フォト
無料ブログはココログ

« 何だこれは・天命反転住宅・その3・住み心地 | トップページ | 何だこれは・天命反転住宅・その4・その思想 »

2010年5月22日 (土)

ワンダフル!農高神代農場を見学

深大寺周辺の賑わいをよそに都立農業高校神代農場を見学してきました。東京が真夏日を記録した5月21日(金)の午後。

Cimg0110
出会ったのは犬を散歩させている人ただ一人、聞こえるのは鳥の鳴き声だけの静寂。深い緑、湧き水とせせらぎの透明な水音。台地のささやき、なんて優しい響きだろう。

ここは谷戸(やと)と呼ばれる地形。ハケの下から湧水が流れ出て、長い年月の間に谷を作った。その谷を利用して農場がつくられ、時々高校生が府中の本校から実習に訪れる。

まず湧き水を利用して栽培されているのがワサビ。「都市園芸科生徒作 ワサビ 伊豆ダルマ」と標識があった。立ち入り禁止で近くには寄れない。その下流には池が作られ鯉や鱒を飼育、雑木林では椎茸も栽培しているそうだ。

それらの水を利用して田んぼもある。まだ田植えはしてなかった。

まさに別天地。ここは昔の武蔵野が保たれている。子どもの頃の原風景。貧しくても自然は豊かだった。谷から上がってベンチで飲んだお茶のおいしかったこと。
Cimg0112_2

(神代農場の谷戸。湧き水を利用して田んぼを作っている)


このすばらしい自然は「谷戸景観」といえばいいらしい。説明書きがあった。「谷戸は先人の知恵と自然のシンフォニー 農作業による二次的自然で動植物の生息域が維持されます。谷戸は、生物多様性、生命循環、歴史・文化の継承舞台。未来の子供たちへ田園・里地・里山的景観を残しましょう」。

いつまでも残してほしいものだ。切に願う。門を出てバス通りに出るとコンクリの照り返しもあってムッとした。農場の中の涼しさが実感できた。

神代農場は原則、金曜日に公開してます。玄関前のノートに記帳するだけです。

場所は青渭神社の真ん前です。

これにひきかえ深大寺あたりは平日だというのに、かなりの賑わい。「ゲゲゲの女房」で松下奈緒と上条恒彦が深大寺を散策した際に映し出されたそば屋はかなりの賑わい。これまでは門前から離れているために、そこそこだったのが平日というのにほぼ満杯。神代植物公園の深大寺門の前にあるそば屋です。週末には行列ができます。

工芸品の藁で作った赤駒も売り上げがアップしているらしい。万葉集の東歌が由来です。

「赤駒を 山野にはかし 捕りかにて 多摩の横山 徒歩ゆか遣らむ」

防人に行くあの人を馬に乗せてあげたいのに、馬を放牧して捕まえられないので、徒歩で多摩丘陵を越えさせなくてはならない、と妻が防人の苦労を詠んだものです。

歌の舞台が調布であったかは定かではありません。多摩の横山が望めるところが皆、候補です。そのため歌碑は、調布を初め府中、多摩市、八王子に建てられています。

茶店の前には松下奈緒が赤駒を手にするカットがテレビから抜いて飾られてます。


水生植物園に寄ってみてきましたがムサシノキスゲは、そろそろおしまいです。また来年。


« 何だこれは・天命反転住宅・その3・住み心地 | トップページ | 何だこれは・天命反転住宅・その4・その思想 »

旅行・地域」カテゴリの記事

調布市」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1320081/34807606

この記事へのトラックバック一覧です: ワンダフル!農高神代農場を見学:

« 何だこれは・天命反転住宅・その3・住み心地 | トップページ | 何だこれは・天命反転住宅・その4・その思想 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31