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2010年6月14日 (月)

ムラサキの白い花/深大寺周辺情報

きょうはムラサキの花を見に行くぞ。花をつけるのは6月と出ていたから、きっと咲いているはずだ。昔はどこにも生えていて、武蔵野の重要な産業でもあったムラサキ。「助六」がヒタイに絞めたはちまきは、ムラサキから採った染料で染めたもの。それが「江戸紫」。いなせな色だった。

Cimg0228

(ほんとに小さいので花をよく確認できないですね。モンシロチョウがとまっているのが花です。左側の株の花がわりとよく見えます。蜜がおいしいのか、ほかの花よりムラサキを好むようです)

もっと古くは額田女王の「あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る」が、ムラサキが歌われた最初。紫野はムラサキが生えている野。ごくポピュラーな草だったんです。でも、高貴な色である紫を得るためにムラサキが必要だった。だから大海人皇子にこの歌を贈っている。

昔はどこにでも生えていたんだけど、合成染料に押されたり、病気に弱かったりで今では絶滅が心配されている。調布の野草園(深大寺の東にあります。水生植物園から歩いて10分くらい。一帯は里山が残っていていいところです)にあるんです。

「あのー、ムラサキは咲いてますか?」
「ほら、そこに」
「えっ」
入り口の事務所の真ん前にあった。でも、花なんかつけてない。

近寄ると1㍍50㌢くらいの草にちっちゃな花がありました。5弁の花は、なんてかわいらしいんだろう。大きいので5㍉もないくらい。小さいのは2、3㍉でしかない。こりゃ、言われなければ気づかない。黙って通り過ぎてしまう。

Cimg0230

(こちらの写真でもモンシロチョウがとまっているのが花です。よく見ると白い花がついてるんですけど。安いカメラでは難しいと、道具のせいにします)

ムラサキと言ったって白い花なんだ。染料に使うのは根っこなので、花の色は関係がない。ついでに言えば根っこは薬にもなります。華岡青洲にでてくる。まあ、背丈くらいの草なので、額田王は皇子が袖を振ったのを野守に見られてしまったかどうか心配しているんですね。

拍子抜けするくらい小さい花なので逆に感動してしまった。万葉の頃から高貴な色で、江戸時代にはいなせの象徴だった色の材料が、こんなになんでもないなんて…。

ムラサキは栽培が大変にむずかしいらしい。係の人に聞いたけど、ほかの植物園で育てているところはないらしい。念願のムラサキの花が見られて帰途は心が弾んでいた。


Cimg0229
(これもピントが来てない)

=訪れたのは6月12日です。花の期間を聞くのを忘れたけど、まだ1週間くらいは大丈夫そうだ。梅雨の合間に行けたら、もう一度写真に挑戦します。ほんとに写真が下手です。家族写真を撮るといつも娘に「下手ねえ」と怒られてます。ことしの「ホタル鑑賞会は中止」の張り紙がありました。数匹しか飛んでないそうなんです。春に寒かったのが影響したのか。テレビ朝日の古舘みたいに、何でもかんでも温暖化の影響にはしたくないもんだ。コメントが薄っぺらいよね。だから、あまり見ないようにしている=


Cimg0229_2

(これでもまだまだです)

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