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2012年1月 8日 (日)

「三枝」はなんで「さえぐさ」なんだろう?

小学校のときに三枝さんが転校してきた。「さえぐさ」というんだと担任の浅川先生が黒板に書いていた。

どうして「さえぐさ」なのか不思議だったが、深くは考えずに過ごしてきた。

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神代植物公園でミツマタが、もうつぼみをつけているのに気づいた。

和紙の原料として有名ですね。

黄色い花を咲かせるようだ。

春を待ちかねて、ほかの花に先駆けて咲くのでサキクサともいうらしい。

枝が三つに分かれているので三枝と書いてサキクサと読んだ。

それがSAKIKUSAからKが脱落してSAIKUSA、発音しにくいのでSAEGUSAになったという。

万葉の頃から使われている古い言葉です。

「春されば まづ三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあらば 後にも会はむ な恋ひそ我妹(わぎも)」と柿本人麻呂が詠んでます。

春が来ればサキクサが咲くように会えるので、思い悩まないでくださいーー。

「サキクサの」は幸にかかる枕詞。

これが、早春に咲くのでミツマタだという。

ジンチョウゲ、ミツバセリ、はてはきのこ説もあるが、賀茂真淵のヤマユリ説に惹かれます。

賀茂真淵は多分、大神神社の摂社率川神社の三枝祭を重視したんだろう。

率川は、いざがわ、祭りはさいくさと読みます。

三輪山の麓でとれた笹ゆりの花を酒樽に飾ってお祭りする。

こんないわれがあります。

大物主の娘のヒメタタライスケヨリヒメが娘たちと野に遊んでいたところを神武天皇が見初めて妃にしたという。

イスケヨリヒメの家は狭井(さい、さゐ)河のほとりにあった。

古くはヤマユリをさゐといった。

三枝祭は6月なので「春されば・・」の歌とは時期がずれますけどね。

と、あれこれ考えてきたが、三枝、さえぐさの源はたずねてもたずねても、迷い込むばかり。

古い日本語に由来することだけが分かりました。

お粗末。


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