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2010年7月29日 (木)

小川が流れるお鷹の道・国分寺

ハケの湧水を集めた小川に沿ってつくられているのがお鷹の道。一帯が尾張徳川家の鷹場だったことから名付けられた。鷹場は三鷹だけじゃないんです。多摩が広く鷹場の指定を受け、百姓たちにはそのための負担も大きかった。


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小川は住宅の間を流れている。季節になるとホタルも飛び交う。階段があるのは昔、野菜などを洗ったのだろう。清流を守るために今は禁止されているに違いない。住民たち自身で自然を守っているのだ。


道は100㍍ほど続く。生活道路は別にあるので、ほとんど人は通らない。

サルスベリが桃色の花をつけていた。もう少しで流れの源だ。きれいな流れでしょ。新宿から30分も電車に乗れば、こんな景色に出合えるんです。

天平13年(741)、聖武天皇が全国に国分寺建立の詔を発した。武蔵国分寺が創建されたのは、それから6、7年後のことと考えられている。

どうしてこの場所を選んだのか。国府の置かれた府中から近いこともそうだが、何より自然が豊かだったことも大きい。背後には崖があり、水が清らかだ。僧たちが鎮護国家を願って読経するのにふさわしい。

南には多摩丘陵を望み、西には富士も顔をのぞかせている。平安時代には、周りには何もなく、僧尼の修行にこれほどのところはなかった。

国分尼寺はちょっと離れたところで発掘されてます。尼寺近くの旧鎌倉街道の切り通しが、往古の雰囲気を残して、思索にふけるのに良さそうです。


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立派な門があった。門の中に部屋もあるようだ。長屋門というのだろうか。武士や陣屋に使われた形式で、庄屋などもこの門を構えている。

観光客が覗き込んで感心しているので「農家の門ですよ。この辺は皆、本多さんなので、本多さんの家でしょう。庄屋だったのかもしれません」と教えてやった。


それにしても立派なものだ。今は瓦で葺いているが昔は藁葺きだったのだろう。背後は国分寺崖線の崖なので、木枯らしの強い風も防げる。水も湧いているので日照りでも困らない。いいところを選んだものだ。


ここらまで来ると風がひんやりしている。木々と水が猛暑からさえぎってくれている。自然は偉大だ。

もうすぐ、冷たくておいしい水が飲める。ペットボトルのお茶は我慢しよう。


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