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2012年12月23日 (日)

田道間守が持ち帰った不老不死の実@神代植物公園

夏みかん、みかん、ゆず、きんかんはよく見かけますが、東京じゃタチバナを見たことがない。

酸っぱくて食べられないようだし、温暖な地の分布ですからね。

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大昔には、常世の国まで命がけで採りにいった。

垂仁天皇が、田道間守(たじまもり)に「非時(ときじく)の香菓(かくのみ)を求めて来よ」と命じた。

田道間守が戻ってくると、すでに天皇は亡くなっていた。

このトキジクノカクノミは、いつでも香りの良い木の実のこと。

不老不死の実とも信じられていたんでしょう。

常世の国は済州島とも言われています。

日本書紀では「今橘と謂うは是なり」という。

タチバナだったら日本にもあるじゃないか。

そんなヤボなことを言ってはいけないようです。

ミカン類が貴重だったんでしょうね。

ただ、常陸風土記に「多く橘を蒔(う)ゑて、其の実味(うま)し」とあるから、違う種類を橘と言っていた可能性もある。

江戸時代になっても紀伊国屋文左衛門が、ミカン船で財を成している。

とにかく「橘は常世の国の木」なので貴族の館には必ず植えられた。

御所の紫宸殿の左近の桜、右近の橘も有名ですもんね。

でも、トキジクノカクノミって言うと、神秘性が増します。

言葉の響きって面白い。

これが10世紀の「竹取物語」になると金銀に変わります。

同じ木でも、かぐや姫が車持皇子に要求したのは「蓬莱の玉の枝(根が銀、茎が金、実が真珠の木の枝)」。

時代につれて意識も変化するもんです。

にわか勉強でした。


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コメント

そういえば橘を見たことはないです。
非時香果(トキジクノカクノミ)…神話の世界、このページを閉じたら
即刻、忘れそうですが、にわか勉強も背景(素養)があってこそですよ。
素晴しいです。
クイズ王になった宮崎美子さんは、この漢字を読めるでしょうか?
漢字は素晴しいと思います。非時香果も読める自分でいたいので
書きとめました。(その紙をなくさないように)coldsweats01

かたつむりさん。

ミカン類が成ってるって、結構好きです。

満たされた感じがするんですよ。

そこらへんに植えられている夏みかんは酸っぱいですよね。

でも、それが好き。

甘夏よりも、昔の夏みかんがいい。

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