フォト
無料ブログはココログ

« 25万人!が働いていた中島飛行機・軍都多摩の軍需産業⑵ | トップページ | 「誠」たなびく日野宿ぶらぶら・日野宿めぐり⑴ »

2010年11月11日 (木)

調布JAXAの前身は中央航空研究所・軍都多摩の軍需産業⑶

調布のJAXA(宇宙航空研究開発機構)の所在地は、三鷹と調布の境界近くなので、三鷹市役所から歩いて3分だ。15〜20分も歩けば深大寺。いつもの散歩コースなので寄り道をすればいい。展示室を公開しているので入ってみた。

Cimg1312

20人くらいの団体がいる。大学生か。外人を案内したグループもきた。結構にぎわっている。はやぶさの打ち上げから回収までをまとめたビデオも大きなスクリーンで上映している。

入ってすぐのところでは、小型超音速実験機が展示してあった。流線型で美しい。それしか感想がないのが情けない。一部がプラスチックになっていて、内部が見えるようになっていた。

うわあ、すごい配線。実験して計測するんだから当たり前だけど、こんなにいっぱい線がつながってるんだ。よくわからないけど感心。

ここでは航空や宇宙開発の技術についてさまざまな研究を行っているとしかいえないのは実に情けない。上野の国立科学博物館で「飛べ!100年の夢 空と宇宙展」を来年2月6日までやっている。「はやぶさ」の実物大モデルも展示、江戸時代から現在までの「航空・宇宙の技術開発100年の歴史と成果」がわかるんだ。勉強しに行こうか。

Cimg1314

※これが小型超音速実験機。未来の飛行機はこんな形になるのか。

「はやぶさ」で注目されているJAXAですが戦前はやはり軍事目的の施設がここにあった。中央航空研究所。軍需産業が集中する武蔵野にあって、さまざまな技術開発をしていたのだろう。

敷地は32万坪もあった。とてつもない広さだ。戦後はJAXA(当時は航空宇宙技術研究所)のほか船舶技術研究所、鉄道技術研究所、消防研究所、消防大学校ができた。

地図を見ると、今では交通安全環境研究所、海上技術安全研究所、消防大学校、東大三鷹寮、杏林大病院などの名前がある。この範囲がそうだったのか。


Cimg1316

※実験機内部の配線

多摩の他の地域にも目を広げるといっぱいある。

日野も軍需産業の集積地だった。東洋時計(現オリエント時計)は、戦時中東洋兵器工業と改名したほど、小西六(コニカ)のカメラ、フィルムは戦争に欠かせない。

富士電機豊田工場は軍の命令で作られ兵器を製造、日野重工業(日野自動車)は軍用装軌車両、神鋼電機は航空電気機器を作っていた。

府中には東芝、日本製鋼所、調布には重機関銃を作っていた東京重機工業(JUKI)、立川には立川飛行機、昭島には昭和飛行機といった具合だ。

多摩でかなりの軍事物資が間に合ったのだろう。

« 25万人!が働いていた中島飛行機・軍都多摩の軍需産業⑵ | トップページ | 「誠」たなびく日野宿ぶらぶら・日野宿めぐり⑴ »

旅行・地域」カテゴリの記事

調布市」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1320081/37542092

この記事へのトラックバック一覧です: 調布JAXAの前身は中央航空研究所・軍都多摩の軍需産業⑶:

« 25万人!が働いていた中島飛行機・軍都多摩の軍需産業⑵ | トップページ | 「誠」たなびく日野宿ぶらぶら・日野宿めぐり⑴ »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31