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2011年3月17日 (木)

バケツリレーで大丈夫か?@福島原発・放射能汚染と水蒸気爆発

=2011年3月17日(木)地震7日目=

福島原発3号機への水ぶっかけ作戦が行われた。1機目のへりは見事に目標を直撃、続いたへりは目標手前で散布したため霧状になって効果なし。

いってみれば第二次大戦の空襲時のバケツリレーみたいなもの。火事はそれでも消せるが。原発の燃料棒は、多少は冷えるが、これを何日も、何カ月もやらないと完全には安全には冷却されない。

もしかすると1年、いやもっと長期にわたって水をぶっかけないと安心できない。

それが証拠に、停まっていたはずの5号機、6号機も温度が上がってるでしょ。

だから今回のバケツリレーは気休めにしか過ぎない。

Cimg2363

このまま原子炉の熱が下がらないとどういう事態に陥るのか。

テレビを見ていても原発の御用学者たちは、口を濁すばかり。きのうのコメントから拾ってみる。

「冷やすことが大事」(岡本孝司・東大大学院教授)

「しっかりと冷やしていくということですね」(中島健・京大原子力実験所教授)

「状況把握につとめ、対策をとる」(山口彰大阪大学大学院教授)

「とにかく水を入れて冷やす」(NHKの解説者)

この学者や解説者は、何を隠しているのか。

今の事態は、状況が把握できずに、水も注入できないのが問題。それなのに「水を入れれば大丈夫」という。できないことをやれば大丈夫と言っている。

理屈になってない。お手上げといっているのに等しい。

きょうのヘリバケツ作戦は「きょうが限度」(北澤防衛大臣)で決行された。なにが「限度」なのか。

放射能が無限に飛散してチェルノブイリのようになってしまうことなのか。その場合、原発から半径30㌔は永遠に立ち入り禁止になる。

ノンフィクション作家の広瀬隆さんは、16日の毎日新聞夕刊で「仮に最悪の事態に至ったならば、放射能汚染は1週間ぐらいかけてじわじわ列島を包んでいく。逃げる場所は全くありません。これが原発の震災、人災なんです」。

こうも言っている。「発表されているのは1時間当たりの数値。365日×24時間で計算してみなさい」。

同じ紙面で、元原子炉設計技術者の科学ライター田中三彦さんは「大量の燃料棒が溶融して落下すれば、やがて原子炉圧力容器の底は溶けてしまうだろう。“その後”どうなるかは誰にも分からないが、地下水脈に触れて大規模な水蒸気爆発を起こす可能性もある」。

溶けた燃料棒が地下にもぐっていき爆発する。その規模は原爆や水爆の何個分なのか。

その被害は・・・。

信じたくないが今の事態は、半径30㌔ではすまないくらいに深刻なのだ。

CNNはこう報じている。「ワシントン(CNN) 米政府は16日午後、福島原子力発電所の50マイル(約80キロ)圏内にいる米国民に対し、避難を勧告した。

日本政府は福島第一原発から半径20キロ圏内を避難、30キロ圏内を屋内退避の対象としている。米国もこれまでは自国民に対して同じ指示を出していたが、11日の地震発生以来初めて日本政府と異なる判断を示した。

米国防総省報道官によれば、米軍はこれより数日前に、事故が起きた原発から50マイル圏外に兵士らを退避させている。国務省はその理由について説明していないが、日本時間の17日早朝までは、米国民に新たな勧告を出す必要性を感じなかったと述べた」。

何かを警戒している。最悪の事態だ。その可能性は捨てきれないとの判断だ。

こうした事態のとき、自国政府はパニックを起こさないように抑制した情報しか流さないから外国の判断の方が客観的だ。

そうならないように、ただただ願うしかない。


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コメント

原発のウソと真実
原発がどんなものか知ってほしい(抄)
 
平井憲夫

私は原発反対運動家ではありません

 私は原発反対運動家ではありません。二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。


原発がどんなものか知ってほしい(抄)

平井憲夫
  全文はこちらで
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

おはようございます。
一般のマスメディアでは、とうてい真実が語られないので
学生の頃から、少し勉強していた原発を更に詳しく知る為に
ネットで色々調べていましたら、こちらにたどり着きました。

今日も某テレビに原発研究者が出演していて、「東電から発表された数値が訂正されたのであれば、原子炉内の燃料が核分裂していない事だから」と耳を疑うような発言をされていました。
少し「核」を知っている者ならば、この数値訂正の意味するものこそ
真実を知らせているというのに、数値訂正には何も言及せず無視しました。
こういう税金を大量に投入されている学校の学者が、言うべき事を言わず
言葉のアヤを駆使して原発から漏れる放射能の危険性をオブラートに包み込み、原発への怒りを「風評被害」に抗議の矛先を変えています。

原発の闇の中で、多くの臨時作業員の命が脅かされ、又亡くなっていった
事実は何ら問題にもされず、多くのコメンテーターが椅子に座り「放射能が危険というのを言い過ぎる」旨を発言する度に、悪寒がします。
許せない行為です。

原発を推進してきた有識者や団体トップの方は、原発にとても詳しく
その性質を熟知しているとおっしゃっているので、今直ぐにでも現場に行って、今後の対応を決めて頂きたいものです。
その人数も今、現場で命がけで作業されてる臨時雇用の方より
多数集まるのは、間違いないでしょう。

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