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2012年11月10日 (土)

これ、な〜んだ・菊を運ぶ道具だよ@神代植物公園

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竹筒には水が入ってるんでしょう。

これで菊を運ぶんです。

ほかの花でもいいんですが、江戸っ子は菊のためにこんな道具をこしらえたんです。

旦那や隠居はこの箱を下げて、いそいそと出かけた。

「菊合わせ」が開かれるんです。

いい言葉ですね、菊合わせ。

新種の品評会やコンテスト。

旦那たちは、我こそと勇んで会場に向かったことでしょう。

花箪笥(はなたんす)と呼びます。

とても美しい響き。

現代には失われてしまった優雅さがただよってます。

年に1度の菊合わせのためにこしらえたんですね。

菊花展開催中の神代植物公園の植物会館に展示されてました。


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こちらは籠かきみたいに前後にぶら下げます。

植木の行商がこうして持ち運んで売り歩いたんです。

粋な商売道具ですね

初夏には朝顔かな。

売り声はなんて言ってたんでしょう。

聞いてみたいな。

《NHKのEテレで小三治が落語「甲府い」を演じてました。

豆腐屋の売り声「豆腐い ごま入り がんもどき」

これが下げになる。

「甲府い お参り 願ほどき」》

菊が流行したのは正徳・亨保年間(1711〜1735)の京都。

菊見物が、文人たちのみやびな楽しみになり、法外な値で取引もされた。

勝ち菊(入選花)の一芽が1両から3両3分。

いまの貨幣価値でどのくらいなんでしょうか。

菊が伝わったのは奈良時代。

重陽の節句の文化とともにもたらされた。

それで、まず京都なんですね。

江戸でも幕府が重陽の節句を広めたために菊が庶民にも身近になっていた。

上方の菊合わせの流行は亨保には江戸にも広まった。

巣鴨には菊専門の植木屋が大規模な菊花壇をつくって見物客で賑わったという。


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江戸時代に一番人気があったという丁字菊。

(チョウジギクという種類もあります。別物です)

内側の花弁が盛り上がって咲くのが特徴です。

ダリアみたい。

菊の流行については、私が調べたわけじゃありません。

神代植物公園開園50周年特別展のパンフレット

「徳川三代将軍から大名・庶民まで、花開く 江戸の園芸文化ーその保全と継承ー」

にお世話になりました。


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ついでに色違いも。


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コメント

時代によっていろいろ違うようですが、大雑把には1両10万円といわれているようですが…。戸塚の純ちゃん

戸塚の純ちゃん、いつも見てくださってありがとう。

10万円、趣味というのは金に糸目をつけなくなるんですねえ。

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