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2010年1月16日 (土)

調布の入間川②

きょうは深大寺を素通りして虎狛神社から布多天神へ。甲州街道を新宿方面に少し戻って国領神社まで。約3時間。日が落ちると体が冷えるので4時前には切り上げ。きのう(14日)いった武蔵野市の関前公園の池には氷が張ってました。

ところで、遅ればせながら話題の3D映画「アバター」を見てきた。ウイークデーの1時の回だというのにほぼ満員。シルバーなのに1500円も取られた。映像は奥行き感がすばらしかった。地球人が鉱物資源を狙う星の世界の美しさ。それはそれは、楽園です。自然と人が調和して無用な争いのない世界。聖なる木のスピリッツが客席の方にまで舞うと錯覚させる奥行き感。色とりどりの植物の、さもありなんという造形の勝利。なるほど金と時間がかかっている。

お話は、資源を得るために美しい星を侵略し破壊しつくす人間と弓矢でむなしく戦う星の人たち。結局は人類の欲望と、海兵隊大佐個人の戦闘の論理が自然の前に屈服するが、欲望は衰えないし、個人の戦いの理屈はかわる物ではない。アフガニスタンやイラクでのアメリカの論理と本質的にはかわっていない。第二、第三の大佐たちが侵略しにやってくるだろう。めでたし、めでたし、とするわけにはいかない。

映画を見て、ジェームス・キャメロン、あるいはハリウッドの楽観主義では納得できない観客が出てきているのが興味深い。客が「アバターうつ」を訴えているのだ。

「見た翌日、目覚めると世界が灰色に見えた。自分の人生すべてが意味を失ってしまったようだ」「見た後ずっとうつ状態にある」「パンドラのすばらしい世界とナヴィの人たちを見て、自分もその1人になりたいと思うようになった」「もし自殺すれば、パンドラのような世界に生まれ変われるとさえ考える」。

映画を見るときに眼鏡をかけると画面が暗くなってしまう。外した方がパンドラの楽園の世界、この世の物とは思えない幻想的な美しさを実感できる。技術は格段に進歩しているが、ここいらがまだ課題だ。個人的にいえば「空飛ぶ十字拳」のあざとさの方がびっくりした。もう20年以上前の3D映画だけど、十字拳が客席に向かって飛んできて、おもわずよけてしまった。香港映画恐るべし。

話を戻すと、人間の欲望と破壊は表裏一体にある。進歩を求めると破壊は免れない。ナヴィの人のように自然と共存するには、より良い生活、すなわち文明の進歩を求めているうちは達成できない。しかし、人類は便利な生活を捨てることはできない。「アバターうつ」の人たちは、これが見えてしまったのかもしれない。もし、人類がいなければ地球の温暖化もすぐに止まるし、自然も何年か後にはよみがえる。この絶対的矛盾。いかに自然と折り合いを付けるのか。      (つづく)

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