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2012年10月の記事

2012年10月31日 (水)

「ねむの木の庭」のプリンセス・ミチコにご対面@地下鉄の地上を歩く会・都営浅草線

地下鉄路線の上を気ままに歩いてあちこちうろうろ。

都営浅草線の2回目は戸越からスタート。

戸越公園に寄ってから山手線の内側に入り島津山から池田山をめぐる。

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そんな山は聞いたことがない。

あるんですよ。

五反田駅から10分ほど。

NTT東日本関東病院(昔の逓信病院です)の前の坂を上がっていくと池田山です。

住宅じゃないです。お屋敷。

分割して売り出してる土地があったが、見当で坪200万から250万円。

50坪で1億円ですが、そんな小さなお屋敷はない。

みんな200坪以上でしょう。

一画が公園になってます。

「ねむの木の庭」です。

ガラスの塀で中が見通せるしゃれたつくりです。

旧正田邸です。

美智子さまが高校時代につくられた「ねむの木の子守歌」にちなんで名づけられた。

相続税の一部として物納されたのを品川区が国からもらい受け2004年に開園。

ちゃんとねむの木があります。

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あいにくの雨ですが、この庭でこれが咲いてるのを見たかったんです。

プリンセス・ミチコ。

まだ咲いててくれました。

記憶がよみがえる。

わが家も、ご成婚のパレード(1959年)が見たくてテレビが入った。

モノクロだけど、ホコリがつかないようにビロードのカバーがかけられていた。

日本中がミッチーブームに沸いた。

晩秋なのに、いろんな花が咲いてます。

それぞれの花には皇后陛下のお歌が添えられてます。

「剪定のはさみの跡のくきやかに 薔薇(そうび)ひともといのち満ち来ぬ」

「花曇かすみ深まるゆうべ来て リラの花房ゆれゐる久し」

そうした花を集めたんでしょうか。

一帯は岡山藩池田家の下屋敷があったことから池田山と呼ばれている。


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この前に訪ねたのが島津山。

谷筋を桜田通りが走り、ここも坂を上がる。

もっとも高いところに建っているのが清泉女子大学。

入り口からして森閑としてる。

いかにも深窓の令嬢が集いそう。

本館は、建築家ジョサイア・コンドルが設計したイタリア・ルネサンス様式の洋館。

旧島津公爵邸で大正時代に建てられた。

開放日に事前予約してないと入れません。

大学のぐるりは、普通のお屋敷。

昭和初期の金融恐慌で島津家も打撃を受け、売却したんだ。

2万8000坪が8000余坪に狭くなった。

第二次大戦中には日本銀行に売却、戦後は占領軍の将校宿舎として使われていた。

江戸時代は仙台藩伊達家の下屋敷です。

薩摩と伊達の力関係がうかがえます。

清泉が横須賀から移転してきたのは昭和37年(1962)。

    foot    foot    foot

次は富士山の龍脈が通るパワースポットへ行きます。

2012年10月30日 (火)

スミレの返り咲き、見っけ@神代植物公園

なにスミレだろう?

山野草園に一本だけ花をつけてました。

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アオイじゃないしタチツボでもない。

この春に一生懸命覚えましたからね。

少〜しだけ判別ができる。

分からないことは訊くに限ります。

デジカメ画像をボランティアさんに見てもらう。

葉も見てもらったんですが、はっきりしない。

もう一度、山野草園に戻ってじっくり見てると、

詳しい方を連れてきてくださいました。

「これはコスミレだよ」

あっさり解決。

「返り花」ですね。

「忘れ花」「帰り花」ともいう。

かたつむりさんのブログで教えてもらいました。

狂い咲きじゃかわいそうですもんね。

で、一句。

かへり花 なにやらゆかし すみれ草 (盗作)


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ダイモンジソウです。

植物会館前の鉢植えですけど。

園内では見られない花や珍しい品種などを展示してます。

バックヤードで育てて季節に合わせて飾ってくれるので名前を覚えるのに重宝してる。

山地の渓谷などが自生地なので見たことがない。

奥多摩でも見られるようだ。

滝のそばを目指せばいいのかな。

いつかのお目見えを楽しみに、しばしこれで我慢。

愛好家も多く園芸種も数多くつくられてる。

紅は園芸種でしょうか。


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シロバナもあります。

神代植物公園ではバラフェスタも終了。

31日からは菊花展が始まります。

新宿御苑も菊展示の準備をしてた。

こちらは11月1日から。

皇室ゆかりの菊のようだ。

菊が皇室の紋章と定められたのは明治元年(1868)。

宮内省はその後「観菊会」を催し、一般開放前の新宿御苑でも行われていたそうだ。

信濃町(注・宗教じゃないよ。特に記す)に用事があるのは前日の10月31日だ、惜しいなあ。


2012年10月29日 (月)

悪名高きセイタカに押されて影が薄いアワダチソウ(アキノキリンソウ)@野川公園

のれんを貸してひさしを取られちゃいました。

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本人の了解を得たわけじゃないんですが、勝手に名づけられてしまいました。

別名アワダチソウ。

お酒が発酵するときの泡立ちに似てるらしい。

仕込みのシーズンですものね。

酒造用のコメの全袋検査が滞り、福島県内の蔵元が新酒の仕込みに入れない状態が続いているそうだ。

原発事故は何も収束してないんです。

本名はアキノキリンソウ。

こっちの名前はベンケイソウ科の花に似てるので。

オリジナリティーを認められてないんだ。

なんか影が薄いね。

最近はそうでもないけど大手を振ってるのはセイタカアワダチソウ。

米の作付けができなかった田んぼは一面の黄色。

見事なほどに黄色で覆われてる。

セイタカアワダチソウがのびのびと育ったんです。

セイタカは野川の土手にいっぱいあるから花を比べてみよう。

昔は花粉症の犯人にされましたが、そうではないらしい。

虫媒花ですから花粉はそんなには飛ばない。

どちらもキク科アキノキリンソウ属です。


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ノササゲのサヤです。

いい色です。

人工的にこんな色は出せないでしょう。

見とれちゃいます。

サヤが剥けると丸い実がのぞけるんですけど、

これもたとえようもないむらさき。

早く実が見えないかな。

楽しみにしてます。


2012年10月28日 (日)

秋のお花見ならここがベスト満開のサクラ!イイギリの赤が鈴なり!@野川公園・二枚橋方面

寝とぼけたことを言ってるんじゃありません。

これを見てください。

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満開でしょ。

先週は新宿御苑、今週は神代植物公園を見てきました。

咲いてはいるんですがチラホラ。

そういう咲き方なんだと思ってました。

いつもはこっちまで足を伸ばさないんですが胸がざわざわ。

恋人たちの予感(ビリー・クリスタル、メグ・ライアン)じゃなくて、花盛りの予感。

胸騒ぎのときめき--的中です。

秋の桜でも、こんなに咲くんですね。


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数本あるけど、この木が一番です。

ジュウガツザクラです。

おじさんおばさんのグループも写真を撮りまくってます。

場所は二枚橋の近く。

芝生に座って花見ができるよ。

道路向かいのゴミ焼却場はもう跡形もなく取り壊されてます。

現在は整地作業中。

なにができるのかな。

遠くを見ると鈴なりの赤い実が見える。

なんだろう?

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あの実のつきかたはイイギリだな。

大きな木なので、たいていは上の方に実がついてる。

間近にする機会は少ないんです。

写真を撮ってたおばちゃんから訊かれちゃいました。

「これなんですか?」

こっちが教えてもらおうと思ってたのに。

ーーイイギリですよ。

言いよどんでは男がすたる。

「そうね、葉が桐だわ」とおばちゃん。

「菱山さんの歩く会で教わったことがあるわ。すぐに忘れちゃうの」

ーー菱山さんて菱山忠三郎さん?

やっぱりそうだ。わたしが持ってる「持ち歩き図鑑 身近な野草・雑草」の著者。

八王子で林業を営んでて高尾山にも詳しい人だ。

歩く会があるんだったら参加したいな。

       cherry    cherry

話は戻って、ここのは枝が垂れ下がってるので目の高さで見られる。

新宿御苑では遠かったのでじっくり観察。

イイギリのイイは、飯です。

昔、これでご飯をつつんだ。

殺菌作用があるのかな。

有間皇子もこれでつつめばよかったのに。

「家にあれば 笥(け)に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る」

悲しい歌です。

もう処刑を覚悟してたんでしょう、都の生活には戻れないと。

椎のように硬い葉だから悲劇が強調されるのか。


花開くか神戸の都倉@マチダのJ

おなじみA大サッカー部OBマチダさんのJリーグチェック。

    shoe     shoe     shoe


《G大阪1-1広島》 降格圏と優勝を争うチームの対戦は意外?にガンバがうまい試合をしました。

まず前線でプレスを仕掛けパスの出所を押さえます。

その後、自陣へサッと戻って引き気味に構えます。

つまり、自分の目の届く範囲でプレーをさせるように仕向け、広島の裏攻撃を封じました。

これが奏功、一時は1-0とリード、降格圏脱出かと思わせたのに…。

勝ちきれないところが今年のガンバの力でしょう。

苦しんだ広島はどうにか引き分けに持ち込み、ダテに首位にいるわけではないところを見せました。

    foot     foot     foot

《神戸3−3川崎F》 神戸・都倉賢のヘディングはいいですね。

川崎F-草津と流れ、10年に移籍して3年目。

187㌢で滞空時間のあるジャンプが魅力です。

まるで名古屋の闘莉王みたい。

26歳の中堅選手。西野監督下にあって花開くか楽しみです。


                         マチダ

2012年10月27日 (土)

カリンがたわわに・諏訪湖を思い出すなあ@新宿御苑

久しぶりだなあカリンの実を見るのは・・。

何年前になるだろう諏訪湖でカリンの実を見たのは。

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10年以上前だな。

連れ立って上諏訪駅から向かったのは温泉寺。

夭折した友人の墓参りが目的。

諏訪湖が一望できるすばらしいところに彼女は眠っていた。

ふるさとに戻って安らかだろうと想像した。

諏訪湖畔に戻るとカリンの並木が珍しかった。

実がいっぱいついていた。

見たことなかったもんね。

山口果林の名付け親が安部公房という話の中で、

そんな樹木があることを知ったくらいだ。

実は諏訪湖の並木はカリンじゃないんです。

江戸時代から植えられていて、飯田のリンゴのように名物にしたいと植樹したのが昭和41年。

230本、1200㍍に渡って続いてます。

のちに確認したら近縁種のマルメロだった。

しかし、まいいかとカリンで通してる。


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御苑のあちこちでツワブキが光ってます。

艶蕗(つやふき)がツワになったようだ。

12月になっても花が楽しめるので、いろんなところに植えられてますね。

若芽はおひたしがうまいらしい。

切り傷にも効くらしいよ。

御苑も花は大体終わりですね。

盛りなのはタイワンホトトギスくらい。

ジュウガツザクラはチラホラ。

でも秋の日を浴びて散歩してるのは気持ちいいよ。

2012年10月26日 (金)

最強のワルでも実はかわいいワルナスビ@野川公園

かわいいなんて言っちゃいけないんです。

ここにタネがあってどんどん増える。地下茎でも増える。

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畑に侵入すると始末に負えません。

耕運機を使うと切れた地下茎の1つ1つから芽を出してしまう。

除草剤も効きにくい。

へたに触ると鋭いトゲが刺さる。

名づけてワルナスビ。

よくぞ付けたり。

明治時代にやってきて、あまりのワルぶりに牧野富太郎博士が命名した。

ワルのチャンピオンかな。

毒も持っていて家畜が食べると中毒死する。

最初に発見されたのが千葉の御料牧場。

皇室の馬や牛に被害が出たのかな。

実がなるなんて思っても見ませんでした。

相変わらず思慮が足りません。

かたつむりさんのブログで教わりました。ありがとう。


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花もナスに似て、ワルのチャンピオンなんて思えません。

住宅地では手入れをしてるので見かけません。

野川の土手や東八道路沿いなんか、わが物顔です。

まだ咲いてるのもあります。

スイカみたいな模様が出てます。

これから熟すと黄色くなる。

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晩秋ですね。

ヤクシソウの黄色が目立ちます。

薬師草、腫れ物に薬効があるようです。

でも、特に薬師と名づけられたゆえんは不明のようです。

奈良・薬師寺の仏足石にちなむという説がありました。

修学旅行で聞いた高田好胤さんの法話を思い出しますねえ。

区別がつかないキク科ですが、これは分かります。

花の先は直線でギザギザがある。

晩秋に暖かみを添えて、けっこう好きです。


2012年10月25日 (木)

まだ分からんセキヤノアキチョウジとアキチョウジ@神代植物公園

お見事!

セキヤノアキチョウジの群落です。

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こりゃすごいと写真を撮ったのですが、腕前のせいで100分の1も魅力が出てません。

がっかりです。

しかも数日経って、こうしてアップする段になると不安になってしまいます。

セキヤでいいのか、それともアキチョウジなのかと。

ここはバラ園の北、流れのそば。

写しているときは、花のつき方や葉の様子からセキヤだと確信してたんですが・・。

ここにはアキチョウジはないはずなので、多分大丈夫でしょう。


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これはセキヤです。

花のつき方がまばらで、葉もやや細い。

上のとは花のつき方が違うような。

場所の条件の差でしょうか。

行ったり来たりして何度も見比べてるんですが、自信度ゼロに逆戻り。

セキヤは関屋。

箱根の関所近くで見られたから。

東日本はセキヤが多い。

入り鉄砲に出女ーーで植物も西から入るのを止められたんでしょうか。


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これはアキチョウジです。

色は実際よりピンクに出てます。

セキヤとほぼ同じと思ってください。

こうして書いててまた分からなくなってきた。

来年への宿題だな。

菊の区別もしなきゃいけない。

春になればいろんな種類のスミレが顔を出す。

おっさん悩んで頭を抱えるの巻でした。

お粗末。


2012年10月24日 (水)

珍しいね・実じゃなくて枝を食べるケンポナシ@神代植物公園

何かを捜しておばちゃんが、山野草園を行ったり来たりしてます。

「なにをお捜しですか」

「梨。なに梨だったっけ。見つけるのは難しいんだって」

それなら一緒に捜しましょう。

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梨なんてあったかなあ。

1本1本、見て回りますが見つかりません。

おばちゃんがボランティアさんを連れてきました。

場所が違ってました。

山野草園のちょっと先。

ミツマタの向かいあたりです。

実のようなものがたくさん成ってます。

それにしてもヘンな形。

食べられるそうです。

梨の味がするそうだ。


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上方の丸いのが実。

でも実は食べない。

その下のふくらんだ部分を食べる。

言ってみれば枝です。

正式には果柄。

実がつくと、ここがふくらんで果実のようになる。

鳥がこれを食べて実は下に落とすのか。

不思議ですねえ。

果実が熟して黒くなったころが食べごろ。

ちょっとかじってみました。

なるほど梨の味です。

昔は子どもたちがおやつ代わりに食べたらしい。

二日酔いにいいらしいよ。


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梨の由来は分かったけどケンポってなんだ?

「握りこぶしよ」

ボランティアさんが教えてくれました。

なるほどね。

調べてみるとてんぼう、手ん棒が変化したようだ。

思い出しました。

野口英世は火傷を負って左手が開かなかった。

小学校の教科書に出てた。それとも伝記を読んだのかな。

それで、友達から「てんぼう、てんぼう」とからかわれた。

これを克服して偉い医師になった野口英世を尊敬してました。

すっかり忘れてました。

ようやく見つかって、おばちゃんは連れのいるバラ園に。

連れを放ってケンポナシを捜してたんです。

よかったね。


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山野草園でなぜだかハマトラノオが咲いてました。

どこかからタネが運ばれてきたんでしょうか。


2012年10月23日 (火)

更科じゃなくて晒菜なんだーとびっくりサラシナショウマ@調布の野草園


ついさっきまで更科だと思ってました。

更科そばがあるからね。

で、信濃(科野)に多い埴科・倉科・仁科・明科・蓼科などの「科」について考えてました。

これが全くの大ハズレ。

何事も思い込み、早とちりはいけません。

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あちこちでサラシナショウマが咲いてます。

似たようなイヌ、オオバ、アカは終わって、これが大トリかな。

つぼみは赤いんですね。

違う種類かと思って確認しちゃいました。

花弁やガク片は早くに落ちて白い雄しべだけが残るんです。

それで白いもじゃもじゃだと思ってる。

いいときに当たったな。

♬ この世で一番かんじんなのは

  ステキなタイミング    (「ステキなタイミング」訳詞漣健児)


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これはイヌショウマ。

花というのか花穂のつきかたが違うでしょ。

イヌは1つの茎から数本が出る。

サラシナは1つか2つ。

葉も異なってます。

あっいけない!

なんでサラシナなんだかを書き忘れてる。

若葉を食用にします。

湯がいたあとに晒すので晒し菜。

晒さなきゃ食べられないので、きっとエグミが強いんだな。

「菜」とついてる野草はみんな食べられます。

今だとヨメナくらいか。


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「見たことあるかい?」

係の人が案内してくれました。

コミカンソウに実がついてます。

黄色いのかと思ったけど赤いんですね。

よくよく見ると表面がつぶつぶになってます。

赤いけど、まいいかでコミカンになりました。


2012年10月22日 (月)

おごそかです・天の人を見返って神々しいぞ@調布の野草園


雲の上に立つ天人だとか、あるいは虫に食われた葉の様子が天の羽衣とかいわれます。

由来ははっきりしませんが、天に住む人をイメージしたのは間違いない。

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それじゃなければテンニンソウなんて名づけ方はしません。

何かこの世ではないものを感じ取ったに違いない。

西方浄土に咲く花か。

そう思うとエキゾチックでもあります。

いわゆる花のイメージじゃないですからね。

仏具のようでもあります。

こんな仏具があるかは知りませんが・・。

単なるイメージです。

天人の割には、惜しげもなくいっぱい咲いてます。

隣にはよく似た花があります。


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ミカエリソウ。

思わず振り返って見てしまうほど、だという。

同じ種です。

どちらもシソ科テンニンソウ属。

先端から開くのがテンニンソウ、下からがミカエリソウと区別してます。

美しさで見返るんではなくて、特異さからではないですか。

素直に美ししさで言ったら、もっと大輪で華やかなのがいっぱいある。

テンニンソウと同じように、この咲き方から常ならぬものを受けたんでしょう。

温室や輸入の園芸種で珍しいのを見慣れてる現代人は、いにしえ人の感性と隔たってます。

テンニンソウやミカエリソウと名づけた人たちの心に迫りたいんですが、あまりにも汚れちまってます。


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ススキに寄生してるのは、もう終わってるけど、ここは健在だ。

ミョウガのそばにナンバンギセルが。

寄り添うのはミョウガでもいいんです。

ススキとミョウガに何か共通項があるのか。

命題は立てましたが、見当もつきません。

寄生するのはイネ科やカヤツリグサ科などの単子葉植物。

ススキ、サトウキビ、ミョウガ、ギボウシなどーーという。

ミョウガはショウガ科だけどなあ。

「道の辺の 尾花が下の思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ」(万葉集)

新古今では和泉式部が詠んでます。

「野辺見れば 尾花がもとの思ひ草 枯れゆく冬に なりぞしにける」 

恋多き女の失恋歌。

激しかったんでしょう。


                       


2012年10月21日 (日)

すっぽんぽん坊やも・うららかな秋の午後@ある日の野川公園

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日中は汗ばむくらいの暖かさ。

日なたではTシャツ1枚で十分。

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3、4歳くらいの男の子が生まれたまんまで水遊び。

野川の水は冷たいだろうに、しばらく石を拾ったりしてました。

こどもは希望と言いますが、実感してます。

こどもがいない世界を想像してみます。

年寄りだけ。

きっと耐えられないでしょう。

こどもたちに未来があるから、それを信じて年寄りは生きていける。

自分たちがいなくなったあとの未来を託して・・。

だから、こどもたちの未来をおびやかしてはいけない。

健やかな成長こそが一番。

それなのに、どうして原発を再稼働させるんだろう。

経済優先の世の中は、にんげんのしあわせなんか考えてません。

どこかでカジを切り替えないと・・・。


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坊やに穏やかな気持ちになって自然観察園へ。

カメバヒキオコシが見ごろです。

前にも書きましたが葉を見てください。

亀のしっぽみたいでしょ。

それで亀葉。

ヒキオコシはなんだっけ?

そうそう、病人も起こすほどの薬効がある。

弘法大師がどうのこうのという逸話も伝えられている。


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近くにはシロバナがある。

植え替えたら、こうなったんだそう。

ちょっとした環境の変化で、何かが起こるんです。

理由は誰も分からない。

汚染された空気を吸い、汚染された食物を食べ続けてる。

否応無しに。

憲法第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

これに抵触しないんだろうか。


2012年10月20日 (土)

黄色いホトトギスだよ・キバナノツキヌキホトトギスとキイジョウロウホトトギス@調布の野草園

見事なもんです。

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毎年見に行ってます。

先週はまだつぼみだったのに満開です。

開花ってのは全く油断がならない。

早め早めの方がいいですね。

世界的な希少種です。

舌噛まないでね。

黄花の・突き抜き・ホトトギスです。

宮崎県のごく一部にしか自生していない。

もう先の方は、しおれてきてますね。

ちょっと遅かったけど、良しとしましょう。

この花のつき方が日本のホトトギスですね。

ここ野草園でもタイワンホトトギスとの交雑が進んで、いろんなのが出来上がってる。

色の濃いのや薄いの、花のつきかたなど株ごとに異なってきてる。

園内のあちこちにさまざまなホトトギスが咲いてる。

交雑の程度が比べられて、それはそれで興味深いよ。

この黄花を見たい人は、お急ぎを。


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「こっちにもあるよ」

係の人が教えてくれました。

あれっ気づかなかったなあ。

「名前は?」

「紀州って言ってるんだけど」

はっきりしないみたいです。

和歌山に珍しいのがあると読んだことがある。

キイジョウロウホトトギスかな。

紀伊・上臈。

紀州自生で、上臈のように気品のあるという意味。

サガミノキバナホトトギスかもしれない。

花はこれ以上開かないそうなのでキイジョウロウホトトギスでいいんじゃないかな。


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純粋の和種のところに案内してもらいました。

葉が出てる個所ごとに花がついてるでしょ。

斑点の色も濃くない。

台湾と混じると、ちょっときつい模様になってしまいます。

近ごろ植物園などでも「ホトトギス」となってるのも、交雑種が多いようです。

キバナノツキヌキホトトギスが咲くと、ここ野草園も冬ごもりに入ります。

オープンは10月末まで。来年の3月まで4カ月のお休み。

エンレイソウやキジムシロが出迎えてくれます。

(10月19日に訪問)。


2012年10月19日 (金)

落ち葉の季節が駆け足でやってくる・ナギナタコウジュ、コブナグサ@野川公園

♬ 若いという字は 苦しい字に似てるわ

  涙が出るのは 若いというしるしね

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ブログのタイトルを考えてたら、こんな歌が頭に浮かびました。

アン真理子の「悲しみは駆け足でやってくる」。

そこそこヒットしました。

1969年ですか。

安田講堂落城の年です。

←(写真はナギナタコウジュ)

「オレは斎藤龍鳳みたいになるんだ」なんて、かすかな思いを抱いてました。

映画評論家です。

70年に映画芸術に載った「せめて緋牡丹お竜のように」にしびれた。

なんでこんなことをつづってるのか。

若松孝二監督が亡くなったせいです、きっと。

えーい、ままよ。流れに身を任せて、このまま書き進めよう。

若松作品との出合いは、渋谷のピンク映画3本立てで見た「情事の履歴書」だったか「網の中の暴行」だったか。

65、66年ごろのこと。

「胎児が密猟するとき」「犯された白衣」・・。

それからは若松作品の追っかけをやってました。

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→(コブナグサ、葉が鮒みたいでしょ)

70年ごろ、スドウは「話の特集」に入って、同じビルの中にあった若松プロにも遊びにいってた。

沖島勲さんと将棋を指したなんて、よく話してた。

異端ではあったが、最先端を突っ走っていた若松プロは輝いていた。

才能が集い、メジャーが描けないタブーにも切り込んでいた。

大和屋仁、曽根中生、山口清一郎、田中陽造の日活組と足立正生さん。

若松さんと初めてあったのはいつだったか。

多分、新宿ゴールデン街。

アライが若松プロに出入りするようになり、「秘花」の脚本を手伝ってた。

オレは、助監督の吉積め組ちゃんとシノハラが住むアパートの敷金だかをカンパしてた。

飲み屋の客でエキストラに狩り出されたこともあった。(別の監督かな?)

いつの間にか若松プロの周辺にいた。

若ちゃんからは、若いころの武勇伝なんかを聞かせてもらった。

話の断片をつないで、ああこの人は根っからの反権力なんだなと感心した。

権力をカサに着るものには素手でも立ち向かう。

そのエネルギーをスクリーンにたたきつけていた。

インテリは頭で考えるから、行き詰まると挫折する。

若ちゃんは叩き上げで、権力大嫌いが身に染み付いてる。

だから、ぶれない。

そこにずっとあこがれてました。

♬ 若いという字は・・なんて歌うと「バカヤロー、なにを甘っちょろいことを言ってるんだ」なんて怒鳴られそうです。

合掌。

交通事故の一報では、「命に別状はない」なんて書いてあったのに、信じられない思いです。

事故の直後、ご自分で娘さんに電話したが、その後は意識不明だったようです。


2012年10月18日 (木)

赤い実と黒い実・もう晩秋だね@野川公園

北の国から紅葉の便りが届くと、野の草たちも冬支度です。

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初秋、中秋の花はそろそろおしまい。

これからはヤクシソウやアワコガネギクなどが開いて、花たちの一年もひと回転。

彼岸前まで猛暑が続いたことしは、秋が短かった。

何となく不満。

草や木は、来る年に備えて思い思いの実をつけてます。

ハダカホウズキを下からのぞきました。

どぎつくなくて、いい赤です。

「イヌホウズキ!」と知ったかぶりで言ったら。

「イヌの実は黒い。赤いのはハダカホウズキ」

ボランティアさんが教えてくれました。


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こちらがホウズキね。

神代植物公園の植物多様性センターにありました。

ホウズキは夏のものだと思ってたけど今ごろ色づくんですね。

これに対して袋がないからハダカホウズキ。

袋はガクが変化したものです。

ハダカも中身を取り出すと笛になるんだろうか。

アメリカイヌホウズキというのもある。

花柄の付きかたがなんたらかんたらと教わりましたが、まだ分かってません。

写真は撮りませんでしたがイヌホウズキの実もなってます。

野川公園に行ったら比べてみてください。

イヌの方は毒だそうですから口にしないように。


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サンシュユの実です。

ことしは大きな木にわずかしか実がついてない。

すでに鳥たちに食べられたのか。

鈴なりに実ると美しいんだろうなあ。

野の花の開花を追いかけた一年。

花たちに追いかけられて気がせいてたなあ。

それももうすぐ幕を閉じます。

寒くなったら植物図鑑を借りてきて復習をしないと。

年が明けてもいくらかは覚えてるのか。

はなはだ覚束ないのですが、これも頭の体操です。


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ぬばたまです。

ヒオウギの実です。

つやつやしてます。

ぬばたまという不思議な響きについては去年、書きました。

よろしかったら、こちらに飛んでみてください。

漆黒に対するいにしえの人の感性がこもってます。


2012年10月17日 (水)

あれよあれよの0−4・一流とはまだ対等では戦えないザックJ@ブラジルに完敗

特に守備陣が崩されたわけでもないのに、いつの間にか4点も取られてました。

フランス戦と違って互角の勝負を挑んだ日本ですが、甘くはなかった。

前に出た分だけスペースをつくられ、正確なシュートで決められました。

おなじみA大サッカー部OBのマチダさんも、克服できない「永遠の課題」にため息です。

      shoe    shoe    shoe

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いかにしてゴールの中にボールを運ぶかの差が出ました。

結局、日本にとっての永遠の課題は依然残ったままです。

失点はいずれもパスミスを一気に持っていかれた結果です。

ザッケローニは仏戦よりガッカリしているのではないでしょうか。

立ち上がりは上々。

中盤でのダイレクトパスは通るし、いい試合になるとワクワクしていました。

ところが、様子見のブラジルに、シュートの怖さがないことを見切られてからは、攻め手が無くなっていきます。

しっかりゴール前に網を張られて、ショートパスをほとんど掬い取られていました。

どうも1本パスが多い。

完全フリーにならなくても打てばいいし、ミドルを数本放ってDFをゴール前から引き離すようにするなど、幅のある攻めが身につかないと、世界ランクのシングル入りは難しいでしょう。

別にパスで崩し切らなくても点が入るなら何でもいい、くらいの気持ちの余裕が欲しいところです。

日本人は型にはめようとし過ぎな民族です。

新新人類でも拭い去れていません。

まだに教育大(筑波大)サッカーの影響が残っているように思えてなりません。


ブラジルの先制点。

ボランチのパウリーニョがドフリーで駆け上がって、ど真ん中からダイレクトのミドル。

力任せではなくジャストミートを心掛けた弾道は低く抑えられていました。

後半、乾がもう少し近い位置でシュートチャンスを迎えました。

しかしトラップが大きくて失敗。

ダイレクトで狙うくらいの思い切りがあっても良かったのではないでしょうか。


PK の2点目、吉田の足に当たったネイマールのシュート(3点目)と日本にとっては悔やまれる失点です。

逆に、どんな形でも得点にしてしまうブラジルとの間にある、大きな河ともいえます。


本田の1トップは一つの形として使えるかもしれません。

ただ、キープ力を生かすには、縦パスの意識と精度がもっと上がらないとチャンスは生まれません。

香川との絡み方も、もう一つしっくりきていないようです。

共に克服できない宿題ではないので、今後のすり合わせ次第でしょう。


長谷部は仏戦よりはいい出来。

乾のドリブルは、現時点ではブラジルには通用しません。

                          マチダ

     foot     foot      foot

前半12分の1点目。ヘッドで中央に折り返した内田の判断ミスです。

アジアのチームなら味方に渡ったはずですがパウリーニョにズドンと決められてしまいました。

もっとセーフティーな選択をしなければならないでしょう。

ドイツでは通用してもブラジルは、ちょっとした甘さを見逃しません。

4点目も吉田のミスパスから。

精度、質、読み、技術。

ブラジルは日本よりはるかに上です。

この差をどう埋めていくのか。

いい目標ができました。

ブラジル大会で、この悔しさを晴らしてもらいたいもんです。


2012年10月16日 (火)

おけら(朮)って不思議な響きだよね@野川公園

オケラが咲いてます。

漢字で「朮」(じゅつ)。手術の「術」の左右を取っ払った字(かな?)。

昆虫は螻蛄(ろうこ)。こんな字は見たことないです。

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特に足を止めるほどの花でもありません。

でも万葉集にも3首、詠まれてるんです。

恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出(づ)なゆめ

(読み人知らず、東歌)

ほんのり赤いうけらの花を、純な恋心にたとえたんですね。

岩波古語辞典にも、この歌が用例であげてありました。

ムラサキと並んで武蔵野の名物だったんですかね。

「虫けら」、「オケラになる」なんて言葉があります。

これは昆虫のオケラから。

虫の方は、ケラに接頭語の「お」が付いた。

植物は、万葉歌にもあるように「うけら」が古来の形。

それが「をけら」になり、現代の「おけら」に変化した。


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→(ヤマハッカ。ことしはよく咲いてます)

祇園の八坂神社では大みそかの夜に「おけら参り」が行われる。

おけら木を燃やした「おけら火」でこぶ茶を沸かし、お雑煮を作ると新年の無病息災が約束される。

古来の雑煮には、おけらを入れていたという。

いまでも屠蘇散の主薬で、これを入れたお屠蘇を飲む風習が残っているようだ。

薬草なんです。

根茎をいぶすと除湿、カビよけ、蚊とりなどの効果がある。

飲めば健胃、整腸などの効用がある。

「山でうまいはオケラとトトキ。里でうまいはウリ、ナスビ」なんて信州でいわれてる。

トトキはツリガネニンジン。

若芽を食べる。すこぶる美味らしいよ。


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→(なぜだかオトギリソウがまた花をつけてました。以前は開いてない花だったのでパチリ。オトギリソウのあれこれはこちらで縷々つづってます)。

おけら、うけら。

日本語にはない響きです。

昆虫のケラは、製鉄に関係してるんじゃないかとにらんでます。

たたらの底にできた鉄のかたまりがケラ。

いうまでもないことですが、製鉄は半島からの技術者によって伝えられた。

というより半島からの渡来人が独占していた。

当然、用語も一緒にやってきた。

地中に巣を作る様が、どこか連想させたんでしょう。(勝手に思ってるだけです)

では、植物は?

「う・けら」なのか「うけ・ら」なのかも分かりません。

薬草の効能とともに言葉も海の向こうからやってきたと漠然と思ってます。

どうでしょうか。


2012年10月15日 (月)

メルヘンの女王、月の妖精など@神代植物公園のバラフェスタ

降らない予報だったのに午後からこぬか雨。

濡れるほどじゃないので ♬傘もささずに御堂筋。

じゃなくて神代植物公園のバラフェスタ。


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へそ曲がりですから、バラはパスと思ってたんですが近づいちゃいました。

  ♬小ぬか雨降る 御堂筋

   こころ変わりな 夜の雨 「雨の御堂筋」(歌・欧陽菲菲 )

なんて歌のメロディーが浮かびました。

曲はベンチャーズ。忘れてました。

雨のバラ園てのも味があります。

この黄色いのはサンフレーア。

太陽の炎。

あたりは薄暗いので黄色が映えてます。


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実際はもっと上品なピンクです。

ほんのりうっすらと色づいてるんですが、補正したら普通のピンクが出てしまいました。

良さを味わうには実物を見ていただくしかない。

メルヘンケニゲンという名前です。

ケニッヒが王様で、ケニゲンは女王。

メルヘンの女王。

テラスではコンサートをやってます。

入山ひとみのバイオリン、藤野由佳のアコーディオン。

合わせてフジヤマ。

漫才のコンビ名みたい。


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ダリアみたいな咲き方。

ムーンスプライト。

月の妖精だそうです。

クリームイエローからだんだんに白くなる。

スプライトが妖精だなんて知りませんでした。

もう何十年も飲んだことはないな。

まだ売ってるのか?

秋のバラフェスタは28日までやってます。

2012年10月14日 (日)

きれいなおねえさんがそっと教えてくれた珍しいキノコ・キツネノタイマツ@植物多様性センター

「この花、な〜に?」

植物多様性センター(神代植物公園)のおねえさんにデジカメの画面を見てもらいました。

カタバミにしては花も葉も大きい。

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画面じゃ大きさなどが判別できない。

忙しいのにわざわざ現場まで同行してくれました。

「西洋種のようですね。名前までは・・」

あとで調べたら白い花なのでシロバナイモカタバミらしい。

多様性センターになる前に植えたものが残ってるんです。

抜くのもなんなんで、そのままにしてるそうです。

訊いたら、おねえさんの専門はキノコ。

「珍しいキノコがあるんですよ」

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案内してくれました。


落ち葉に隠れて卵みたいなのが半分、頭をのぞかせてました。

まだ茎(?)は伸びてません。

やっぱりカサがあるのかな?

「キツネノタイマツです。あと3日くらいで出てきます。

わたしも日に何度も見にきて楽しみにしてるんです」

きっと面白いんだ。

そりゃ見逃せない。

せっせと通うぞ。

ここまでが10日のこと。

もう、もしかしたらキノコが出てるかもしれない。

てなわけで12日に再訪。


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キノコが気になるけど、後回し。

おいしいものはあとから食べる主義です。

ざっとひと回り。

草むしりをしてるおねえさんが「こんにちは」

学生アルバイトのようです。

「ここに来られる方は詳しい方が多くて・・」

「わたしは勉強中」

とか、しばし雑談。

きっと植物好きなんだ。

じゃ、教わったばかりのヒ・ミ・ツを教えちゃおう。

きれいなおねえさんは、ナイショにしておきたいようだったんです。

おいしいものはあとから、秘密は守らない主義です。

「珍しいキノコがあるんだ」

芽(というのかどうか)は出てるかな?

じゃーん。

これがキノコ???。

卵の真ん中を破って芽が出てる。

10㌢くらいです。

もちろん初めて見ました。

草むしりおねえさんも、しげしげと見入ってました。

キノコの概念が打ち破られました。

きれいなおねえさんに報告に行こうとしたら、この日は休みだって。

ちゃんと見たかなあ。

1日でしおれちゃうらしいよ。

2012年10月13日 (土)

勝ったけど本田の存在感を改めて認識@「もっと強さを」とマチダが苦言

おなじみA大サッカー部のマチダさん、フランスに1−0で勝ったとはいえ、本田の強靭さに改めて思いをはせてます。

ブラジル戦は出場できるんでしょうか。

    shoe    shoe     shoe
Tokyo20121014ns130

勝ちましたねえ。Aマッチであれフレンドリーであれ勝負は勝たなくては。と同時に欠場した本田の存在感を改めて感じました。

さて内容です。

前半は0点の出来。

仏は立ち上がりから全開モード、相手を探るなんてしてきません。

自己主張の権化らしくガンガン攻めてきました。

さっさと点を取って前半で勝負を決めてしまおうという作戦だったのでしょう。

戦略はシンプルで、無駄がありません。

確かな個人技、正確なパス。走る距離とスピードと、すべてにおいて欧米体型の個の強さを見せつけられました。

何点取られるか、失点を機にガタガタっと行ってしまいそうな雰囲気でした。

    foot    foot     foot

勢いに気圧された日本は引きになってしまい、何もできないまま右往左往です。

中盤以降の攻めが全くできないまま、パスカットされるは、はね返されるは。

こんな時、本田がいたらと、ないものねだりをしたくなりました。

つまり中盤から先が何もできないのです。

清武、中村は技術とは別の強さが足りません。

ボールを預けても、後ろを向いていてさえキープできず潰される始末です。

2人とも流れの中にいるときは場合はセンスを見せます。

しかし、前を向いてキープできなと流れは作れません。

本田には外国人を受け止める強靭な粘り腰があります。

だから味方の動きを待って好機を演出できるわけです。

本田のいない場合の代表は課題が克服されているとは思えません。

     soccer   soccer    soccer

後半途中投入された、乾がいい動きを見せました。

でもわずかな時間です。一つの選択肢になるかどうか、今のところ不明です。

すんなり喜べない試合のヒーローは川島、吉田そして今野のDF陣です。

よく仏の猛攻に耐えていました。ラックも味方しました。

でも0点に抑えたのが凄い。

GKが目立つ試合のほとんどは劣勢です。

右へ左へ上へ。

不思議なもので、攻められてセービングを繰り返していると、逆にリズムが出て美技誘発効果をもたらします。

得点する前の川島はまさにゾーン状態。

     run     run      run

渋いね今野。

ザックちゃんの眼力には感心します。

目立たないけれど猛攻をしのいで希望をつなぎました。

ご褒美だったのでしょう。

ピッチど真ん中にビクトリーロードがパカッと開けて一直線のドリブル。

右を駆け上がっていた長友にパス。

ダイレクトでゴール前へ入れて香川が決めました。

唯一の胸のすく連続プレーです。

仏は0点では沽券にかかわるとばかり、総がかりで決めにきていました。

自陣に残されたBK3人は今野との間合いを詰めるわけにもいかず、ズルズル下がるしか手はありません。

ラ・マルセイユ、根負けです。

99%優位でも。たった1本のパスにしてやられる。

サッカーの面白さです。

     shine    shine     shine

0-5の屈辱から11年。果たして日本はリベンジしたのでしょうか。

前半だけを見ると、点こそ取られなかったものの、ほとんど進歩していないと取られてもしょうがない内容です。

後半は少しは見られた程度。

ピースが欠けた時の補充がまだ十分ではありません。

どうもチームが本田依存症にかかっている心配があります。

気がかりです。

代役は、この際本田なんて蹴落としてやる、くらいの気構えで臨むべきでしょう。

長谷部はボールへの体の寄せ方に数十センチの狂いがみられます。

読みもシャープではありません。

心に秘めている思いは別にして日本でプレーしてほしい。

復帰を望んでいるチームもあるのですから。

                                 マチダ


フランスに勝っちゃった・美しすぎる逆襲1発で1−0@次はブラジル楽しみになってきた

今野がドリブルで中央をまっしぐらに駆け上がる。

香川が右、乾が左から続く。

長友も右サイドを全速力で走る。美しかったですね。

後半43分でした。

日本の選手たちがフルスピードでフランスのゴールに迫っていく。

怒濤とまではいかないが、大きな波が打ち寄せてる。

うっとりしました。

ゴールの匂いがしました。

今野のパスを長友が絶妙の折り返し。

中央に走り込んだ香川が右足で合わせてゴール。

これがサッカーなんです。

眠気も吹っ飛びました。

    foot    foot    foot

前半の日本はダルマさん。手も足も出ない。

前半のシュートは日本1、フランス14。

コーナーキックも0対8。

速いし正確、球離れも速いので前線からのプレスどころじゃありません。

後半は日本もボールが回り始め、香川がトップ下に入ってからは攻撃の形になってきた。

フランスは好機に決められなかった。

GK川島もファインセーブ連発。

また技術が上がったようだ。

フランスはまさかの敗戦、ショックは大きいだろう。

来週のスペインとの大一番に響かなければいいけど。

日本の次戦はブラジル。

ジーコ率いるイラクに6−0で大勝したばかり。

どんなゲームを見せてくれるのか。

今朝は青空もすがすがしい日本晴れ。

いい朝だなあ。

2012年10月12日 (金)

季節の移ろいは早い・初秋の花はもう終わりアキノウナギツカミなんてどうですか@野川公園

日光なんかは紅葉の見ごろに入ったようです。

どんどんと秋が深まってます。

野川公園のヒガンバナもおしまいです。

毎月第一日曜日に開かれている野川公園植物観察会(7日)で、季節の移ろいを実感してきました。


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我が世の春はアキノウナギツカミ。

茎にトゲがあってウナギもつかめそうというのが珍名の由来。

あれこれは去年も書きましたので、よかったらそちらを参照してください。

「まる池」の周囲は、ヒメジソ、ミゾソバ、ツリフネソウも群れてる。

タコノアシもますます赤くなってて、もっともにぎやか。

目を凝らして木道の下をのぞき込めば、コケオトギリのちっちゃな黄色い花も見られるよ。

ウリクサも隣に顔を見せてる。


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その中で真っすぐに背を伸ばしているのがシロネ。

初耳です。

根が白いみたい。

生育環境が失われて、所によっては絶滅危惧種に指定されてます。

川原や水辺が減ってるからね。

葉の付け根に白い花が見えます。

木道からやや離れているので安カメラではここまで。

シソ科シロネ属。


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子供のころから見てはいるが、ようやく名前を知りました。

チヂミザサなんです。

葉が縮れて見えるので見ての通りのネーミング。

笹とも思ってなかった。

そういわれりゃ笹です。

またひとつ覚えた。

けっこう感動してます。

   bud     bud

このほかコブナグサ、アオミズ(ヤマトキホコリ)、アシボソなども教えてもらいました。

もう、どれがどれだか分かりません。

いつものことなので気にしてません。

♬ Don't Worry Babyだよね。(by The Beach Boys )

 "Don't worry, baby"

 Don't worry, baby   

 (Don't worry, baby)   

 Everything will turn out alright  

2012年10月11日 (木)

比べてみればこんなに違う!日本と台湾のホトトギス@調布野草園

おっ、白いのもあるんだ。

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純白ですよ、純白。

まっ白で、特有の形。

しばらく見とれちゃいました。

シロバナホトトギスでしょう。

もしかしたらシロバナヤマジノホトトギス?

違うよね。

シロバナは園芸種のようです。

でも、もとは日本のホトトギス。

花のつき方がそうですもん。

きょう係の人に訊いて、日本と台湾の違いをはっきりと認識しました。

もう迷わないでしょう。


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久しぶりに訪ねた調布の野草園。

園内のあちこちでホトトギスが見ごろを迎えてました。

これが日本のホトトギス。

葉の間ごとに花がびっしりと付いている。

台湾は茎の先端です。

台湾の写真は下の方で載せてます。

この株は、混じりっけがないようです。

ホトトギスは交雑が激しいので、純粋種はなかなかないようです。

ホトトギスの分布は東アジアで19種。

そのうち12種が日本にある。

そのなかの10種は日本だけに生育してるんだって。

日本が分布の中心なんです。

こんなことを知ると余計にかわいくなっちゃいます。

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花がつきすぎて重いので横になってます。

これも日本のホトトギス。

色がずいぶんと違いますね。

多分、台湾と混じったんでしょう。

それにしても花の形は面白い。

マルハナバチの仲間の体に花粉をつけるために特化したんです。

蜜を吸うためにマルハナバチは花弁とガクの上に乗る。

顔をうずめてぐるぐる回る。

それで背中に花粉がくっつく。

そして雄しべと雌しべの高さを同じにして受粉しやすいようにしてる。


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これがタイワンホトトギスです。

西表島にも自生してます。

茎が枝分かれして、それぞれに花がつく。

比べてみればなんということもない。

一目瞭然です。

えらそうに書いてます。

3日経つと、どっちがどっちだか、こんがらがったりするかも・・。

それでも、気長に構えてますから気にしません。

     bud     bud

野草園名物のキバナノツキヌキホトトギス。

宮崎県の尾鈴山近くにしか生育してない絶滅危惧種。

黄花の・突き抜き・ホトトギス。

まだつぼみです。

「ことしは遅れてるね」

「いつごろでしょうか」

「あと10日くらいかな」

きれいだよ。

咲いたら報告します。


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比較用のおまけ。

ヤマホトトギスです。

もう時期は過ぎたけどね。

花被片が下に反り返ってるでしょ。

わたしはこれでヤマジノホトトギスと見分けてます。


2012年10月10日 (水)

区別がつかないぞ・似たものがあるハナタデ、ヒメジソ、イヌショウマ@野川公園

なまじに名前を知っちゃうんだけど似た種類との区別が付きません。

野川公園月に一度の植物観察会があるので前日に予習。

分からないのをチェックしてボランティアさんに質問するためです。

学校の勉強より熱心です。

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ヒメジソです。

なんで分かるのか?

場所で覚えてるだけです。

別のところにあったら、もう分からない。

イヌコウジュとよく似てるらしい。

そういわれれば、そうかもしれない。

うーん、違いはどこか。

両方とも最近知って覚えたと思ったんだけどなあ。

自信はガタカタと音を立てて崩れてしまいます。


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ハナタデなんです。

イヌタデ、ボントクタデ、ヤナギタデ・・。

なんとなく見分けられると思ってるんだけど、難題出現です。

サクラタデは花がサクラみたいなので、これは大丈夫。

花穂が真っすぐ立っていて花がまばらーーがポイントらしい。

葉に黒っぽい模様が出てます。

ボントクにも八の字の紋があるけど、こっちはバットマンかな。

悩みは尽きないなあ。

でも判別できるようになったときの喜びはひとしお。

年をとると学ぶことがうれしいんです。


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これも似たようなのがたくさんあります。

イヌショウマが盛りです。

ヒガンバナをバックに撮ってみました。

真夏にはつぼみをつけてて、ようやく花になりました。

イヌがついてるけどなかなかのもんでしょ。

サラシナショウマは花穂が枝分かれしてない。

真っすぐ一本です。

まだ咲いてません。

神代植物公園にはオオバショウマもある。

区別の仕方は知りません。

以上3つはキンポウゲ科サラシナショウマ属。

アカショウマ、トリアシショウマ、ホサキショウマもあってユキノシタ科チダケサシ属。

チダケサシは夏に咲いてて分かったつもりだったんだけど、またこんがらかってきた。

バラ科にはヤマブキショウマもある。

名前だけならレンゲショウマもある。

花が全く違いますがね。

生半可に覚えたつもりになってきてましたが、奥は深い。

もうちょっと観察眼をつけないと免状はもらえそうにありません。


2012年10月 9日 (火)

そうだ!東京駅で下りて赤れんが駅舎を見よう@有楽町でおっさん会

女子会に対抗して、恒例のおっさんランチ会。

たまに会えば、夏の間に入院してただの、年相応の近況報告。

でも気は若いから2時間以上はしゃべりあって、おばちゃんにも負けません。

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集合前に新装オープンの歌舞伎座でも見てこよう。

と考えてたんだけど、東京駅の赤れんが駅舎があるじゃないか。

見物がてらぶらぶらして有楽町まで歩けばいい。

北口の改札を出るとみんなドームを見上げて携帯で写真を撮ってます。

ドームに彫刻された自分の干支を捜してるんでしょうか。

でも12ー8=4。

4つはありません。

8つの方角を表してるからです。

落ち着いたシックなドームです。


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ここは赤れんが駅舎の真ん中。

立ち入り禁止です。

門も閉まってます。

隣は駅長室。

この右側に中央口もあるんですが改札の数も少なく狭い。

ここが本当の中央口なんでしょうね。

真ん前は皇居です。

皇居からここまでの通りは広くてずどーんと真っすぐの行幸通り(だよね?)。

中はどんな部屋なんでしょう。

同じ意味で、銀座にあるのは、みゆき通り。

JUNだのVANのコッパンにマドラスチェックのシャツを着て、手にはずだ袋。

こんな若者が、ぶらぶらぞろぞろ歩いてた。

ずだ袋に平凡パンチなんぞを入れて、みゆき族を見物に行ったことがあったなあ。

駅長室の先は東京ステーションホテル。

ぞろぞろ入っていきます。

団体かなと思ったが、見物人です。

わたしもついでに見物。

コーヒーショップを見ただけなので雰囲気は分かりません。

駆け足でめぐってちょうどお時間。

有楽町まで歩くか。


2012年10月 7日 (日)

サイコーの名前!気に入ったぞオッタチカタバミ@植物多様性センター

こんな名前を付けるなんて、それこそおったまげた。

オッタチカタバミです。ホントなんです。冗談じゃありません。

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植物学者がつけたんでしょうか。

それにしても、こんな品がいいとはいえない話し言葉をつけるなんて拍手です。

普通のカタバミより地上茎が立ち上がるのが違い。

ところがすでにタチカタバミがあるので、さあ困った。

「立つ」をさらに強調して、接頭語の「おっ」を加えた。

「おっ立つ」の「おっ」は押すの連用形「押し」の音変化したもの。

おっぱじめる、おっぴろげる。

おっぺすなんてのもあります。

北米原産で1965年に京都で初めて発見された。

撮ったのは、5日前ですから、もう咲いてるでしょう。

カタバミとの区別はつくかもしれませんが、タチカタバミとはむずかしいでしょうね。

花は一緒です。

追及しないことにしてます。


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ネコノシタです。

葉がざらついていて猫の舌に見立てた。

伊豆諸島ゾーンにあります。

ようやく中の小道に入れるようになったので間近で見られるようになりました。

でも、もう花はおしまいです。

黄色の花弁が鮮やかなんだけどなあ。

残念です。


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こんな花です。

情報館に貼ってあったのを写しました。

地上茎が這っていて面積を広げてますから来年はもっと近くで見られるでしょう。

近くにハマゴウがあるんですが、これもおしまい。

枯れ始めた花弁が残ってましたが、薄紫がいい具合の花です。

両方とも海岸ではポピュラーなようです。

1年間待ちましょう。


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「あれはなんですか?」

係のおねえさんに訊きました。

ハマカンゾウ。

ノカンゾウとの見分けかたは知りません。

これももう終わり。

後ろで枯れてるのはハマナデシコでしょう。

ただ、こぼれタネで増えたのが開花してます。

(植物多様性センターは神代植物公園の分園です。無料です)。

浦和よ!甘さを払拭せよ・降格札幌に完敗@マチダのJ

なんか胸騒ぎがしてました。

降格が決まった札幌に浦和がやられるんじゃないかと。

当たってしまいました。

おなじみA大サッカー部OBマチダさんも浦和の甘さを指摘します。

      shoe    shoe     shoe

浦和の浦和たる1戦です。

札幌にやられてしまうあたり、人気球団特有の甘さがあります。

そこそこ勝っていればスタジアムにサポーターは来るし、負けても次は頑張れよ、と励ましてくれる。

Jがスタートした当初は落下傘チームが故に、過激なまでの罵声を浴び、逆にそれを糧にこのチームは育ってきたはずです。

リーグ一のサポーターは3位に甘んじている「おらがレッズ」に、再度、厳しい目を向けてほしいものです。


前節、交代に不満を漏らした原口も、よくはやっているけれど試合を決めるほどではありませんでした。

監督が交代させたのは、原口のプレーに不満があったからです。

自分の能力を発揮してさえいてくれれば変えようとは思わないでしよう。

反省はサルでもできます。

どうしたら存在感のある選手になれるかを、模索する必要があります。

一生懸命だけで通用するほどプロは甘くないですからね。


守りの横浜―攻めの広島は0―0のドロー。

横浜の小野のPKミスは痛過ぎ。

勝負にタラレバはないのを承知したうえで言わせてもらえば、ACLに希望が持てる5位にいたはずです。

単に外しただけではない大いなる失敗でした。

横浜も人気チーム。

勝ちを信じて3万6000人のサポーターが駆けつけています。

期待に応えられないばかりか、失望を味あわせてしまいました。

横浜もトップを走るようになればスタンドの熱は浦和に迫るようになるはずです。

そのためには勝てる試合はモノにしておかなくては。

ガンバ、厳しーいっ。
                                   マチダ

2012年10月 6日 (土)

ナポレオン軍が全世界に広めたコゴメギク&名前を知らない花たち・ウリクサ、オオミカンソウ、オオニシキソウ@植物多様性センター

近ごろここがお気に入りです。

神代植物公園の分園です。ことしの春に新装オープンしたばかり。

ようやくいろんな草が生えてきてサマになってきました。

見過ごしがちの草にもちゃんと名札がついているのがうれしい。

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ハキダメギクかと思ってたんですが違いました。

花弁がちゃんとついてるかな。

ハキダメはもっとまばら。

ひどい名前をつけたのは牧野富太郎博士です。

コゴメは熱帯アメリカの原産。小米。

パリの植物園から逃げ出したものがナポレオン軍の移動で広まった。

ヨーロッパ中に拡散したのがめぐりめぐって大正末から昭和の初めに日本到着。

極東の島国までおよそ100年です。

はるかな旅路。

誉めてやりたくなりました。


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紫色の小さな花です。

春の初めに咲き始めるムラサキサギゴケが、また顔を出してるのかと思いました。

ウリクサでした。瓜草。

名前を聞くのも初めて。

実がマクワ瓜に似てるんだって。

マクワウリは東京の府中市名産でした。

家康が命じたのね。

美濃(岐阜)の真桑村から農民を呼び寄せ府中の是政村と新宿の成子坂の御用畑で栽培させた。

トキワハゼやアゼナにも似てる。

名札なしではきっと区別がつかないよ。


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小さな実がついてます。

ミカンといえばミカンのようだ。

で、ヒメミカンソウ。姫蜜柑草。

見たことはあります。

葉のつきかたでコミカンソウと見分けるようだが、まだチンプンカンプン。

そのうちに覚えます。

コかヒメの違いはともかく、ミカンソウだというのは分かりそうです。

脳にこの葉の付きかたを覚えさせました。


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これもよく見ます。

オオニシキソウ。大錦草。

地面を這ってるのはコニシキソウ(小錦草)かニシキソウ(錦草)。

茎をちぎると白い液が出たよね。

これは立ち上がってます。

コニシキソウとともに明治にやってきた帰化植物ね。

ニシキソウは、茎の赤茶と葉の緑が織りなす模様を織物の錦に見立てた。

錦って、こんなイメージだったのか。


2012年10月 5日 (金)

秋に咲くサクラの仲間・リンボク、博打の木そして十月桜@神代植物公園

秋なのにサクラが恋しくなりました。

秋だからかもしれません。

コノハナサクヤヒメの「コノハナ」はサクラのことだなんて説を読んだからでしょうか。

古代の人は、秋の豊作の願いを満開のサクラに込めた。

ちょうど籾を撒くころでしょうか。

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ロマンを砕いて登場したのはバクチノキ。

博打の木であります。

バラ科サクラ属です。

穂のような花のひとつひとつをよく見るとサクラに思えなくもありません。

もじゃもじゃのシベ(?)で見えませんが、その下に白い花弁があります。

サクラの仲間には珍しく常緑樹です。

なんで博打なんだ?


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この木を見てください。

樹皮が丸裸。

因幡の白ウサギ状態。

昔の人は、神話じゃなくて現実的です。

バクチで負けて身ぐるみはがされたと見立てた。

外にほっぽり出され、真冬の凍える寒さに肌も赤い。

最初は灰褐色の樹皮があるそうです。

それがだんだんにはがれていく。

なぜなんでしょう。

動物に食べられないように自分ではがれちゃうのかな。

まあ、いろんな生き方があるもんです。

(最近の分類ではサクラ属を6つに分けているようです。

それによるとバクチノキ、次に取り上げるリンボクとも、

バクチノキ属になる)。

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cherryblossom

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これはリンボク。

化石植物にもリンボクがありますが別物です。

化石の方は漢字で鱗木。

こっちは橉木。

鱗はウロコだけど、橉は知らないな。

花はバクチノキに似てます。

こっちの方がサクラに近いですかね。

本物が見たくなったなあ。

サクラ園の方へ足が向く。

何やら咲いてるぞ。


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若木のジュウガツザクラがチラホラと花をつけてました。

つぼみのうす桃と花びらのほんのり桃がなんとも言えません。

やっぱりサクラはいいです。

2012年10月 4日 (木)

バケツランが開花してました@神代植物公園

やっぱり開いてました。

その名もバケツラン。

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日本では、なかなか花を見られないらしい。

高価なイメージのランとどこにでもあるバケツの取り合わせがなんとも言えません。

不条理って好きです。

つぼみの写真とあれこれは「ダーウィンも注目したバケツラン」で書きましたので参照してください。

下の花弁がバケツです。

ここに液を溜めて虫を誘い込むんだけど、まだ液体はたまってません。

2、3日でしぼんでしまうそうです。

ごらんになりたい方は、お早くどうぞ。

散歩にはいい季節ですよ。


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ヤブタバコです。

取り上げる機会がなくてファイルに眠ってました。

煙草の葉に似てますかねえ。

花はこのくらいで、あまり開かないようです。

きょう(3日)山野草園に行ったら、しおれかけてました。


2012年10月 3日 (水)

銅鐸の音色かな?都市緑化フェア会場で聞こえたカラカラ・コロコロ@井の頭公園

風が吹くと軽やかな音色が響きます。

物干竿から何かがぶら下げられてます。

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竹の棒も挿してあって小さなバケツみたいなものも下がってます。

これらが、いい音を奏でてる。

全国都市緑化フェアTOKYOに来てます。

会場は井の頭公園の西園。

昔、日産厚生園だったところ。

企業や団体の運動会などに使われていた。

どこかの運動会に参加したことがあるなあ。

日産自動車が持っていたのか、それとも合併したプリンス自動車のものだったのか。

簡単にいえばジブリの隣です。

緑に関するさまざまな展示があり、散歩がてらに立ち寄った。

一番気に入ったのが竹や金属が鳴る「サウンド・オブジェ」。

松本秋則さんの作品。

「月の庭」の周囲に立てられていて、いろんな音がミックスして聞こえる。

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小さなバケツ、いや鐘の音がさわやかだった。

銅鐸は日本で異様に発達して、あんなに大きくなってしまった。

祭祀で鳴らしたのか。神を呼んだのか。

最初はもっと小さくて楽器だったんだろう。

きっとカラカラカラ・・と涼やかに響いたんだと思う。

そんなことを思いながら、妙なる調べにしばらく耳を傾けてました。

大きな温室は「空中花壇」。

異空間が楽しめます。

静岡県掛川市の「花鳥園」が手がけた。

何かと思ったら、この下でいろんな鳥たちとのふれあいが楽しめる施設。

いろんなとこがあるんだね。

会期は今月28日まで。

20日は催事ステージで井の頭の歌姫あさみちゆきのライブもある。

値段が書いてないから無料かな。


2012年10月 2日 (火)

ダーウィンも注目したバケツラン&グァバの実@神代植物公園温室

どこがバケツなんだろう。

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横から上から見てみましたが、判然としません。

でも「本物の花は滅多に見ることができません」とあったので、記録にパチリ。

ネットで調べてみると、茶色の部分がバケツ状に上部が開くようです。

まだ開花前だった?

ここに液をためハチが落ちるのを待つ。

ハチが這い出るときに花粉がつく仕組み。

花は2、3日しか開かないというから、また行っても閉じてるかな。

ランのなかでも変わった形の花として有名らしいです。

中南米の熱帯雨林で見られる。

ダーウィンは、マダガスカルの巨大な距を持つラン科植物に注目した。

蜜は距の奥にあるから、これを吸える長い口吻を持つ昆虫がいるはずだと予測した。

「そんなことはあり得ない」

世間は笑いました。

しかしダーウィンの死後、27㌢の口吻を持つスズメガが発見されたんです。

ともに「昆虫によるラン科植物の様々な受粉の仕組み」(1859)で取り上げられている。

バケツを見たい方は「名古屋市東山植物園」のHPをごらんください。


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ハナショウガです。

ベトナム原産。

先っぽに白い花が見えてます。

そういえばそのへんに生えてるショウガの花も見たことがないな。

農家の庭先販売で葉つきショウガを売ってるから、花が咲く前に引っこ抜いちゃうのか。

葉つきショウガを酢みそで食べるとうまいよね。

たいてい一束100円で売ってる。

余ったらぬかみそに入れておく。

ぬか漬けもうまい。

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和名バンジロウ。

グァバです。

もっと赤くなったら食べごろかな。

といっても食べたことはありません。

ジュースは飲んだかな。


2012年10月 1日 (月)

ヤブツルアズキに古代の食を思う・赤米、赤飯、小豆粥@野川公園

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ねじった形の花がほほえましい。

なんでこんな形になったんでしょうかねえ。

ヤブツルアズキです。

ヤブに生えててつる性のアズキ。

アズキの原種のようです。

栽培植物となったアズキは縄文時代に日本にもたらされた。

赤飯やあんこの材料としてなくてはならない作物です。

日常(ケ)というよりもおめでたいハレの席のイメージがあります。

昔は赤米を炊いたのが赤飯だった。

吉野ヶ里で見つかった米も赤米でした。

赤米の生産量が減っても、その記憶は大事にされている。

もち米にあずき(あるいはササゲ)を混ぜた赤飯を作ってお祝いの食事にしている。

原始的な信仰で赤は邪気を払う力があるとされる。

その赤いご飯を神に備えた。

そうしてイネの稔りをことほいだ記憶が、いまに伝えられているのだろう。


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ごく薄い紫がなんとも言えないでしょう?

レモンエゴマです。

去年の写真は、実だったのでことしは花です。

去年はおばちゃんに訊かれたので、ついでに園内を案内した。

ことしも知らないおばちゃんたちが「これ何かしら」

「葉を触って匂いをかいでごらん」。

ついでにハッカの葉も食べてもらった。

「あらっ、ホント、ハッカね」うれしそうな顔をしてました。


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ノダケです。

葉の基部のふくらみがタケノコに似てる、あるいは姿が竹のようーーがネーミングの由来。

去年は見逃してる。

野の花を見続けて、少しは観察力がついてきたかな。

せっせと通う励みになります。

おまけの写真を。

9月29日のヒガンバナ。

じゅうたんみたい。


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根っころんでみたいな。

まだ1割ほどがつぼみです。

そうそう、ボランティアさんに訊いたら、全部で1万8000株だそうです。

そんなにあるんだ。

今週が見ごろです。

1日は都民の日だけど自然観察園は月曜なので休みです。

神代植物公園はやってるよ。しかも無料です。(2日が代休)。

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