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2012年11月 3日 (土)

平賀源内が育てた?絶滅危惧種トラノオスズカケが群生@自然教育園・目黒駅歩8分

なんかスズカケソウに似てるのがあるなあ。

絶滅危惧1A類だぞ。何気なく生えてるわけはないな。

そこは通り過ぎて、なおも行くと同じ草にトラノオスズカケと札が。

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おおっ観察眼がついてきてるぞ。亜種か変種だな。

スズカケソウは徳島、岐阜の一部に自生してるが、

こちらは四国と九州の一部。

紀伊半島にはキノクニスズカケもあるらしい。

いずれもゴマノハグサ科クガイソウ属。

もちろん絶滅危惧種です。

ここ自然教育園のトラノオスズカケは1932(昭和7)に牧野富太郎博士が発見した。

しかし戦後には絶滅したと思われていた。

それがなんと2007年に芽生えが確認され、翌年に開花したんです。

その喜びが想像できるなあ。

高木が枯れ死したために日が射すようになり、休眠していたタネが発芽したと見られています。


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「トラノオ」は一般的に穂状ですが、これは虎の短いしっぽ。

葉や茎に毛がなく葉裏が紫だそうです。

花の色も赤みがかってるかな。

←これは神代植物公園のスズカケソウ。

ところで誰が植えたんでしょう。

ここは松平讃岐守(香川)の下屋敷。

薬草に詳しい高松藩士の源内は、薬園をつくった。

故郷から種子を運んでトラノオスズカケも植えた。

ーーというのが自然教育園の推理です。

小中陽太郎氏の小説「跳べよ、源内」に出てくるそうです。

離藩を認められた源内が下屋敷を訪れ、

トラノオスズカケに「達者で暮らせよ」と別れを告げる。

開花は9月中旬。

来年また訪ねよう。


Dsc06129

目黒通り沿いの入り口を入ると、もう別世界。

最寄りは目黒駅ですが住所は港区白金台。

「地下鉄の地上を歩く会」で先日、うろうろしたばかりの「ねむの木の庭」などの近くです。

面積は6万坪(20㌶)。

池や湿地もあり四季折々の武蔵野の自然が楽しめます。

4、500年前の中世に「白金長者」が館を構えていた。

当時の土塁が残されている。

長者についてはよく分かっていない。

江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷。

明治の世では陸海軍の火薬庫。

大正では白金御料地。

この間は一般人は中に入っていない。

このため都心ではまれに見る自然が残されたというわけ。

昭和24年に全域が国の天然記念物および史跡に指定され、同時に一般に公開されるようになった。

正式名称は国立科学博物館附属自然教育園。

かたつむりさんのブログで教わってすぐの10月31日に行ってきました。


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コメント

多摩散歩人さん、こんばんは!
すご~い行動力!早速行って来られたのですね。
木立の写真、見事ですsign03とっても、いいです!
自然教育園の雰囲気が十二分に伝わって来ます。

トラノオスズカケ、聞いたこともありません。
さすが多摩散歩人さん…ですね。

早春に薄紫色の雪割一華の群生を見に行ったことが
あります。来年のお楽しみに如何でしょう?

都内に用事があったので、すぐに行きました。いいとこですねえ。
ユキワリイチゲの群生、さっそく手帳にメモしました。

なんだか早春の花の方がいとおしいですね。
少しずつ咲き始めると、ようやく寒さから開放されるという喜びを花に仮託してます。

トラノオスズカケは茎からも根が出るので増殖中。
短い虎の尾状がきっとかわいいよ。

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