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2012年5月12日 (土)

あの大鹿村名物ヒマラヤの青いケシ@小平・薬用植物園

きょうはさわやかなケシです。

Dsc02964

ヒマラヤの青いケシーー。

薬事資料室に展示してあるので魅力半減ですが、これも見たかったんだ。

何とも言えんです。

淡いブルーの世界に引き込まれそう。

原産地はもちろんヒマラヤ山脈やチベット、ミャンマーです。

世界一しあわせな国ブータンの国花です。

この青いケシを日本に紹介したのは中尾佐助氏。

岩波新書の「栽培植物と農耕の起源」は、何度か引用させてもらいました。

ブータンの植物などを調査した中尾氏が「ヒマラヤの花」(毎日新聞社、1964年)などで、

ヒマラヤの青いケシとして紹介。

一躍有名になった。

去年、「秘境ブータン」が岩波現代文庫で再刊されたんだけど、読みそびれていた。

さっそく買わなくちゃ。

あの大鹿村の名物なんですね。

映画「大鹿村騒動記」に出てこなかったよな。

中村農園が標高1500㍍の大池高原で5000株以上を栽培している。

行ってみたいね。

大鹿歌舞伎のころじゃなくて6月から7月くらいが見ごろ。

というわけで、ケシではなくてメコノプシスという品種。

ポピーです。


Dsc02912_3

こちらは本物。

紫八重。

つづく2枚はアツミゲシ。

愛知県の渥美半島で大繁殖していたのが1964年に発見された。

それこそ大騒ぎ。

警察はもちろん自衛隊まで出動して駆除に当たった。


Dsc02921_2

火炎放射器で焼きつくし、重機まで繰り出した。

それでも完全駆除は出来ず、全国各地で花を咲かせているのが見られるという。


Dsc02920

さて、ここ薬用植物園で育てられたケシはどうするんでしょう。

タネは残して、根こそぎ厚生省に納めます。

係官が立ち会って焼却処分するんでしょうか。

大した量じゃないのでモルヒネ精製は出来ないんじゃないか。

末期がん患者に使用するモルヒネはどうしてるんでしょうか。

主にオーストラリア、次いでインドから輸入してるそうです。

取引するのは商社ではなくて国家同士。

「これからはミャンマーからの輸入が増えるのかな?」

と訊いたけど、国同士の厳重管理のもとじゃないと取引しないので、

当分あり得ないとのこと。

ミャンマー奥地はケシ栽培のゴールデン・トライアングル。

黄金の三角地帯。

30年以上前、黄金の三角地帯に踏み入った某出版社の社長がいたな。

熱っぽく語っていたのを聞いた覚えがある。


Dsc02973

医療用のモルヒネです。

第一三共やタケダの三角マークがあった。

真ん中の瓶のラベルにはモルヒネと書いてあります。

これさえ一般人は見ることもないですよね。

もち論ガラスケースに入ってます。

中身もなくて空箱でしょう。

2回にわたったケシのお勉強はここまで。


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コメント

ヒマラヤの青いケシ、綺麗ですね〜!
「大鹿村騒動記」、原田芳雄見たさに見ましたが
そこにあの綺麗なケシがあるのか。

ケシの花って、あんなに綺麗なのに
色々抱えていて、気の毒。

みみりんさん。
あした(10日)はもっといい青いケシの写真を載せます。
ご期待ください。

もぐらくん、かわいいです。


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