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2012年8月25日 (土)

「炊く」のはご飯と風呂だけだろう@「煮る」と「炊く」は、どこがどう違うのか

稲穂がお辞儀してます。

調布野草園から湧き出た水を利用した田んぼです。

冷たい湧き水で作ったお米はおいしいんだよね。

粒は小さいけど、その分おいしさがギュッと詰まってる。

新潟・月岡温泉の旅館で食べた。

Dsc04893_2

あまりにもおいしいので昼用におにぎりにしてもらった。

ところで、ご飯は炊くですよね。

煮るというところもあるそうだが、ほぼ炊くで共通してる。

近ごろ、関西の人がテレビに出るので、ご飯以外でも、炊くの使用が増えた。

おでんも炊くので、関東炊き。

どうも気になっていけない。

関東で炊くのは、ご飯と風呂(焚く)くらいかな。

西の方じゃなんでも炊いちゃう。

豆、魚、大根、あとなんだ、思いつかないや。

「ゆでる」もあるけど、これは調味料は入れない(塩だけ)で煮るで、ややこしくなるので除外。

おひたしにするほうれんそうは、ゆでるで炊くとは言わんでしょう。

こういうのは関西じゃどういうんだ。

雑煮、煮魚、煮豆、甘露煮、佃煮、大和煮、味噌煮、筑前煮・・・。

煮物、煮込み、煮付け、煮しめ、煮干し、煮浸し、煮こごり、煮こぼす・・・。

煮ても焼いても食えない、煮え湯を飲ます。

まさかみんな炊くじゃないよね。

炊き込みご飯は、最近のいい方。

以前は混ぜご飯、五目ご飯が、東の言い方だった。

炊きあわせは?

うーん、これは分からん。


Dsc04895

(田んぼの隣はなす畑。きれいななす紺です)。

どうも、煮るが先にあって、炊くはあとからできた言葉のようです。

「イロリで穀物を炊飯する地域では『飯を煮る』といい、

カマドで炊飯する地域では『飯を炊く』というのが一般的である。

穀物が豆に代わっても、芋類に代わっても

『煮る』『炊く』という加熱調理の表現言葉はかわらなかった」。

なるほど。

カマドが発明され、鍔がついた釜で調理するようになって「炊く」が出てきたんだ。

でも、その前に「煮る」がなじんでしまったので、なかなか「炊く」にならないんだ。

かろうじて飯と風呂が全国的になったんだ。

合点が行きました。

「多摩のあゆみ」146号。連載「多摩の食文化史」7 「煮る・炊く」論争と多摩の米事情」(増田昭子)にお世話になりました。

感謝。

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コメント

語源か西なのか、東なのか分かりませんが、相撲の世界にソップ炊きというのがあります。ソップはスープがなまったといわれ、要するに汁に味がついた鍋(ちゃんこ)です。ちなみに味がついてないのは水炊きです。

戸塚のさんへ。

ソップ炊きねえ。

水炊きは九州だから西の言葉が相撲界に入ったんじゃないでしょうか。

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