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2010年1月23日 (土)

天使にラブソングを

ブログのタイトルとは全く関係ない昨日テレビで見た映画の話を。といっても最後の30分くらいのラスベガスの追っかけしか見てないけど「天使にラブソングを」は、アイデア賞ものの作品だ。昔、見ているのでどこから見ても楽しめる。

ラスベガスの売れないクラブ歌手が殺人事件を目撃、裁判の日まで修道院にかくまわれることになる。じっとしていられないウーピー・ゴールドバーグは聖歌隊の指導に乗り出す。ここでも堅苦しい讃美歌には我慢できない。

当然、ロック調にアレンジしだす。効果的に使われるのが「アイ・ウイル・フォロー・ヒム」。そう、リトル・ペギー・マーチの全米ナンバーワンヒット曲。かわいらしかったねペギー・マーチ。1962年に14歳でデビュー、伸びやかな歌声にパンチがあって日本でも大ヒットした。

実はこの曲、ペトゥラ・クラークがオリジナルを歌ってたようだ。あの「ダウンタウン」のペトゥラ。元歌のタイトルは「愛のシャリオ」、これをアップテンポにアレンジして見事全米ナンバーワン。こちとらニキビの高校1年生。毎週聞いていたFEN(米極東放送)の「トップ20」から流れてきたときは、すっかりペギーのファンになっていた。

当時アメリカのヒットと日本の発売は時差があったので、待ちかねてレコード屋に発売日に駆けつけたっけ。

ゴールドバーグはこれを讃美歌にした。歌詞はほとんどそのままだ。「私は彼について行く」。ペギーが歌っているのはボーイフレンドだけど、讃美歌になると「彼」はキリストのことになってしまう。日本語に訳すと「主」になる。「どんな困難を乗り越えても主に従う」。讃美歌では、himは大文字のHimになってキリストになる。耳で聞いている分には同じだ。歌詞のその他のくだりも、彼がキリストでも、少しも違和感がない。

このことに気づいた製作者は偉い。ラストは、初め聖歌隊がスローで歌い始め、途中からテンポをかえると聴衆も立ち上がって踊りだす。来賓のローマ法王も立ち上がって手拍子だ。他にソウルミュージックの「マイ・ガイ」を「マイ・ゴッド」にしたバージョンもある。

日本の演歌は讃美歌になるか。「あなた、あなた」とか歌っている曲を歌詞をかえたら可能かもしれない。そうなれば教会も楽しいものになるかもしれない。それにしても、映画でしかしらないけど、教会のシーンでは、歌ったり踊ったりのエキサイティングなシーンが多いよね。こんな教会なら日曜日にのぞいてもいいかななんて思わせるね。

この映画がアメリカで受けたのもこのへんの感覚だったのだろう。92年の公開。まだ、アメリカもゆとりがあった頃の話だ。イラクやアフガンに首を突っ込んで、にっちもさっちもいかなくなっている今とは、国民の意識もずいぶんと違うのだろう。

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