーは足立正生、沖島勲、福間健二、小水一男、秋山道男、高間賢治、荒井晴彦の7人。

60年代中ごろから70年代初頭の黄金期のスタッフだ。

すごかったねえ。あのころの若松プロの疾走。

わたしは「狂走情死考」の印象が残ってる。

座談会では、作品ごとのエピソードとともに監督の実像が語られる。

それはまるで町工場の因業社長。

パレスチナから強制送還されて出所した足立さんを慰労する。

なにをごちそうしたと思います?

天丼なんだけど、「てんや」です。

考えつかないよね。

助監督が昇進して1本撮る。

予算は300万。ピンク映画だからね。

若松さんは黙って130万をさっ引く。プロデューサー料として。

残りは170万。これでよく撮ったよね。

沖島さんは、これで「ニュージャック&ベティ」をつくった。

傑作だった。

要するにケチというか常人にはない金銭感覚。

金のありがたみが身にしみてたのかね。

あとは本屋で立ち見でもしてください。

それと若松さんの葬儀の式次第が、別の人の式に思えた。

足立さんが「やっぱり若松プロは新若松プロになってたんだ」と発言する。

すとんと腑に落ちました。

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