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2010年11月29日 (月)

岳温泉から智恵子の生家へ@福島二本松

岳温泉に行ったのは今月の12日だから、もう半月上も経ってしまった。紅葉もラストだったから今頃は初冬の景色になっているのか。

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宿の車で二本松駅まで送ってもらい、そこからは路線バスで智恵子の生家へ。2年前に訪ねたことがあるんだけど、裏山にある智恵子の杜公園に上って安達太良山を見たかった。

生家の横の路地をたどって行くと公園入り口がある。そこから上は急な階段が見上げるほどだ。智恵子記念館の切符売り場で荷物を預かってもらってよかった。受付の女性が快く承知してくれたので、急階段もなんとか乗り切った。

そこは稲荷八幡神社。智恵子筆跡の「熊野大神」の碑がある。お稲荷さんと熊野の関係は分かりません。

ここからはなだらかな山道になる。記念館でもらった冊子によると「純愛に生きた二人が手をとりあって登った鞍石山。ここは光太郎と智恵子の純愛を優しく育んだ地。鞍石山は、安達太良山と阿武隈川が同時に眺められる唯一の場所とされるほどの景勝地。そんな眺望、環境の中を語らいながら歩いたのでしょう。そんなことを思いうかべながら優しさの中で燃えた二人の純愛の世界を散策してみてください」。

「愛の小径」というんだそうだ。山道が続く。広場があったり、彫刻が置かれていたり、工夫をこらしているが、「まだか」。

20分くらい歩いたろうか。ようやく展望台下に。

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あいにくもやがかかっている。気圧配置が冬型で、日本海の雲が安達太良までかかっているんだ。

左側のポチッとしたのが安達太良山の山頂です。別名乳首山。分かりやすいですね。白いのは雪です。

山の向こうには磐梯山があり、左の方へ下りてゆくと猪苗代湖に至る。

安達太良山は、安達太郎が変化したんだろう。この辺の地名は安達。安達が原の安達。鬼婆伝説で有名だ。その昔、郡主の安達太郎は隣郡の信夫荘司の娘を妻にしていた。信夫は福島市。信夫山が駅のすぐそばにあります。信夫山という相撲取りもいた。栃若時代のことだ。

時の奥羽国司が悪いやつで太郎を殺して妻を奪ってこいと命令する。太郎は鎌倉に逃げるが、妻は夫が死んだものと思い自害。残された遺児は猪苗代に逃げ延び、成人して安達二郎と名乗る。そして安達岳に太郎の廟を建てた。

二郎の子は二本松三郎、安達一族はその後、畠山と称した。

なんだ、立派な道がある。車で来られるんだ。記念館の女性に「急な階段だった」と報告したら、「歩いて行ったことはありません」だって。

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