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2012年11月30日 (金)

定年オヤジのうまいもん旅・南あわじの3年とらふぐ

ぜいたくな定年オヤジです。

南あわじの「休暇村・南淡路」でたらふく「ふぐ」を食べてきたという。

JRの三ノ宮からバスだと1時間半で行っちゃうんですね。

「プレミアム懐石」は1泊2食つきで2万1980円。

写真を見てくださいよ。宿には温泉もあって、これなら、たまのぜいたくをする価値は十分にありそうです。

間もなく定年を迎えるキノシタがルポを送ってきました。

      fish     fish     fish

フグ、カニの恋しい季節がやってきた。

養殖ながら、下関で揚がった天然トラフグにも負けないものを淡路島で食べさせると聞いて、兵庫県南あわじ市を訪ねた。

2_2


渦潮で知られる鳴門海峡に口を開いた福良湾で、通常より1年長く、3年をかけて養殖されたトラフグを「淡路島3年とらふぐ」と称する。

昨年、天然ものと変わらない肉質、味などを理由に商標登録されている。

これからの季節、島内の主なホテルや旅館で味わえるが、福良湾と鳴門海峡の両方が一望できる丘の上に建つ休暇村・南淡路を選んだ。

景色も味のうち。3年とらふぐに関しては周辺より一足早く、10年ほど前から提供しているという。


 
鳴門海峡は春の桜鯛でも知られているが、この時節ならばフグに軍配があがるのではないか。

フグ料理のコースは、「ふぐ懐石」「プレミアム懐石」のふたつが用意されている。

品数に多少の差はあるが、要するにプレミアムはすべて3年もので、通常の懐石はてっさ(フグ刺し)、てっちり(フグ鍋)のみに3年ものが使われているということのようだ。

てっさは厚からず薄からず。色つやも良く、処理技術の確かさを思わせる。

アルコールで口中を洗ってから3~4切れまとめてかみしめると、ポン酢を触媒に魯山人言うところの「無味の味」が広がった。

やや難解にすぎる気もするが「味が味として人に分かるのは、本当の味ではない」というのが、魯山人の美食哲学だ。

鍋用の身は大ぶり。

一般には、てっさよりも天然ものとの差が出やすいとされるが、判別できるとすれば余程の通だろう。

醤油ほどにポン酢にこだわれば、それも難しくなりそうではある。

Photo

翌日、福良湾に浮かぶ養殖場を見せてもらった。

案内してくれた福良漁協の前田若男組合長によれば、トラフグの養殖を始めたのは約30年前。

初めは800㌘ほどの2年ものとして出荷していたが、安い中国産などに押されて採算が合わなくなり、歩留まりが悪くなるリスク覚悟で1・2㌔以上の3年ものに踏み切った。

15年前のことだという。

「実のところ、成長が悪かったものを1年余計に育てたら、思いのほか評判が良かった。それからなんですよ」。

動きの鈍いフグは寄生虫が付きやすく、ストレスにも弱い。

イカナゴなどエサの与えすぎも肝臓に負担がかかって厳禁。

極端なケースでは余計な1年で半減することもあるようだ。

商標登録にこぎつけるまでの試行錯誤は容易に想像がつく。

「地元旅館の女将から聞いたのですが…。着いた時にはけんか状態だったご夫婦がフグを食べた後は仲直りされて、幸せそうに帰っていかれたとか。

フグには人に福をもたらす効用があるのでしょうか。そんなエピソードを聞くと、もっと努力しなくてはという気になりますね。まだまだ天然ものには及びませんから」


てっちりのように心と体が温まる、ちょっといい話。定年も近いことだし、今のうちに女房殿でも連れてこようか。

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<メモ>福良へはJR三ノ宮駅前からバスで1時間33分。大人片道2200円。

休暇村・南淡路の「ふぐ懐石」は1泊2食付き大人1万6980円、

「プレミアム懐石」同2万1980円。日帰りプランもある。

福良バス停から無料シャトルバスが出ている。問い合わせ=同村℡0799(52)0291。


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コメント

至福の旅delicious
羨ましいです~。
ふぐを持ってる人は、多摩さん?
長靴を履いてるから漁師さんですよね。
「動きの鈍いフグは寄生虫が付きやすく、ストレスにも弱い」深い…。
「転石苔生えず」を思い出しました。
いろいろな意味合いがありますね。

かたつむりさん。

フグを食べにいったのは私じゃないんです。

不明瞭だったかな。

でもたらふく食べたいな。

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