フォト
無料ブログはココログ

« 何だこれは・天命反転住宅・その5・住む心得 | トップページ | 映画「心の旅路」・MGMの看板女優とひげ男 »

2010年5月25日 (火)

雨降りなのでDVD「心の旅路」鑑賞

2日も雨つづきなので久しぶりに古典的なラブロマンスのDVDを引っ張りだした。
1942年のアメリカ映画、日本公開は戦争が終わったばかりの1947年(昭和22年)、戦意高揚の映画ばかりを見せられてラブロマンスに飢えていたんですね、美人女優グリア・ガースンの人気がピークに達しました。


Cimg0148


23、24(日、月)は季節外れの大雨、ラブロマンスが見たくなった。「めぐり逢い」(1957年版、ケーリー・グラントとデボラ・カー主演)がみつからなかったので「心の旅路」にした。オリジナルの「邂逅(めぐりあい)」(1939年)は見つかったんだけど、少し膨らましたリメークの方が好きだ。

記憶喪失ものです。今じゃ、はやらなくなったけど、古典的手法の仕掛けです。それが甦って、照れずに古くさくオーソドックスに現代版にすると「冬のソナタ」になりそうです。「冬ソナ」はこれに「君の名は」のあきれるばかりのすれ違いをまぶしていて、「少女」や「りぼん」のちょっと後の少女漫画育ちのおばさまたちのハートをわしづかみにした。

主演はロナルド・コールマンとグリア・ガースン。2人は2度結婚するんです。同じ相手と。なんでそんなことになるのか。フランス戦線で負傷したコールマンは記憶を喪失、第一次世界大戦休戦の日、病院を抜け出して踊り子と知り合い結婚する。イギリスの田舎、コーンウオール地方のデボンで静かな生活を営んでいた。

だが、コールマンは過去の記憶を失っていた。名前も思い出せない。ガースンは「スミス」と平凡な名前をつけ、「スミシー」の愛称で呼んでいた。「世界の果てね。寂しくて美しいわ」。ケルトの地。緑に包まれた穏やかな幸せ。

幸せはつかの間だった。コールマンは新聞社に原稿を書いて生計を立てていた。男の子が生まれたある日、原稿依頼を受けリバプールの新聞社に向かう。そこで交通事故。頭を打ち、記憶は甦ったが、今度はガースンと暮らした3年間の記憶を失ってしまう。空白の3年。

父親の葬儀の直後、兄弟が揃う中、実家に戻ったコールマンは遺言により家屋敷を譲られる。やがて実業家としても成功、政界にも打って出て議員に当選。

そんな彼を支えたのは誰あろうグリア・ガースンだった。マーガレットと名前を変え秘書として仕えているのだ。かつての妻を前にしても記憶は戻らない。

ある日、コールマンはガースンに結婚を申し込む。ガースンがかつての男を忘れられないのを知っているので、議員として体面を繕うための結婚だった。プロポーズの言葉は「友情による結びつき」。寝室も別々。

なんて残酷な。3年間の空白が戻らない夫。疲れ果てたガースンは南米旅行に旅立つ。そのまえに、あの幸せな生活を過ごした地を訪れる。


ラストがいいんです。ひしと抱き合う2人。ガースンのアップ。満面の笑み。右目から大粒の涙が…。こんな幸せの涙はなかなか描けない。

続きは日本でのガーズン人気などについて。

« 何だこれは・天命反転住宅・その5・住む心得 | トップページ | 映画「心の旅路」・MGMの看板女優とひげ男 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1320081/34872137

この記事へのトラックバック一覧です: 雨降りなのでDVD「心の旅路」鑑賞:

« 何だこれは・天命反転住宅・その5・住む心得 | トップページ | 映画「心の旅路」・MGMの看板女優とひげ男 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30