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2010年1月21日 (木)

役立たずの深大寺城・追加

神明社の向かい側にお屋敷がある。うっそうとした林に囲まれた典型的な武蔵野の農家だ。敷地は何百坪あるのだろうか。表札には「高橋」とあった。道灌窯の看板が出ている。先祖が江戸城主だったゆかりで名付けたのだろうか。ここが一族の本家なのかもしれない。
 
敷地の一部が公園になっている。なだらかな坂をなしており、庭の南面部分を市に寄付(売却?)したもののようだ。芝生が植えられ、ベンチも置かれている。ひと休みするにはちょうどいい。名主さんの庭でくつろぐ気分が味わえる。

このお屋敷は、見てきた限りでは三鷹一の立派さだ。農家は皆、相続税対策もあって畑や屋敷の一部を切り売りしてきた。母屋の周囲が切り取られ、かすかに昔の面影を残すだけになっているところが多い。何とかならないのか。このままでは細切れの住宅地ばかりになってしまう。お屋敷の維持、管理には手間とお金がかかる。税の問題もある。将来に残したい景観に指定するなど、相続税を免除する仕組みを作って、いつまでも保存してもらう方法はないのか。分譲住宅ばかりでは散歩の楽しみが失われてしまう。

近くには墓地がある。高橋家の菩提寺の墓地だ。三木露風の墓もある。石井家の墓には「当家は北条家の一族にして初代八右衛門より此の地に移り住み石井家を興す」とあった。小田原落城後に高橋家に従ってきた一族なのだ。

大学に入ってからは都心にばかり目が向いていたが、地元をふらつき回って、土地土地のゆかりを訪ね歩くのも目が開かれる思いだ。

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