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2012年1月23日 (月)

次は鬼の栖・本郷菊富士ホテルにも行かなくちゃ@本郷菊坂界隈

樋口一葉ゆかりの地におもむいたあと、われわれが向かったのは「石川啄木ゆかりの蓋平館別荘跡」。

といってもついていっただけですが・・・。

Dsc01058

現本郷5丁目の赤心館の下宿代が滞って移ったのが本郷6丁目のここ。

窮地を救ったのは金田一京助だという。

3階の3畳半の部屋に入った啄木は「富士が見える、富士が見える」と喜んだという。

小石川が底で、大分上がってますからね。

見晴らしがよかったんでしょう。

蓋平館は昭和10年ごろに太栄館と名を変えたが建物は昭和29年に焼失した。

「セイコさんは高校時代に啄木を読破したのよね」と誰かが思い出す。

「日記まで全部読んだ」とセイコさん。

「オレなんか“風太郎忍法帖"シリーズを図書室で借りてた」と胸を張った。

「あら、啄木全集も図書室にあったわよ」

失礼しました。そっちには目がいきませんでした。

啄木はその後、東京朝日新聞社の校正係の職を得て、本郷2丁目の喜の床に移っていった。

「父のごと 秋はいかめし

 母のごと 秋はなつかし

 家持たぬ児に」

蓋平館時代の明治41年の作だ。


Dsc01060_2

このあたりに菊富士ホテルがあったんだろうが、今回のコースには入ってません。

菊富士ホテルにはあこがれを持ってます。

学生時代に時々、雑誌「文芸」を買っていた。

ポケット判だったような気がする。

瀬戸内晴美「鬼の栖」の連載があった。

内容は全然覚えてないけど、菊富士ホテルが舞台で、文士たちの愛憎渦巻く葛藤が泥絵のように描かれていた気がする。

このホテル滞在者は、石川淳、宇野千代、尾崎士郎、坂口安吾、谷崎潤一郎、竹久夢二らそうそうたる顔ぶれ。

葉山の日陰茶屋で神近市子に刺された大杉栄が伊藤野枝としばらく隠れていたのもここ。

まさに鬼の栖。

ね、のぞいてみたいでしょ。

再訪して菊坂界隈をゆっくり散策しよう。

なんのかんのとめぐって、東大の構内へ。

夕闇が迫ってます。

三四郎池を回って本日はお開き。

2万5000歩はゆうに越えてる。

翌日は筋肉痛が出ました。


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